(完結)コラボ作品!新アヴェ(下)VSナマモノ!シンフォギア界アニマルNo.1三本勝負!! 作:クロトダン
コラボ対決最終戦始まります。
――ロボ視点――
や、やあ……ロボだよ。
前回ネコアルクの麻婆豆腐真拳と訳解らない技を喰らい、その辛さに動けなくなって負けてしまった俺達。
今はネコアルクが次の対決の準備の為、俺達は冷水を飲んで辛さを誤魔化しながら拓けた場所で休んでいる。
つーか、あのナマモノよくもやってくれたな……、まだ舌がヒリヒリするよ……。(ゴクゴクッ)
「あうぅ……まだ辛いぃぃ……」
「くっ、まさか剣が麻婆豆腐に負けるとは……まだまだ修行が足りないか……っ」
「あなた達はまだいいほうでしょ……。私達なんかヌルヌルする液体を全身に掛けられたと思ったら、ギアのインナーが溶けて、その後縄で縛られて動けなくなった所に無理矢理口に押し込まれたのよ?……ほんと、酷い目にあったわ……」
「ングッ…ングッ…プハァッ!うみゅぅ……ヒリヒリデ~ス……」
「…しばらく麻婆豆腐は見たくない」
他のみんなも水を飲みながら愚痴をこぼしている。ほんと、加減ってものを知らないのかあのナマモノ?
あ、因みにみんなギアを解除していつもの服に戻っている。あの激辛麻婆を食べたせいでみんな歌えなくなったからね。
「う~~っ」
さっきから唸っているけど、クリスちゃん大丈夫?まだうまく喋れない?
「あ、あんの
あたしにあんにゃ物を食べさせてくれりゃがってぇぇぇ……この借りは倍に返してひゃるからな!」
クリスちゃんが食べさせられた麻婆は他のより辛すぎたみたいで所々喋れにくくなっている。
「イヤーお待たせしましたー。ちょーっと、準備に手間取ってねー。最後の対決だから少し張り切ってしまったにゃ」
出たな、諸悪の根元。お前が食べさせた麻婆豆腐のせいでみんな涙目だよ。どうしてくれるんだ?
「ニャニャ?そうにゃの?フーム、それほど辛くない麻婆の筈にゃんだけどにゃー?」
「「「「「「それはお前の味覚がおかしいからだ(よ)っ(デースッ)!!」」」」」」
「ニャハハハハハハハッ!」
みんなからのツッコミにナマモノは気にもせず、笑い声を挙げる。
「まー、さすがにアチシもやり過ぎたかにゃと思ったし、お詫びにこのドリンクをどうぞ」
考えを改めたのか、ネコアルクはまたどこから出したエルフナインちゃんをデフォルメした絵がプリントされた、栄養ドリンクを差し出してきた。
なにそのドリンク?
「ニャッフ、フ、フ……これはアチシの世界のエルフナインちゃんが作った特製ドリンクにゃ。これを飲めば口に残っている辛さがなくなるにゃ」(ФωФ)つハイドーゾ
ネコアルクがクリスちゃん達に一本ずつドリンクを渡していく。
大丈夫それ?ナマモノの事だから、なにかあると思うンだけど……。
「ありがたいけど、大丈夫なのこれ?なにか副作用とかないわよね?」
ドリンクを受け取ったマリアさんが、ネコアルクに大丈夫か問いかける。
「ムムム……アチシを疑うのかにゃ?それにゃら大丈夫。それはアチシの世界のエルフナインちゃんが店長が作った麻婆を食べてね、口に残った辛さをなくす為に頑張って作ったドリンクにゃから、効能は折り紙付きにゃよ」
そっちのエルフナインちゃんあの麻婆食べたのか……。
「そ、そう……わかったわ。あなたの世界でも、エルフナインが作った物なら安心して飲めるわね。ンクッ…あら?本当に辛さがなくなったわね」
「ンクッ…ンクッ…プハァ!本当だ、あれだけ辛かったのがなくなってる!」
マリアさんが先に飲んでそう口にすると、その後に響ちゃんが飲んだのを皮切りに他のみんなもドリンクを飲んで口に残っていた辛さがなくなった事に喜んでいる。
「ほれ、お前も飲むにゃ」
あ、ああ…ありがとう。
俺は警戒しながら、ネコアルクが差し出したドリンクを口に咥えて、中身の液体を飲み干した。お?イチゴ味だこれ。
『あれ?』
俺の隣でプカプカと浮いているセレナちゃんが俺が飲んでいるドリンクのラベルを見て声を挙げた。
どうしたのセレナちゃん?
『あの…ロボさん、そのラベルに信じられない数字が書かれてますけど……』
ん?信じられない数字?
「ふぅ……助かった。あのまま辛さが残っていたままだったら、仕事に支障をきたす所だった」
「そうね、それに喉を痛めてギアを纏えなくなったら大変な事にな……る……」
マリアさんがドリンクに書いてある説明欄を見た途端、サーッと顔色が青くなる。
え?どうしたのマリアさん?
「ねぇ、ネコアルク?ちょっと聞きたい事があるけどいいかしら?」
「にゃ?」
「このドリンクの成分表示に二万カロリーと書かれているんだけど……私の見間違いかしら?」
「「「「「っ!?」」」」」
ファ!?本当だ!マジで書いてあるし!!
「あ、それ?イヤー、実は材料の中にアチシの友達の仮面メイド男からもらったとある素材があってねぇ。即効性を持った代わりに物凄くカロリーを取ることになってサア……もう笑っちゃうよねー!ニャッハッハッハッハブォロォッ!?」
その言葉を聞いたみんなが空のドリンクをネコアルクの顔面に向けて一斉に投げて、全てネコアルクの顔面に突き刺さった。
いやだから、なんでお前は人に迷惑をかけなきゃ気がすまないの?
――
「さて!お互いに一勝一敗、後にも先にもこれが最後の対決にゃ!」
ブレないなお前。あんな目にあったのに、そのやる気はどこからきてるの?
装者達に睨まれながら、何事もなかったかのようにネコアルクが笑顔で次の対決の内容を話し出した。
「最後の対決は……フラッグレースにゃ!!」
フラッグレース?
「ルールは簡単、アチシとその狼と一対一でこの場からスタートして、この先にあるゴールにあるフラッグを先にゲットする事にゃ。
し、か、も、レースの途中には三つのエリアがあって、二つのエリアには様々な罠を沢山仕掛けさせてもらったにゃ。二つのエリアを抜けて、最後のエリアを
あ、それと、公平の為に罠の設置はアチシの分身達に任せたからアチシもどこにあるかはわからにゃいから安心していいにゃ」
お前が言う安心という言葉は信用できないけど……ああ、ようやくこの対決が終われるか……。
短い時間だったのに何故か長く感じるな。
「てなわけで、準備ができたら勝負開始にゃ」
・
・
・
――S.O.N.G.本部、ギャラルホルン保管室前――
「ギャラルホルンが起動しただと!?どういう事だ?」
「わかりません。ネコアルクさんがこの世界に来た理由を調べていたら、突然起動したんです!一体どうして……」
「考えは後だ。もし、我々に敵対する者なら装者達がいない今、俺が相手をしなければならない。緒川エルフナイン君を頼む」
「わかりました」
「よし…開けるぞ」
弦十郎がギャラルホルンが置かれている扉を開けて中に入ると……。
「なっ!?お前達は!?」
・
・
・
――数分後――
「準備はいいかにゃ?」
ああ、いつでもいいぞ。
俺はネコアルクに返事を返しながら、一気に駆け出す為に少し姿勢を低くする。
ネコアルクの分身が持ったピストルを上に向ける。
「ソレデハ、イチニツイテ。ヨーイ……」(°ω°)ノ゜ポイッ
へ?なんでピストルを捨てるの?
――ジャキッ――
バズーカ!?
「スタートデス!!」
――ドーンッ――
「キャッツターボ!」ギュンッ
ああ、ズルッ!
あのナマモノ、俺がバズーカに驚いている隙に先にスタートしやがった!てか速っ!?
「ニャッハッハッハッハッ!アチシが素直にスタートすると思ったかにゃ?勝つためなら手段を選ばない、それがこのアチシ、ネコアルク!」(ФωФ)bグッ
「セコいぞお前!急げロボ!」
わかってるよクリスちゃん!
俺はクリスちゃんに頷いて、急いでネコアルクの後を追いかけに行った。
・
・
・
――第一エリア、おでんステージ――
ネコアルクの跡を追いかけて第一エリアに着いたんだけど……。
何このステージ!?
コンビニにある巨大なおでん鍋が俺の目の前に広がっていた!
「ニャッハッハッハッハッ!驚いたかロボよ!」
ネコアルク!
声が聞こえた方に顔を向けると、少し離れた場所にこちらを見ているネコアルクの姿が見えた。
手足が生えたおでんの具達に捕まった状態で
いや、どんな状況!?
「イヤー、着いたのはいいけどいきなりちくわトラップにかかるとはニャー。さすがのアチシも予想外」
この光景事態が予想外だよ!
「ウーム、やはりグラサンアフロの世界から持ってきた物は予想外な事が起きやすいねー。次からは別の世界のやつにするかにゃ……ってアヂャッ!!
アレェェェーッ!?にゃんか身体が沈んでいるぅぅぅーっ!?アーーーッ!」
おでんの具達に引っ張られて、ネコアルクはおでんの底に沈んでいった……。
……行こう。
見なかった事にした俺は、罠にもかからず先に進む事ができた。
・
・
・
――第二エリア、トラップステージ――
よーし、二つ目のエリア!ここを抜けて最後のエリアを抜けてゴールにあるフラッグをゲットすれば俺の勝ちだ!待っててねクリスちゃん!!ウオォォォォッ!!
――カチッ――
一気に駆け出そうとしたら、踏み出した右前足から何かを押す音が聞こえた。
カチッ?え、なんか嫌な予か――ガァァァァンッ!!――痛あっ!?
前足を上げて踏んだと思うスイッチを見ていたら、俺の頭の上から鉄板が降ってきた。
ヌォォォォォ……ッ。な、なんで突然鉄板が……?
「フ、フ、フ、驚いたかにゃ?」
なっ、ネコアルク!?生きてたのか!!
振り向くと口の周りにおでんの食べかすを着けたままのネコアルクがいた。
「フ、所詮はおでんの具材……アチシの胃袋の前に敵うと思ったかにゃ」ゲフー
あれを食べたの、凄いなお前……(引き)
ネコアルクはつまようじを咥えたまま、このステージの説明をした。
「わかってると思うけど、このステージはトラップを中心としたエリアになっているにゃ。トラップはさっきみたいな鉄板の他に落とし穴や冷水バケツ、更に痺れ肉や冷凍ビーム等のトラップがあるにゃ。
油断するとケガじゃすまにゃいからせいぜい気を付ける事にゃ、ではおっ先に――」
――カチッ――
――バリバリバリバリバリバリッ!!!!――
「ギニャァァァァァァァァァァァァッ!?!?」
気を付けろと言った本人が真っ先に罠にかかったっ!?
「ぐふっ!ま、まさかすぐ目の前に対ロボ用の電撃トラップを踏むとは……」
そんな危険な物を用意するなよっ!?バカなのお前!?
電撃で黒焦げになったネコアルクにツッコミを入れた俺は、トラップに気を付けながら先に進んだ。
・
・
・
――第三エリア、最終ステージ――
よ、ようやく最後のエリア…!あのナマモノ、どんだけトラップを用意したんだよ……。
トリモチだったり、火炎放射だったり、その中でバリカントラップが一番最悪だった。逃げても逃げても俺のモフモフの毛皮を刈ろうと執拗に追い掛けてくるのは恐怖を感じたよ……。
「ゼェ…ハァ…ゼェ…ハァ…、あーー、ヒドイ目にあったにゃ」
出たなナマモノ……お前のおかげでこっちがヒドイ目にあったよ。一応聞いておくけど、トラップはもうないよな?
「当たり前にゃ。最初に言った通り
ネコアルクが説明した後、先にあるフラッグを指を指す。見たところ3㎞くらいの距離がある。
よし、この距離なら俺の足だとすぐに到着できる。悪いなネコアルク…この勝負、俺の勝ちだ!
俺はすぐに駆け出し、ネコアルクを置いてフラッグの元へ走り続ける。
「甘いにゃ!言った筈にゃ、どんな手も使ってでもと……行くぞ、久々のアチシの奥義!
え?今なんて言った――
(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ(ФωФ)ニャ
…って、ワァァァァァッ!?ネコアルクが沢山出てきた!?
ネコアルクが手を上に上げると俺の目の前に、大量のネコアルクが現れて、行く手を阻んだ。
てゆーか多すぎぃぃっ!!!?どこから出てきたんだよコイツラ!?
「ちょこっと別世界から呼びました」
コンビニ感覚でとんでも技使うなよ!!あ、こら!よじ登るなお前ら!辞めろしっぽを引っ張るなっ!!
「ニャッフッフッフッ、これでお前は動けまい……そこでおとなしくアチシがフラッグをとる姿を見ておくんだにゃ!」
あ、くそ!待ちやがれ!
俺は身体を震わせて、よじ登っている無数のネコアルク達をふるい落とすがすぐに他のネコアルク達が俺の身体をよじ登ってくる。
こうなったら鎌を出して切り刻みながら進むか……ん?
そう思い始めた時、空から大量のミサイルが飛んで来るのが視界に入り、それら全てネコアルクに向かって大量のミサイルが降り注いだ。
――チュドドドドドドドドドドドンッ!!――
――ギニャァァァァァァァァァァァァッ!?――
あれ?今のってクリスちゃんの《MEGA DETH PARTY》?でも、クリスちゃんはスタート地点に待機してるのになんで?
疑問を浮かべていると倒れたネコアルクの元に見覚えがある人が近づいて行く。
その人物の姿を見た俺は驚いてしまった。何故なら――
「こんの馬鹿ネコ!!ようやく見つけたぞ!」
えっ、クリスちゃん!?でも、少しギアの形が違う?なんで?
何故なら、少し形状が違うギアを纏ったクリスちゃんがこの場に現れたからだ。
え?なんで?
――ロボ視点、終了――
疲れた…。
今回ギャグになったのかわかりませんが自分としてはやりきりました。
大召喚はやり過ぎたかな?
そして、ようやくネコアルクの世界の装者達が合流できました。長かった。
次回でこの作品は完結します。
それでは皆さん令和でもよろしくお願いします!