今回時間をかけすぎた・・・・。と思ってたのですがほんと内容薄いです。
それでも良ければどうぞ。
あのライブの日から一週間、今日は姉さんが所属するバンドの、初ライブの前日だったのだが、なんと
母が倒れた。
原作通りの展開だった。バンドリは結構明るいイメージはあるが、氷川姉妹や、今回のような山吹家の事件など結構、修羅場がある。
みんなは思うだろう、こんな事起こすなよ。わかってるならなんで阻止しなかったんだ。とこれは現実、、自分の感情で未来を変えちゃいけない。
変わってしまったところはあるが、神様はそんなことは望まず、物語の重要な分岐点はしっかり原作通り進むらしい。
俺から言えるのはただ一つ。
知ったこっちゃねぇ
この一言にすぎる。
だが、この世界の母親が倒れてしまうなど、心配しないわけがない。周りの評価がどうあれ、このまま終わらせることはしない。
むしろここから成り上がって、これからの生活を万全にして見せる。そのためには沙綾、父さん、俺、そして紗南が協力し合わなければこれは達成できないであろう。
沙綾はこれからが幸せなのだから。そんな神様の気まぐれなんぞに負けてたまるか。
俺は母さんの病室前で決意を誓うため、聞こえてないと思うが、一応ノックしてはいる。
・・・・・。
「俺は生まれたころからおかしなやつだが、皆を愛している。約束しよう。この家族を幸せにして見せる。」
「だから、あなたは少しお休みなさい。」
「あとは任せろ」
俺は、決意を告げながら病室をあとにする。
あとは家に帰ってみんなと作戦会議だ。
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沙綾side in
お母さんが倒れた。その事実を弟から告げられた、正直信じられない、真実を確かめるため、私は急いで家に帰った。
弟はひどく落ち着いており、これからのことを父さんと話していた。
「ただいまっ!純!!お母さんは!?」
「今は入院して安静にしているよ」
「そう、なんだ」
私は顔を少しだけ下げ、下唇をかみしめるが、すぐに顔を上げ、純に確認する。
「それで、何か決まったの?」
「うん、これからは、全員でこのお店を切り盛りしていくよ」
私はその言葉で怒り感じた。なぜお母さんを苦しめたこのお店をまだやるなんて、もう店は閉めたほうがいいはずだ。
「なんで!?」
「どうしてお店を続けるの!?」
「どうしてってパン屋だからだろ?」
「そうじゃなくて!なんでお母さんが倒れてまでもこんなお店を続けるの!?」
「もうお店閉めようよ!絶対そのほうがいいよ!」
「ふざけるな!!」
「!!」
「姉さんは何も知らない。どうしてお父さんお母さんがパン屋をやろうとしたきっかけを。」
「そ、それは二人の夢だからでしょ何回も聞いたよ!!」
「ならなぜ気ずかない!!このパン屋が二人の夢ならお母さんがいない間に閉めるなんて残酷なことをするつもりか!?」
「絶対にここは繋いでみせる万全な状態まで成り上がってみせる!!」
私は純の本気の顔を見る、その顔は決意と少しだけの後悔を混ぜたような顔をしていた。
ここで私は思った。『私なんて自分に素直になっちゃいけない人間なんだと』
それならいっそ自分を封じてしまえば、みんな幸せだ。
「わかった」
私は納得したと同時に、純は本気で私たち家族を大切に思ってくれてる。別人なんかじゃない、私の大切で、頼りになる、たった一人の弟だ。
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純side in
あれから数日がたった。あれから姉さんは、バンドをやめ、家の手伝いに専念することに。
お母さんが店を閉じる事の次に恐れた事態になってしまった。だが、ピンチはチャンスとも言う。
「ここからだ、運命は」
「おーい純レジを頼む」
「わかったよ」
俺は工房から店に出る、いつも通りレジを打ち、お客さんを送り出す。
ラッシュが止み、父さんに声をかけられる。
「ギターはもうしないのか?」
「なわけない一週間に一度は触ってる。」
「そうか、でも明らかに触る回数減ってるだろ」
「当たり前だよ家がこんな風になってるのを見ないふりして自分のことに没頭するなんて」
「そうか」
お父さんは少し寂しそうにそして悔しそうに言った
そして、すぐに言った。
「お母さんがなこう言ってたんだ。」
『純は年齢の割には大人だけどしっかり子供な部分もある。だから完全に大人になる前に自分の人生を楽しんでほしい』
「とな、だからな純・・・。」
「うん、ごめんなさい」
「謝るなよなほんと」
本当にこの人はいい父親だ、俺は前回の人生ではこんな子育てに情熱的な人たちは中々いないだろう。
前回の人生の時は親はこんなやさしくなかった。こんなに贅沢なんてできなかった。こんなに生きがいにはならなかった。
「ありがとう、ほんとに」
「ははっ泣くことかよこんな事は親の役目ってもんだ」
「え?」
気が付いたら涙がこぼれていた、俺は顔を必死にぬぐう
「あ、あれなんで」
「今日はもう上がれ。疲れたろ」
「うん、ありがとう」
俺は流れる涙をそのままに、部屋に入る。
俺はそのまま寝てしまった。
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沙綾side in
父さんと純の会話を聞いた。お母さんとお父さんはほんとにやさしい人だ。
私は、今まで、お店を優先に考えてきたけど、妹が生まれてから、バンドに入って、自分に素直になった途端にこれだ。
なら、私はこれからもこの家に体を捧げなければならいのかと。自分の中でか勝手に結論づけた。
「純・・・・。」
私の命を救い、今度は家族の危機まで救おうとする私のヒーロー。私の前で初めて涙を流した、
そんな彼が今、私の目の前で眠っている。
「助けて、助けてよ純」
私は静かに部屋から出る。
では、またいつか