前回の本編の終わりからかなり無理をしたつなげ方というのはわかってはいるのですが、
書いてくうちにわからなくなってしまったのでお許しください。
それではどうぞ
あの母さんの事件から早、二年の月日が経過した。
沙綾は偽りの明るさを取り戻し、母さんは日常生活に復帰した。
「いったいどうすれば・・・。」
精神年齢が60を超すところまで来ている大人でもこの大きな問題を抱えるにはあまりにも大きかったのだと、実感する。
あの父さんと話した日から、姉さんは『バンド』というワードは、姉さんのNGワードになってしまった。
そのワードを出した途端一瞬だけ暗くなり、笑ってごまかす。それが二年も続いてしまったのだ。
流石に責任を感じる。だが、山吹沙綾と言う人間は戸山香澄によって救われる。それでも、こんな状況を家族全員で見守る。と言う方がつらい。
できる事なら、友からでなく家族で救ってあげたい、家族全員がそう思った。全員で意識をしていればこんな状況にもならなったのに、と。
だが、もうタイムリミットだ。この日は高校の入学式、つまりバンドリ!が始まる日である。
ここまで異例な事件があったが、なんだかんだいあってここまで山吹沙綾の過去はそこまで変わらなかった、いや、変えれなかったといった方が正しい。
もうここまで来たら最後の切り札として戸山香澄に後を託すしかない。
「はぁ、やっぱり、この世界は・・・。」
最後まで言おうとしたのだがやはりやめた、こんなできた話でも現実で起きかねないのだがら。
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姉さんが入学してから一週間、姉さんはさっそく戸山香澄と関わり、家まで来るようになった。
家に来た香澄さんは背中にギターを背負っていた。
「じゅんじゅん、今日も来たよーっ!」
「いらっしゃいませ。香澄さん」
「固いなーじゅんじゅん」
「店番中ですので、それに年上ですから。」
嫌、実は超年上である。
「むー」
「それよりも、キラキラドキドキする部活は見つかったのですか。」
「それがね!それがね!私、バンドがしたい!」
「バンド!いいですね!」
「でしょー!」
そう、じゃなきゃ始まらないのだ。戸山香澄と言う人間が、バンドに魅力を感じ、さまざまな苦難を仲間たちとともに乗り越え、時に笑い、時に悲しみ、時にぶつかり、その都度元の関係より絆が深まっていく
素晴らしいストーリーなのである。
「じゃあカレーパンと、メロンパンと、チョココロネ!」
「合計で530円です。」
「はーい、ちょうどで!」
「530円ちょうどお預かりいたします。レシートです。」
「ありがとー!じゅんじゅん!」
「ええ、また今度」
香澄さんが店内から出る。その元気あふれる背中をやさしく見守りながら。
「姉さんをお願いします。」
小さい声でつぶやいたこの言葉は俺の諦めと、新しいスタートラインに立った合図だった。
いかがでしたでしょうか。
実はここで純君がギターをしていることを沙綾に告白させるかさせないかですごく悩みました。結果としては、まだです。ポピパ全員の反応が書きたいので、まだお預けとなります。
次回から、香澄vs沙綾の喧嘩回につながるのでアニメ1期を見てきます。
また今、新シリーズを書いています。それと同時進行なのでまた、ただでさえ遅い更新ペースが落ちるかもしれません。でも・・・。書きたい!
というわけで、また今度。