え?俺が山吹 純?   作:クレナイ・改

12 / 16
アニメBanG Dream!第三話「にげちゃった!」の会での出来事です。

純君は前回沙綾を香澄に任せたといいましたが心の底では!?

青薔薇の女神のほうもよろしくお願いします!


悩み、打ち明けし時

今日も学校に行く前に店を手伝う。早朝にパンを買いにくるお客様もいるのでその対応などだ。

 

「ありがとうございました!」

 

いつもの様に対応していく。

 

「ふぅいつもなら、来るはずなのだが。」

 

お、来た来た牛込さん。いつもチョココロねを買ってくれる常連さんだ。

原作では香澄との関わりを少し拒絶していたが、あのキラキラ星のステージでバンドをすることを決意する。

りみを思い出すと、ちょうどよくりみが入店する。

 

「いらっしゃいませー!」

 

「あ!今日は純君なんだね!チョココロネまだある!?」

 

「まだあるよ。落ち着こうか」

 

本当にこの子チョココロネのことになると熱くなってんな。すごい顔してしてたぞ。

これが噂の『ぶっコロネ』ってやつか(違います。)

 

「じゃあ今日は二つ~」

 

いい笑顔でこちらに向かってくる。

 

「じゃあチョココロネお二つで300円になります。」

 

「はい、300円」

 

「ちょうどお預かりいたします。こちらレシートです。」

 

「ありがとう、そろそろ姉さんも降りてこないとまずいんじゃない?」

 

「そうですね、ありがとうございます。」

 

「じゃあ、またね!純君!」

 

「はい、お気を付けて行ってらっしゃいませ。」

 

さてと、姉さんを起こしてこなきゃ。

 

----------------------------------------------------------------------------------------

 

いつも道理に学校に向かう。

 

「おはよう!」

 

「おう、おはよう」

 

いつも道理な挨拶。俺の幼馴染、美紅が駆け寄ってくる。

 

「姉さんの様子はどう?」

 

「いまだに・・・。まぁでも、いい傾向では、あると思う」

 

「そうなんだ。安心した。純がいいっていうならいいんじゃない」

 

「そうか?」

 

「うん、どんな時でも純に言えば、しっくりする答えが返ってくる」

 

「そうなんだ」

 

昔聞いたことがあるが、このくらいの年くらいになると大人な男子が、好みらしい。

精神年齢60歳の俺は、当然ほかの女の子には、比較的に声をかけられることが多いのだが、結構無視している。

 

「ねえ、純?」

 

「なんだ?」

 

「そろそろライブしようよ!小学校の頃やってから全然やってないじゃん」

 

「今は受験生だから、また今度な。」

 

「むー」

 

「安心しろ絶対またやるからさ」

 

「そっか、今の時期不自然に外出したら怪しまれるもんね」

 

「それもある、が、理由はそれだけじゃない」

 

「それって?」

 

「姉さんが復活する一押し、もしくは、復活した後に明かしたいからな。」

 

「へーそうなんだ」

 

「まぁ一週間に一回は触ってるから。腕はなまったりはしないぜ」

 

「まぁ期待しているよ」

 

「また練習、聞きに来てくれるか?」

 

「もちろん!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ねぇ純今日の放課後、お店の手伝い?」

 

「そうだけど?どうした?」

 

「あの・・・・。その手伝い、私にも手伝えないかな?」

 

「別にいいと思うが、今日家に来るか?」

 

俺は放課後になったらなるべく家のお手伝いに、尽くす。

俺の家のことをほとんど知っている美紅から見たら、俺の働きを見て、心配しているのだろうか。

 

「うん、だって純、いつも手伝いばっかで・・・。その・・・。」

 

「うん、わかった、今日そのまま行くか?」

 

「行く!」

 

美紅の顔が明るくなる。この子は中学生になって急に大人っぽくなってきて、いっきにクラスのマドンナとなった美紅は、男子からも評判だ。

とてつもなくかわいい。圧倒的に議力が溶けているが、んなもん気にしない。

 

「じゃあ行くか。」

 

「うん!」

 

学校から移動し始める。今日もいつも道理、一緒に帰る。

もはや学校公認カップルみたいなものだ。

友人には何度も『付き合ってないのか』や『実は付き合ってる』なんといわれているが、こんなじじいと美少女が付き合うとか考えられない、いやマジで考えられない。

 

「ねぇ私たちって・・・。」

 

「付き合ってないぞ」

 

「ちぇー」

 

すこし夕焼けがかった空に向かい、家に向かう。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

沙綾side

 

「ドラム、たたきたいなぁ」

 

無駄な希望を口に出してみる。そうすると誰かが助けてくれそう。

と、言うよりもしかしたらもう限界なのかもしれない。

香澄や市谷さんや牛込さんのように、わたしも・・・。

 

「そんなことはだめだ、ダメなんだ」

 

「何が駄目なの?」

 

「じ、純!?寝てたんじゃないの!?」

 

夜中の部屋に聞こえたのは、私の頼れる弟の純だった。

もしかしたら....。

 

「私が素直になると、誰かが不幸になる、なんか....。そんな気がしない?」

 

「そうかな?絶対にそんなことないね。」

 

「どうして?」

 

「誰かが幸せになれば、誰かが苦しむなんてことが起きるのであれば、この世界中の人達は今頃大変な騒ぎだと思うよ。確かに姉さんは音楽を楽しい、みんなとできて幸せになれたかもしれない。」

 

私の弟は語る。その言葉はよくある中学生のポエムではなく、今までの経験、それだけではない、長く培ってきた説得力があると感じた。

 

「だからさ。もし良かったらでいいんだけどね、もう1回スティックを握って欲しいんだ。」

 

「そんな事......。」

 

「どうするかなんて、誰かが決める事じゃあない。自分で決めると思うよ」

 

「それじゃあおやすみ」

 

私の、本当にしたいこと.....。

 

『キラキラドキドキしたい!』

 

またスティックを握るなんて.....。

 




また次回で
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。