山吹家の夏休み
「これでいいかな」
俺は水色をメインに黒のラインが入った、水着を手に取る。
「お、純はそれにするのか、じゃあ俺はこれにしようかな」
そう言いながら父さんは俺と同じシリーズの色違いを手に取る。
そのままレジへ行き会計を済ませた父さん、母さんたちとの集合時間はまだまだ先だ。
「これからどうするの?まだまだ時間あるよ。」
「ふっ我が息子よここはどこだ?」
「ショッピングモール」
「そうここはショッピングモール遊びがつまってるところだつまりこれから遊びにいくのだ。」
「え、え?」
「ふっ男同士水入らずで全力で遊ぼうぜ!」
俺は困惑しながら。父さんの瞳を見つめる。少年のようなキラキラしたような。
「ふっ俺はそんな父さんの息子なんだぜ?」
「さすが我が息子。わかってるじゃねぇか」
父さんでも男としての童心があるのだ。
「父さんってさガン○ムのプラモ作ったことある?」
「俺は、ファースト世代だぞ?」
「それなら、僕はSEEDにしようっと」
「期間は一週間でいいよな?」
父さんは僕に確認を取る。僕は「勿論」と返事をする。
「なら、早速ATM行かないとな。」
父さんはそう言うと案内板を頼りにATMへ向かう。その間、俺は、プラモ屋に向かうことにした。まず手始めにストライクでも作ろうかな。
起動戦士ガンダムSEED、俺が始めて見たガンダム作品であり、かなり好きな部類のアニメだ。ネットでは主人公をクズ扱いする人が多い。でも俺が思うに、今まで民間人だった奴があんなに戦えるのはすごいはずだし。
その、主人公の力に頼らないと生きてはいけない、軍隊も軍隊だ。さらにあの、赤髪の女のせいであの名台詞が出てきたんだと、俺個人としては思うけどな。(独自解釈)そんなことを考えながらプラモを見ていると、いつのまにか父さんが後ろに立っていた。
「ふむ、ストライクか。」
「もちろん父さんはファーストガンダムでしょ」
「うーんそれだけじゃ物足りないらザクも買っちゃおうかな?」
なんだこの人急にすごいこと言い始めたぞ。
「そんな!!それじゃあもう軽いジオラマじゃないか!!ずるい!!!」
「はっはっはっは」
なんか急に笑い始めたな、こんなキャラだっけこの人。
そしてすぐに真顔になって。こう言った
「坊やだからさ」
むっちゃドヤ顔で言うやんこの人。
続けて父さんは言う。
「認めたくないものだな。若さ故の過ちというものは」
これもドヤ顔で言う。
「まあいいや、早く買わないと姉さん達との集合時間になっちゃうよ?」
「お、もうそんな時間かじゃあ買いに行くか!!」
父さんと俺は、レジで会計を済まして集合場所まで向かうことにした。
どうでしたでしょうかガンダム見てないと楽しめ得ない要素かなりありましたけども正直この番外編あまり読まなくてもいい感じなのでスルーしてください。()
そしてたかが1000文字書くのにどんだけ時間掛かっててんのって話なのですが、実は、この番外編5つの機械を使って書いたのです。かなり模索して、最高なものを見つけ、さらにあまり予定はあまり入ってないのでこれからは更新ペース上がる・・・・かも!な感じです。これからもよろしくお願いします!