番外編中編です。山吹家では空前のガンダムブームです。それではどうぞ。
俺と父さんが集合場所に着いた頃にはもう母さん達はもう待ちくたびれていたようで姉さんが頬を膨らませている。
「お、おまたせ」
お父さんがタジタジしながらお母さん位話しかける。
「あなたってそんなに人を待たせる人だったかしら」
母さんの背後に黒いオーラが見える・・・。
「なーんて冗談よ」
母さんはそのオーラを引っ込め、今まで通りに話す。
「姉さん達は水着お揃いにしたの?」
俺たちは(めんどくさいから)水着を同じシリーズにしたのでそちらもそうかなぁと思ったのである
「教えない。」
「え、なんで」
今までは結構正直に自分のこと話すのに今日はどこか違うような感じ。
俺の頭にハテナマークを3つくらい出していると、母さんが言う。
「まぁまぁ純、こう言うのは当日のまでのお楽しみよ」
「ふーん」
なら無理に聞き出すことでもないか。
「わかった。じゃあ海行くまではお互い内緒って事で」
「そうだね」
「いいと思うわそれ」
どうやらみんな納得してくれたようだ。
逆に納得しない人いるの?
「とりあえずさ、お腹すいたからご飯にしよ?」
「お、そうだな」
「私、今すごくジャンクな気分」
沙彩が言う。女の子でもそんな時があるのかと少し驚きながらも、ジャンクで
あの人を思い出すなぁ。あの青髪のポテト好きの努力の天才。
「おーい純、そろそろ行くぞ?」
「わかった」
この後無茶苦茶ポテト食べた。
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水着を買って一週間が経過した。そしてこの日は父さんとのガンプラ披露の日である。
「と、言うわけで俺が作ったファーストガンダムはこれ」
と父さんが先に出した。
ならばと言う勢いで、ストライクを出す。
「こちらはストライクガンダム」
このストライクガンダムは、ほぼ素組みではあるが、しっかりと墨入れつや消しを拭いていてかなり完成度が高いはずだ。
「す、すごい」
父さんも圧巻している。
「ここはどうあったんだ?父さんの時とは全然違う....。」
父さんが興味津々にストライクをじっくり見ている。
「ここは、軽くマッキーペンを入れて、さらにシールの貼り方にも少しこだわってみたんだ。」
「なるほどぉ。純、今度は一緒に作ってみるか!」
「うん!」
なんだか心が温まったような気がする。
少なくとも前回の人生では感じたことのない感覚だった。
「このガンプラは、店のレジに飾っておきたいんだけど、いい?」
「もちろんいいぞ!」
「やった!」
「ふふ、なんんだか楽しそうね」
「母さん、みてくれよこのプラモ」
「プラモもいいけどちゃんとお店の仕事してくださいね?」
また背後から殺気が放たれていて、今日の閉店時間まで、ノンストップで働いた。
いかがでしたでしょうか。最近スマホ用のキーボードを買って作業効率が上がり、かなり早いペースで更新できました。
それではまた今度