途中にテストとかあってすごく遅れました申し訳ありません。
そして、お気に入り数77件ありがとうございます。
それではどうぞ
「今日はイベントに来てくれてありがとー!」
出番があと少しで来る!確か次は、Glittr*Greenという俺も知っている、有名アマチュアバンドだ。
正直こんな猛者の後、自分のギターソロだと思うと、物凄く緊張してきた。そんなときはお客さんを野菜だと思えと
生前の時、初めての会社でプレゼンを頼まれたときに、先輩が似たようなことを言っていたのでそれを思い出しながら、頑張ることに
する。あーもう!どうすればいいんだよ!とにかく何か弾いて、時間をつなぐしかない!グリグリが終わるまでに、覚悟を決めなくては。
ってもう終わり!?
「お次は、このライブハウスの常連中学生ギタリスト君のギターソロだよー!」
「お楽しみにー!」
グリグリの人が言うと観客席はさらに盛り上がるおいおい何してくれてんだよ!
ハードルさらに上げるなバカぁ泣きそうになるが、とにかくもうやるしかない!
俺の出番になったところで会場が暗くなる、俺はすかさずステージの上に行き、
エフェクターを繋いで、アンプにつないで、準備を完了する、
最初にやるのは『the AVENGEEAS』だアベンジャーズのメインテーマで
最初は控えめなものの最後の方には大盛り上がりの曲だ。
「音撃斬 雷電激震!!」
俺はそう叫ぶと背後から雷のSEが入る、そして、すかさずギターソロを始める。
周りなんて見ない、ただ自分の中を最高潮を出すだけ、
気が付けば雷電激震が終わる。
もし盛り下げたらどうしよう
不安だ
だが
そんな不安は大量の歓声によってかき消された
「よっしゃぁ!次のBandだあああああああ」
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「今日はライブありがとね!」
「いえ、こちらこそいい経験をしました。」
「ほんと!?それならよかった!」
俺はまりなさんにお礼を言い、やりきった顔で店に向かう
たぶん今は最高にドヤ顔しているだろうな。
「ただいまー」
とりあえずばれたらまずいので裏口からこっそり家に入る自分の部屋に入り、ギターを隠すようにしまう。
「よしっと」
このままだと今日働いてない
このままだと怪しまれるのでなんとかせねばならないのだ
俺は店を手伝おうと、ドアを開ける、そしたら小さい女の子が立っていた。
「おにいいつ帰ってきたの?」
「ついさっき」
この子は山吹 紗南俺の妹だ、まだ六歳だ。
「じゃあ俺はお店手伝ってくるから」
「いってらっしゃーい」
俺は適当に返事をして、店に向かう。
今日はほんとに楽しかったな。
またやってみよう
俺の心を震わせるものを
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沙綾side in
中学生になってからバンドを組んだ、大切な友達と
お店のほうは少し放置気味にはなるのだけど、それでも音楽がしたかった
少しわがままな自分がいた。
「あと少しで初ライブだね!」
「うん!」
「みんなで頑張ったかいがあったね!!」
「よーしこのままがっつり練習するぞー!」
「ところで沙綾はお店のほう大丈夫なの?」
私は痛いところをメンバーにつかれる、確かに最近、お店を放置しすぎているかもしれない。でも・・・。
「私には頼りになる弟がいるから!」
そう、純が一人いれば家なんぞ問題ではないのだ。
それにしても前から持っている疑問
純は何者?
確かにあの子はほんとに頼りになる、それは男の子だからとか、決してそんなものではない
もっと別の別人のような安心感があるのが純なのだ。
まずい、このままだと
純を家族ではなく、異性とみてしまう。
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巴side in
私たちは、いつもどおりの練習のため、ライブハウスcircleに来た
「ねぇねぇ、今日ライブイベントやってるんだって!みにってみようよ!」
「おーモカちゃんは興味ありますねぇ」
「たしか、いつも一人で練習しているあの子が出るみたいだぜ?」
「蘭ちゃん、どうしようか」
「見に行ってみよう」
遂にあの子の出番になった。最初は、あこと一緒に見たシリーズ物の映画のメインテーマから始まって、
なんかわからない単語を叫んだと思ったら急に雷のサウンドが鳴り響く、当然つぐはビビるが
そのあとのギターソロですべてが吹き飛んだ感覚がした。気が付いたら彼の演奏は終わっていた
盛大な歓声を送り、私たちはライブイベントを全力で楽しんでいた。
「あの子すごかったね!」
「あのギターソロはかなりの熟練度だったね!」
「私おなかすいたぁ」
「モカちゃんも~」
「じゃあ沙綾のとこ行くか!」
「行こう!蘭ちゃん」
「うん」
山吹ベーカリーに向かっていつもどうりの私たちは歩き出した。
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純side in
「ほら、お母さんしっかり休んで」
「うん、ごめんね・・・。」
「こっちこそ、勝手に出歩いちゃってごめん」
「あとは俺がやっておくからお母さんはしっかり休んでおいて」
「うん、わかった」
俺は、階段を上がるお母さんを見守り、すぐに仕事に取り掛かる。
この時間帯だと、仕事終わりのひと、部活終わりの人が良く来る時間で、
それなりに混む、その状況で三女を産み、体が弱ってしまったお母さんに無理をさせるわけにはいかない。
「いらっしゃいませー」
さてそろそろラッシュがくるぞ
「こちら500円になります」
「ちょうどお預かりします。」
「ありがとうございましたー」
一連の流れをこなす、何年も続けていたらいい加減慣れてくる
閉店まであと少し、もう少し頑張るかと気合を入れなおす。
「いらっしゃいませー」
「モカはほんとここのパン好きだよなー」
「いやいやーここのパンが本当においしんですよー」
「それにしても、つぐのおうちの近くのパン屋さんほんとおいしいよねー」
「じゃあ私はこれにする」
「おー蘭はメロンパンを選ぶとはなかなかいいセンスをおもちでー」
女子中学生5人組が入ってきた、たしかcircleで見たことがある、aftergiowってバンドだった気がする
「さっきのギターソロすごくかっこよかったよな!!」
?!いま・・・・なんていった!?
「すいませーん会計お願いしまーす」
「あっはいたいへんお待たせいたしました」
銀髪の子が大量にパンが積まれたお盆をレジに持ってくる。いつもの量だからいつも通りにさばいてゆく
「たいへんお待たせいたしました。合計で2340円です。」
「ポイントでー」
「かしこまりました。こちら、ポイントで全額払いでお間違いないですか?」
「はーい」
ばれてない、ばれてない、
はずだ
「あー!この子ださっきのギタリスト!!」
!?!?!?ばれてんじゃん、おわった、何十年間も守ってきたのに!!
「えー?純君が?そんなことないでしょ?・・・・・。」
「そうだよね!つぐ姉!?」
なんかつぐ姉がこっちをすごく見てくるんだけど・・・・。
「やっぱり!そうだよ!さっきライブしてたでしょ!」
どうしようばれちゃった☆
「あのーこのことは家族には絶対内緒でおねがい!」
「どうして?」
「驚かせたいからじゃだめ?」
「んーなんで?」
「そ、それは」
まずい、実は転生してこの子になって、二度目の人生謳歌してますなんて
口が裂けても言えない。そもそも前世の記憶をもって生まれる子はそう珍しくないのだが、
それは、5~6歳の間に記憶は消えてしまうため詳しく研究できないのだ。
そんな状況で前世の記憶を持った中学生がいますなんて、言ったら研究施設行き確定なんだから。
「まだ、そのときじゃない。」
「どういうことだ?」
赤髪の子が問う。
もうこう言うしかない。
「まだ、そのときじゃない。姉さんが別のBandに行ったその時がベストなんだ。」
いかがだったでしょうか。
次回も時間がかかりそうですがお楽しみに!