アリスと不思議な世界達   作:ヴィヴィオ

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第23話

 警察の人達に不審者を引き渡し、事情聴取を受けて現場検証とかも終わらせ、手続きをして彼等のポケモンを損害賠償として引き取らせてもらえないか、お願いしておいた。結果はまだわからない。何せ、色んな所からポケモン達を盗んでいたみたいだし、裏付け捜査とかが大変らしい。

 さて、私、アリスはポケモン世界に来て一週間が経ちました。本日は帰るための準備中というわけです。

 まず連れて帰るポケモンはメルク、マザー、ファイヤー、メタング、メタモン、カゲロウ、ゴース、ゴースト、ミミッキュ、ヒノヤコマなどなど。もちろん、ここにも何体か置いていくし、連れていくのは警備に支障がでない程度。

 人形達も一部は置いていく。この子達はカゲボウズやジュペッタとして扱われているのか、不安だ。ひょっとしたら図鑑だとミミッキュやゴースト達と同じとされているかもしれない。

 

「アリス、卵はもっていくの?」

「そのつもりだよ」

 

 ここで生まれた卵は二つ。一つはマザーとメルクの卵。もう一つはマザーとカゲボウズの卵。この二つは初めての卵なので持っていく。でも、卵は何時の間にかできていたので本当にわからない。ちなみに人形の数は数えてみたら減っていなかったけれど、ほぼ完成していた赤ずきんが消えていた。このことから、おそらくポケモン世界固有の生命体として再構築されているのかもしれない。生まれてくるのが上海人形と同じ姿なら、外装という考えは間違っていない。でも、上海人形の姿でなければ先に言った通り、再構築されて生まれてくるのだと思う。赤ずきんが作り直しになったので悲しんだけれど、新しい命として生まれてくるのでよしとして祝福しよう。それに数をこなした方がいいのができるしね。

 

「そっか。アリス、準備はもういいの?」

「お弁当は持ったし、持って帰る荷物のチェックも終わってるよ」

 

 机の上に置いてあるトランクケースに必要な物を全部入れてある。確認はしたし、大丈夫。回復装置は留守番をしてくれるアセロラ達のために置いていくし、そこまで荷物はない。

 

「お土産は?」

「ちゃんと入ってる」

「ならよし。それじゃあ、ポケモンバトルをしよう!」

「そうだね。アセロラと戦うのは初めてかも」

「負けないよ」

「こっちこそ」

 

 工房内に作ったバトルフィールドに向かい合うようにして立ち、互いに見つめ合う。アセロラは身体を揺らしながら二つのモンスターボールを構える。私も上海と蓬莱を前方に出し、腰からモンスターボールを取り外して構えを取る。

 

「勝負は二体二のダブルバトル。私はミミたんとジーたんだよ!」

「私は上海と蓬莱です」

 

 アセロラと私はボールを投げたりせずに普通に仕舞う。だって、すでに出ているし、そもそも上海と蓬莱はボールに入らないしね。

 

「その子達ってポケモンなのかな?」

「違うけれど?」

「ポケモンバトルがしたかったんだけど……」

「駄目?」

「ううん、別にいいよ。その子達がアリスの中で一番強いんでしょ?」

「そうだよ。この子達は私の切り札なの。だから、鍛えないといけない」

「なら全然大丈夫! 戦えるのはかわらないからね!」

「ありがとう。じゃあ、行くよ」

「うん!」

 

 コインを中央に投げて落ちるまで待つ。落ちてチリーンと鳴った瞬間、私達は互いに行動を起こす。まず初手は互いに弾幕を展開する。ジュペッタのジーたんがシャドウボールの小さい奴を複数生み出す。何度か戦っているうちにアセロラも弾幕の大切さを理解したみたい。

 それに対してこちらは上海と蓬莱の二体で弾幕を生み出すことで対抗する。数はこちらの方が多いので、互いに激突し合って爆発する。

 

「ミミたん、危ない奴だけぶつけて相殺!」

 

 煙によって周りが見えなくなる。おそらく、これで仕掛けてくるはず。相手はミミッキュとジュペッタ。接近戦も遠距離戦もできる。しかし、アセロラからしたら弾幕で防がれるのは目に見えているから、遠距離はなしと考えるだろう。そうなると接近戦に持ち込む方法としてこの煙に任せて突破してくることだろう。ゲームと違ってターン制なんて存在しないし、連続攻撃も当たり前のこと。もっと言えば事前に攻撃力などのランクを上げる補助技を積んでいても、問題ない。そもそもゲームと違って四つの技指定は公式しか存在しない。バリエーションがあればそれこそ四つを越すことになる。

 

「なら、やることは一つ」

 

 上海に盾を構えさせて突っ込ませる。後方に蓬莱を潜ませて一直線に向かう。光の壁という名のバリアを展開しつつの突撃。蓬莱はその間に火力を上げつつ接近。

 煙を抜けると上海の視界にミミたんの姿が見える。ジーたんは離れた位置からシャドウボールを連打してくるので、そちらは無視して接近する。まずは一体を落とす! 

 

「そうくるとわかっていたよ。だからね、ミミたん!」

「え?」

 

 ミミたんが突っ込んでくる。それを上海の槍で串刺しにしようとした瞬間。ミミたんが()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「やばっ!?」

 

 それは急速に周りの物を吸い寄せていく。アセロラの手には何時の間にかつけていたのか、腕輪が存在した。そこには菱形の黒い物が添えられている。

 

「ブラックホールイクリプス! ずるいっ!」

「ふふ、騙し討ちは悪タイプの基本だってアリスが教えてくれたもん。実践しなきゃね?」

「それでもZリングごと隠すかぁっ!」

「あっはっは、古代のプリンセスたるアセロラがルール!」

「くっ、でもまだ……」

 

 上海と蓬莱はバリアもあって対抗できている。吸い寄せる力と離れる力が拮抗しているので、このまま時間が経てば解除される。

 

「ううん、詰みだよ」

「?」

 

 小首を傾げると、上を指さすアセロラ。私はそちらに目をやると、無傷のミミたんとジーたんがいる。ミミたんがブラックホールイクリプスを維持しているとして、じゃあジーたんは? 

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「でもっ、まだっ! 上海!」

 

 速度の乗った片手のシャドークローでバリアが粉砕され、上海の盾で防ごうとしたら消えた。相手は消えた。影分身のようで、気付いたら上海の後ろに現れていた。騙し討ちに不意打ちを合わせられていたのか、背後に回られ蹴られて上海が弾き飛ばされる。相手はその反動を利用して蓬莱に突撃する。そうなると蓬莱も武器の大剣でシャドークローと切り結ぶ。だけど、背後に吸い寄せられながら、相手の方が上から来ているので力負けする。ブラックホールイクリプスによるダメージとシャドークローによるダメージで、蓬莱は倒された。正確にはまだ大丈夫だけれど、蓬莱に設定していた許容量を超えるダメージにバリアが発動したので、そのまま大人しくさせる。

 

「二体一だけど……まだだっ!」

 

 上海をミミたんへと突撃させて槍で串刺しにしようとすると、ミミたんは自分から突っ込んできて串刺しにされて倒れた。

 

「きゅきゅ」

「み・ち・づ・れ」

「みぎゃーっ!」

 

 上海がビクンッとした後、床に落ちていく。私は慌てて走って落ちてくる上海をスライディングしてキャッチする。

 

「アセロラちゃんの外道! 鬼畜!」

「なんとでも言うがいい。おじさんやアリスだって勝てば官軍負ければ賊軍だって言ってたもん。二対一になったらそりゃするよねー?」

「くぅ~」

「ミミたん、ジーたん、お疲れ様。完全勝利だよ!」

「きゅ~」

「じゅ」

 

 フラフラのミミたんを抱きしめてボロボロになった外装の上から撫でてあげながら、私が作り出したケーキを食べさせている。ジーたんもだ。

 

「完全勝利じゃないでしょ。だって一体は落ちてるし」

「作戦だもん」

「くっ、言い返せないけど、完全勝利と言うよりは完封だと思うよ」

「完封か。うん、そっちだね」

 

 蓬莱と上海のダメージを確認する。蓬莱の方はポケモン世界の常識範囲内のヒットポイントゲージを消費したと判断して、バリアが発動したからそこまで治療するのは手間じゃない。問題は上海の方。こちらはで道連れのせいで機能不全を起こしている感じなのでオーバーホールした方がいい。賢者の石に暴走されたらかなわない。

 

「上海はしばらくお休みだからね。これからお母さんのところに行くから、そっちで直してもらおう」

「シャンハーイ」

「蓬莱は護衛をお願い」

「ホラーイ!」

 

 上海はしょんぼりしているが、身体が動かないのでぐったりしている。蓬莱はそんな上海の手を握ってしきりに頷いていた。

 

「ポケモンバトル、難しいなあ……」

「そもそも人形でやるもんじゃないからね? ポケモンなら回復できるけど……」

「ミミたんにもいえるね」

「そうだね」

 

 ボロボロになった外装は回復できないので、ミミたんは外装を外して普通に浮いている。何個か用意はしてあげているし、ここに居たらその内実体化ができるようになれるかもしれないしね。

 

「どうするの?」

「んー予定通りに行くよ」

「まあ、お母さんに会いたいよね」

「うん」

 

 アセロラにはお母さんが見つかったので、そっちに向かうことを伝えている。それで私が居ない間、ここの管理をお願いしてある。また戻ってくるしね。カイオーガを狙うまで一年はあるし、実力を上げるには色々としておきたい。

 

「まあ、ここはアセロラに任せて。むしろ、次に来る時はアセロラがここのボスになってるかもしれないよ」

「期待してるよ」

 

 アセロラにここの鍵を渡して、残りのお金も渡しておく。これでポケモン達の餌を買っておいてもらう。結界の維持に私の魔力ではなく、ここに集まった力をエネルギーにするようにしたし、マッドスウィートケイクはほぼ使えないと思う。結界の維持すら足りないかもしれないので、その辺りはゴーストタイプの子達に補充してもらうように頼んでおいたから本当に大丈夫だと思うけどね。

 

「身体に異変があったら来るのは暫く空けた方がいいからね」

「わかってるよ。皆が聞くかはわからないけど」

「確かに」

 

 アセロラと話していると、時間を知らせるためにポケギアが鳴りだした。

 

「じゃあ、そろそろ行くね」

「またね、アリス」

「またね、アセロラ」

 

 最後に握手してから、外に出てメルクを出してトランクケースを置いてから乗る。上に乗ったら、肩ではなく頭に蓬莱を置いて手を振る。アセロラも手を振り返してくれた。

 

 

 

 

 

 しばらく電磁浮遊で移動するメルクの上で海を眺めながらぼーとする。島が見えなくなり、周りに誰も居なくなったらGrimoire of Alice(アリスの魔導書)を開いてクトゥルフ神話の世界へと転移する。

 視界が暗転し、異世界転移の広場に到着した。円形の広場には何か言い知れない雰囲気が漂い、廊下の先には鋼鉄の扉があって相変わらず時計の針が動いていた。しかし、なにも起きない。ほっとしながら、警戒を続けながらポケモン世界の扉を見る。残り七日十三時間と開かれるまでの時間が書かれている。どうやら、居た分とプラス一日だけのクールタイムが発生しているみたいだ。

 東方世界の扉を見ると、こちらはまだクールタイムが終わっていない。だから一日はここに居ないといけない。なんだか嫌な予感がするから早くここから逃げだしたい。暇を潰そうとして重く感じる執務室の扉を開けて入った瞬間――

 

 

 

 

 

 

 

わ た し は し ん だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Bad Ending

 

 

 

 

 

 

 

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 →TITLE

 

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 オオ、アリスヨ。シンデシマウトハ、ナサケナイ。ツギハキヲツケルガヨイ。

 

 

 

 

 

 

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 TITLE

Continue

 

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 TITLE

 →Continue

 

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 執務室。そこには壁に激突して、全身の骨が粉々になって死んでいるアリスだった物の残骸が埋まっている。その傍らには体長二から三メートルはあろう巨大な怪物が佇んでいる。その怪物は一見蟻のようだが触角は短く、人間のような皮膚と目、爬虫類のような耳と口、肩と尻の付根辺りにそれぞれ鋭い鉤爪が付いた手足を左右二本一対ずつ持っている。尻には磁気を操るフーンという器官があった。

 この怪物によってアリスは殺された。この怪物は地球の大気圏内では時速七〇キロメートル程度だが、気圧が下がればさらに早く飛ぶ事ができ、宇宙では光速の一〇分の一程度の速度が出せる。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 その怪物は跪いて臣下の礼を取り、壁に埋まっているアリスを見詰める。壁に埋まっているアリスの顔が真っ黒になり、身体が急速に再生していく。それが終わると同時に壁が強力な風によって吹き飛ばされ、()()()()()()()()()姿()()()()()()()()()()()()()()

 

「―――――」

「――、――――」

 

 アリスが地球に存在する言語以外の物を発し、怪物が答えていく。そして、アリスは隠されていたハスターの印が刻まれたブローチを回収し、身に着ける。それからトランクケースよりマザーとカゲボウズから生まれた卵とメルクとマザーから生まれた卵を取り出す。

 

「――――」

「――」

 

 化物はアリスの指示により、メルクとマザーの卵に光の粒子となって入っていく。すると卵が黄色に変化して、ハスターの印が小さく刻まれる。

 

「我が力を使うのなら大人しく印を持っておけばいい物を……そんなに嫌なら、お前ではなくこちらに与えてやる。それでも結果は変わらぬ」

 

 アリスはブローチに力を籠めると、それをカゲボウズの卵へと押し当てる。すると卵の中に吸い込まれるように消えていった。

 

「しかし、罰は与えねばならぬ。嫌でも理解させればよいか。ふむ、これにしよう。ちょうど召喚が行われているからちょうどよい」

 

 その言葉と同時にアリスの顔に仮面が現れ、手には一冊の本が虚空から出現する。その本、四聖武器書が開かれると、残ったのは壊れた人形やトランクケースだけとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 95だったから仕方ないね。もっとも、でなくても死んでました。黄衣の外套だけ使わせてもらって、聖印を身に着けないとか、神様からしたらふざけるなってことですよねー。力だけ貸す訳ありません。
 化け物はハスターの眷属、蜂蜜酒の大好きな僕等のヒーローさん! いえ、あれはネームレスカルトのとは違うか、まあいいです。

 さて、ここで一つ考えているんですが……ポケモン世界の時間、キンクリするしかないんですよね。どう考えて二年も暗躍できない。無理。
 東方世界を旅してもいいんですが、そこはちょくちょく入れていくつもりですが、こちらも異変を起こすまでは魔法の森から出られません。考えているのは八雲紫に連れていってもらって紅魔館や冥界ぐらいですね。
 そして何より、擬人化ジュペッタって可愛いですよね。でも、擬人化にする理由ってどうやるんだって考えたところで、アマゾンプライムに盾の勇者の成り上がりが……これって成長させるのにベストじゃないかなーと。ふぃーろちゃん、鳥から天使になってますし。ジュペッタとかに適応したらいいんじゃないかと。しかし、そうなるとガンダムがおそくなるのです。
ガンダムは今のところ、オルフェンズで話を考えております。オルガ団長には生きてて欲しいからね!

という訳で短期アンケートです。よろしくお願いいたします。


ハスタージムリーダーと書かれていますが、これはミスです。普通のジムリーダーです。修正できないのでこのままで。

1.ハスター印のカゲボウズとジムリーダーを倒しにいってスキルポイント集め。
2.東方世界での旅。紅魔館短期ホームステイ。パチュリー様に魔法を教えてもらい、フランドールと遊ぶ(死亡フラグ有り)。
3.東方世界での旅。冥界短期ホームステイ。薙切アリスの能力が大変な料理人生活。冥界の為怨霊いっぱいでカゲボウズのレベル上げもできる。(疲労で死亡フラグ)
4.物凄く可愛いメガジュペッタやメタグロスなどポケモン擬人化の為に盾の勇者の成り上がりへ。魔導書の勇者になる予定。(死亡フラグ有り)
5.オルフェンズに止まるじゃねえぞを防ぎ、団長の運命を変えに行く。死亡フラグ及び人類の敵フラグ有り。(死亡フラグ有り)

詳しいアンケート内容です。アンケート、修正できたらいいのになー。

オルフェンズのアリス開始時期およびルート

  • 火星でMAの登場から開始
  • ビスケットを助けるため、地球辺りから
  • 女神Aliceの名の下に人類管理ルート
  • マクギリスと一緒。ギャラルホルンルート
  • マクギリスの代わりにアリスになるルート
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