アリス
私、アリスの目の前に現れたのはイエロー・デ・トキワグローブ。彼女は第二章のメイン主人公であり、ポケモンの心や記憶を読み取ったり傷を癒す能力を持つ少女。他にも、釣竿に付けたモンスターボールを自在に動かしたり、自らの気持ちに同調させ手持ちポケモンを強化したりと多種多様な力を持つサイキッカーとも思われる。
性格はおっとりしていて優しく、年下のジョウト地方の図鑑所有者にも敬語を使うなど、言葉使いも丁重。ポケモンが傷つくことを嫌っており、捕獲が恐ろしく苦手で下手。そう、彼女はこの世界の重要人物の一人。
「傷はこれで大丈夫だと思いますけど……」
「あ、ありがとうございます」
「それで、なんでこんなところで倒れていたんですか?」
さて、どう伝えればいいのか悩む。イエローさんがある程度成長していて、ウバメの森に居ることから、予想できるのは第三章が終わった辺りだと思われる。とりあえず、時代を確定しないとどうしようもない。
「あの、ほとんど記憶はないんですが、何か大きな存在に攫われました。私の力で隙を突いて襲われながら必死に逃げてきたんですが、ここで力尽きて……」
「大きな存在……もしかして、それって氷を使っていた仮面の人?」
「よくわかりません。すいません、ほとんど覚えていなくて……」
「どこから出て来たのかはわかる?」
「それもわかりません」
「もしかして……いや、今はいいか。とりあえず、ボクと一緒に街まで行きませんか?」
イエローさんとの会話である程度はわかってきた。氷の仮面ということから、イエローさんは私がマスク・オブ・アイスに攫われた子供の一人だと思ったのだろう。特殊な力があることは伝えたし。
「お、お願いします。力もまだ回復していないので……」
「その力ってどのような物ですか?」
「えっと、こんな力です」
魔弾とバリアを発動して、見せてあげる。それを見るとイエローさんは驚いて、真剣な表情になった。
「その力の事は誰にも教えたら駄目ですからね? それが誘拐された原因だと思いますから」
「はっ、はい」
間違ってはいないと思う。この力を与えるために誘拐されたのだから。しかし、イエローと出会えたのは運が良かった。これがシルバー達なら厄介なことに……ならないか。仲間だと思われるだろうし。
「それじゃ、出てきてドドすけ!」
イエローさんが取り出したモンスターボールをボタンを押して大きくしてから投げる。投げられたボールは途中で開いて、中から光に包まれたポケモン――ドードリオがでてきた。
ドードリオは阿修羅のように喜び、悲しみ、怒りを表す三本の頭が生えているのが特徴で、進化する際に頭部の一つが分裂して三つの頭を持つようになったとされる。非常に高速な走行が可能であるが、ドードーよりも遅い。眠るときはどれか一つの頭は必ず起きているが、脳だけではなく肺や心臓も三つある。しかし、一つの頭で食事をすれば他の頭が食事をしなくても満腹になるらしい。空を飛ぶ事が出来るが、翼はない。
「じゃ、乗ってください。大丈夫、僕も一緒に乗るから心配はないですよ」
「は、はい。よろしくお願いします」
初めて乗るポケモンがドードリオ。確か、イエローさん曰く乗り心地が最高らしいし、期待できる。それに初めて触るポケモン。捕まえたいとは思わないけれど、やっぱり嬉しくなる。
そんなことを思っていると、イエローさんに身体を持ち上げられて座ったドードリオの上に乗せられた。後ろにイエローさんが乗ってきて、私を抱きしめてくる。
「しっかりと手綱を掴んでくださいね」
「わっ、わかりました」
「じゃあ、行きますよ!」
「わっ」
ドードリオが結構な速さで森の中を駆け抜けていく。草原で時速60キロも出せるみたいだけれど、森の中なので3、40キロぐらい。それでも凄く速く感じる。
「い、イエローさんはどうしてここに?」
「ボク? ボクはジョウト地方からカントー地方に帰る前に念のために見回りを兼ねてお供えにきたんです。そうしたら、アリスちゃんが倒れてて……」
「そうなんですか、助けてもらえて良かったです」
これでヤナギ老人が起こしたアイスマン事件が終わった直後だとわかる。確か、次まで二年ほど猶予があったかな。じゃあ、それまでやることは厳選して600族の6Vを集めないと。正直言って、伝説に挑むのなら厳選しないと話にならない。
そんな訳で必要な品物を集めないといけない。まず6Vメタモンは絶対に要る。アイテムはあかいいと、かわらずのいし。この二つも絶対に必要。メタモンを捕まえるのは私なら、外道な手段で可能なので他のアイテムはそこまで必要じゃない。悪いけれど、こちらも命が掛かっているのだから、今はまだ手段を選ぶつもりはない。
イエローさんに連れられていったのはヒワダタウン。ここは人々とポケモンが仲良く素朴に暮らしている町。そこにある警察署に連れていかれた。
「あのジュンサーさん、少しお話が……」
「あ、イエローさん。わかりました。こちらにどうぞ」
奥に連れて行かれて色々と話を聞かれた。といっても、基本的に覚えていないことにした。実際拉致された時のことなんて覚えていない。ただ、ウラウラ島という言葉はうっすらと覚えていると伝えた。
「ウラウラ島、ボクは聞き覚えがないです」
「えっと、ちょっと待ってね。ウラウラ島はアローラ地方ね。結構遠いわ」
「そんなところからも誘拐していたんですか……」
「いえ、こっちに旅行に来た時に攫われた可能性もあるわ」
「すいません。よく覚えてはいませんが、そこに行ってみたいです」
悲しそうにする二人に罪悪感が湧いてくる。そこに行きたい理由など一つしかない。狙いはダンバル。手に入れる予定なのは一番強くて凄いトレーナーダイゴさんの切り札。メタグロス。鉄足ポケモンで四つのスーパーコンピューターよりも凄い頭脳を搭載しているらしい。私の狙い? このスーパーコンピューターデスが何か。
「流石にすぐに送る訳にもいかないわね」
「そうですよね……」
「あの、それならせめてポケモンを捕まえるの、お手伝いしてもらえませんか? 頑張ってウラウラ島を目指しますので……」
「それは……」
イエローさんが悲しそうな顔をする。でも、確かに無茶を言っているのはわかる。まずは向こうに連絡を取って、実際に行方不明者がいるかどうかを調べないといけない。だが、その間の生活はどうする? 警察署で面倒を見てもらえるのか? そんなことは無理ではないだろうが、ごめんこうむる。ここがヒワダタウンならやりたいことは沢山あるのだから。
「待って、アリスちゃんって何歳なの?」
「十歳は超えているのは覚えています」
「本当?」
「でも、小さいよね?」
「その、あまり食べられていませんから……」
嘘は言っていない。コンビニ弁当しかないしね。いや、アレは星の精でぶち壊されたから、もうほぼ食事がない。
「あっ、ごめんなさい。そうよね……」
「うぅ……ボク、ちょっと食べられる物を買ってきます!」
イエローさんが出ていったので、私はジュンサーさんと色々とお話をする。その中で決まったこととして、テストを受けることになった。簡単な常識や計算問題などで、十歳以上の知識があるかどうかを確認するためだった。
そのテストをイエローさんが戻ってくるまでに受けてみた。ポケモン世界の常識は不安だけれど、ゲームや漫画、アニメ知識を利用し、後は計算もすらすら答えたので大丈夫。モンスターボールをどうやって手に入れるか、という問題で、拾う、買う、作ると選んだ私に間違いはない。
「落ちていることは滅多にないし、そういうのは基本的に警察署に届けてね?」
「は~い」
言われればその通りなので、納得するしかない。どちらにせよ、トレーナーカードを発行してくれることになった。当然、名前はアリスで、年齢は十歳(?)ということになった。
「ただいま。買ってきたよ。食べて」
「あ、ありがとう」
お菓子の類いをイエローさんから貰って食べる。それからテストのことを話した。
「じゃあ、ポケモントレーナーとして過ごすって事だから、生活はポケモンセンターってことになりますよね?」
「そうね。それで行こうと思うの」
「なら、ポケモンが必要ですね。アリスちゃん、何か欲しいポケモンはある?」
「ダンバル」
「えっと、ダンバルは……ごめん、これは無理かな」
イエローさんが図鑑で調べてくれた。でも、流石にここには居ないし、ダイゴさんから貰うしかない。
「じゃあ、メタモンがいいです」
「メタモンだね。一緒に捕まえに行こうか」
「その前に服とか靴を用意した方がいいわよ」
「確かにそうですね。よし、一緒に買いに行こうか」
「でも、私はお金がありませんよ?」
この世界のお金は何も持っていないので、全部出してもらうことになる。売れそうなのは……あり得ないことだけど、身体くらい?
他に売れそうなのって、正直言ってハスター謹製の黄色の外套こと黄衣ぐらいしかない。ただ、これを売る訳にはいかない。売ったら最後、呪われそうな気すらする。
「お金は……確かにどうしよう……ジュンサーさんは何か手があったりは……」
「それなんだけど、領収書を用意してくれたら後程支給させてもらうわ」
「あの、いいんですか?」
「ええ。アイスマンことヤナギ老人の資産を差し押さえて被害者の方に分配してるの。だから、多少は大丈夫よ」
「よかったね」
「うっ、うん……」
本当は違うから、罪悪感が半端無い。これはお金を稼いだら、還元させてもらおう。そうしよう。それがいい。
「じゃあ、まずは服とか買いに行こうか」
「はい。お願いします」
警察署から外に出て、ヒワダタウンにある服屋さんに移動する。といっても、ここは田舎なのでフレンドリィショップが、雑貨屋さんとしてあるみたい。ゲームでは警察署とかも存在していなかったしね。
「フレンドリィショップにはモンスターボールが売ってるから、そこで必要な物も買おうと思いますがいいですか?」
「はい。よくわからないのでお任せします」
「わかりました」
無事に到着したフレンドリィショップは思ったよりも大きかった。扉も自動扉なので、簡単に中に入れた。
「まずは服屋ですね」
「こっちからがいいですよ」
「そっちですか?」
イエローさんに手を引かれて連れて行かれたのは靴屋さんだった。確かに私の靴は靴とも言えない布を巻いただけの奴だから、これから買うのは納得できる。地味に痛かったけれど、魔術刻印で再生させているし無視していた。
「じゃあ、まずは靴を買いますね。えっと、旅はするんだよね?」
「はい。その予定なので動きやすい方がいいです」
「それじゃあ……すいません、店員さん!」
イエローさんが店員さんを呼んだので、私は良さそうな靴を選んでいく。男物の靴を選んで履こうとすると、悪寒に襲われて気持ち悪くなる。逆に女の子用の可愛らしい青色の靴に視線が吸い寄せられる。でも、運動しないといけないんだからブーツにしてみる。一応、悪寒には襲われない。
「選び終わった?」
「色は青がいいです。でも、靴って何がいいんですか?」
「街とか舗装されている場所なら普通の運動靴でいいけれど、森とか歩くならブーツの方がいいかな」
「お客様、用意しましたのでこちらにお座りください」
店員さんに言われた通り、用意された椅子に座る。すると店員さんが足を触ってきて、巻いてある布を取り外していく。怪我はないけれど、汚れはあるので店員さんが持ってきたバケツと水で綺麗に洗ってくれた。
布で水分を取られた後は、可愛らしい赤色の子供用靴下を履かされた。男として恥ずかしくなって、顔が赤くなってくるけれど我慢する。商品を汚れた状態で履くのは店側としては許容できないだろうし、仕方がない。
「ブーツですが、どうでしょうか」
「立ってみて、軽く歩いてみて」
「はい。こうですか?」
青色のブーツを履いて、軽く歩いてみる。違和感は特にない。いつも通り、こけそうになる程度だ。
「大丈夫?」
「大丈夫です」
「じゃあ、次はこちらですね」
店員さんが差し出してきたのは、気になっていた可愛らしい青色の靴だ。女の子が履くよう可愛らしい物で、スリッポンと呼ばれる奴らしい。
「あっ、これは……」
履いた瞬間、身体から力が湧いてくるような感じで軽くなった。ちょっと混乱していて、何を言っているかわからないけれど、確かに動きやすい感じがする。
「どうしたの? 大丈夫?」
「あ、大丈夫です」
イエローさんに答えてから、歩いてみると違和感もなく、疲れなんて感じなくなった。何より意識しないでもこけない。これは凄い。原因がわからないけれど、これにしよう。
「これがいいです。でも、雨の時や森に入る時に使うブーツも欲しいです」
「旅をする前提でしたら、防水は必要ですね。わかりました。後はサイズに合わせてしっかりと用意させて頂きます」
「お願いします」
靴を購入して、すぐに履かせてもらう。ブーツに関しては箱ごと袋に入れてもらって移動していく。
「それじゃあ、次は服にしようか」
「はい。お願いします」
服はキッズコーナーに移動して、まず下着から選ぶことになった。俺としては女の下着なんてつけたくはないが、アリスとしてはつけないと仕方ない。なので無地、いや、ストライプの奴にした。ブラジャーはぺったんこなので要らないし、つけたくない。こういうのはロリスで助かった。アリス・マーガトロイドなら絶対に必要だったしね。
「じゃあ、次はこれなんかどうかな?」
イエローさんに渡されたのは可愛らしい女の子らしい服。そこでふと疑問に思ったことを聞いてみる。
「旅をするのなら女の子の恰好より、男の子の恰好の方がいいんじゃないですか?」
「アリスちゃんだと、男の子に見えないよ。可愛らしすぎるから」
「そう、なんですか……」
言いたい。イエローさんも凄く可愛かったじゃないですか! と。でも、そんなことは言えないので黙って従っておく。楽しそうに色々な服を着せられては脱がされていく。店員さんも一緒になって選んでくれる。
九十分が過ぎて疲れてきたころ、これはという服があった。白色のシャツに型に掛ける白いフリルのついた青いスカート。うん、後ろに白いリボンをつけたら完全にロリスの恰好だった。
「腰の後ろに付けられる大きな白いリボンってありますか?」
「できますよ。こんな感じですか?」
「凄い可愛いね」
それを装着すると、靴よりも力が湧いてきた。これでなんとなくわかったような気がする。どうやら、アリスの恰好をすると力が湧いてくるみたい。ただ、アリスの恰好の中でも、ロリスの恰好が一番力が湧いてくるみたい。
「とりあえず、こんな感じで青色と黄緑色のをお願いします。それとヘアバンドも……」
「わかりました」
「寝間着とかも用意しないと。他にはテントとか寝袋だね」
「はい。でも、その辺りはまだいらないと思います」
「あ、そっか。じゃあ、次は生活用品だね。店員さん、今着ている服はこのままで、残りは用意しておいてもらっていいですか? 後で取りに来るので」
「大丈夫です。ただ、お支払いだけは先にお願いいたします」
「はい。領収書をお願いします」
イエローさんがやってくれている間に鏡に向かってみる。鏡の中で可愛らしい金髪のアリスが恥ずかしそうにしていて、こちら手を伸ばしてくる。私も手を鏡にやって触れ合わせる。あちらのアリスは黄緑色の服を着ていて、髪の毛も少し銀色っぽい。
「あれ?」
不思議に思ってもう一度見ると、ちゃんと今着ている青色の服で、髪も金色の髪の毛になっている。たっ、たぶん気のせい。あっちは涙眼だったけど、気のせいだと……思う……
「アリスちゃん? 泣いてるの?」
「だ、大丈夫です。それより、生活用品を買いにいきましょう」
「うん」
イエローさんが手を握ってくれた。それだけで気持ちが落ち着いてくる。今は気のせいだと思っておこう。
生活用品は歯ブラシ、櫛、ドライヤー、タオル、バスタオルなどを買った。化粧水とか、日焼け止めとか要るかもしれないけれど、私は永遠の美少女、もとい幼女になったので必要ない。捨虫で成長しないし、魔術刻印で肌とかも再生する。つまり、綺麗な子供の肌が永遠に続いていく。やったね!
「次はお待ちかね。ポケモンの道具だけど、何が欲しい?」
「モンスターボール、毒消し、穴抜けの紐、傷薬、麻痺治しかな?」
「そうだね。その辺りはもっておいた方が良いよ」
穴抜けの紐とか、現実だけどゲームと同じ効果があるのだろうか?
「穴抜けの紐って、何に使うんですか?」
「穴に落ちた時に投げてくっつけるためだよ」
「ワープみたいな力は……」
「そんなもの、あるわけないですよ、やだな~」
「ですよねー」
穴抜けの紐、あんまり要らない子。まあ、穴抜けの紐でどうやって穴を掘るなんてできるのだろうか? 無理でしょ。でも、穴から抜け出す為に必要だというのは理解できる。
「モンスターボールは数が欲しいです。そういえば、失敗しても残るんですか?」
「残ります。ただ、再度使うには時間がかかります」
「そっか、なるほど。でも、最低でも六つはいるよね」
「一応、公式戦で使えるのは六つが最大だね」
「その言い方だと、持てるの?」
「持つことも使うこと自由ですよ。ただ、トレーナーバトルでは最大が六体までと決まっているだけです」
「なるほど」
これはいいことを聞いた。メタグロスを量産して、合体したスーパーロボットを作れそう! メタグロス達の力を使ってまずはグラードンとカイオーガの捕獲を行う。まずはカイオーガから。正直言ってグラードンは近づくだけで死ぬからね。むしろ、いっそのことハスターを召喚してぶつけてやろうか。全滅しか見えないけど。
「モンスターボールは二十個、モンスターボール用ベルトとリュックサックも欲しいです」
「はい。毎度お買い上げありがとうございます」
受け取ったベルトをつけ、リュックサックに荷物を入れて受け取った。会計は全てイエローさんがしてくれたので、私はノータッチ。
「じゃあ、次はポケモンセンターだね。こっちだよ」
「はい」
モンスターボールが描かれているポケモンセンター。ポケモンの回復やトレーナーに食事や宿を無償で提供する施設。今日から私が泊れる安全な場所。クスクスと笑う星の精に怯えなくていいのはありがたい。
「ジョーイさん、この子がアリスちゃんです」
「ジュンサーさんから聞いています。イエローさんが泊っている部屋でいいですか?」
「はい。それでお願いします」
「いいんですか?」
「うん。一緒に泊まりましょう」
イエローさんとお話しながら、案内してもらって部屋は四人部屋で、残りの二人は居ないみたい。
「ボクはここを使ってるから、残りを好きに使っていいよ」
「じゃあ、こっちで」
イエローさんとは反対側のベッドに荷物を置いていく。これでベルトを取り付けて、そこにモンスターボールを入れて問題なし。六つで捕まえられるかどうかはわからないので、靴箱を入れた袋に入れて全部持っていく。
「ご飯を食べたらポケモンを捕まえに行こうと思うけど、いいかな?」
「はい。大丈夫ですよ」
お腹が全然空いていないのでわからなかったけれど、確かに食事の時間だ。そんなわけで、ポケモンセンターにある食堂で食事をする。味は美味しかった。山菜が多めのうどんで、とってもいい。
「それで、ポケモンのことは知っているんだよね?」
「ある程度なら、ですけど」
「それならボクのポケモンを使って戦った方がいいね。ボク、捕まえるのが得意じゃないから……」
「わかりました。お借りします」
食事を終えたら、メタモンについて図鑑を使って調べてくれた。
「一番近いのは34番道路かな、育て屋さんもいるから、そっちに行った方がいいかも」
「育て屋さんには興味があります」
「じゃあ、ジュンサーさんに育て屋さんの方に行って泊ってくるって伝えてから、行きます。あ、荷物は全部持っていかないと駄目だから、用意しないと」
「先に調べておいた方がよかったですね」
「うん。失敗失敗」
ジュンサーさんに挨拶をして、連絡をそっちに入れてもらえるようになった。それから、私達はドードリオに乗ってウバメの森を超えて34番道路に移動した。
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ネーム:
ベーシック:東方・旧アリス
アリスポイント:0
スキルポイント:0
アリス(東方旧作):《捨食》《捨虫》《魔力Lv.1》《人形を操作する程度の能力Lv.1》《バリア(反射)Lv.1》《弾幕Lv.1》
久遠寺有珠(魔法使いの夜):《魔術刻印Lv.1》《プロイキャッシャーLv.1(左目)》《魅了の魔眼Lv.1(左目)》《運動音痴Lv.6》
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