アリスと不思議な世界達   作:ヴィヴィオ

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第41話

 

 

 

 さてさて、東方世界に来てから三週間が経った。その間は毎日朝から晩までインスタントダンジョンを開いて諏訪子ちゃん達の遊びに協力した。守矢神社から八坂神奈子という戦神様もやってきて、一緒に参加していったけど、気にしない。アリスお母さんも魔理沙お母さんも参加して、様々な魔法や人形達の実戦テストをしたりしている。八雲さんところの藍ちゃんもうちのクオン達と一緒に参加して実力をあげている。

 アリスはアリスで、外で紫さんのお手伝いをしてポケモン牧場を人形を使って手伝っている。この牧場、家の近くにあるのでそこでインスタントダンジョンを開いているわけだ。

 本体のアリスは人形作りを頑張っている。作っているのは体中に包帯や絆創膏をつけた痛々しい姿が目立つ熊のぬいぐるみ。ただ、縫い目は荒くない。だって、人形師としてそれは認められない。そんな訳で、アリスの周りには沢山の痛々しい熊のぬいぐるみが置かれている。

 この子達は何もしていないのにやられたり、声援を受けても悉く返り討ちに遭うみんなのヒーロー(?)。それなのに喧嘩っ早く、喧嘩を自ら売りに行ってはボコボコにされる。外見に違わぬほど非力でとっても弱い。だけれど、それでも立ち上がってどんな相手にも果敢に立ち向かっていく勇気の持ち主。そして、いつか勝てると信じて頑張る姿が特徴。アリスはこの子のことが大好き。このことはアリスも見習わないといけない。

 

「やってやる~やってやる~や~ってやるぜぇ! いやなアイツをボコボコだぁ!」

 

 ちょっと改造したボコの歌を歌いながら、お腹の中に武器の破片を綿の中に仕込み、その内側にバリアを展開する。バリアの中には空気と水を入れて更に中心に爆炎の術式を設定していく。アリスが魔法を発動すると、水の中で爆炎が生まれて一瞬で水分を蒸発させる。そして気化した液体は体積を急激に増やしてバリアが限界をきた瞬間、爆発して武器の破片を周りにばら撒いていく。ただ、火力は弱いので更に外側に爆発の火力を増幅する術式を仕込んでいる。

 実験もかねてアリスの魔術刻印を再現した再生術式を搭載。これで自爆しても復活してまた突撃していく。まさにボコ! 不屈の闘志で敵に挑んでいく素晴らしさ! いつか来る勝利の日を信じて! 

 

「また変な歌を歌いながら作ってるわね」

「変なのじゃないよ、ボコだよ! とっても弱いんだから!」

「そうなのね。まったく、紫の奴……変なのを入れさせたんじゃないでしょうね」

 

 アリスがこんなのをいっぱい作っているのは簡単だ。ポケモン達と戦っていてわかったけれど、指揮を執る才能がなかった。ちゃんと指示を出しても聞いてくれないのだ。ルギアとかファイヤーとかサンダーとか。まあ、仕方ない。でも、正直に言ってグラードンに対抗するのにカイオーガとルギアは欲しい。それに沢山の人形達を操り、ポケモン達を指揮して戦うのだからやっぱり指揮系統のスキルは必須だ。そう、紫さんに教えられたので、ガールズ&パンツァーの島田愛里寿をアリスポイントで習得した。2点あったので、1点を使った。それに境界を操って浸食率を大丈夫にしてくれるとの話だったのでやってみたら……こうなった。

 

「ボコ~ボコ~♪」

 

 島田愛里寿は島田流戦車道師範・島田千代の一人娘で、13歳の可愛らしい女の子。飛び級して大学生の天才少女。優れた指揮統率能力を持ち、日本戦車道連盟・大学選抜チームでは本隊長を務める。 大洗連合チームとの試合では、大隊長として3個中隊を指揮するばかりでなく、単独で相討ち含めて計11輌を撃破して、単騎で戦局をひっくり返すような子でもある。

 性格は内気で人見知りであり、口数は少なく表情は表に出さない。 しかし、戦車道においては、年上であろうとも物怖じせず的確に指示を下し、大洗女子の選手・戦車追加をあっさり認める度量の大きさを見せている。そして、ぬいぐるみのボコられグマが大好き。アリスが大量に作っているのも仕方がない。なにが浸食を押さえてくれる、だ。押さえられていない。まあ、指揮能力はポケモンバトルでも有効だからいいんだけどね。

 

「持ってきてあげたわよ。とりあえず歌うのをやめなさい。頭に残っちゃうじゃない」

「は~い」

 

 アリスお母さんの言う通りに止めて、お母さんがテーブルの上に置いたケースをみる。ケースを開けると、中には綺麗に修復されたアリスの上海と蓬莱が寝ている。その姿を見た瞬間、ボコを退かして上海と蓬莱を抱き上げる。

 

「本当に直ってる……」

「強化もしておいたから、大丈夫よ。魔力を流してみなさい」

「うん」

 

 魔力を流すと、すぐに上海と蓬莱が目を開いてアリスを確認する。すると抱き着いてきて頬擦りしてきてくれた。アリスとしても嬉しくなって指の腹でなでながら可愛がると、横にどけたボコが上海達に喧嘩を売って来てあっさりと弾き飛ばされていった。

 

「このボコっていうの、もしかして自動制御なの?」

「ゴーレムの術式をメインにして組んでみたんだけど、バグだらけ」

「まあ、最初は仕方がないわ。教えてあげる。どうせ明日には出るんでしょうしね」

「ありがとう!」

 

 上海と蓬莱のことも含めてお礼を言ってから、少し照れて顔を赤らめているアリスお母さんに教えてもらう。

 

 

 

 

 夜。ボコを含めたぬいぐるみと人形だらけの部屋。そこでアリスはボコのパジャマを着てポケモン世界に戻るための準備をする。Grimoire of Alice(アリスの魔導書)を確認してしっかりと適応されているかどうかを調べようとしたら、アリスの部屋の中にクオンとシロが入ってきた。

 

「ご主人様、話がある」

「私もです」

「どうしたの? 一緒に寝る?」

「そのことじゃない」

「えっと、私達はここに残ろうと思います」

「え? なん、で……?」

 

 もしかして嫌われた? 嫌われることなんて……いや、思えば結構ある。いっぱいモフモフもしてるし、ほぼ無理矢理連れてきたみたいな感じだし。

 

「次に行くのはポケモン世界ですよね。そこでですと、クオンは種族的に問題があります」

「なるほど……」

 

 よかった。嫌われてはいないみたい。怖いから聞けないけど。それにしても、理由は納得できる内容だ。あの世界に獣人はいない。完全な人間とポケモン世界だけだし、連れていったら大騒ぎになる。耳を帽子で隠せばいいかもしれないけれど、尻尾がある。どちらにせよ、今から行うのはジム巡りで、それが終わったら、ホウエン地方でカイオーガとグラードンを手に入れるために暗躍する。下準備とかも含めてしばらくは大丈夫だし、うん。寂しいけれどなんとかなるか。

 

「その、待っている間に藍さんに色々と教えてもらえることになったから、頑張って人に変身できるようになる。だから、その、ね?」

「うん、楽しみに待ってるから、頑張って」

「頑張る」

「シロは……」

「私も残ります。まだ力のコントロールが上手くいってないですし、学ぶことがいっぱいあるので」

「わかった。二人はここに残って修行とお手伝いをよろしくね」

「「はい」」

 

 当面、連れていくのはポケモンであるジュカとルクスか。この二人なら連れて行ってもなんの問題もない。人型でもポケモン形態でもどちらにもなれる。ポケモンとして連れていく手持ちはさくら(子供のルギア)、サンダー、フリーザー。ファイヤーはまだ借りなくていい。この子達でジム戦をしたら……余裕だろうね。手持ちとして後一体は連れていけるけど……メタグロスか、ボーマンダか、悩む。

 

「あの、それとこの子は行きたいって」

「え? マザー?」

 

 水色の身体を持ったメタモン。この子はアリスが一番最初に捕まえたポケモンだ。その子がクオンの後ろからでてきた。クオンから飛び降りてアリスのもとまでやってくる。

 

「一緒に行きたいの?」

「めたぁ」

「でも、メタモンじゃ……辛いよ?」

「それでも行きたいと言ってますね」

「う~ん、簡単に死んじゃうから……」

 

 相手が相手だから、今のマザーだと実力不足は否めない。殺したくないし、連れていかない方が無難なんだけど……

 

「めためたぁっ!」

「なんでもするって言ってる」

「なんでも、か……メタモンは確かに便利だけど……」

 

 足はルクスがいるし、大抵のことはもう魔法でどうにかできるようになった。じゃあ、やっぱり戦力として考えるべき。メタモンの特性はへんしん。なんでも姿がかわるということ。でも、戦闘能力は相手次第な上に属性が被るので与えるダメージは低くなる。

 

「資質強化と万魔殿もあるし、底上げはできるとは思うけど……」

「強さが問題なら魔法で強化したらどうですか?」

「魔法か」

 

 考えてみると、メタモンとは言ってしまえばスライムであり、不定形だ。それならば魔術師ケイネス・エルメロイ・アーチボルトの使用する魔術礼装、月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)として運用できないだろうか? 

 月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)は水銀に魔力を充填し形状を自在に操作するというもので、つまるところ魔術で動く液体金属だ。メタモンの身体に魔術的な強化を施し、液体金属の塊にしてしまえば体積に比例して威力があがる。ただ、倫理的には問題がある。

 

「マザー、あなたを強くする方法はあります。ですが、それはとても大変なことです。頑張れるというなら、一緒に行きましょう」

「めたぁ!」

「行くっていってる」

「メタモンから逸脱し、もう戻れなくなるかもしれませんよ」

「めっ、めたぁ!」

「それでも行くって」

「では連れていきましょう。まず小さい身体のまま体積を増やして……」

「良かったね」

「これでいいですね」

「メルクはこないんだよね?」

「あの子はここで子供達をみると言ってました」

「わかったよ」

 

 さて、そうと決まったら諏訪子ちゃんに頼んで水銀を作ってもらおう。しばらくマザーの餌は水銀かな。ゆくゆくはアリスの武器や護衛となってもらうのもいいかもしれない。魔導書があるから武器は持てないけれど、メタモンなら話は別だと思う。あれ、本当に持てないのかわからないや。今度試そう。

 

 

 次の日、アリスは皆に見送られてクトルゥフ神話の世界を通過し、ポケモン世界へと旅立った。メンバーは上海と蓬莱、マザー(メタモン)、ルクス(メタグロス)、さくら(子供ルギア)、ジュカ(ジュペッタ)、サンダー、フリーザーという手持ちポケモンだ。レベルは20から30ぐらいに下げてあるので、ジムリーダー戦で学ばせてもらおう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ネーム:Grimoire of Alice

 ベーシック:東方・旧アリス

 アリスポイント:1

 スキルポイント:0

 アリス(東方旧作):《捨食》《捨虫》《魔力Lv.10》《人形を操る程度の能力Lv.10》《バリア(反射)Lv.4》《弾幕Lv.1》

 久遠寺有珠(魔法使いの夜):《魔術刻印Lv.10》《プロイキャッシャーLv.2(左目)》《魅了の魔眼Lv.2(左目)》

 聖夜の旅人アリス(幻獣契約クリプトラクト):《鏡の世界の紅き祭典》《マッドスウィートケイクLv.10》《真っ赤なお口のトナカイさんLv.10》《2回行動・強》《滅殺・魔族キラー》《滅殺・ウォーリアキラー》

 ハードゴア・アリス(魔法少女育成計画):《変身・魔法少女Lv.3》《どんなケガをしてもすぐに治るよ》

 アリス(ARMS):《世界最高の頭脳》《科学者Lv.1》《金属生命体》

 アリスとありす(Fate/EXTRA):《魔力Lv.10》《陣地作成Lv.10》《変化Lv.10》《自己改造Lv.10》《誰かの為の物語(ナーサリー・ライム)Lv.10》

 島田愛里寿(ガールズ&パンツァー):《戦術指揮官Lv.1》《騎乗Lv.1》《カリスマLv.1》

 魔導書:《人形師の魔導書Lv.1》《魔法使いの魔導書Lv.1》《セラエノ断章Lv.10》《ナコト写本Lv.1》《黄衣の王Lv.1》《ネクロノミコンLv.1》《万魔殿の魔導書Lv.10》《簡易迷宮作成の魔導書Lv.10》《資質向上の魔導書》《レアリティアップの魔導書》《ドロップ生成の魔導書》

 

 

 

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ガルパンのアリスちゃんもまた可愛い。
たぶん、カリスマと書いてマスコットもある。騎乗は戦車に乗って戦うから。戦術指揮官は戦車で局地戦という扱いです。戦略はもっと多くないと。

55%になったので、得たキャラの好みが反映されました。ボコが大好きになったぐらいです。寝間着がボコの着ぐるみに強制的に固定されました。

オルフェンズのアリス開始時期およびルート

  • 火星でMAの登場から開始
  • ビスケットを助けるため、地球辺りから
  • 女神Aliceの名の下に人類管理ルート
  • マクギリスと一緒。ギャラルホルンルート
  • マクギリスの代わりにアリスになるルート
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