ツワブキ社長と契約して特別研究社員として、全施設の立ち入りと施設使用許可証を頂いた。そして、何より研究費も結構な額をもらえてしまった。後は島田愛里寿としての身分証。これで色々と作れる。デボンコーポレーションは様々なポケモン関連商品から電話など色々な物を作っている。その中にはポケモンの回復装置もある。これを調べて解析し、小型化して持ち運べるようにすればいい。電力は電気ポケモン達が居ればいいだけだし、とてもエコだ。流石に重症はしっかりとした設備がいるだろうが、トレーナーとしてはとても便利だ。まあ、これは作っても売る気はない。犯罪者に盗まれたらとても困ったことになるし、図鑑所有者あたりには渡してもいい。彼等なら信頼できるし。悪用しようと思ったらいくらでもできてしまう。やっと倒したと思ったら、別のポケモンで時間を稼がれて、全快のポケモン達がでてくるとか目も当てられないしね。そんなの地獄だ。
他にはデボンコーポレーションの社員を対象にしてアクア団とマグマ団が入り込んでいないか調べたりもして、ついでに不正をしていた人達も証拠を集めて提出しておいた。後は対人地雷などを作ってしまっておく。それからアセロラに連絡を取る。
『はいはい、古代のプリンセス、アセロラちゃんだよ~どうしたの?』
「しばらく音信不通になるので任せていいですか?」
『ありゃ~?』
「定期的に戻らないといけないですから。それに必要な戦力を取ってきます」
『そういうことなら了解。確か、捨てられた船と造船所だっけ?』
「そうです。それと船は盗まれても構いませんからね」
『了解だよ。アセロラちゃんにお任せ~』
「ではよろしくお願いいたします。ルクスはそのまま預けますから」
『うん。わかったよ。ルクスちゃんもいい?』
『……マスターの命令なら……』
「お願いします」
『は~い』
アセロラに連絡してから、透明になって海を飛ぶ。ある程度でたら、ハードゴア・アリスに変身してからバリアを展開し、海の底へと沈んでいく。上海とさくらがルギアと一緒なので配置はわかる。しばらく進んでいると、ルギア達がやってきてくれた。海の底は真っ暗で見えないため、怖いので助かった。蓬莱を抱きしめていてもやっぱり怖い。
『ご主人様~』
「さくら、喋れるようになったのですね」
『教えてもらった~』
『我が子だから当然だ』
「シャンハーイ」
「そうですか。良かったです。褒めてあげます」
皆を撫でてから報告を聞いていく。さくら達はこの辺りを縄張りにしたようで、いろんな水ポケモンが従っているようで、お友達ができたと報告してくれた。どうせなので、
「海底洞窟は見付かりましたか?」
『ああ、あったぞ』
「では、案内してください」
『了解した』
ルギアに乗って海底洞窟に向かっていく。ちょっと水圧でバリアが壊れてしまい、水浸しになりましたが、水圧で息が出来なくてとても苦しかったです。まあ、この程度ではハードゴア・アリスと魔術刻印を持つアリスは死ななかったのですが。
『到着~』
「こほっ、ごほぉっ!」
海水を吐き出していく。苦しかったけれども海中を通って進んだところで浮上し、空気が存在する場所に無事に到着できました。ここが海底洞窟なのはアリスの中に融合している藍色の玉と紅色の玉から感じることで間違いありません。
『ここであっているだろう?』
「間違いありません。では、少し仕掛けをしておきます」
『了解した』
まずは魔法で洞窟その物を強化して、地面を掘り起こして地雷を埋め込んでいく。
「ジュカ」
「なんですか?」
「ここの警備を任せます。侵入者は全て排除してください」
トランクケースからモンスターボールを複数渡す。全てゴーストタイプで浮遊している者達だ。ゲンガーとかね。まあ、いらないとは思うけれど、一応はジュカを配置する。
「了解。捨てられるわけじゃないよね?」
「もちろんです。必ず迎えに来ます」
「わかった。それなら待ってる」
「良い子です。こちらに戻ってきたら、直に迎えにいきます。その時にはここの警備はほぼ必要ない状態でしょうから、頼みますよ」
「任せて」
「はい、任せました」
人型になったジュカを抱きしめてから別れる。ルギア達をモンスターボールに戻し、上海も回収してアリスはクトルゥフ神話の世界に戻る。すっごい嫌な予感がしたけれど、星の精に襲われたくらいで問題なかった。ルギアの攻撃でなんとかなった。
アセロラ
アリスちゃんからの連絡で彼女がしばらくいないのはわかった。少し寂しいけれど、ルクスちゃんを借りているし、ミミたん達もいる。シャンちゃんもいるしね。この子達、不思議と凄い成長しているし、強さも問題ない。むしろ、アリスと組んでからは他の子達も含めて私のポケモン達は急成長している。何度かアリスちゃんの力でレベルを下げたのにだ。
「……マスターに伝えなくていい……?」
「いいよ。だって、かわらないしね~」
アセロラ達はすでに捨てられた船にやってきている。アリスから聞いた話じゃ、ここに航海日誌と探査機があるらしいから、それをマグマ団が来る前に取りにきたというわけ。
「まあ、見つかったのは日記帳だったからアリスの勘違いかな~?」
「……その可能性は否定できません……」
椅子に座りながら新しいモンスターボールを二つ、触りながらアセロラの隣で人の姿をしながら立っているルクスちゃん。水色の長い髪の毛をツインテールにして、オレンジ色のもこもこパーカーを着ている。機械的な部分は髪飾りと首元だけ。瞳もよくよく見たら人と違う。あと、ところどころ服の裾からコードがでている。彼女の手には日記帳があり、その内容を全て覚えたようなので、火をつけて燃やしている。
「……それで、その二匹は捕獲しましたが……どうしますか……?」
このモンスターボールに入っているのは、ここに住んでいた兎のような青い耳に、マイナスの記号をモチーフにしたほっぺたと尻尾を持つ子と兎のような赤い耳に、プラスの記号をモチーフにしたほっぺたと尻尾を持つ子。マイナスのマイナンとプラスのプラスル。互いに対になる存在で、黒く真ん丸な目に電気袋を持った可愛いでんきタイプのポケモン。ピカチュウとも似ていて、まるで小さなピカチュウ。
「一応、日記帳の人も心配してたから引き取ろうかな~。アセロラはゴーストタイプを使うから、ルクスちゃんが使えばどうかな~? 電気タイプだから相性がいいよ? 無理ならアセロラがエーテルハウスの子達に渡すけど……」
「……ポケモントレーナー、偽装するのに……有効と判断。了解しました……」
ルクスちゃんにモンスターボールを渡すと、さっそく二匹を外に出した。二匹は怯えたようにルクスちゃんと周りに浮いているシャンちゃん達をみている。特にルクスちゃんには警戒しているみたい。ここに来たところで、アセロラに攻撃しようとした瞬間。弾き飛ばされて、飛ばされた腕に瞬時に捕まって地面に押さえつけられ、そのまま握り潰されそうになったし。アセロラが止めなかったら殺されてた。
「……これから、ルクスが貴女達のマスター……よろしく……」
二匹も必死でこくこく頷いている。これは危ないかと思ったら、ルクスちゃんが二匹を片手で抱き上げて撫でだした。
「ルクスちゃんもその子達、可愛いって思うの?」
「? わからない。マスターがルクス達……撫でてくれる……だからこの子達、撫でる……」
「そっか。じゃあ、アリスちゃんと同じ感じでいいよ。ただ、ルクスちゃんと違って身体が鉱物とかじゃないからね?」
「……了解……身体が有機物で構成されているのは理解している……」
「そかそか。それじゃあ、コレについて、解析は終わった?」
「肯定。探知機の解析は終了。データは移行済み。廃棄可能」
「中身を取り外して……違うか。部品の一部を壊して海につけてから戻しておこう。あ、データを入れ替えることってできる?」
「……可能……」
「じゃあ、実行して」
「了解……」
プラスルとマイナンを床に降ろしてから、ルクスちゃんが探知機を受け取ると彼女の両手から電気が発せられる。おそらく、それで書き換えたみたい。続いてパーツの一部を取り外してからルクスちゃんが飛んで海水につけてきてくれた。その状態で電気を流してもらって完全に部品を壊す。それをケースに戻しておく。
「……アセロラ、何時までいる……?」
「ここにマグマ団の人達がくるそうだから、少し削っておくのもいいと思うんだよね。どう思う?」
「賛成。戦力を各個撃破するのは戦いの基本……」
「じゃあ、もう少し待とうか。ここから持ちだす物は全部回収してるし」
「……了解……この子達に木の実をあげる……」
「それがいいね」
しばらくゆっくりとしようか。
数日後、捨てられた船が騒がしくなってくる。来たかと思って隣をみる。ルクスちゃんも起き上がってきた。プラスルとマイナンはいないみたい。
「どけ!!」
声が聞こえてきたので、二人で扉を開けてでると、二匹がコータスに弾き飛ばされるところだった。それを見た瞬間、ルクスちゃんから光が飛んで、二匹がモンスターボールに戻り、コータスの攻撃は空を切る。
「あ? 今度は餓鬼が二人か。こいつの仲間か?」
そういって倒れている男の子を指差してくるので、素直に頭をふる。
「違うよ?」
「そうかよ。まあ、どっちでもいいか。見られたからには始末するだけだしな」
「わ~怖い。怖いから、倒しちゃおう~」
「あ? なんだ、変な動きしやがって。おちょっくってんのか?」
こっちにはZ技なんてないもんね。でもさ、油断は大敵だよ?
「ミミたん、ブラックホールイクリプス!」
「きゅ!」
ミミたんから放たれたブラックホールイクリプスは、コータスを中心に命中して周りを吸い込んでいく。
「うぉぉぉっ! コータス、火炎放射!」
「きゅきゅきゅ」
このまま吸い込んで終わりかな。殺すのはまずいから、取り押さえよう。そう思ったけれど、ルクスちゃんが接近して大男を殴り飛ばした。大男さんは木々を圧し折りながら飛んでいく。
「い、生きてる?」
「生命反応を確認。問題ありません」
「そ、そう」
どうやら、二匹を傷つけられそうになって怒ったのかもしれない。
「ホムラ、無事か!」
どうやら、相手は一人だけじゃないみたい。やってきた女性が色違いのキュウコンを出してくる。
「金色のキュウコンだ。珍しいね」
「は? 何言ってんだ?」
「でも、マグマ団なのに氷タイプ?」
「キュウコン、大文字」
「こーん!」
「あれ、氷じゃないんだ。あ、そっか」
ここはアローラじゃないから、炎タイプか。なら、ユキメノコでいいか。
「ユキメノコ、吹雪!」
「ちっ」
さて、このまま倒していこうかな。
「ルクスちゃん、あの人達を助けてね」
「了解」
あっちは任せていい。なので、こっちはこっちでやろう。
「ちっ、オオスバメ! ブレイブバード!」
「シャンデラ、オーバーヒート!」
炎を纏って飛んでくる敵にシャンデラ達を出してオーバーヒートを放つ。相手は吹雪でダメージが減っている。でも、こっちはアリスちゃんいわく、伝説級なみの特功145もあるらしいので、焼き払える。キュウコンごと大ダメージを与えてるけど、彼女が何かを地面に投げると煙が発生してなにも見えなくなる。でも、あまい。
「そこっ! ユキメノコ、冷凍ビーム!」
指差した方向に冷凍ビームを放たせる。すると相手はマントを投げ捨てて防いできた。それに周りに炎が放たれて火の海になってしまったし、何かが襲い掛かってきた。避けたけれど、かすったみたいで服が切られちゃった。
ポケモン達は回収され、何時の間にか男もいなくなっているみたい。流石にポケモンが二匹だけってことはなかったか。少なくとも炎を吐くのと、煙の中で攻撃してきたので二体はさらにいる。
「ありゃ、逃げられちゃった。ユキメノコ、吹雪で消火して」
「……追撃しますか……?」
何時の間にか、両手に男の子と暴れている女の子を掴んで引き摺ってきたルクスちゃんがいた。
「離せ~!」
「あははは、離してくれないかな?」
「いいよ。ルクスちゃん、離してあげて」
「了解」
二人が解放され、すぐにアセロラ達を睨んで来る。この子達からしたら、怪しいよね。
「はーい! 古代のプリンセス! アセロラちゃんです! お二人の名前は?」
「はっはっはっ、ボクはルビー」
「サファイア……それで、アンタ達は……」
「さっきの奴等を知ってるの?」
「知ってるよ。彼等はマグマ団。悪い人達だよ。後はアクア団ってのもいるね。アセロラ達は彼等と敵対しているの」
「何言って──むがっ!」
「そうなんだね。で、彼等は何をしにきたのかな?」
「たぶん、これを狙って……あれ?」
「どうしたの?」
「ルクスちゃん、探知機はどこ?」
「……アセロラが持っていたはずですが……」
「ないの」
「スキャンします。確認しました。どんどん船から遠ざかっています。持っていかれましたね」
「あの一瞬でスラレちゃったみたい。敵もやるね~」
「何をゆっくりしているねん! 追わないといけんよ!」
「大丈夫だよ? だって動かないもん」
「え?」
「もしかして、その取られた物に細工をしてあるの?」
「そうそう。海の水につけて電気を流してショートさせてあるし、部品もない。修理して起動できたとしても中身は無茶苦茶に作り変えてあるから大丈夫~」
「えげつない……」
「……アセロラ、ここでのようはすんだ……次、行く……」
「そうだね。じゃ、バイバイ」
「まつね!」
「ごめんね。アセロラ達は忙しいから、すぐに行かないと」
「サファイア、ボク達にできることはない。今はね」
「う……なら、ダイゴって人を知らん?」
「知らないかな。ここではあってないよ~」
「そう……」
お話しが終わったので、ポケモン達をモンスターボールに入れてから移動する。今度は造船所に移動する。そこでまさか、すぐに再開するなんて思わなかったよ。
普通にカガリ達の手持ちより、アセロラの手持ちとルクスの方が強いです。カガリもブラックホールイクリプスとかいう意味わからない技をみているので、即座に撤退の方を選んでいますが、ぶんどりでアセロラから探知機だけは盗んでいってます。ただ、それも――
オルフェンズのアリス開始時期およびルート
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火星でMAの登場から開始
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ビスケットを助けるため、地球辺りから
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女神Aliceの名の下に人類管理ルート
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