どうしてこうなったぁぁぁぁっ!
目が覚めたらグラードンとカイオーガが復活していた。おかしい。おかしいのだ。アリスは昨日、マグマ団の始末を終えて皆とお風呂に入って洗いっこして、一緒の布団で抱き合って裸で寝ていただけなのに!
マグマ団の団員と一部を除いたポケモン達をポケモン協会の人達に引き渡した愛里寿達は、もう用が無くなったのでさっさと別々に別れてホテルに向かうことにする。島田愛里寿の姿でポケモン協会の追手から逃げていく。
ポケモン協会が愛里寿を追ってきたのは、愛里寿がルギア二匹を所持しているからだろう。それに準伝説ポケモンのヒードランと伝説ポケモンのホウオウまで手に入れたのだから、狙わないはずがない。アリスが見た目子供なのをいい事に、危険なポケモンだからと言って取り上げることもありえる。特にヒードラン、ホウオウはマグマ団のポケモンだったということで大義名分もあることだしね。もちろん、渡すつもりなんてない。
お店に入ってから、女子トイレに入って誰もいないことを確認する。個室に入って変身を解いてでてから手を洗ってそのまま外にでていく。すると外に女子トイレを伺っている人達がいたので、警備員の人達に連絡してからホテルに向かうタクシーに乗って戻る。
ホテルに到着したアリスは部屋までエレベーターで上がり、取っている部屋に入る。部屋の中にはすでに皆が戻っていた。広い部屋の中央にあるテーブルには沢山の料理が並べられているけれど、誰も食べていない。
「ちゃんと撒いて来た?」
「撒いて来たよ」
「こちらも問題なく」
「大丈夫」
「そうなんですね。食事はまだみたいですね」
「うん。皆で食べようと思ってたから」
「……マスターを待つの……当然……」
「こちらの席にどうぞ」
「うん」
シロに案内された席に座って、改めて料理をみる。どれもこれもとっても豪勢な料理で、とても美味しそうだ。伊勢海老のような物や美味しそうお肉などが沢山ある。お腹が減っていたので、皆でいっぱい食べていく。
高級ホテルのスイートだけあって、どれも美味しい。お金はデボンコーポレーションから貰っているので支払っているから大丈夫。ポケモン達も皆だしてあげる。大きい子達は変身魔法を使って身体を小さくしてあげたので、問題ない。一部のポケモン達にはこの方法が大好評だ。なにせ量は変わらないので小さい身体で沢山食べられるからだ。ただ、新入りのヒードランとホウオウに関しては出さない。だしたら大変なことになる可能性もあるからね。
「美味しいね~」
「うん。確かに味がいいですね」
「こちらもどうぞ」
シロから差し出された料理を少しだけ食べ、どの料理も少し食べて味わっていく。そんなに食べられないし、食べる必要もないからね。
「ん~おいしぃ~」
「こっちも美味しい」
アセロラとジュカが大きな海老の皮をむいてむしゃぶりついている。ルクスとメルクはアリスが用意したアダマンタイトを食べている。オリハルコンとかも食べているけれど、歯ごたえや味が違うらしい。アリスにはわからないので任せる。
子供の味覚になっているので、辛い物は駄目になっているから甘い物とかを食べていく。皆の世話をしてくれるシロはあまり食べていないので、アリスが食べさせてあげる。
「シロ、あ~ん」
「えっと……」
「美味しいから食べてみて。それともアリスのは食べられない?」
「わ、わかりました。あ~ん」
はむっと、差し出したローストビーフを口に入れ、身体を震わせる。
「どう?」
「美味しいです」
「それならよかった。じゃあ、こっちね」
「おじょ……ご主人様の食事は……」
「アリスは味見だけでいいから、皆で食べてね。その方が嬉しいから」
「かしこまりました」
「アリス、アセロラにも食べさせて~」
「仕方ないですね。じゃあ、こちらを……」
互いに食べさせっこしていろんな味を楽しむ。女の子同士がよくやっていたけれど、小食なのでこういうのも悪くはない。って、間接キスしている。うん、気にしないようにしよう。それになんだかとっても美味しいジュースもある。それをいっぱい飲んでいくと、うつらうつらとしてきた。
「満腹満腹。あ、アリスちゃん、もう眠い?」
「ん~眠いけど、お風呂は入りたい」
熱で凄い汗をかいたし、埃も大量にかぶってる。幼い子供の身体では特に体力の消耗が激しい。メルクに乗りながらでもそれは変わらない。島田愛里寿に変身していてもそれはかわらない。そもそも彼女は肉体的には普通の幼い女の子でしかない。いや、戦車に乗って、砲撃の衝撃とか耐えているから少し違うかもしれないけど。
魔法少女としてのスペックはある程度付与されるが、それでも疲れは残るし、気持ち悪い感覚は魔法で綺麗にしても残る感じがする。ただ、これはアリスが普通の人だった頃の感覚を引きずっていて、魔法ぐらいじゃ完全に綺麗にならないと思ってしまっているのかも知れない。
「じゃあ、みんなでお風呂に入ろ~」
「ん~」
アセロラがアリスの手を引いて風呂場へと連れていかれる。脱衣所、シロ達に服を脱がされていく。アセロラ達も皆、服を脱いで一緒に入っていくけれど……アレ、どうしてこうなったんだっけ?
「こっちだよ~。ここに座って~」
「わかった」
裸になって風呂場の椅子に座ってアセロラに身体を洗われていく。それでだんだんと意識が覚醒していく。まず、はっきりした視界に入ってきたのは、鏡に映る裸の自分の姿。これはまあ、この頃見慣れてきた。顔は真っ赤になるし、変な気分になってくるけどね。
本当はいけないことだけど、流石に目を瞑っていてはお風呂なんて入れないし、トイレだってある。上海と蓬莱がいたらからある程度サポートしてくれたけれど、流石に完全介護はない。いくらなんでもそこまで堕落するつもりはないし。そんな訳で自分の身体はなんとかなってきている。
鏡には鼻歌を歌いながら、アリスの頭を洗っているアセロラの姿。当然、服は着ていない。他にはシロやジュカ、ルクスの姿もあって順番を待っている。ポケモン達も小さなまま入ってきているけど、かなり広いので問題ないみたい。
「……どうしてこうなった?」
ポケモン姿やモンスターの姿ならともかく、人型で入るなんてしなかった。なのになんでだろう?
「あ、めがぐるぐるしてる~」
「あ、アセロラ……たしか、ご飯を食べてたはず……」
「アリスが眠そうにしてたから、お風呂に入ってから寝ようと思ってね」
「な、なるほど……でも、いいましたよね?」
「なにが~?」
「アリスは女の子が好きなんですよ。それなのにこんなことをするなんて、襲ってっていってる……わぷっ!」
「襲ってもいいよ? アリスにそんな事はできないと思うけれどね」
「くっ……」
アセロラにお湯をかけられてシャンプーを流される。頭をふって水滴を飛ばして、皆をみないようにする。
「それとアリスはお仕事があるよ?」
「え?」
「マスター、いつもの通りに洗って欲しい」
「私も」
「お願いいたします」
確かに人型ではないけれど、外で身体を洗ってあげている。けども、これはまた別だと思う。
「ひ、人型で?」
「元の姿になりますと、壊れますから」
彼女達の身体を人型の状態で洗ったら一線を越えてしまう。しかし、洗わないと納得しないのも目を見たらわかるし、皆が待っている。
「いいでしょう。洗ってあげます」
「お~恥ずかしがってるアリスちゃんがもっとみれ──」
「来なさい、上海、蓬莱!」
量産型も含めて20体の上海と蓬莱を呼び出し、その子達を使って洗っていってもらう。
「この子達はアリスが操作するんだから、アリスが洗ってることにはかわりありません」
「ちょっ!?」
「やってしまいなさい!」
「「「あ~~!」」」
上海と蓬莱を操り、全員をまるっと洗ってあげる。
「シャンハーイ!」
「ホラーイ!」
全員を並べて綺麗に身体を洗っていく。泡だらけにして身体を綺麗にしてあげる。
「思ってたのと違う~」
「これはこれで、いい」
「確かに」
きっちりと洗いながら、アリスは外に出ようとするけれど捕まって湯船に入れられた。お湯が気持ち良くてまたうつらうつらとしてくる。
「そういえば料理は誰が用意したんですか?」
「シロだよ」
「はい。私が用意しました。メニューは
あちら、東方世界か。そうなると、もしかしてお酒があった?
「シロ、お酒も用意した?」
「はい。御用いしました。ご主人様はよくお飲みしておりましたね。だめでしたか?」
「そっかー。それなら仕方ないね~」
久しぶりに飲んだお酒でいい気分になる。他の子達も入ってきたので湯船に身体をつけてたっぷりと英気を養う。お湯を楽しんでから外に出て、もう眠いのでそのまま皆で着替えずにベッドで寝てしまった。
そして、目覚めたら隣に裸の皆がいた。皆で抱き合ってそのまま眠っていたみたい。それも服をきずに。まあ、みんなお酒も入っていたみたいだし、しかたないのかもしれない。というか、お酒を飲んでいないアセロラの仕業に違いない。
「まったく……」
ベッドから出て着替えようとしたら、グラードンとカイオーガが復活していることが体内に融合している藍色の玉と紅色の玉から伝わってきた。
どうしてこうなったぁぁぁぁっ!
オルフェンズのアリス開始時期およびルート
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火星でMAの登場から開始
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ビスケットを助けるため、地球辺りから
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女神Aliceの名の下に人類管理ルート
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マクギリスと一緒。ギャラルホルンルート
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マクギリスの代わりにアリスになるルート