アリスと不思議な世界達   作:ヴィヴィオ

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第55話

 

 

 

 

 人形を操る程度の能力でレジロック、レジアイス、レジスチルを従え、平和的にダイゴさん達から手に入れた。もっとも、完全に信じてくれたわけではないと思う。予想できるのは弱まらせて捕獲しようとした時か、その直後に襲ってくる可能性がある。その辺りは警戒しておこう。

 どちらにせよ、これで更に強化できる。それぞれ準伝説ポケモンなので、スキルポイントは15点も手に入る。前のヒードランと合わせると20点。アリスポイントは1点。グラードンとカイオーガで補充はできるので大丈夫そうではある。

 まずは戦いに使えるバリア4を10にする。これで残り12点。騎乗に9点、戦術指揮官に1点を入れる。残り2点は弾幕に入れておく。これで戦いやすくなる。

 

 

 

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 ネーム:Grimoire of Alice

 ベーシック:東方・旧アリス

 アリスポイント:0

 スキルポイント:0

 アリス(東方旧作):《捨食》《捨虫》《魔力Lv.10》《人形を操る程度の能力Lv.10》《バリア(反射)Lv.10》《弾幕Lv.3》

 久遠寺有珠(魔法使いの夜):《魔術刻印Lv.10》《プロイキャッシャーLv.10(左目)》《魅了の魔眼Lv.10(左目)》

 聖夜の旅人アリス(幻獣契約クリプトラクト):《鏡の世界の紅き祭典》《マッドスウィートケイクLv.10》《真っ赤なお口のトナカイさんLv.10》《2回行動・強》《滅殺・魔族キラー》《滅殺・ウォーリアキラー》

 ハードゴア・アリス(魔法少女育成計画):《変身・魔法少女Lv.10》《どんなケガをしてもすぐに治るよ》

 アリス(ARMS):《世界最高の頭脳》《科学者Lv.10》《金属生命体》

 アリスとありす(Fate/EXTRA):《魔力Lv.10》《陣地作成Lv.10》《変化Lv.10》《自己改造Lv.10》《誰かの為の物語Lv.10》

 島田愛里寿(ガールズ&パンツァー):《戦術指揮官Lv.10》《騎乗Lv.10》《カリスマLv.1》

 アリス(Infinite Dendrogram):《冒涜の化身》《管理AI》《無限誕生》

 アリス・キャロル(ARIA):《黄昏の姫君》《天才》《操舵術Lv.1》《歌Lv.1》

 魔導書:《人形師の魔導書Lv.1》《魔法使いの魔導書Lv.1》《セラエノ断章Lv.10》《ナコト写本Lv.1》《黄衣の王Lv.1》《ネクロノミコンLv.1》《万魔殿の魔導書Lv.10》《簡易迷宮作成の魔導書Lv.10》《資質向上の魔導書》《レアリティアップの魔導書》《ドロップ生成の魔導書》

 

 

 

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 騎乗によってルクスに乗りやすくなった。戦闘中でも落ちる心配がなくなったので安心安全。しかし、やはりグラードンとカイオーガは言う事をあまり聞いてくれない。でも、グラードンには声をかけ続ける。

 “カイオーガを倒す力が欲しくないか?”

 と、相手に伝えてある。でも、返事はよろしくない。代価としてアリスのポケモンになることが条件だとは伝えてあるからだけど。まあ、愛里寿としてはどちらでも良かった。このまま弱まるまで待てばいいだけだから。でも、ダイゴさんが来たことでそうはいかなくなった。時間制限が入ってしまった。元から原作のように一ヶ月も戦うつもりはないけれど、これは厄介。

 

「予定を変更。レジスチル、レジロック、レジアイスの三体はサンダー、フリーザー、ファイヤーと協力してそれぞれ三角形を形成。ルクス、上昇して」

「了解」

 

 サンダー、フリーザー、ファイヤーをボールから出してレジスチル、レジロック、レジアイスと協力させ、グラードンとカイオーガを囲ませる。それぞれを起点として六芒星を形成。この子達を起点として使い、陣地作成10とバリア10を使う。これによって魔術師として自らに有利な陣地、工房……否。神殿を作成する。

 この世界に戻ってアリスの固有結界は作れなかった。この世界の神様達が、抑止力が邪魔をしたからだと思われる。でも、バリアで結界作り出し、そこでグラードンとカイオーガが発した力を利用して展開すればこの世界の法則に乗った疑似的な異界を作り出せる。このポケモン世界は破れた世界やウルトラビーストの世界とか色々とあるからね。神殿とはいかないまでも、天候程度は自由に操れる。

 

「天候は晴天。ホウオウ、日本晴れ。ヒードランは熱風」

 

 自分より下の部分からホウオウに日照りを使わせる。グラードンとカイオーガの天候の奪い合いもアリスが手助けすることでこちらに有利になる。ヒードランはグラードンが作り出した地面に配置し、マグマストームや熱風を発動して周りの温度を上げさせ続ける。同時に弾幕を無数に展開して、海から海水を吸い上げていく。結界により隔たれた内部の空間では発生する水も限界がある。回収される水もどんどん蒸発していくが、空気中に含まれた水分も回収していくので問題なし。

 

「海面がどんどん減っていってますね」

「それが狙いだから」

 

 海から海水が渦を巻いて愛里寿の周りに吸い取られていく。その上の方でカバンから上海と蓬莱の量産型を操っていく。ただ、量産型じゃない上海と蓬莱の2体はそれぞれ、レジアイス達のコントロールをしてもらっているので、除外。つまり20体の量産型だけ。この子達からメタグロスを6体ずつ出してもらう。120体のメタグロス。

 

「これから何をやるのですか?」

「不明。説明要求」

「ふふふ、ロマンだよ」

 

 トランクケースから色々と必要な機材を取り出して準備する。使用にはエネルギーが必要だけど、そこはグラードンとカイオーガが戦うことで発生する蒸気の力を純粋な自然エネルギーに変換して利用する。

 そんな風に準備をしていると、海水が無くなってきたことでカイオーガの縦横無尽な動きが封じられ、グラードンがカイオーガに接近して殴り飛ばす。吹き飛ばされたカイオーガは結界に接触して弾き返される。そこをさらに炎を纏った拳で殴りまくり、口から真っ赤なブレスを放つ。カイオーガも口から大量の水を放出して両方の中心で大爆発が起こり、衝撃で弾き飛ばされた二匹は距離が離れる。

 

「■■■■■■■■■■■──―!」

 

 カイオーガは叫び声を上げると、体長は2倍以上に巨大化していく。更に全身にみなぎるエネルギーが澄んだ海水と化してあふれ出し、体の組織も透明度の高い海水そのものへと変化する。深い青色の皮膚はサファイアのような質感で輝くようになり、透き通った体の内部には黄色い発光体のみが見えていく。その姿はまるで、生物というよりは光を帯びた海そのものの様な神秘的な状態を感じさせる。 さらに体に刻まれた模様がαに見える形状へ変化している。

 

原始回帰である

 

 原始回帰したカイオーガから溢れ出す海水が、せっかく吸い上げた量をあっさりと補填していく。補填された海水は吸い上げ続ける水球を内部から次々と破壊し、海水の濁流が降り注ぐ。まるでこちらのことなど歯牙にもかけていない感じだ。いや、ホウオウには海水が意思あるかのように襲い掛かっているので、そこまでではないみたい。ホウオウは距離を取って逃げ、こちらに戻ってきたけどイライラしているようで、声をあげている。

 

「ご主人様?」

「この海水はどうやら、カイオーガと一体化し、あの子の意思が入っているみたい」

 

 カイオーガが操る水は濁流となってグラードンに襲い掛かっていく。グラードンは地面から大量の杭を生み出して海水を防いでいく。

 とりあえずは大丈夫みたいだけど、なんで原始回帰した。グラードンは愛里寿が手伝った。でも、カイオーガには力を貸していない。変わったことと言えば結界と機械を作動させたくらい。もしかして、エネルギーが盗まれた? いや、元からあの子たちのだけれど。

 ゲージを確認してみると、チャージしたのは大丈夫だった。でも、感じる限りだと空気中にあった魔力は減っている。つまり、愛里寿が弾幕で海水を巻きあげたから、その魔力を原始回帰に必要な自然エネルギーとして吸ったってところかな? 

 

「どちらにしても、これはやるしかない」

「どうするのですか?」

「こうする! ルクス、合体! 

 

 120体のメタグロスの足をパーツに接続し、それぞれが一つの部品となって磁力でくっついていく。上下で二体のメタグロスがくっつき、その上に別の二体のメタグロスがくっついていく。

 

メタルナイト・エックス! 

 

 そう、作り上げたのは人型の巨大ロボット。メタグロス100体をパーツを使って連結し、身体を構成する。残り20体を使って砲塔を形成。パーツを含めて100メートルという超巨大ロボット。中心部にルクスが入ることで全てのメタグロス、120体×4のスーパーコンピューター並みの処理が可能という馬鹿な性能。関節部にはマザーをはじめとしたメタモン達を配置し、負荷を軽減。

 

「河童の技術は世界一ぃいいいいっ!」

「な、んですかこれ」

「凄くおっきい」

 

 シロとジュカがそれぞれ感想をくれる。でも、ここからが本番。ここに用意したるは地獄に住んでいる鳥娘さんの力を取り込んでおいてもらった弾頭。なんて物を用意できたらよかったけれど、流石にできないので諦める。ただし、集めるのは太陽光。それを圧縮して増幅して打ち出す。ソーラービームなんてちゃちな物じゃない。サイコキネシスも使ってさらに圧縮する。愛里寿の魔力も大量に注ぎ込んで、そのエネルギーを基に水素を混ぜて熱核融合を作らせる。

 

「ルクス!」

「……弾頭の形成完了。エネルギー充電、64%……」

「100%までチャージして」

「了解」

「これ、大丈夫なんですか?」

「きっと多分平気! ジュカ、どくどくを海に放りこんで。シロ、呪う準備」

「はい。お任せください」

「ん、やる」

 

 さて、これでこっちはいい。後はカイオーガとグラードンに通達を出す。

 

『愛里寿のポケモンになるつもりはない?』

 

 自己改造と変化を使って明確に二つの玉と融合し、グラードンとカイオーガに伝える。

 

 “断ります。矮小な存在に私が仕えることはありえません”

 “邪魔をするな。これは俺達の決着をつける好機”

『どうしても? 力、もっとあげるよ? 楽しいことも教えるよ?』

 ““くどい!””

『なら、愛里寿が勝ったら、言う事を聞いてもらうよ』

 “この世は弱肉強食。勝てば認めてやろう”

 “母なる海に勝てるというのなら、確かに認めてさしあげます”

『わかった。じゃあ、戦争を始めよう』

 

 力の根源たる愛里寿が命ずる。森羅万象を紐解き、愛里寿の可愛さ(かりちゅま)を示せ。あれ、なんだか詠唱が変だけどいいや。リベレイション・オーラを味方にかけ、ダウンを敵の二匹にかける。

 

「ジュカ、真の姿を現せ。メガ進化」

「ん」

 

 すぐにメガ・ジュペッタに進化し、両手を上に上げる。すると大量の風が集まり、球体を形成していく。しかし、そこは禍々しい紫色をしている。

 

「力の根源たるジュカが命じる。生成するは大地を冒す竜帝の毒」

「シロも手伝って」

「はい。力の根源たるシロが命じる。生成するはミシャグジの呪い」

 

 愛里寿も手伝って、三人で儀式魔法を使う。組み合わせるのは竜帝の毒とミシャグジの呪い。それらを弾幕として形成し、雨の様に降らせる。

 

「「「ポイズン・カース」」」

 

 210個の魔法弾を生成し、全てを地上に居る二匹に叩き込む。っと、ヒードランは戻してないので、その子がいる辺りは除外。さて、空から弾幕の雨が降ってくるのに対して、グラードンは地面を隆起させて自らを覆うドームを形成。これによって防いだが、毒に土が冒されて溶かされていく。更に呪いによって土が死んでいく。カイオーガの方も海水を壁にしてくるけれど、毒と呪いがそのまま侵入して()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「■■■■■■■■■■■──―!」

 

 激怒したカイオーガがこちらに向かって大量の海水を圧縮して放ってくる。数百トンを超える水の弾丸はこちらが展開した反射のバリアを貫通して、せまってくる。

 

「ルギア、さくら、防いで」

「きゅ!」

『任された』

 

 二匹によるエアロブラストで弾き返し、大地を、海を汚染していく。補助技を使い、バッドステータスで攻めるのは基本だ。その次に本命を叩き込む。人形を急降下させて、ヒードランを戻してからこっちに戻らせる。

 

「……典開(レーゲン)。チャージ完了しました……」

「撃て」

「……了解……偽典・天撃(ヒーメアポクリフェン)

 

 なんでだろう。確かにルクスの基になったのは機凱種(エクスマキナ)だけど、武装までそれになるのはおかしい。いや、ある意味では同じく世界に影響を及ぼすけど。こっちは熱核爆弾。あっちは世界を構成する精霊を殺して放つ攻撃。威力は後者の方が大きいだろうけどね。

 どちらにせよ、砲塔から放たれたそれは電磁誘導により超電磁砲としても機能し、音速を越えてカイオーガの海水を圧縮した盾やグラードンの大地の壁を貫通して着弾する。同時にサイコキネシスによる何重もの防壁が崩壊し、熱核融合が起きて膨大なエネルギーが解放される。愛里寿はこちらとあちらの間にバリアを展開してしっかりと閉じる。

 

 轟音も何もかも、反射されて内部の空間から光が発せられる。次の瞬間。バリアが吹き飛び、特大の衝撃が襲ってくる。吹き飛ばされた愛里寿達はルクスのメタルナイトに受け止められる。目の前にはとっても大きなキノコ雲があり、下は煙で何も見えない。

 

「太陽の力を再現するのは流石にやりすぎた……? いや、これぐらいじゃやられてくれないか。ルクス、二発目のチャージを開始して」

「了解。二発目、チャージ開始」

 

 バリアを使った結界を再展開して汚染が広がらないようにしておく。ルギア達に指示をしてエアロブラストで煙を吹き飛ばしてもらう。

 巨大な数十キロ以上のクレーターができている場所には海水が溢れ出し、溶岩が噴き出してせめぎあっている。グラードンとカイオーガはどちらも健在で、それなりのダメージを受けてはいるようだけど、まだまだ元気。

 

「伝説ポケモンって本当に化け物。愛里寿なら何度も死んでる威力だよ?」

「ジュカも無理」

「私も無理ですね」

「……当機は今なら耐えられる、かも……?」

『さくらはいけるよー』

『我も問題ない』

『可能』

 

 伝説ポケモンはやっぱり化け物だ。よし、ポイズン・カースを続けて放ちながら空で攻撃を続けよう。あ、その前にレジアイス達って生きてるかな? 

 指示を出すと、無事に耐えていたようでこちらに戻ってくる。その子達をボールに入れて回復装置に配置して回復させる。

 

「ルギア、さくら、ホウオウ、爆撃をお願い。くれぐれも弾幕より下に降りないように」

『まかされよ』

『いってきま~す!』

『りょ』

 

 急降下していった三体の伝説のポケモンはそれぞれ爆撃を開始する。光線や風圧などで攻撃していくが、どの攻撃も戦略級の規模だ。海底は抉れ、地面や海水は吹き飛び、暴風は吹き荒れ、何度も爆発をする。そこに愛里寿達の合作の弾幕が降り注いで毒状態にしていく。

 

「なんと素晴らしき制空権!」

 

 空を飛べないカイオーガとグラードンでは対空攻撃に限界がある。なので余裕をもって回避できる。ましてやこちらはオーラで全能力を上げ、相手は全能力がダウンで下がっている。このような殺し合いではとくに大事な事だ。相手は毒状態でだんだんと体力が減っていっているし。

 これぞ三つ巴の戦い──と思っていたら、グラードンが斜めの崖を作りだし、その上をカイオーガが滑って飛び上がって空中で口から水の光線を放つ。それをさくらが横から突撃して蹴って射線を逸らす。その光線は愛里寿の頬をかすって空へと消えていった。当然、展開されていたバリアは貫かれている。

 

「協力するなんて!」

 “まずは邪魔者を排除する”

 “同意です”

 

 仕方ないことだけどね。そう思っていると、てぃんとんてぃとてぃんと、聞き覚えるのある音がした。回復が終わったようなので、フリーザー達も出して戦わせる。

 

「フリーザーは海水を凍らせて! ファイヤーとサンダーはカイオーガを攻撃! レジアイス達は被害が外にでないように護衛! ルクス、チャージが終わったら……知らせて!」

「はい」

「ご主人様、私も行ってまいります」

「駄目。爆撃できなくなるから」

「うぅ……」

「ジュカも駄目だからね。護衛をよろしく」

「ん」

 

 喰らったら即死のような攻撃のオンパレードだ。敵も味方も伝説は桁違いの火力と耐久力をしているから、本当にありえない。ただ、勝ちは確定だね。こっちには魔改造したルギアとさくらがいるのだから。

 

 

 

 

 

 

 




熱核爆弾についてはてきとー。気にしないでね。汚染されますが、ちゃんとなおします。
グラードンとカイオーガの戦いで島クラスが浮いちゃうから、これぐらいのエネルギーはでているという……
ちなみにルギアさんはグラードンとカイオーガよりも強いです。資質向上と経験値ブースト、諏訪子の加護もありますから。さくらはカイオーガより少し弱いくらい。鳳凰はグラードンに負ける。メタルナイトはさくらと同じくらい。

この作品を始めた当初から、メタグロスを合体させてロボットにすればいいじゃないかと思っていた。ここからが本当の勝負。だって、まだ乱入してきてない奴がいるからね。いったい誰なんだろうか。
ちなみにダイゴさんが残って居たら、死にます。クリティカル3回連続成功以外死亡。グラードンとカイオーガ、ルクスの攻撃で3回回避判定をどうぞというレベル。無理ですね。

オルフェンズのアリス開始時期およびルート

  • 火星でMAの登場から開始
  • ビスケットを助けるため、地球辺りから
  • 女神Aliceの名の下に人類管理ルート
  • マクギリスと一緒。ギャラルホルンルート
  • マクギリスの代わりにアリスになるルート
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