アリスと不思議な世界達   作:ヴィヴィオ

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東方世界のアリス

 

 

「どうしてこうなったっ!」

 

 

 おかしい。東方世界に来たはずだ。なのに何故、ビルが立ち並び、道路を車が無数に行きかっていて、歩道の人々はスマホやタブレットを持っている。この身は魔法使いであり、魔術師だからわかる。この世界は神秘が限りなく薄い。ビルとビルの隙間から表通りを見ただけでこれだ。

 

「こほっ、こほっ」

 

 何より排気ガスによって空気が悪い。ポケットモンスターの世界はまだ自然がいっぱいあって空気が良かった。行ったところが良かっただけかも知れないけど、これだけ発展している世界だと空気が悪いのは仕方ないかもしれない。

 でも、この世界だと身分証の無い子供は大変かもしれない。お金も戸籍も無いのだから。それと魔術師としては空気中のマナによる魔力の回復が望めないので、魔術回路をあんまり使えない。後、ポケモンセンターもないので、マザー達の回復や無料で泊まることもできない。うん、大変だ。普通なら。

 食事は要らないし、寝る場所はお昼に公園ででも寝ていたらいい。問題は警察と危ない人、変態さんぐらいだろう。ああ、お節介を焼いてくる人も危険か。魔法や魔術のことを知られたら捕まって実験台にされる可能性もある。まあ、その時は魅了の魔眼を使うし、捕まっても一週間でこの世界から消えるのだろうし大丈夫……だいじょばない。大人しく普通の女の子として過ごそう。

 

「まずは情報収集だね。その前に変身して」

「めっ」

 

 マザーを抱き上げて肩に乗せてマフラーみたいになってもらう。これでバレることはない。片腕を前に突き出して、Grimoire of Alice(アリスの魔導書)を呼び出そうと意識する。すると掌の上に大きな本が現れて、自動で今回の世界のページが開かれる。

 

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 不思議な世界第〇世界・東方project(現代)

 アリスポイントの入手方法:幻想郷への到達

 指定方法:任意

 スキルポイントの入手方法:幻想郷への到達時間、アリスらしい行動

 連続滞在可能時間:一週間

 スキル制限:なし

 

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 幻想郷への到達かぁ……一応、この世界には幻想郷があるんだね。よかったよ。これが別世界だったら笑えない。しかし、幻想郷への到達か。現実世界だったら、長野県とか言われてるんだっけ? 東方世界だとどうだろうか?

 その辺はやっぱり情報収集をしないといけないかな。いや、いっそのこと魔法を全力展開して、幻想郷の管理者に気付いてもらう?

 でも、その後が大変だろうし、なしかな。うん。どうしよう。お金も無いし、やっぱり地味に歩く?

 まあ、これたはやはり情報収集が大事。あと、気になるのがやはり、スキルポイントの入手の方。

 幻想郷への到達時間が減れば減るほどスキルポイントが貰え、アリスらしい行動をするとこれまた貰える。アリスらしい行動という場所を指でなぞってみると、ページが開いて、勝手に新しいページが表示された。

 

 

 

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 アリス(東方旧アリス)らしい行動

 アリスらしい可愛い服装をする:達成済み

 アリスらしい言葉使いをする:未達成

 戦闘を行う:未達成

 魔法を使う:未達成

 弾幕ごっこをする:未達成

 プラスチックマインドをBGMとして弾幕ごっこ中に演奏する:未達成

 the_Grimoire_of_AliceをBGMとして弾幕ごっこ中に演奏する:未達成

 アリスの人形を作る:未達成

 アリスの人形を操作する:未達成

 

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 アリスらしい行動によるスキルポイント。なんかかなり簡単なのと、難しい奴が入り混じってる。プラスチックマインドとかをBGMにするって、どうしろっていうの? 録音して流せてっていうのか? それとも魔法で組んで流せと? 意味が分からない。

 アリスの人形は私に作れるかはわからないけれど、頼みこんで作ってもらおう。代価は必要だろうけど、いざとなればマザーを変身させればいい――いや、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

「あれ、何を考えていた? まあいいか」

 

 しかし、スキルポイントもアリスポイントもどれも取りやすい感じがする。もしかして、この世界はチュートリアルなのかもしれない。そう考えると納得もできる。

 まあ、ともあれ今は博麗神社を目指すために色々と調べよう。

 

 

 ビルとビルの間から出て、まずは街の場所を把握する。道路に出てクルリと回ってみる。そこで見えたのはアジア系の人々と京都タワー。どうやら、ここは日本で京都みたいだ。これからどうするかだけど、博麗神社の場所を探すのは結構簡単だ。

 まず、駅まででる。京都駅の近くにはビックガメラがある。そこに入って、パソコンコーナーかスマホコーナーへ向かう。そこでサンプルとして置かれている物でネットが接続されているのを探す。見つけたら、台を用意してもらってそこに乗って調べる。少しだけど、実際に接続できるので、検索ワードとして博麗神社を入れてみる。

 現実世界と違って、東方世界ではちゃんと博麗神社は現実の方でもある。博麗神社は幻想郷と外の世界の境界線に存在するため、幻想郷と外の世界でも博麗神社は存在している。いや、厳密には幻想郷にも外の世界にも博麗神社は建っていないといえる。

 しかし、境界にあるにも関わらず、外の世界の博麗神社と幻想郷の博麗神社が存在できるかというと、博麗大結界(常識の結界)によって、外の世界の常識と幻想郷の常識で分けられているので、外の世界の常識を持つものは外の世界の博麗神社に。幻想郷の常識を持つものは幻想郷の博麗神社にしか行くことができない。そんな訳で、博麗大結界を越えることが出来ないと外の世界の神社から幻想郷の中に入る事はできない。

 このようなことが設定として語られていた、と思う。詳しくは覚えていない。だけど、どちらの世界にも博麗神社が存在し、そこが表裏一体の接点になっているのは確実だ。だから、幻想郷への入口はそこにある。あるのなら、壊してみせましょう。

 さて、博麗神社の場所は把握した。ついでに行く方法も調べたが、残念ながら結構遠いので最終手段だ。こればかりは仕方がないしね。台から飛び降りて、駆けるように移動しようとして止めた。

 慌てて戻って、台を片付けてお礼を言ってから外に出る。まだ太陽は明るいので移動できる。まず行く場所は運送会社だ。運送会社の場所は調べたので大丈夫。

 

 

 

「お嬢ちゃん、どうしたのかな?」

 

 運送会社に入って、カウンターのお姉さんに話しかける。恥ずかしくて顔が真っ赤になり、俯いてしまう。

 

「えっとね、お小遣いで電車に乗ってみたの。そしたら寝ちゃって、迷ってね」

「迷子なのかしら? 警察に連絡しましょうか?」

「警察は駄目なの。パスポート? もってない。お母さんが……」

「お母さん達が持ってるの」

「そう。ハクレイ、ジンジャってところ、待ち合わせしてる、の。それでね、テレビで、やってたのみたの。ヒッチハイクって、お金なくてもいけるん、だよね?」

「あー警察は駄目なの?」

「お母さんが怒られちゃう。それにお母さん、失語症とか言うので話せないの。だから、アリスが一緒にいないと駄目なのに……」

「聞いてくるわね。ちょっと待ってて」

「うん」

 

 最終手段。子供の振り。羞恥心と自尊心に大ダメージを受けるが、致し方ない。もちろん、これは通常の方法での最終手段だ。本当の最終手段はマザーをキュウコンに変身させて、それに乗って行ったり、魅了の魔眼を使うことになる。どちらもなりふり構わない最終手段になるので、やりたくはない。

 

「電話番号とか、わからない?」

「わからないの、ごめんなさい」

「仕方がないわね。ちょうどそっち方面に行くトラックがあるから、乗せてもらいましょう」

「ありがとう!」

 

 運がいい。すぐにトラックに乗せてもらえることになった。運転手のおじさんと色々と話ながら高速道路を旅する。お菓子とか色々とくれる優しい人で良かった。襲われることもなく、無事に博麗神社のある村にこれた。

 着いた場所でおじさんと待っている間にトイレを借りて、そこからマザーを外に出す。外に出たら、マザーには京都でみた外国人に変身してもらって表にきてもらう。そこで私が駆けて行って抱き着く。

 おじさんに話して、母親が上手く喋れないことを伝えて、私がかわりに伝える風に話してから手を振って別れた。私はマザーと手を握りながら、博麗神社を目指す。

 そう、全ては計画通りに進行している。なんの問題もない。

 時間が夜になって、周りが真っ暗になってとっても怖いけど、問題ない。私にはマザーが居るから。あっちにフラフラ、こっちにフラフラしてるけど気にしない。

 博麗神社の場所にやってきたけれど、暗い。まあ、誰も居ないはずだしね。歩いて長い階段を登り、鳥居の前で一礼してから中に入る。マザーも一緒になってやっている。可愛い。

 

「ここが博麗神社。あの有名な場所で東方好きにはたまらない場所」

「めた?」

「うん。奥に進もうか」

 

 境内を歩いていると違和感を覚える。ここにはしっかりと博麗大結界が張られている。私もバリア、ある意味では結界のような物が使えるし、博麗大結界があるものだとわかっているのもあるだろう。

 問題はここからどうやって入れてもらうかだ。結界と結界が干渉して通れないかな?

 バリアを展開して試してみると違和感が強くなった。おそらく、これはレベルが足りていない。私のバリアの特性は反射なので、低レベルでも影響が受けにくいのかもしれないな。

 

「スキルポイントは何点かある。よし、Grimoire of Alice(アリスの魔導書)

 

 掌を前に出してGrimoire of Alice(アリスの魔導書)を呼び出し、アリスらしい行動のページを確認する。

 

 

 

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 アリス(東方旧アリス)らしい行動

 アリスらしい可愛い服装をする:達成済み

 アリスらしい言葉使いをする:達成済み

 戦闘を行う:未達成

 魔法を使う:達成済み

 弾幕ごっこをする:未達成

 プラスチックマインドをBGMとして弾幕ごっこ中に演奏する:未達成

 the_Grimoire_of_AliceをBGMとして弾幕ごっこ中に演奏する:未達成

 アリスの人形を作る:未達成

 アリスの人形を操作する:未達成

 

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 現在、3つ達成でスキルポイントが3点、手に入っている。これをバリアに振ってみる。だいぶ違和感が強くなった。後少しでいけそうな気がする。なら、やれることは二つだけだ。

 

「マザー、模擬戦をしよう。キュウコンになって」

「メタァッ!」

 

 銀色の毛をした九尾の狐、キュウコンの姿へと変化したマザー。そんなマザーと対峙して弾幕を展開する私。

 

「ルールは簡単。互いにこの玉を出して当たったら負け。バリアは私とマザーにも互いにはるから、気にせず戦えるの。それとできる限り弾幕を綺麗に見せること」

「めっ!」

 

 やる気満々みたいなのでよしとする。

 

「いざ尋常に勝負!」

「キュっ!」

 

 無数の狐火、火の子が襲い掛かってくる。私も水の弾幕で対抗し、打ち消す。こっちは4発しかだせないのに相手の数が違いすぎる。

 

「コォォォォンッ!」

「ちょっ!」

 

 炎の渦が放たれ、私の周りが燃え咲かる。咲かるであっている。なにせ、周りの炎は空中で花のように綺麗に咲き誇っているのだから。

 

「ああもう!」

 

 上空に水球を打ち上げて、頭上で破裂させる。雨となって降り注ぐ水が炎の渦を鎮火させ、周りを水蒸気で満たしていく。続いて風の魔法で周りを吹き飛ばすと、マザーはどこにもいなかった。不思議に思うと、月明かりが遮られる。

 上を見ると、マザーが飛び降りてきていて、口を大きくあける。口の中から火炎放射が放たれ、運動音痴で身動きを取ったら致命的なことになりえる私は動けずにそのまま受ける。

 普通なら焼死確実な炎に思わず目を瞑ってしまう。でも、しっかりとバリアで反射されて、マザーに命中する。こちらも反射されて返ってきた。なんだか、お手玉みたいで楽しくなってくるけど、とっても危険なのでバリアがやばそうになったら、水球で消火する。

 

「さて、これでいいかな」

「めっ」

 

 十分に満足したようで、こちらにやってくるキュウコン姿のマザーを撫でてあげる。相変わらず銀色の身体は綺麗だ。

 

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 アリス(東方旧アリス)らしい行動

 アリスらしい可愛い服装をする:達成済み

 アリスらしい言葉使いをする:達成済み

 戦闘を行う:達成済み

 魔法を使う:達成済み

 弾幕ごっこをする:達成済み

 プラスチックマインドをBGMとして弾幕ごっこ中に演奏する:未達成

 the_Grimoire_of_AliceをBGMとして弾幕ごっこ中に演奏する:未達成

 アリスの人形を作る:未達成

 アリスの人形を操作する:未達成

 

 

 

 ―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 改めて戦闘と弾幕ごっこをしたので、スキルポイントが2点手に入った。バリアのレベルを上げれば、博麗大結界を抜けられるだろう。

 

「よ~し、これで博麗大結界を抜けられるね」

「きゅ」

や・め・な・さ・い

 

 声が聞こえ、振り向くとそこには紫にフリルのついたドレスを身に纏った金色の長い髪の毛を持つ女性が居た。彼女は傘を差してこちらを見詰めている。滅茶苦茶知っている人で、東方世界では大の有名人。胡散臭いと言われて黒幕の一人とされる不幸な妖怪(?)。

 

「私は八雲紫。博麗大結界の監視者よ。小さな魔法使いさん、ここに何用なのかしら?」

 

 妖怪の賢者であり、幻想郷を作った張本人。能力は境界を操る程度の能力で、文字通り距離という概念から何から何まで歪めてしまえるかもしれないチーター。

 

「幻想郷へ入りたいの」

「……理由はなにかしら?」

 

 さて、ここでわからないの?とか答えて勝手に判断してくれると楽だけど、それだと殺される可能性が高い。ここは素直に言おう。

 

「アリス・マーガトロイド。幻想郷の中にいるよね?」

「ええ、いるわよ」

「彼女に会いに来たの」

「ご関係は?」

 

 本人の幼い姿、それのコピーがおそらく正しいのだろう。けど、それを説明して納得してくれるとは思えない。だったら、関係はなんだろうか? 妹? 娘? アリスと名乗るわけにはいかないし、名前も決めないといけない。名前か。そういえばアリスと魔理沙の子供でマリスというのがいたはず。東方子作りしましょ!っていう企画だったけれど。霊夢とアリスの子供でいいけど、名前的にアリス要素はこっちの方が強い。能力的には霊夢とアリスの子供の方が近い。レイスとか、アイムとかありそうだけど。

 

「娘?」

「娘なの? 嘘でしょ?」

「うん、嘘。私はアリス。アリスの幼い姿をした紛い物。そこに他のアリスを混ぜて究極のアリスにしようとしているの。この魔導書が」

「魔導書が?」

「これはGrimoire of Alice(アリスの魔導書)。アリスの究極の魔法が書かれている魔導書。持ち主をアリスにして、平行世界のアリスの力を集めて究極完全体アリスにしようとするとんでもないもの」

「……つまり、あなたはアリスになったのね」

「そう」

「頭痛いわ。なにそれ。馬鹿じゃないの。馬鹿じゃないの! 確かに平行世界のアリスを全部集めたら、究極のアリスになるでしょう。アリス以外の何者でもないのだから」

「そう、これぞGrimoire of Alice(アリスの魔導書)に記された究極の魔法。所有者は手放すと死亡し、放っておいてもアリスになって精神が死亡する。更に時限爆弾も設置されていて、アリス化しないと殺されるように狩人までご丁寧に設置されているんです。というわけで、幻想郷に入ってオリジナルのアリスに色々と教わりにきました。助けてください。お願いします」

 

 正直に話して頭を下げる。幻想郷に敵意が無いのでちゃんとお話しする。

 

「幻想郷に何かをするつもりはないのね? 結界に干渉しようとしていたのも入るだけで、結界その物に興味がないと?」

「興味はあります。何故なら、私が逃げ込める場所かも知れないから」

「なるほど。わかりました。そちらの九尾はなにかしら?」

「この子はマザー、別世界のポケットモンスターと呼ばれる存在で、今はそこに住んでいるキュウコンという子に変身しているんです。マザー、変身を解いて。この人は大丈夫」

「きゅ」

 

 マザーがメタモンの姿に戻ったので、これで敵意がないことも示したと思う。一応、マザーはモンスターボールに戻す。

 

「変身能力を持っているのね」

「色々と便利ですよ。ポケットモンスターは式神にもお勧めかもしれません」

「ふむ」

「妖怪の賢者、八雲紫。ビジネスをしましょう」

「ビジネスね……」

「私は貴女にポケットモンスター、ポケモンを提供する。貴女はそれを式神にしてもいいし、ペットとして飼ってもいい。護衛にしてももちろんいい」

「代わりに助けろってことね」

「そうです。とりあえずは幻想郷に滞在し、自由に出入りする許可を頂ければそれでいいので」

「いいわよ。その話、乗りましょう」

「本当ですか!」

「ええ。でも、条件があるわ」

「条件?」

「一つ、これから行った世界のことを必ず報告すること。そして、私が求める時には力を貸しなさい」

「その内容次第です」

「一つ。死者の蘇生。二つ。西行妖の討伐よ」

 

 西行妖は幽々子の父である歌聖を始めとした多くの人間の精気を吸った妖怪桜であり、幻想郷でも最高クラスの力を持つ八雲紫ですら手出し出来ないほどの力を持っている。現在は西行寺幽々子の亡骸によって封印されたため、大丈夫だけれどそんな化け物を相手にするなんて無理に決まってる。

 

「無茶苦茶だ!」

「ええ、そうね。そのためには貴女はアリスの力を高めないといけないでしょうね」

「っ」

「拒否してもいいわよ? 私は幽々子の為になら、貴女の、元人間の境界を弄るくらいやってみせるわ」

「それ、は……」

「何も無報酬で働けなんていいません。貴方とアリスの境界を操り、ある程度は進行を抑えてあげます。アリス・マーガトロイドに協力要請も取り付けます。ああ、そのモンスターボールというのは河童たちに研究させればもっといい物ができるでしょう。それにすぐにやれと言っているのではありませんし、別に構わないでしょう? なにせ貴方は不老の真なる魔法使いなのですから」

 

 メリットとデメリットを考える。まず生半可な手段じゃ西行妖には勝てない。勝てるまで待ってくれるみたいだから、大丈夫かもしれないけど生半可なアリスじゃ無理だろう。メリットは妖怪の賢者のバックアップを受けられる。これはかなりいい。何せ移動する必要がないからだ。式神になれば境界を操る程度の能力も手に入るかもしれない。それは非常にありがたい。

 

「式神にしてもらえる?」

「できないわ。貴方の魂は完全にGrimoire of Alice(アリスの魔導書)に支配されているわね。私が簡単に干渉できるレベルじゃないわ」

「そう……わかった」

 

 どっちにしろ、これは受け入れるしかない。八雲紫は幻想郷と友達の為になら汚いことだってやれる人、妖だ。私なんて鴨でしかないだろう。

 

「じゃあ、私は西行妖の討伐方法と西行寺幽々子の復活方法を異世界で探索。そちらは代わりに私の全面バックアップですね」

「ある程度は自分でやって頂戴ね。まだ全面的にバックアップするかどうかはわからないわ」

「アリスとの繋ぎと人形の制作依頼。それと資材の融通などは絶対にお願いします」

「いいわよ。それぐらいならお安い御用よ。早速、アリスの下へと向かいましょう」

「はい」

 

 どうやら、幻想郷には入れるみたいで良かった。でも、これからアリス対面することになるけれど、大丈夫かな?

 

 

 

 

 

 




 ネーム:Grimoire of Alice
 ベーシック:東方・旧アリス
 アリスポイント:1
 スキルポイント:2
 アリス(東方旧作):《捨食》《捨虫》《魔力Lv.1》《人形を操作する程度の能力Lv.1》《バリア(反射)Lv.4》《弾幕Lv.1》
 久遠寺有珠(魔法使いの夜):《魔術刻印Lv.1》《プロイキャッシャーLv.1(左目)》《魅了の魔眼Lv.1(左目)》《運動音痴Lv.6》

現在、まだ幻想郷に入る前のためにスキルポイントはまだ入っておりません。


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 不思議な世界第〇世界・東方project(現代)
 アリスポイントの入手方法:幻想郷への到達
 指定方法:任意
 スキルポイントの入手方法:幻想郷への到達時間、アリスらしい行動
 連続滞在可能時間:一週間
 スキル制限:なし



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 アリス(東方旧アリス)らしい行動
 アリスらしい可愛い服装をする:達成済み
 アリスらしい言葉使いをする:達成済み
 戦闘を行う:達成済み
 魔法を使う:達成済み
 弾幕ごっこをする:達成済み
 プラスチックマインドをBGMとして弾幕ごっこ中に演奏する:未達成
 the_Grimoire_of_AliceをBGMとして弾幕ごっこ中に演奏する:未達成
 アリスの人形を作る:未達成
 アリスの人形を操作する:未達成



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オルフェンズのアリス開始時期およびルート

  • 火星でMAの登場から開始
  • ビスケットを助けるため、地球辺りから
  • 女神Aliceの名の下に人類管理ルート
  • マクギリスと一緒。ギャラルホルンルート
  • マクギリスの代わりにアリスになるルート
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