9人の女神と想いを繋げて   作:シデンカイ

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今回はμ'sをメインに書いていこうと思います


第1話

俺の名前は祐天寺優乃(ゆうてんじ・ゆの)中学3年生で住み慣れた場所から離れて今日から1人暮らしが始まる訳なんだが親の仕事の関係で何回も何回も引っ越しをしていたから俺には友達と呼べる人が全然いなかったが今回は両親だけが今いなくて俺だけ親とは別に暮らすようになったんだけど不安なので色々な場所を見ながら歩いていた。でも親としては自分の子供が1人暮らしをするのが心配らしく今から行く所には俺のお姉ちゃんがいるから安心しなさいって言ってたんだけど・・・

 

 

「確かこの辺りの学校だって聞いたけど・・・・・お姉ちゃんは何処にいるんだろう?」

「ちょっとそこの君」

「はい?」

 

 

俺は後ろから話しかけられたので振り向くと髪が短くて赤い色の女の子がいた。普通に見ても綺麗な子だなってわかる感じの人だった。

 

 

「ここは女子高なんだけど知ってる?」

「知らなかったです」

「この辺じゃ見ない顔ね」

「俺は前に住んでた場所から引っ越してきたんですよ」

「いつから?」

「今日です」

「高校生なの?」

「いいえ・・・中学3年生で来年受験なんですけど転校して今は別の学校に行く予定なんですよ」

「そんな事より来年受験しなくちゃならないのに勉強しなくて良いの?」

「するにはしますよ?だけど今は何処に行けば何があるのか?何処に行けばどういった場所に行けるのか?観光も含めてってのもありますけどね」

「ここに来るのは初めてなのかしら?」

「初めて来ますね。テレビとか雑誌では何回かは見た事ありますが来た事は無かったんで」

「それならどうしてこの場所に来たの?」

「俺の親がお姉ちゃんがこの場所にいるから早く行って会ってきなさいと言われまして」

「親は一緒じゃないの?」

「実は今日から1人暮らしなんです」

「今日から1人暮らしってなると色々と危ない気がするんだけど」

「俺のお母さんが俺に此方に着いて落ち着いてきたら連絡するように言われてるんで大丈夫だと思いますよ」

「どうでもいいけど時間は大丈夫なのかしら?そのお姉さんに会うのなら時間までには間に合うようにしないといけないんじゃないの?」

「・・・・・やっば!?急がなきゃ」

「気をつけなさいよね」

「はい!色々とありがとうございました。赤髪のお姉さん」

「意味わかんない!?・・・・・あっ!名前を聞くの忘れてた」

 

 

 

俺は赤髪のお姉さんから離れた後に歩いて30分ぐらいで待ち合わせの場所に着いた。まだお姉ちゃんは来てないみたいなので俺はリュックからペットボトルの飲み物を出して飲みながら携帯を使っていた時だった。

 

「久しぶりやね」

「お姉ちゃん」

 

 

この人の名前は東條希さんで俺の3つ4つ歳上の人で俺が前に住んでた家の時のお隣さんで俺よりも歳上だった事もあり俺は、お姉ちゃんと呼んでいる人で血の繋がりは無いけど何年か前にお姉ちゃんが引っ越しちゃったのでそれからは連絡する事も無くなっていた。

 

 

 

「元気だった?」

「もちろん」

「まずは中に入ろうか」

「そうだね」

 

 

お姉ちゃんと一緒に喫茶店の中に入ってスタッフさんに案内されてから少し経ってから飲み物を注文した。頼んだ物が運ばれて来た後スタッフさんが離れたので俺は話し始めた。

 

 

「叔母さんから来るって話は聞いてたから知ってたけど来るのに結構時間が経ったね」

「ここに来る前に話しかけられてね」

「ナンパでもしてたん?」

「してないよ!?されてもないけど!?」

「まさか・・・警察に!?」

「流石にそれは不味いけど違うから」

「まさかウチの弟がそんな事をするやなんて・・・・・ウチは弟の育て方を間違えたんかな?」

「お姉ちゃんに育てられていないからな!」

「っで実際どうしたん?」

「歩いてたら髪は短めで赤髪の女の子が俺に話しかけてきたから話してたんだ。気付いたら待ち合わせの時間にギリギリだったから急いで来たんだよ」

「赤髪の女の子・・・ね」

「お姉ちゃん?」

「何でも無いよ」

「そう?」

「他には何かあるん?」

「他は・・・」

 

 

お姉ちゃんと会って話をしてから1時間が経っていたので俺はそろそろ店を出ようとサイフを出す事にした。

 

 

「そろそろ俺は家に行こうと思うけど・・・」

「ならウチも一緒に行く」

「なんでさ?」

「どんな所に住んでるのか気になるから」

「気になるって行っても俺もまだ行った事は無いんだけど」

「そうなんだ?」

「コッチに着いたばかりだったんだ」

「それなら仕方ないね」

「それに来たとしてもダンボールの山だらけだと思うしな」

「片付けてないんやね」

「今から片付けて整理する所なんだよ」

「じゃあウチも手伝ってあげる」

「良いの?」

「この後は特に予定が無いから別にええよ」

「ありがとう」

「その時に一緒にお昼ごはんでも食べない?」

「だけど作る材料が無いから俺の家に行く前にスーパーに行って買い物したいんだけどいいかな?」

「別に良いよ」

「何か食べたい物ある?リクエストあるなら作るけど」

「それじゃあ・・・・・焼き肉やね」

「だったら肉を買わないと無理だな」

 

 

そんな感じで俺はお姉ちゃんと一緒にスーパーに行って買い物をした後に今日から1人暮らしをする家まで歩いて着いた。外から見た感じは一軒家だけど家の中まではわからないからカギを使って中に入ってみる事にした。20分ぐらいで家の中を見終わったが結構広かったので俺としては嬉しかった。その後はダンボールの山から服とかを少しずつ中から出して整理したりしてると2時間が経っていた。

 

 

「12時・・・そろそろお昼ごはんにしない?」

「そうだな」

「ウチはもう少し片付けやっとくよ」

「なら俺は料理してるから何かあったら言ってくれ」

 

 

お姉ちゃんのリクエストが焼き肉だったので最初に俺はサラダと味噌汁を作る事にした。サラダはレタスとトマトときゅうりで味噌汁は豆腐とワカメにしてみた。焼き肉はカルビとかハラミとかにしたけど焼き肉屋さんに行ってアレコレ頼んだら4000円か5000円ぐらいしてしまうからそう考えると安く済んでるからまだ良かったかな?ごはんを茶碗に入れて焼いた肉を皿に盛り付けて完成させた。

 

 

「お姉ちゃん出来たよ」

「美味しそうやね」

「じゃあ食べよっか」

「いただきます」

「いただきます」

「美味しい」

「それは良かった」

「あんなに小さかった優乃が料理を作れるまでに成長したんやね」

「いつまでも子供じゃいられないしな」

「将来どうするん?」

「さてな・・・・・まだ決まってねぇし」

「学校の方は?転校したんだよね?」

「それなんだけど俺のお母さんが知り合いの人に俺の転校について話をしたみたいなんだけど今日の夜にお母さんが俺に連絡してくるみたいなんだ」

「そうなん?」

「それでわかると思うんだけど・・・・・」

「案外ウチと同じ学校に通ったりしてね」

「それは無いだろ!?」

「どうして?」

「俺は中学3年生で来年は受験だよ?しかもまだ中学生であって高校生じゃないし・・・・・それにお母さんから聞いたけどお姉ちゃんの学校って女子校って話じゃん」

「そうやけど」

「仮に何らかの形で女子校に通ったとしたら女子が沢山いる中で男子1人?笑えないな」

「もし・・・・・もし優乃がウチと一緒に同じ学校に通えたらどうする?」

「そしたら毎日お姉ちゃんと一緒に登校してお姉ちゃんのクラスまで一緒に歩いてあげるよ」

「本当に?」

「本当だよ!でも俺とお姉ちゃんでは歳と学年が違うから絶対に無理だけどね」

「優乃は男なのに見た目は男らしくないもんね」

「それを言わないで!結構気にしてるんだから」

「まさに男の娘やね」

「字が違うよ!?娘じゃなくて子だからね?」

 

 

そう・・・・・俺の悩みは他の人から見て俺は見た感じが男の娘なので前の学校で良く女子に告られたりした。見た目が女の子なのに男子の制服を着てるのが珍しかったのかと思ったけど俺が男だと実際に理解してくれると女子は驚いていたけどね。俺はお姉ちゃんとお昼ごはんを食べた後は片付けをしてからまたダンボールの山から自分の服とか色々と出したりして気付くと夜の6時になっていた。

 

 

「お姉ちゃんのお陰で何とかなったよ」

「どういたしまして」

「家まで送るよ」

「良いの?」

「俺の家で引っ越しの手伝いをしてくれたからな」

「ありがとう」

「お姉ちゃんの家ってどの辺り?」

「ウチの家も案内してあげるよ」

「じゃあ一緒に行こうか」

「うん」

 

 

俺は玄関の扉を開けて家を出て後はカギを使って閉めたのを確認したらお姉ちゃんと一緒に家まで歩いた。俺の家から10分ぐらいで着いたけどそんなに遠くなくて良かった。

 

 

「じゃあ俺はこれで帰るよ」

「もし良かったら夕飯を一緒に食べない?」

「でも荷物がまだ少し残ってるし・・・」

「夕飯を食べてからでも良いと思うよ」

「それもそうだな」

 

 

夕飯を一緒に作って食べた後はお姉ちゃんがお風呂に入ったので俺は待つ事にした。そうじゃないとカギを閉められないしな

 

 

「そろそろ俺は帰る準備でも・・・?お母さんから電話か」

 

 

とりあえず電話で話してみないとわからないので聞いてみる事にした。

 

 

「もしもし」

「もしもし?優乃?元気にしてる」

「今の所はな・・・それで?他にも話す事があるんじゃないのか?」

「実は転校する学校なんだけどね」

「そういえば夜になったら俺に連絡するって引っ越す前に話してたな」

「優乃が転校する学校は音ノ木坂学院になったわよ」

「はぁぁぁぁぁ!?」

「驚いた?」

「当たり前だろ!しかも女子校じゃねぇか!?」

「お母さんの知り合いで学校の理事長をしている人が1人いるんだけどその人が優乃をって言ったのよ 」

「お母さん・・・・・」

「何かしら?」

「俺は中学3年生」

「そうね」

「俺は男なんだけど」

「そうね」

「来年は受験なんだけど」

「そうね」

「男の俺が女子校に行くの?」

「学校の理事長をしているお母さんの知り合いも優乃が男だって知ってるから大丈夫よ」

「俺が大丈夫じゃねぇよ」

「ダメなの?」

「ダメに決まってんだろ」

「どうして?」

「中学3年生で男だぞ?しかも高校生でも無いのに?いやいやいやいや!?理解が出来ないし」

「普通ならばね」

「他にも何かあるんかよ」

「実は・・・優乃が転校する学校が廃校になるかもしれないのよ」

「それで?」

「お母さんの知り合いの理事長が優乃を自分がいる学校に通わせて共学化もしくは今の女子校として結果を残したいって言ってたのよ」

「今の学校の生徒の人数が少ないのか?」

「そうなの」

「もしかして・・・とりあえず俺を試しにテストみたいな感じで通わせて問題があれば即追放で結果が良ければまだまだ女子校でいられるんだな」

「そうよ」

「結果が悪ければ廃校って事か」

「わかりやすいでしょ?」

「仕方ないな・・・・・わかったよ!?行ってやるよ」

「向こうに連絡は既にしてあるから安心してね」

「凄い不安だ」

「廃校についてなんだけどすぐにはならないのよ」

「どういう事?」

「廃校になったとしても今年入学したばかりの1年生が卒業したら廃校になるって感じなのよ」

「だから廃校になるのが決まったとしてもすぐにはならないって話なんだな」

「そういう事」

「だったら慌てなくて大丈夫そうだな」

「今年の入学した生徒が一昨日だけど入学式で入って来たんだけど優乃は明日って事になるわね」

「随分と急な話だな」

「向こうとしても長くは待てないからね」

「俺の学校に通う時の制服については?」

「そのまま中学校の制服を着て登校してくれる?」

「中学生の俺は何年生になるんだ?」

「たぶん1年生だと思うわね」

「俺は理事長って人の顔を知らないぞ」

「それについては希ちゃんにお母さんの知り合いの紹介と学校の案内とかを頼んでおくから」

「お姉ちゃんはお母さんの知り合いの理事長って人を知ってるの?」

「知ってるは知ってるよ?話した事あるかどうかまでは知らないけどね」

「確認するけど俺は明日から行く転校先の学校は音ノ木坂学院で良いんだよな?」

「そうよ」

「わかった。じゃあ明日から行くよ」

「それじゃあ伝えなければならない事を伝えたからまた連絡するわね」

「あっ!ちょっ!待っ・・・!?」

「どうかしたん?」

「お姉ちゃん」

「誰かと電話してたん?」

「お母さんから連絡あったんだよ」

「叔母さんから」

「どうやら俺は明日からお姉ちゃんと同じ学校に行く事になったみたいだよ」

「そうなん?」

「それでお母さんがお姉ちゃんに理事長の紹介と学校の案内を頼んでおくって言っててさ」

「さっき叔母さんから連絡が来たから大丈夫」

「そっか」

「それじゃあ明日はウチが案内と理事長の紹介をしてあげるから遅れないようにね」

「それじゃあまた明日な」

「またね」

 

 

お姉ちゃん家を出た俺は自分の家に向かって歩いていたけど10分ぐらいで家に着くと最初と比べたら荷物の量は少なくなったから俺は明日の準備をしてお風呂に入った後は寝る事にした。

 

 

「もう朝になったのか」

「おはよう優乃」

「おはようお姉ちゃん・・・・・お姉ちゃん!?」

「どうかした?」

「なんで俺と一緒の布団にいるの!」

「寒かったから一緒に寝ちゃった」

「かなりビックリしたんだけど」

「叔母さんからこの家のカギを貰ったからカギを使って家の中に入ったの」

「それじゃあ、着替えるから部屋から出ていってくれない?」

「朝ごはん出来てるから早く来てね」

 

 

お姉ちゃんが部屋から出た後は制服に着替えてから1階に降りてテレビがある場所に行くと朝ごはんがあった。

 

 

「ごはんと味噌汁と目玉焼きとサラダか」

「朝はちゃんと食べないと」

「そうだな」

「いただきます」

「いただきます」

「そういえば今日から俺は学校に行くんだよね?」

「そうやけど」

「何時ぐらいに行くの」

「後30分ぐらいしたら行こうか」

「そうするか」

 

 

朝ごはんを食べた後は洗い物をしてその後に戸締まりをしてから家を出てお姉ちゃんの案内で学校に着いたけど家から20分ぐらいの距離だった。

 

 

「ここがウチが通っている音ノ木坂学院なんよ」

「見た感じは立派だな」

「でもUTXの方に生徒が行ってるからウチらの学校は入学する人が段々と少なくなってるんよ」

「なるほどな」

「じゃあ中に入るから早く来て」

「わかった」

 

 

学校の中に入って一緒に歩いて思ったが理事長室に来るまでに他の生徒に誰1人と会わなかったので少し気になった

 

 

 

「ここが理事長室」

「普段なら来ないんだろうな」

 

 

理事長室にノックして向こうから返事が来ると失礼しますっと言って中に入っていった。

 

 

「おはようございます」

「おはようございます」

「えっと・・・・・おはようございます」

「紹介するね。この人は音ノ木坂学院の理事長で南彩希(あき)さん」

「貴方が優乃君ね」

「えっ!何で俺の名前を?」

「冬美から貴方の話を良く聞かされたから知っているのよ」

「お母さんの名前だ。って事は・・・・・俺のお母さんの知り合いの人!?」

「冬美からこの学校について何か聞いてるかしら?」

「廃校になるかも知れないって話だけだったら・・・」

「実は音ノ木坂学院に入学する人が少なくなってきてるのよ」

「もしかしてさっきお姉ちゃんが言ってた話だよね」

「UTXの方に入学する人が多いから音ノ木坂は少なくなってね」

「そこで私は冬美に頼んで君を指名しました」

「俺を?」

「貴方が通ってる中学校で貴方は全学年で勉強の成績はトップクラスみたいね」

「1位の他は取った事は無いですね」

「だけど君は中学3年生で来年受験なのは知ってます」

「なら何で俺を呼んだんですか?」

「君には共学もしくは女子校としての存続させるテスト生として音ノ木坂学院に1年間通ってもらいます」

「えっ!」

「なにぃぃぃ!?」

「とは言っても結果が良ければ女子校として最悪の場合は共学化にしますけどね」

「けど結果が悪ければ廃校なんですよね」

「中学3年生の貴方には色々と厳しいかも知れませんが」

「わかりました。その話を受けますよ」

「いいの?」

「正直に言って理事長は共学化じゃなく女子校で残したいんですよね」

「ええ」

「廃校って言われて驚いた人いるでしょうが協力しますよ」

「ありがとう」

「ただ・・・」

「ただ?」

「俺の質問に答えてください」

「なんでしょう」

「1つ目は俺が中学3年生なのに対してこの学校では俺は何年生になるんですか?」

「貴方は1年生って事になるわね」

「2つ目は廃校について教師と生徒は何人ぐらい知っているんですか?」

「先生と生徒の全員が知ってるわね」

「3つ目は俺が男なのにテスト生でこの学校に通うって事で反対する人いなかったんですか?」

「それが驚くかも知れないけど1人もいなかったのよ」

「生徒がですか?先生がですか?」

「両方よ」

「コレが最後です。俺がこの学校のテスト生で1年間と言いましたが存続もしくは共学が決まれば俺はどうなるんですか?」

「そうなった場合はこの近くの中学校に転校してもらう事になるわね」

「なるほど」

「もう聞く事は無いかしら?」

「無いですね」

「それじゃあ今から貴方を職員室に連れて行くわね」

「ありがとうございます」

「それじゃあ行きましょうか」

「はい」

 

 

お姉ちゃんは途中で別れて理事長と俺の2人で職員室に行って理事長先生は仕事が残ってるらしくて理事長室に戻って俺は担任の先生から少し話をしてから教室に行く事になった。そして1年生のクラスに来た俺は扉の前で待っていた。

 

 

「授業をする前に今日は転校生がこのクラスに来ましたよ」

「転校生だって」

「誰だろう?」

「気になるね」

「可愛い子かな」

「それじゃあ転校生は入って来なさい」

 

 

俺は教室の扉を開けて中に入りクラスメイトの顔が見えるように前を向いた

 

 

「可愛い」

「綺麗」

「あれ?でも制服が女子のじゃない・・・」

「どうしてなんだろう?」

「静岡県から来ました。中学3年の祐天寺優乃です。趣味は読書で男ですけれどよろしくお願いします」

「あっ!貴方は昨日の!?」

「あっ!昨日の赤髪さん!?」

「何だ?お前達は知り合いか」

「昨日ですけど歩いていたら話しかけられたんですよ」

「それって西木野真姫さんがナンパしたって事!」

「きゃあああ」

「ヴェッ!」

「西木野真姫さんにそんな趣味が・・・」

「ちっ・・・違うわよ」

「もしかして百合な展開が」

「ある訳が無いでしょ」

「静かに!祐天寺の席は西木野の隣に行ってくれ」

「わかりました」

「それでは授業を始めるぞ」

「お隣さんだけどこれからよろしくね」

「こちらこそよろしく」

「祐天寺は必要な物が揃って無いから隣の西木野から見せてもらうようにな」

「はい」

 

 

授業が終わって休み時間になると転校生のお決まりで質問タイムが始まった。

 

 

「静岡県のどの辺りから来たの?」

「沼津って場所からですね」

「趣味は読書って言ってたけど何を読むの?」

「小説とかですね」

「好きなスポーツある?」

「バスケとサッカーです」

「好きな食べ物は?」

「甘い物ですね」

「嫌いな食べ物は?」

「辛い物ですね」

「彼女いるの?」

「彼女は今いないです」

「じゃあ私が立候補しちゃおっかな」

「抜け駆けズルイわよ」

「どんな女の子が好きなの?」

「あまり歳が離れてなくて料理が出来て優しくて話してて楽しい人かな」

「結構色々とあるね」

「見た目は良いけど性格が最悪だったら一緒に居たく無いでしょ」

「そうだね」

「じゃあ好きな色は」

「青と白と水色だね」

「好きな人いる?」

「ノーコメント」

 

 

キーンコーンカーンコーンと鳴ったので質問してきた人達は自分の席に戻って行った。何だかんだで今日の授業が全部終わって放課後になったので俺は帰る準備をしていた。

 

 

「祐天寺君は、もう帰るの?」

「その予定だけど」

「帰りに何処か一緒に行かない?」

「実は引っ越しの準備が終わって無いからまた今度ね」

「それなら仕方ないね」

 

 

俺に話しかけてた人達が離れると西木野さんが近づいてきた。

 

 

「結構モテるわね」

「あれはモテるって言うよりも転校生って存在が気になるから話しかけてきたんだと思うけど」

「そうかしら」

「きっとそうだと思うよ」

「だと良いわね」

「それじゃあ俺は帰るね」

「ええ」

「さよなら」

「さよなら」

 

 

教室を出て行ってから靴を履いて外に出て歩いていたら踊っている人とその人の近くに2人いたけど一緒に何かを話していた。始めたばかりなのか動きが悪いけど気になってしまった俺は目を奪われるような感じで見ていたら向こうの人が俺に気付いて近付いてきた。

 

 

「こんにちは」

「こんにちは」

「こんにちは」

「こんにちは」

「私の名前は高坂穂乃果で2年生だよ」

「私も2年生で名前は園田海未って言います」

「私も2年生で南ことりです」

「俺の名前は祐天寺優乃で中学3年生で男ですけれどよろしくお願いします」

「男の子なの!」

「こんなに可愛いのに」

「信じられませんね」

「ここで何をしていたんですか?」

「実は私達でスクールアイドルをやろうとしていたの」

「スクールアイドル?」

「もしかして知らないの」

「俺は昨日ですけど引っ越して来たんですが前いた場所ではスクールアイドルは無かったんですよ」

「それじゃあ確かに知らないのも仕方ないよね」

「メンバーは3人だけなんですか?」

「まだね」

「まずは練習してそれからファーストライブをやるんだ」

「衣装とか必要ですよね?誰か作れるんですか?」

「ことりちゃんが作れるから大丈夫だよ」

「曲については?」

「1年生で気になる人がいるからその人に頼む予定だよ」

「引き受けてくれますかね」

「まだ聞いてないからわからないけどね」

「それじゃあ俺は引っ越しの片付けが終わってないんで帰りますね」

「気を付けてね」

「さよなら」

「またね」

「さよなら」

 

 

俺が女子校に転校して男子1人に対して他の人達は全て女子の状況で不安で仕方ないけど決まっちゃったので俺は期間限定みたいな感じで音ノ木坂学院の生徒として頑張っていこうと決意しました。




前回はAーRISEだったけど今回はμ'sに挑戦してみようと思います
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