あの屋上のビンタ以降・・・・・あれから2年生と3年生のμ'sの5人と会っても話しかけずらかった。1年生μ'sの3人とは教室が同じだからまだ良かった。お姉ちゃんとは毎日会って話をしているけどこのままではダメだと思っていた。
「優乃」
「お姉ちゃん」
「優乃から見て今のμ'sはどう見える?」
「割れた食器みたいにバラバラになって元に戻らないような感じに見えるね」
「そうに見える?」
「それに・・・」
「それに?」
「9人の中で1番アイドルをやりたいって言ってた人が諦めたくないのにあの事については特に悔しかったと思うよ」
それは高坂先輩と園田先輩がいなくなって俺達8人で話している時だった。
「活動休止!」
「ええ・・・それで少し見つめ直して見た方が良いと思う」
「っ!?ラブライブに出場できない所か活動を休止・・・」
「今のままで続けても意味があるとは思えないわ、μ'sは穂乃果がいなければ解散したようなもんでしょ?」
「俺も西木野さんが言うように今のまま続けても意味は無いと思います。何故ならこの状態で続けた所でμ's全体のパフォーマンスが、ちゃんと出来る筈が無いんですからね。それなら生徒会長が言ったように活動を休止した方が全然良いですよ」
「祐天寺君もそう思ってたんだ?」
「当たり前だろ?こんな状態でラブライブしてみるか?逆にランキングは上がるスピードが早いと落ちるスピードも早いからな」
「そうだよね」
「けど今いる8人の中で矢澤先輩を筆頭に何人かはアイドルを続けたいって思ってる人がいると思うけど続けたい人は続けたい人達で練習してください」
「祐天寺・・・アンタはどうするのよ?」
「俺は来年が高校受験ですから勉強に専念しますよ?」
「そっちじゃないわよ!アンタもμ's辞めるつもり?」
「ぶっちゃけて言えば辞めようかと思います」
「優乃!」
「祐天寺君まで!」
「南先輩の海外の話に高坂先輩のμ's辞めます宣言・・・・・そんな感じになっていながら仮に続けても全然楽しくないしスクールアイドルを続けたいって言う気持ちとかもあるとは思えないですからね」
「じゃあ優乃も辞めるの?」
「俺が辞めた所でμ'sに何の影響も無いから安心して良いですよ」
「そんな事ないよ」
「お姉ちゃん」
「優乃はμ'sの9人がケガしないように体調が悪くならないように気を使って1人1人の動きを見ていたのをウチは知ってるよ」
「そりゃあ当たり前だろ?練習でケガとか体調が悪くなるのは怖いからな」
「そして心が折れそうになった時なんかは伝えてくれたし」
「ファーストライブの事を言ってんのか?あれは2年生μ'sの3人が見に来てくれるだろうと思ってた客が0だったのに衝撃を受けてたから言ったまでの事だ。それにファーストライブの時は2年生μ's3人以外のμ's6人があの場所にいたのを俺は見逃さなかったからな」
「知ってたんやね?」
「知ってたけど言わなかっただけだ」
「祐天寺君」
「生徒会長」
「今回の事についてどうして言ってくれなかったの?そうしてくれれば・・・・・」
「言った所で何かが変わったんですか?」
「えっ!」
「生徒会長は覚えてますか?ラブライブに出場の話を理事長先生に話した時に私は反対です!って言いましたよね?」
「ええ」
「それなのにどうして言ってくれなかった?言える訳が無いじゃないですか!自分でそう言ったじゃないですか!逆に俺が生徒会長だったらこう言ってあげます。学校の許可ぁ?認められないわぁ」
「今のエリチに似てる」
「かなり似てたね」
「そういう訳でそんな生徒会長と話すだけ無駄だってわかってたから話さなかったんです。」
「そうなの?」
「少なくとも俺はファーストライブからμ'sに入る前の生徒会長は嫌いでしたからね」
「えっ!」
「そりゃそうだろ?誰とは言わないけど生徒会長にダンスを教えて貰えばって話になった時に俺は逆に生徒会長に教えて貰ったら今いる7人のμ'sを潰すつもりで来たんじゃないか?って思ったりもしましたから」
「そんな感じに私は見られてたのね」
「少なくとも俺は思ってました。何かある度に反対です!とかダメよ!とか言ってる人をメンバーに入れて大丈夫なんかと思いましたからね。」
「祐天寺君は私の事が嫌いなの?」
「嫌いです」
「即答!」
「少なくとも生徒会長がμ'sに入るまでは嫌いでした」
「それじゃあ今は?」
「嫌いでも無いし好きでも無いし普通です。」
「そうなんやね」
「それに・・・」
「それに?」
「・・・・・いや!何でもない」
「ちょっと!そこはハッキリ言いなさい」
「俺の事よりも今は今後の話です。違いますか?」
「違わないわね」
「とりあえず今日は解散にします。このままスクールアイドルを続けたい人は今まで通りの基礎練習を続けてくださいね。明日から自分で考えて行動してください!俺からの話は以上です。」
俺は自分の話したい事が終わったのでその場から離れて屋上から出ようと扉に近づこうとしていた。
「待ちなさいよ!」
俺は矢澤先輩に話しかけられたので振り替えることにした。
「次は矢澤先輩ですか」
「μ'sから3人も、いなくなって残りの7人でどうすれば良いって言うのよ」
「どうしようもしませんよ?ただ戻るだけですよ」
「戻るだけ?」
「お姉ちゃんと生徒会長が入る前は7人だったじゃないですか?人数が7人に戻ってメンバーが変わっただけの話で慌てるような事じゃないですよ」
「アンタはμ'sのマネージャーでしょ」
「そもそも俺がμ'sのマネージャーって言うのが間違いなんですよ」
「間違い?」
「俺はこの学校の人達から見たら完全にイレギュラーで本来いる筈の無い人間で俺は高校生じゃなくて中学3年生です。μ's1年生の3人と一緒に同じ教室で勉強するのもおかしいんです。どうして中学3年生が高校生になった訳でも無いのに高校にいるんですか?どうして女子校にいるんですか?」
「それは・・・」
「つまりはそういう事なんですよ。今の俺が皆に言える事って言えば1つだけです。この学校にいない俺に聞かないで下さいってだけです」
「そんな言い方!」
「自分達の事は自分達で解決しなければこの先も困りますよ?それと最後に1つ言いますが南先輩と高坂先輩に関してですが心配しなくて良いです。あの2人は必ずμ'sに戻ってきますから」
「どうしてそう言えるのかしら?」
「お姉ちゃん風に言うなら・・・・・カードがそう言ってるんよ」
「アンタ達姉弟は良くわからないわね」
「それじゃあ俺は行きますね。」
「私達は祐天寺君がμ'sのマネージャーをそう簡単には辞めないって信じてるから!」
屋上から出た俺はそのまま階段を降りて教室に戻る事にした。その後は教室で授業を受けたりして1日が終わった。そして・・・今日は南先輩がいなくなる日になりました。そんな中で高坂先輩と園田先輩が話をしていたらしく高坂先輩は南先輩のいる場所まで行って俺はと言うと今いる8人で話をしていた。
「スクールアイドルらしくて良いんじゃない?」
「穂乃果とことりは間に合うの?」
「絶対来ます」
「って言ってる間にそろそろ時間やけど・・・」
「お客さんを待たせる訳にはいかないわ」
「大丈夫だよ、お姉ちゃん!それに心配しなくても平気だよ」
「うわぁぁぁぁぁ!」
高坂先輩が滑りこんで来るかのように現れてその後に南先輩も来ました。
「まったくハラハラしたにゃ!」
「さて!全員揃った所で時間も無いからあまり話さないがこの場所でもう一度、全員でしっかりやれるようにするぞ!」
「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」
「1」
「2」
「3」
「4」
「5」
「6」
「7」
「8」
「9」
「ようし!行こう!」
「さあ!頑張って行ってこい!」
9人になってからのSTART:DASH!!の曲が流れて客席を見ると今度はファーストライブと違って満席だった。しばらくすると高坂先輩が客席に向かって話を始めた。高坂先輩の話が終わってまた皆で歌い始めた。
「まーたーひーとーつーー夢が生ーまーれー」
しかも良く見ると御丁寧にペンライトを持っていて学生達や後ろから見ている教師と保護者や理事長先生達が見守って見ていました。
「悲しみに閉ざされて」
「泣くだけの君じゃない」
「熱い胸きっと未来を切り開く筈さ」
曲が終わりに近づいて来て俺は今までの事を思い出していた。
(そうだな・・・・・確かに泣いたり色々あったりで苦労したけどようやくここまで来たからな)
曲が終わってお客さんの拍手もありファーストライブと違って今度はμ'sの皆が笑ってライブ成功した。特にファーストライブをした2年生μ's3人は嬉しそうだった。
「皆さん!今日は本当にありがとうございました。あっ!そうだ!大事な事を言い忘れてました!」
「「「うん?」」」
「「「???」」」
「さあ!皆さん!ご一緒に・・・・・」
「μ'sミュージック・・・・・スタート!」
ここから俺達は本当の意味で再スタートをしたんだと俺は思いました。
やっと1期が終わりました。次からは2期に入りますが今後もよろしくお願いいたします。