「穂乃果ちゃんってどうしてμ'sのリーダーなん?」
事の発端はお姉ちゃんが言っていたその一言から始まり俺達8人は一緒に部室で考えていた。
「リーダーとは!まず第一に誰よりも熱い情熱を持って皆を引っ張っていける事!次に精神的支柱になれるだけの懐の大きさを持った人間である事!そして何よりメンバーから尊敬される存在である事!この条件を全て備えたメンバーとなると・・・・・」
「海未先輩かにゃ?」
「なんでやねーーーん」
「皆で歌うってどうかな?」
「皆?」
「家でアイドルの動画とかを見ながら思ったんだ。なんかね・・・皆で順番に歌えたら素敵だなって・・・・・そんな曲作れないかな?って」
「順番に?」
「そう!無理かな?」
「まあ・・・歌は作れなくは無いけど」
「そういう曲、無くは無いわね」
「ダンスはそういうの無理かな?」
「ううん!今の7人なら出来ると思うけど」
「じゃあそれが1番良いよ!皆が歌って皆がセンター!」
高坂先輩がμ'sの皆に確認しながら聞いてて俺は思っていた。
(もうこの感じだと誰がμ'sのリーダーなのかハッキリとしたけど俺が今ここで口を出すのは何か違うと思うから話さない事にしておかないとな)
そう思いながらも俺は部室の出入口の近くで立ちながら7人の話を聞きながら見守る事にしました。話し合いが終わって部室から出た俺は園田先輩と南先輩と西木野さんと矢澤先輩を入れた5人で話しながら歩いている中で高坂先輩が階段を駆け上がるのを見ていた。
「何にも捕らわれないで1番やりたい事・・・1番面白そうな物に怯まず真っ直ぐに向かっていく・・・それは穂乃果にしかない物かも知れません」
園田先輩が話した後に高坂先輩が振り返って話をしてきました。
「じゃあ!始めよう」
「そうだな!よし!それじゃあ今日も頑張ろう!」
「はい」
「はい」
「はい」
「はい」
「はい」
7人になってからの曲で、これからのSOmedayを歌って踊っている姿を俺は見ていた。
(最初の2年生3人のμ'sの時と比べたら7人になってからは少しずつだが動きが良くなって来たし1人1人の実力も上がってきたか・・・・・それじゃあ、そろそろ頼もうとしますかね?)
実は前から生徒会長にダンスの指導をして貰おうと考えていた。何故なら生徒会長は昔バレエで良い成績だったけど優勝は出来なかったが今のμ'sと比べるとそれが良くわかるしμ'sのダンスよりも生徒会長の方がダンスに関しては上だと俺は思っていた。
(まあ今の生徒会長じゃあ絶対に引き受けてくれないだろうけどな)
「優乃」
「お姉ちゃん」
「何か考えてたん?」
「考えてたは考えてたけど今は言っても絶対に無理だってわかってるから言わない事にしておくよ」
「そう?」
「本当ならば俺よりもあの人の方がμ's7人の1人1人のレベルアップに繋がるから俺としては助かるんだがな」
「でも今のエリチは・・・」
「絶対に引き受けないさ」
「話せばわかってくれるんやない?」
「それは無理だな」
「どうして?」
「生徒会長がμ'sを敵視しているからな」
「そうやね」
「あの生徒会長の事だから私は反対です。私は認めませんって言うに決まってるじゃん」
「今の優乃の言い方はエリチに似てたよ」
「そう?」
「でも確かにエリチなら言いそうやね」
「今の状況で頼んだら間違いなく断るって言うのが必然でわかるよ」
「次どうするつもりなん?」
「生徒会長をμ'sに入れるつもりだ」
「エリチをμ'sに入れるとなると今のμ'sのメンバーが不安にならへん?」
「なる!って言うより2~3人は生徒会長がμ'sに入るのに反対だって言う人がいるだろうな」
「それなのにエリチをμ'sに入れるの?」
「入れた方がメリットあるからな」
「メリット?」
「生徒会長をμ'sに入れた場合はμ's全体のダンスが今より良くなる事だ」
「じゃあデメリットもあるんやね?」
「生徒会長をμ'sに入れた場合のデメリットは最悪の場合だが今のμ's7人の内の2~3人はμ'sを辞めるだろうな」
「えっ!?」
「誰だって自分が嫌いな人と一緒なんて嫌だろ?」
「それは・・・そうやね」
「生徒会長と入れる事で今のμ's全体がバラバラになるぐらいなら所詮μ'sはその程度だったって話だ」
「そうなんかな?」
「少なくとも続ける人は続ける人同士で続けるし辞める人は2度と戻って来ないだけだ」
「μ'sもそうなるって言いたいの?」
「いずれはな・・・この問題を考えなきゃならない時が絶対に来る」
「そうなん?」
「μ'sは1年生と2年生と3年生と全ての学年の人達が揃っていて今の3年生が卒業すればμ'sは6人になるから最終的にはその6人で考えなければならないんだよ」
「それは何について?」
「μ'sの存続かそれとも・・・μ'sの解散かの2つに1つだ」
今回はこの辺で終わりにしますが次回はどうしよう?