9人の女神と想いを繋げて   作:シデンカイ

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ラブライブ9周年だったんだね。


第8話

「今の話は本当なんですか!」

 

 

 

2年生達がノックもしないでそのまま理事長室に入って行ったけど大丈夫なんだろうか?俺が理事長先生の立場なら注意したけどね。

 

 

 

「私が何とかしますから!後2日だけ待ってください!」

「高坂先輩・・・流石に2日じゃ無理ですよ」

「でも!祐天寺君!」

「ちゃんと理事長先生の話を聞いてください」

「お母さんの?」

「理事長先生が何も考えて無い訳が無いじゃないですか・・・そうですよね?理事長先生?」

「流石ね。祐天寺君」

「どういう事ですか?」

「教えて下さい!」

「だからまずは理事長先生の話を聞いてください!子供じゃないんですから落ち着いて相手の話を聞く事が大事ですよ」

「そうですね」

「それでは話しますね」

 

 

 

理事長の話を聞いた俺達だったがオープンキャンパスの結果で廃校が決まってしまうと言う話だった。

 

 

 

(オープンキャンパスの結果で廃校が決まるのならμ'sのダンスで結果を出すしかないけど今の状態では少し厳しいな・・・本来ならば生徒会長に話をしたい所だが今まで俺達μ'sを敵対してきたからな・・・その話をしたら絶対に何人かは反対意見が出るだろうな)

 

 

「どうしたの?祐天寺君?何か考えているみたいだけど」

「理事長先生・・・・・質問あるんですけどいいですかね?」

「何でしょうか?」

「理事長先生はオープンキャンパスの結果で廃校が決まってしまうと言いましたよね?」

「確かに言いましたね」

「悪ければ廃校ですが良ければ学校は女子校として存続するって事ですよね?」

「そうですね」

「なら俺が廃校の阻止をします。そのオープンキャンパスで良い結果を出す事を理事長先生に約束いたします」

「もしオープンキャンパスで良い結果が残せなかったらどうするの?」

「その時は・・・・・この学校から俺が去ります!」

「「「祐天寺君!」」」

「覚悟は出来てるって訳ね」

「俺は中学3年で来年が受験と言っても本来ならば俺はこの学校の生徒じゃないです。ですが!この学校で過ごした時間は確かにあります。この学校が無くなって困るって言っている人達がいるのならば俺が阻止します」

「出来るの?本当に」

「出来るの?じゃなくてやるんですよ!このオープンキャンパスで俺達μ'sが結果を出しましょう」

「どうしてそこまでやるの?」

「最初は本当やる気は無かったです。けど今は3人だったμ'sが7人になって少しずつではありますが何かを成し遂げようと必死に頑張っている姿を見て俺は思いました。だったら俺には何が出来るのか?まずは考えてみようと思いました。」

「そこまで考えていたのね」

「そうじゃなければ周りからの信頼や信用を得られないと思いましたから」

「わかりました。それでは私からの話は以上です」

「どうもありがとうございました」

「これからどうするの?まずは8人で話をしますから全員を部室に集めてください」

「わかりました」

「それでは理事長先生・・・これで俺達は失礼します」

「また何かあったら教えてね」

「わかりました」

 

 

 

 

 

俺達8人は全員で部室に行って7人全員の顔が見えるように俺はホワイトボートの前まで歩いた。

 

 

 

「それでアンタは何を話すつもりなのよ」

「それなんですが今から皆さんに確認しながら聞くので賛成の人は手を上げてください」

「わかったわ」

「皆さんは今よりダンスが上手くなりたいですか?」

「もちろん」

「そうですか・・・」

「どうかしたの?祐天寺君」

「いいえ!何でもありません」

「さっさと本題に入りなさいよ」

「ならば単刀直入に言います。・・・・・俺は今から生徒会長に会って皆さんのダンスを今よりレベルアップさせる為にダンスを教えてもらうように頼みたいなって思ってます」

「アンタ!それ本気で言ってんの!」

「本気と書いてマジです!」

「私は反対」

「潰されかねないわ」

「私も嫌かな?」

「今まで敵対していたのよ!頼んだ所で教えてくれる訳が無いわ」

「俺も正直に言えば不安ですが今までみたいに自分達の自己流で練習するのと経験者に教わるのとでは違いがどうしても出て来てしまいます。生徒会長に教えてもらうメリットは今よりもダンスが確実にレベルアップします。デメリットは生徒会長が今までみたいに・・・もしかしたらそれ以上に妨害しながら何かをしてくる確率が高くなるって話です。そこで皆さんに聞きます。生徒会長にダンスを教えてもらうのに賛成な人は手を上げてください」

 

 

 

そう言った後に手を上げた人は2年生3人だけだった

 

 

 

 

 

「私は良いと思うな」

「えっ!」

「何で!」

「だって今よりダンスが上手くなるのなら嬉しいし何よりオープンキャンパスまで時間が無いから早めに決めなきゃならないよね?」

「それは・・・・・」

「だったら頼もうよ」

「そうですね」

「どうなっても知らないわよ」

「それでは俺は生徒会室に行って生徒会長と話してきますから待っててくださいね」

 

 

 

 

俺は部室から出た後に生徒会室に向かおうとしたら偶然にも反対側から生徒会長とお姉ちゃんに会った。向こうも俺に気付いたので俺は近付く事にした。

 

 

 

 

 

「優乃」

「お姉ちゃん」

「何処かに行くの?」

「生徒会室に行こうとしたんだけどその必要は無くなったけどね」

「どうして?」

「生徒会長に会ったからさ」

「私に?」

「生徒会長にお願いがあります」

「何かしら?」

「μ'sにダンスを教えて下さい!」

「それはどうしてかしら?」

「今μ'sの人達は学校の存続の為に考えながら練習をしています。専門のコーチとかマネージャーとかいるわけでも無いのにです」

「あの子達には貴方がいるじゃない」

「生徒会長まさか忘れてませんか?」

「何をかしら?」

「俺は本来この学校にいない人間ですよ?どうして俺が・・・部外者の俺がそこまでしなくちゃならないんですか?」

「それは・・・」

「俺がμ'sをサポートしてるのは高坂先輩達に興味あったから何ですよ」

「それで?」

「人間って興味ある事に対しては自分からやりたいって気持ちになりますが興味が無い事に対しては絶対に自分からやりたいって気にはなりませんし見向きもしないんですよ」

「つまり・・・優乃はμ'sに興味あったから今あの子達のサポートをしてるんやね」

「俺の代わりに言ってくれてありがとうね。流石お姉ちゃん」

「貴方達は貴方達で頑張れば良いじゃない!私は私で考えながら・・・・・」

「でも良い案は浮かんできてませんよね?」

「どうしてそう言えるのかしら?」

「本当にそう言った良い案があるのならば生徒会長は、すぐにでも実行しているはずですからね。俺達のやり方には反対してるけど俺達μ'sは理事長先生が自分で俺達に許可したから俺達は遠慮する事は無く出来てる事にイライラしているんでしょう?自分は理事長に反対されてるのにどうして俺達μ'sだったら良いのか?ってね」

「・・・・・」

「それに生徒会長が俺達にダンスを教えた場合はμ'sも生徒会長もメリットがあるんですよ」

「エリチにメリット?」

「良く考えてみてお姉ちゃん・・・生徒会長は学校を廃校にしたくないんだよ?だけど俺達μ'sとは敵対関係である以上は認めたくない」

「そうやね」

「でも生徒会長が俺達μ'sにダンスを教えればμ'sのメンバーも1人1人の実力が上がるし・・・何よりもしかすると廃校を阻止出来るかも知れないからね」

「もし貴方達がダンスして結果がダメならどうするの!?廃校になるのよ!責任持てるの!」

「責任があるのは理事長先生であって生徒会長・・・・・貴方では無いんですよ」

「なっ!?」

「それとも何ですか?この学校の生徒会長がこの学校の理事長先生なんですか?」

「違うわ!」

「そうでしょう?理事長先生は理事長先生で生徒会長は生徒会長でしか無いんです。理事長先生には学校の全てを決める権利は存在しますが生徒会長にはありません!よって生徒会長が俺達μ'sの活動を反対した所で理事長先生が許可すれば生徒会を無視して行動する事も出来る事をお忘れ無く」

「くっ!?」

「さて・・・生徒会長に2つの選択肢を今から渡します。」

「選択肢?」

「1つ目は俺達μ'sにダンスを教えてμ'sが学校を存続させる道を選ぶ方か?」

「・・・・・」

「2つ目はこのまま何もせずに黙って廃校になるのを待ち続ける道を選ぶか?2つに1つです」

「・・・あの子達には貴方がいるんだから貴方が教えれば良いじゃない」

「俺にはダンスの経験は無いんで無理です。それならダンス経験者の生徒会長に頼むのが正解です」

「そうかしら?」

「逆に聞きますが生徒会長がμ'sのメンバーだとしてですよ?20年もダンスを続けている人と昨日今日でダンスを始めた人・・・どっちかをコーチに選んで下さいって言われたらどっちを選びます?」

「私なら20年の方を選ぶわね」

「それはどうしてですか?」

「20年の人の方が学べる事が多いし何処が良くて何処が悪かったのかを教えてくれるだろうし」

「じゃあ逆に昨日今日の人については?」

「そんな人がコーチになっても教わる側としたらまず自分達の成長は期待出来ないでしょうね」

「そうですね。つまりそういう事なんですよ」

「そう・・・」

「生徒会長は自分で今ちゃんと言いましたね?経験者と経験者じゃない人の違いを・・・」

「そうね」

「生徒会長は前者で俺は後者です。自分達が誰かに教わるとしたら誰だって前者を選びますよ」

「貴方に・・・いいえ!貴方達に協力すれば学校は阻止なんて出来るの?」

「出来ますし存続します。」

「ハッキリ言ったわね」

「少なくとも生徒会長の考えよりかは存続する確率は高いです。これだけは確かに言えます」

「わかったわ・・・貴方達にダンスを教えるわ」

「エリチ!」

「ただし!廃校になったら私は貴方を許さないわ!」

「その時は俺の事を罵倒するなり殴ったり蹴ったりするなり好きにして構いませんよ」

「その言葉・・・覚えとくわ」

 

 

 

 

生徒会長が俺達から離れて姿が見えなくなるとお姉ちゃんが話しかけてきた。

 

 

 

「あんな事を言って大丈夫なの?」

「大丈夫だよ?それに・・・・・」

「それに?」

「もう少しで生徒会長はμ'sのメンバーとして仲間になるんだからね」

「そうなん?」

「お姉ちゃんじゃないけど・・・カードがそう告げるんよ」

「ウチのセリフやで!?」

「大丈夫だよ」

「本当に?」

「任せて!お姉ちゃん」

「うん」

「それじゃあ俺はμ'sの皆の所に行くから」

「わかった」

 

 

 

 

お姉ちゃんと話が終わってμ'sの皆に今回の事を話して

全員が驚いていた。だけどオープンキャンパスまで時間が無いのでμ'sのメンバーは生徒会長のやり方での屋上の練習が始まった。

 

 

 

 

 

「ダンスで人を魅了したいんでしょう!このくらい出来て当たり前!」

「こう見ると不思議な感じだな」

「後10分!」

 

 

 

小泉さんと星空さんが最初ダウンしてそれを生徒会長が見ていました。

 

 

 

 

「もういいわ・・・今日はここまで」

「っ!?」

「自分達の実力が少しはわかったでしょう?今度のオープンキャンパスには学校の存続が掛かっているの・・・もし出来ないって言うなら早めに言って・・・時間が勿体無いから」

(本当この人は素直じゃないんだからな)

 

 

 

 

 

屋上からいなくなった生徒会長だけど俺は気になって生徒会長を追ってみる事にしました。

 

 

 

 

「・・・・・」

「ウチな」

「希」

「エリチと友達になって生徒会やって来てずっと思ってた事があるんや・・・エリチは本当は何がしたいんやろうって」

「っ!?」

「一緒にいるとわかるんよ。エリチが頑張るのはいつも誰かの為ばっかりで・・・だからいつも何かを我慢してるようで全然自分の事は考えてなくて・・・学校を存続させようって言うのも生徒会長としての義務感やろ?だから理事長はエリチの事を認めなかったんと違う?・・・・・エリチは・・・エリチの本当にやりたい事は?」

「・・・何よ」

「・・・」

「何とかしなくちゃいけないんだから、しょうがないんじゃない!」

「っ!?」

「私だって!好きな事だけやってそれだけで何とかなるんだったらそうしたいわよ!」

「・・・・・っ!?」

「・・・・・自分が不器用なのはわかってる。でも!・・・今更アイドルを始めようなんて私が言えると思う?」

「あっ!」

 

 

 

エリチが泣いて走り去って行くのにウチはその場から動けなかった。

 

 

 

 

「大丈夫だよ!お姉ちゃん」

「優乃・・・」

 

 

 

いつの間にかウチの後ろに優乃がいたので驚いたけど優乃なら何とか出来そうな感じがしたのでウチは優乃に全てを任せてみようと考えました。

 

 

 

 

「こういう時こそ!俺に任せてよ」

「エリチの事をお願いね」

「ああ!」

 

 

 

その言葉を聞いた俺は生徒会長が走り去って行った場所に行きました。

 

 

 

「私の・・・やりたい事・・・そんな物・・・」

 

 

 

 

そんな時に誰かから手が伸びてきたので私は振り向いて見ると・・・・・希とあの子達μ'sの8人がいた。

 

 

 

 

「μ'sに入ってください」

「えっ?」

「一緒にμ'sで歌って欲しいです。・・・スクールアイドルとして!?」

「やってみればいいやん?」

「っ!?」

「特に理由なんか必要無い・・・やりたいからやってみる・・・・・本当にやりたい事ってそんな感じで始まるんや無い?」

「生徒会長は難しく考えすぎ何ですよ・・・・・今いる7人のμ's達が生徒会長をμ'sのメンバーに入れて一緒に頑張ろうとする気持ちに答えて下さい」

「貴方・・・」

「考えて決めるのは生徒会長ですが後で後悔しない為にも・・・自分の気持ちに素直になって正直になるのが1番ですよ?」

「そうね」

 

 

 

 

私は伸ばされた手を繋ぐ事にした。

 

 

 

「絵里さん」

「これで8人」

「いや・・・9人や!ウチを入れて」

「えっ!」

「希先輩も?」

「占いで出てたんや・・・このグループは9人になった時、未来に開けるって・・・だから付けた。9人の歌の女神μ'sって」

「「「「「「「「っ!?」」」」」」」」

「最初からそのつもりだったんだろ?」

「優乃はわかってたみたいやね?μ'sの本当の意味が・・・」

「当然でしょ?お姉ちゃんの考えてる事ぐらいは俺わかってるつもりだしな」

「じゃっ!じゃあ・・・あの名前を付けてくれたのって希先輩だったんですか」

「そうだよ」

「祐天寺君は気付いてたの!」

「気付いてたけど言わなかったんだ。ファーストライブとか練習に集中してほしかったからね。」

「そっか」

「さて!9人になったμ'sでこれからは練習をしたいと思います!全員!気合いを入れてやるぞ!」

「「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」

 

 

 

 

そして・・・・・オープンキャンパスの日になって9人になったμ'sの曲でタイトルは僕らのLIVE 君とのLIFEを歌っている姿を俺は見ていました。

 

 

 

(あれだけμ'sと敵対関係だった生徒会長とμ'sを近くから見守っていたお姉ちゃんがμ'sのメンバーになってから9人のライブはコレが初めてだけど・・・楽しそうに笑いながら歌って踊っている姿を見て俺は安心が出来た。そしてオープンキャンパスのこのライブは成功して学校の存続する事は決まるだろうけど俺が後やる事は・・・まず理事長先生と会って話をしてそれから今後の事を考えても遅くは無いか)

 

 

そう感じながらも俺は最初から最後まで9人のμ'sのライブを見ていました。




なかなか次に進んでなくてスミマセンね
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