君の旋律に僕の音色をのせて。   作:藤井 悠

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藤井 悠です

燐子作品の2話目です。

それでは本編どうぞ。


ゲームフレンドはリアルフレンド⁉

 

今日は白金さんがお礼をしたいという日だった。女子と2人で出かける機会はなかったので、髪の毛を3回ほど直し、服選びも入念にして、母さんにお墨付きを頂いた僕は、少々急ぎめに家を出た。

待ち合わせ場所に行くとそこにはすでに白金さんの姿があった。

 

大助「すみません、お待たせしました。」

 

燐子「いえ、こちらこそ時間を割いて下さってありがとうございます。」

 

白金さんは頭を下げるとどこかウキウキした表情を見せていた。

 

大助「白金さん?」

 

燐子「す、すみません、じゃあ行きましょう。」

 

そして僕達は目的地に向かい始めた。と言っても一回ご飯をご馳走してもらうだけなのだが。

 

〜10分後〜

 

白金「ここです。」

 

大助「え?いいんですか、こんな高そうなところ?」

 

白金さんに連れられてやってきたのはちょっとお高そうなファミレスだった。

 

白金「はい、危ないところを助けていただいたんですからそれくらいしないと、気が済みません。」

 

大助「・・・そこまで言うなら。」

 

そして僕達は店の中に入る。中に入るとすでに結構な数の客がいたが、白金さんは予約を取っていたらしく、すんなりと中には入れた。そして2人とも注文を済ませると、白金さんがこんな話を切り出してきた。

 

燐子「そういえば大助さんもNFOやってるんですよね?」

 

大助「はい。一応剣士でやってるんですけど。」

 

燐子「私はウィザードです。」

 

それから運ばれた料理を口にしながら僕達はNFOの話で盛り上がっていた。苦労したクエストや、限定装備を手に入れるために起こった事や、ボスの話など、きっと白金さんはこの話をしたくてさっきウズウズしていたのだろう。

 

大助「それにしても白金さんってすごいですね!プレイ動画とかってないんですか?」

 

燐子「えーと、ありました。フレンドさんも写ってますけどいいですか?」

 

大助「はい。ありがとうございます。」

 

そして僕はプレイ画面に目をやる。フレンドとも息があっていてやはり白金さんはかなりハイレベルなプレイをしている。

・・・しかしこのプレイ画面見たことがあるような?

 

大助「白金さんってプレイヤーネームは何ていうんですか?」

 

燐子「もうすぐリザルト画面で出ると思いますよ?」

 

大助「ホントだ。えーっとネームは・・・え?」

 

燐子「信条さん?どうかしましたか?」

 

僕はその画面を見て驚愕していた。なぜならば、確かにリザルト画面に書かれていたのだ。【RinRin】と。ついでに、フレンドプレイヤーの頭上に【ジョジョ】と書かれている。

 

大助「人違い、じゃないよな。」

 

燐子「どうかしましたか?」

 

大助「もしかしてこのフレンドのジョジョってさ、ゲームを始めた時期って一緒?」

 

燐子「はい。レベルもほぼ同じなので同じクエストに潜りやすいし、お上手なのでいつも助けられてます。」

 

大助「・・・昨日ジョジョに、NFOコラボの事言いました?」

 

燐子「え?どうして知ってるんですか!?」

 

大助「それで、セブンイレ○ンでグッズは手に入れられたけど、不良に絡まれる。目撃者に助けられて、お礼をしようとして、ジョジョにお礼のタイミングを伺いその後、約束を取り付ける事に成功する。」

 

燐子「なんでそこまでわかるんですか!?」

 

・・・昨日のRinRinさんとのチャット、よくよく考えてみれば昨日の自分の出来事とぴったり合ってるんだよな。電話のタイミングも絶妙だったし。これはもう確信でいいだろう。

 

燐子「もしかして、信条さんって・・・」

 

大助「そう、僕がジョジョだよ。これが証拠。」

 

そして白金さんに俺のプレイ動画を見せる。白金さんは終始驚きに満ちた目でその画面を見ていた。

 

燐子「そうだったんですか。信条さんが、ジョジョさん・・・」

 

大助「僕も驚きました。まさか白金さんがRinRinさんだったなんて。」

 

燐子「私達、結構前から知り合いだったんですね。」

 

大助「そうですね。・・・白金さん。」

 

燐子「なんですか?」

 

大助「その〜、ゲームだけじゃなくて、リアルフレンドになりませんか?」

 

・・・なんか今僕すげえクサいこと言わなかった?

 

燐子「はい!よろしくお願いします。」

 

あ、いいんだ。なら良かった。

 

大助「はい。よろしくお願いします。」

 

そこからはお互いの個人的な話になった。今日の時点でわかったのは、白金さんは僕より1つ年上ということ、バンドを組んでいること、ピアノを弾けることが共通していること。だった。話も合うので、結構馬が合うのかも知れない。

その後も雑談をしたあと、解散となった。

 

〜帰宅後〜

 

大助「ただいま〜♪」

 

大助母「おかえり。なんか機嫌良いわね?何かいいことあった?」

 

大助「うん!まあね!」

 

そして自室に入るとNFOを立ち上げる。するとRinRinさんもログインしていた。

 

ジョジョ「RinRinさん、さっきぶりです(^ν^)」

 

RinRin「はい!さっきぶりです、信条さん(・∀・)」

 

・・・ゲーム内で信条さんって呼ぶのか。

 

ジョジョ「えーと、白金さんってゲーム内でも読んでいいですか?」

 

RinRin「はい。私も勝手に信条さんって呼んでしまいましたけど大丈夫ですか?」

 

ジョジョ「もちろんです(・∀<)」

 

RinRin「ありがとうございますm(_ _)mそれじゃあ行きましょうか。」

 

そして僕達はクエストに潜った。それにしてもリアルとゲームで白金さんって結構人が変わるんだよな。ネット越しだと話しやすいのかな?じゃあ1つ聞きたい事があった。なのでクエストが終わったあと聞いてみることにした。

 

ジョジョ「そういえば白金さんは、バンドを組んでるんですよね?|д゚)チラッ」

 

RinRin「はい。いい忘れてましたがあこちゃんもそのバンドに入ってるんですよ^_^」

 

ジョジョ「おお!そうなんですか。もしよければ見に行っていいですか?(。・_・。)」

 

RinRin「来ていただけるんですか?是非いらしてください(^ν^)よろしければ取り置きしておきましょうか?」

 

ジョジョ「気を利かせてもらってすみません。よろしくお願いします。」

 

そして僕は白金さんの入っているバンド、【Roselia】を見に行くことになったのだ。




どうだったでしょうか?

ここで1つお願いがあるのですが、大助の一人称をよく【僕】ではなく【俺】と間違えてしまいます。間違えを見つけたら遠慮なく誤字修正の報告を下さい。

感想&評価お待ちしています。
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