赤くて不死身のオレちゃんのヒーローアカデミア 作:きのこの山 穏健派
失踪未遂したので初投稿です
ごめんちゃい
B組side
『15分経ったわ。それじゃあ、いよいよ始めるわよ!!』
手を鳴らしながらミッドナイトが15分間の交渉タイムの終わりを告げ、予選通過者達をそれぞれの開始地点に誘導し始めた。そんな中、B組のとある生徒がB組のクラス全員に向かって話しかけていた
「この会場にいるほとんどの奴らがA組にばかり注目している……なんでだ?」
「
「
そう話しながら両手を広げ、こう言い放った
「
不敵な笑みを浮かべながら、A組を蹂躙する姿を想像しにやけが止まらなくなる。これから起こるのは、個人個人の戦いではなく一方的な……いや圧倒的な
宇井戸side
「さーて準備は出来たか?俺ちゃんは出来てる」
「……ねぇ、マジで
「おう、そうだがなんか問題……いやあったな。なあに安心しろ、中学で使った奴よりかは強力じゃないからな」
「それならウチはいいんだけどさぁ……」
おっと恒例のアレをやんのを忘れてた、ヤッホー俺ちゃん(ry)。いよいよ第二種目の騎馬戦が始まるぜ、オラ、ワクワクすっぞ(サイヤ人並感)。それはそうとなんで耳郎が怯えてるかって?まあなんだ、ちょっと色々あんだよ
『始まるぞリスナー共!15分のチーム決め兼作戦タイムを経てフィールドに12組の騎馬が並んだぁ!!』
なんてこと考えてたら、そろそろ開始のようだな
「ほんじゃあ作戦通り頼むぜウィーゼル、耳郎、はっちゃん」
「……はっちゃんて誰?」
「もしかして私のことですか?」
「そうだぞはっちゃん」
「んん……なんかむず痒いですね」
もしかして俺ちゃんネーミングセンス皆無か?いや気のせいだな
『いくぜ野郎共!!残虐バトルロワイヤルカウントダウン』
そして第二種目開始まで秒読みに入った
「とりあえず最初はAプランで頼むぜ」
「あいよ」「わかった」「了解です」
「そんじゃ行きますか」
目指すは優勝のみ、それ以上でも以下でもない。この戦いは俺1人じゃない、信頼できる仲間がいる。なら俺はやることをやるだけだ
『第二種目 残虐バトルロワイヤル
開始のブザーがなり戦いの火蓋が切って落とされた
3人称side
『第二種目 残虐バトルロワイヤル
第二種目の開始の合図がなった刹那、会場が目が焼けるような光と高く鳴り響く高音に包まれた
「うおっ!?なんだ!?」「目が!目がぁぁ!!」
音が止み目が慣れ、今のはなんだったのかと目を開けると会場の中心に4mはある何故か左肩が赤くなっている目が三つの緑色の鉄の巨人が佇んでいた。そしてその手にはライフルの形状をした黒い塊が握られていた。それを見た選手達は身体を動かせなかった。何故か?それは動いた瞬間にライフルで撃たれると感じたからだ。ゆえに誰一人として動く者はいなかった
「……なあウェイド、全員立ち尽くしてるんだがどうすりゃいい?」
[いや俺ちゃんに聞かれてもわかんねぇぞ]
「まあこうなるよね普通は」
「きっと皆さんこの素晴らしいベイビーに魅入られてるんですよ!!」
ふと気がつくと巨人の肩には5000兆点のハチマキをしている男の姿が見えた。それを見た瞬間、選手全員が巨人に向かって襲い掛かっていた
「来たぞウェイド!!」
[全員正気に戻ったらしいな。しっかり掴まっとけよ]
キュイイイイインと足にあるローラーダッシュが唸り、他の騎馬の間をすり抜けて回避する。すり抜けたと同時にクイックターンをしライフルを構えトリガーを引き、会場の中心にいる騎馬達に撃ちはなった。銃口から放たれた弾丸はそのまま真っ直ぐ飛んでいき騎馬に的中する
「うわっ!?なんだよこれ!?」「か、身体が動かない!?」
的中したと同時にピンク色のガムのようなものが騎馬を拘束し動きを止める。これはウィーゼルが開発した拘束弾であり、拘束から抜け出すのはかなり困難である
「フッ」「オラァッ!!」
しかし一部の騎馬は拘束されたものの呆気なく抜け出していた。それもそのはず、この拘束弾の欠点は寒さと熱さに対し弱いことだ。つまり凍らされたり熱せられたら簡単に拘束を解けるのである。拘束から逃れた一部の騎馬達は未だに抜け出していない騎馬のハチマキを奪い取り始めた
「ッシャァ!頂きぃ!!」
「あっ!?テメェっ!!」
「ごめんねー」
「ちょっと!?」
どうやらウェイド達のハチマキから拘束されている騎馬のハチマキに狙いを変えたらしく、会場は乱戦状態に陥った。だが、ある一部の騎馬達は狙いを変えることなくウェイド達へと向かっていった
「逃がさん……!」
「待てや!ゴラァっ!!」
ウェイド達はローラーダッシュで距離を取りながら迎え撃つが轟に拘束弾を凍らされて粉々にされるか爆豪に連続で爆発を起こしながら拘束弾を熱で解かされ、徐々に距離が詰められる
[クソッ!冗談きついぜ!ウィーゼル、はっちゃん!援護頼む!!]
「任せろ!」「さーていきますよベイビーたち!!」
ウィーゼルはM1918を個性で製造し轟を、発目は自慢のベイビーたちを巧みに駆使し爆豪を迎撃し始めた
「耳郎!頭の右側に差込口あるのわかるか!?」
「ちょっとまって……あった!」
「そこにお前のをぶっさせ!そんで思いっきりビートを鳴らせ!スー○ーマンが気絶して空から墜落するくれぇに!!」
ウェイドの言う通り頭の右側にイヤホンを挿すと脚部が変形し巨大なスピーカーが姿を現す
[ウィーゼル、はっちゃん!耳をふさげぇ!!耳郎!おもいっきりブっ放してやれ!!]
そうして耳をふさいだ瞬間、地面が揺れるほどの爆音が会場を揺らした
「ッ!!?」
「ガァッ!!?耳が!?」
モロにくらった轟と爆豪の動きが止まった。その隙についでにハチマキを奪い取り、ウィーゼルがスモークを焚きその場から去る
[ナイスだ!ウィーゼル、はっちゃん、耳郎!!]
「ああ、にしてもやっぱもう少し改善の余地ありだな拘束弾」
「それなら私が手伝いましょうか?鏡さんとなら素晴らしい私たちのベイビーが作れますよ!!」
「……勝手にしろ」
「もう、鏡さんの天邪鬼っ」
『さあ残り時間は後5分!どうなるんだぁ!?』
[ま、とりあえずこのまま逃げ切っておしまいだな]
「そうだn「鏡さん危ないっ!!」うおっ!!?」
突然はっちゃんがウィーゼルの肩を掴み横に引っ張った。刹那、ウィーゼルがいた場所に植物のツルがとんできた
[……おいおいマジかよ]
気付けばウェイド達を中心に周りをB組に囲まれていた。その中からリーダーと思わしき騎馬がウェイド達の前に出てきた
「よりによって
「今更気付いたのかい?いい案だろ?
[……ウィーゼル、フラッシュとスモークの準備頼む。合図は任せる]
「了解」
後5分逃げ切れば勝ち。ならこいつらとやり合う意味はないと判断したウェイドは包囲網から抜け出す準備を思索する。だが
「あ。あとついでに君、有名人だよね?何されても気付けば元通りになる
リーダーと思わしき騎馬にこれでもかというほど……気が済むほど拘束弾を撃ち続けた。全弾命中した騎馬はピンク色の塊と成り果てた。一部始終見ていたB組全員は何も出来ず呆然としていた
[なあテメェら……地雷って知ってるか?]
鉄の緑の巨人から低い声が聞こえてくる。その声には怒りと殺意が篭められていた
[アンタ等は俺ちゃんを怒らせた。その意味がわかるか?]
B組のある生徒は額からダラダラと冷や汗が流れ、ある生徒はハァハァと過呼吸になった。殺されるとB組のクラス全員がそう思った時には遅かった
[つまりだ、今日がアンタ等の命日だ。なあに安心しろ、サ○スみたいに灰にはしたりはしねぇけど……それと同等のことをするつもりだ覚悟しな]
そう言うとフルスロットルでB組に突っ込んで行った。B組が踏んだのはトラの尾や竜の尾でもなく、頭のネジが数本どころか全部ぶっ飛んでいる化け物の尾を踏んだのだ
???side
「あーあー、やっちゃったねぇ」
そう言い、男はテレビに映る光景を見ながらグラスの中身を一気に飲み喉を潤した
「なにがですか?」
「ん?ああ、
「……化け物と言われたことですか?」
バーテンダーの男が男の飲み干したグラスに同じ飲み物を注ぎながら地雷を訊くと男はうなづき注がれた物を飲む
「ハァ……実を言うと彼は身内からそう言われるのは大丈夫らしいが赤の他人から言われるのは嫌だそうだ」
「……成る程。だから、あんなにも怒りをあらわにしているんですね」
テレビの画面にはB組を蹴散らしている場面が映し出され、死屍累々と化していた
「……にしてもやりすぎだと思うのですが」
「まあ、しょうがないんじゃない?彼らが悪いんだしね」
男は身体を伸ばしながら店内を見回すとあることに気付いた
「あれ?葬は?」
「葬でしたらそこに……んん?」
いつの間にか店内にいた少女の姿が消えていた。が、少女の座っていた席には一枚の紙が置かれていた
「えーとなになに……ちょっと行ってきます……」
「……止めにいきましょうか?」
「あー……頼める?」
なお、この後メチャクチャ抵抗されボロボロになりながらも引き止めることに成功したバーテンダーの男は少女の親(自称)から医療費と依頼料をふんだくったのはまた別の話
多分、また投稿スペース空くかも
そん時は・・・・・はい
体調崩さないようにしてくださいね(露骨な話題そらし)
それと今回、使用したATはスコープドッグです
因みにオールフォーワンも少し強化しました
飲み食い出来ないのは可哀想・・・可哀想じゃない?