デート・ア・ライブ 狂三リビルド   作:いかじゅん

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第百二十九話『神が運命(さだめ)し物語』

「アイク。なぜ撤退の選択を?」

 

 DEMインダストリー日本支社、社屋。

 アイザック・ウェストコットは上機嫌(・・・)で椅子に腰掛け、前方に立ったスーツ姿の少女――――エレンの不機嫌な顔を見やる。

 さぞかし、不満だろう。成功しかけた作戦は無に帰し、こちらの手にあった精霊も〈ラタトスク〉側に保護された。

 一度使った手は、二度は通じない。記憶を一度消去し、埋め込んだ超小型の顕現装置(リアライザ)による記憶復活の処理。人間不信で、あと一歩反転まで及ばなかった精霊を絶望させるには、これ以上ない手段だった。

 それが使えなくなった以上、もはやウェストコットの手にあの反霊結晶(クリファ)が齎されることはない。だと言うのに、ウェストコットの表情から笑みが消えることはなかった。

 

「そう気を落とさないでくれ。キミの実力は信頼しているさ。あの場で撤退を選んだことは、キミたちへの信頼を損なうものじゃない」

 

「ならばなぜ……!!」

 

 エレンの不満は最もだ。彼女の実力ならば、あの場で強引にでも反霊結晶(クリファ)を奪取する可能性は残されていた。

 しかし、如何に彼女と言えど不確定要素――――〈ナイトメア〉と五河士道がいては確実とは言えない。その不安定な要素と、何よりも〝彼女〟の存在が、ウェストコットに撤退の二文字を悟らせたのだ。

 

 

「――――〝彼女〟は、必ず現れるそうだよ、エレン」

 

「っ……!!」

 

「楽しみだ。ああ、実に楽しみだとも。そのためなら、一時の快楽などあってないようなものだ」

 

 

 くつくつと喉を鳴らし、何十年(・・・)と待ち望んだ〝彼女〟との相対を頭に浮かび上がらせる。

 

「それに、他にも少しばかりの収穫はあった」

 

「それは……」

 

 ウェストコットが手のひらを翳し、そこから光り輝く小さな本(・・・・・・・・)を生み出した。

 目を見開くエレンにフッと微笑み、ウェストコットは椅子を翻し、満天の星空へ己の悲願を夢想する。

 

 

「子供のお遊び程度だが、人を待つ間の暇潰しくらいにはなるだろう。何、そう長くは待たせないさ――――――彼がいるならね」

 

 

 永き時に比べれば、何と楽しき時間か。

 神が描いた道筋の中で、ウェストコットは自らの全てを差し出して身を任せる。

 その中で、恐らくは、神の流れに抗う者――――――五河士道に、気付かぬうちに期待を寄せながら。

 

 世界を壊す因果の再世は、目前に迫っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 扉の手前で、少女は腕を組みながら目を伏せる。

 そのことがわかるのは、少女だけだ。ローブに隠された己の顔を見せることはない。次に中身を知らぬ誰かに、ベールを脱ぐのは、いつになるか。

 二度とは来ないかもしれない。すぐに訪れるかもしれない。或いは――――――死の間際(・・・・)か。

 

「何してるのよ」

 

 ふと、物思いに耽る少女の鼓膜を震わせる勝気な声。

 瞼を開けば、勝気な声に似合う烈火の如き瞳が映り込み、少女は目に見えない微笑みを浮かべた。

 

「そんなところに突っ立ってないで、中に入ったらどう?」

 

「……私が入るのは、少し違うと思いましてね」

 

「何よそれ」

 

 意味がわからないわ、と苦笑する琴里に、釣られて少女も僅かばかりにほろ苦い笑みをこぼす。

 〈ラタトスク〉地下施設の休憩室、の前。中には士道を含めた精霊たちがある一報を待っている。何なのかは、言うまでもない。本条二亜の治療結果、だ。

 

「……本条二亜の容態は?」

 

「痩せ我慢したどっかの誰かさんと違って、大事に至ることはなさそうよ。〈贋造魔女(ハニエル)〉による応急処置と狂三の霊力供給、経路(パス)接続による霊力の循環が大きかったわね」

 

「あら、そんな人がいるんですか」

 

「ええ。私の目の前にちょうどね」

 

 徹夜明けからの修羅場を超えての徹夜明けを挟んで、この軽口の応酬ができるとは大した気力だと少女は肩を竦めた。

 まあ、聞いた限りでは琴里の言うように大事に至ることはないだろう。霊結晶(セフィラ)の大半を失ったとはいえ、精霊の力が残っている以上、回復能力も少女などより余程有り余るはずだ。

 

「……狂三の霊力供給、ね」

 

「ん?」

 

 だから、少女の気を引いたのは二亜を救った者たちの行動……狂三が迷いなく霊力を分け与えた(・・・・・・・・)ことだった。

 

「……いえ。あの魔女っ子ちゃんの件も、聞いた時は正直少し驚いたんですよ。あの子にとって霊力というのは、自分の悲願を叶えるために絶対視していた(・・・・)もの。それを迷いなく人のために使うってことは――――――いよいよ、あの子は引くに引けなくなっている」

 

「…………」

 

 当人の善意ばかりが、時崎狂三を救うとは限らない。

 狂三にとって霊力を消費するということは、悲願から遠ざかるということ。とは言っても、元々精霊の霊力を溜め込める存在(・・・・・・・・・・・・・)なくして狂三のやり方はなし得ない。

 仮に、狂三が傍若無人なやり方を押し通していたとして、それでも【一二の弾(ユッド・ベート)】を目的の時間まで届かせるには、果てなく遠い道だったであろう。けれど、可能性がないわけではなかった――――――今の狂三のやり方は、士道の霊力を全て取り込む前提で成り立っているということだ。

 それ以外を考えないやり方。それが失敗した瞬間、狂三がどうなってしまうかなど想像に難しくない。

 

「……距離が近づけば近づくほど、あの子の決意は頑なになる。頑なになればなるほど、あの子の心は追い込まれていく」

 

「でも、止まらないわよ。狂三はそういう奴なんだから。自分から呪いを解こうなんて思わない。馬鹿みたいに優しくて……こっちが痛くなるくらい、真っ直ぐな奴なのよ」

 

「……当然ですね。今さら、止まれませんよ。あの子の足元には何万の命があって――――――それ以上に、五河士道の命がある。あの子は振り向かない。振り向いて、矛盾に気がつけば全てが終わる(・・・・・・・・・・・・・・)

 

 止まれるものか、止まってたまるものかと。精霊は地獄のような道を歩き続け、少女は悲鳴を上げながらそれを肯定する。

 葛藤があった。苦痛があった。悲しみがあった。悲劇があった――――――数え切れない、流すことのない涙があった。

 それらを全て乗り越えたのが、否、背負い込んだのが今の『時崎狂三』だ。どれだけ愛おしい命だろうと、五河士道一人で足を止める狂三ではない。

 

「……ま、私たちが何度こうして問答をしたところで、あの子を止めることはできないのでしょうね。私もそれを望まない――――――そろそろ、私の役目も終わりが近いみたいです」

 

「っ……」

 

 少女の零した言葉を聞き、琴里が息を呑む。

 時間は無限ではない、有限。神が与えた力は、王の手の中に。それが誰の手に渡るのか――――――少女も、選択をしなければならない。

 

「あなたは、狂三に何をさせたいの?」

 

「……以前話した通りです。私はあの子を肯定する、それだけのこと」

 

「違うわ。私が言ってるのは、あなたが狂三に何を望むか――――――あなた自身の目的よ」

 

 鋭く見据える琴里の瞳は、少女を捉えて止まない。

 

 

「あなたが狂三を、そして士道を助ける理由はなに? 以前も、そして今回も自分の身を顧みず戦うのは情のため? それとも――――――誰かの願いのため?」

 

「――――――」

 

「教えて、あなたのことを。あの時と同じことを、もう一度聞くわ――――――あなたの、本当の(・・・)目的はなに?」

 

 

 狂三は狂三自身の願いのため。

 

 士道は士道自身の願いのため。

 

 なら、〈アンノウン〉と呼ばれる少女の願いは、何のために、どこにあるというのか。

 

 

「……私の願いは、私だけの願いです。誰に命じられたわけでもない。これだけは、私の意志。人にとっては、案外とても小さく、くだらないことかもしれませんけどね」

 

「それ以上は、教える気がないってことかしら?」

 

「ええ。何度聞かれても、私は同じ答えを返しましょう。全ては――――――我が女王のために」

 

 

 理由など、それで十分。何のために? 我が女王(自らの計画)のために。少女は初めから、同じ答えを繰り返す。何度問われようと、同じ言葉を繰り返す。

 なぜなら、狂三にとって悲願が答えであるように、少女にとって計画そのものが答えであるから。

 重い吐息を吐き出した琴里が、悲しげに目を伏せる。

 

「あれから、ちょっとは仲良くなれたと思ったんだけど、思い上がりだったかしらね」

 

「いいえ。私にここまで言わせるのは、あなただけですよ。五河琴里」

 

「なら、その他人行儀な呼び方はやめてほしいものね――――――そんなに、人が怖いの?」

 

「――――――!!」

 

 動揺は、微かに揺れた全身で表された。

 そう。本当に、ここまで少女に踏み込んでくる人間はいない。

 

「あなたは誰かを好きになれる人なのに、好きになった人とも距離を置こうとする。自己犠牲、なんて言えば聞こえはいいけど、私からすれば臆病で悲しい生き方よ」

 

「……厳しいですね」

 

「私はこういう言い方しかできないの。ねえ、あなたの願いの先に――――――あなたは、そこにいる?」

 

 真摯に向けられる瞳から目を逸らせるのは、自身の全てを隠す天使があればこそ。

 その下で目を逸らす少女は、この天使がなければ――――――きっと、彼女から目を逸らすことができない哀れな存在に成り下がる。

 

「私は――――――初めから、いないよ」

 

「……っ!!」

 

「どこにもいない。生まれた意味はない。私が私である限り、私は〝無価値〟という存在でいる。いつか通りすがって、去っていく」

 

 そうして、忘れ去られることを――――――だから少女は、通りすがりの精霊。

 

 

「だから、怖いよ。いつか無意味になるものを、優しく見せてくれるあなた達が。私にはないものを、そうして手放せるあなた達が」

 

「え……?」

 

 

 今にも少女へ掴みかからんとしていた琴里が、困惑の表情を作る。

 そんな琴里を見て、見えない影の下で少女は微笑んだ。

 

「これから、あなた達は残酷な現実を見させられる。それでも、あなた達はきっと前に進む。私も、それを信じたいと思う」

 

「……あら、何かの謎かけ?」

 

 訝しげに少女を見やる琴里へ向けて。

 

 

「――――――神様に逆らえるか、見物だってことですよ」

 

 

 最後は、今一度道化師の仮面を被る。

 

 もう少し。どうか、もう少しだけ、強い私でいさせて。そうすれば――――――その時までは、私は私でいられるから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 地下施設の入口がある雑居ビルの屋上にやってきた士道は、辺りの暗さと寒さに防寒具があるにも関わらず身を震わせた。

 提案したのは士道とはいえ、さすがに年末年始の寒さは大したものだ。さすがに、皆も防寒具越しに寒さを実感し、身を縮まらせて――――――

 

「ひゃー、さすがに外は寒いですねー!! ねえ四糸乃さん。寒いですよね? 人肌で暖を取りたいですよね?」

 

「い、いえ、あの……」

 

「あら美九さん。でしたら『わたくし』をお貸し致しますわ。約束通り会場で頑張ったご褒美ですわ」

 

「きひっ!?」

 

「きゃー、ありがとうございますー!!」

 

 いなかった。徹夜明けとは思えない元気さで走り回っていた。「覚えておいてくださいましわたくしぃぃぃぃぃぃッ!!」という叫びと共に美九に追いかけ回される分身体(犠牲者)の一人を他所に、狂三本人は何食わぬ顔で四糸乃や七罪と談笑していた。

 ……まあ、本人たちが納得しているならいいかと、二重の意味で思いながら、あと被害者の『狂三』に内心で合掌しつつ、士道は車椅子に乗る少女へ声をかけた。

 

「寒くないか、二亜」

 

「んー、大丈夫だよ」

 

 〈ラタトスク〉で治療を受け、問題なく会話がこなせるまで回復した二亜。

 とはいえ、外出許可こそ降りたものの、まだ歩行をさせるわけにはいかないということで、こういう形でここまで来たというわけだ。

 

「それで……なんでこんなところに来たの?」

 

「ああ。そろそろだと思うんだが……」

 

 時間を見ても、思いつきにしてはいいタイミングだったはずだ。

 と、やはりバッチリだ。暗い空に上がり始めた、一つの輝き。

 

「おお……!?」

 

「すごい……です!!」

 

「……ふふっ。このような夜明けは、わたくしも初めての経験ですわ」

 

 狂三までもが感嘆の声を上げ、実像を帯び始めた日の出の太陽を見つめている。

 一度太陽を見やり、士道を見上げる二亜を驚かせることもできたようだ。

 

「少年、これって」

 

「ああ。そろそろ日が昇る時間だと思ってさ。コミコの準備に必死で忘れてたけど、今日は一月一日じゃないか。初日の出だぜ――――――二亜、お前の新しいスタートにはもってこいだ」

 

「……はは、キザったらしー」

 

 しばしの間、そうして日の出を眺める。物思いに耽るように、新たな始まりに何かを思うように。

 そうして、ぽつりと言葉を発する。

 

「……少年。ありがとうね。本当に、いろいろと」

 

「気にするな。俺だって、みんなにいろいろと助けられてるんだ」

 

「……、あたし、身体が万全になったら、もう一度高城先生と会ってみようと思う」

 

「ああ。いいんじゃないか。あの人はいい人だよ、多分」

 

「多分って」

 

 多分は多分だ。結局のところ、人の気持ちなんて言葉を尽くさなければわかりっこない――――だから、二亜と高城が言葉を尽くして語り合える日が来ればいいと、士道は心から願う。

 

「……なんだろう。妙に気分が楽だよ。〈囁告篇帙(ラジエル)〉がなくなったから、かな」

 

「その〈囁告篇帙(ラジエル)〉に関してだけど、持っていった本人から伝言があるわ」

 

 そう言って、二亜の言葉に反応したのは微妙に不機嫌顔な琴里だった。コロコロと忙しなくチュッパチャプスを口で転がしている。

 

「反転した状態で切り離されたから、戻すのに時間をもらいます(・・・・・・・・・・・・)、だそうよ。もっとも、いるかどうかの判断は二亜に委ねるそうだけど」

 

「……え、反転した霊結晶(セフィラ)って、そんな簡単に戻せるもんなの?」

 

「さあ。知らないわ。あの子、言うだけ言って、さっさとどっか行っちゃったもの」

 

 琴里にしては珍しく投げやりにそう言葉を吐き出して――――――

 

「……あー!! やっぱりイラつく!!」

 

 ダンダン!! と地団駄を踏み始めた。士道や二亜だけでなく、精霊たちも琴里の豹変に目を丸くする中、本人は怒りを吐き出すためなのかめいいっぱい叫ぶように声を発していく。

 

「何のために言葉があると思ってんのよ!! どいつもこいつも思わせぶりなことばっかり言ってくれちゃって!! ちゃんと報連相しなさいよ!! 大体、神様って誰よ!? もし会ったら砲弾の一つや二つぶっぱなしてやるわッ!!」

 

 しまいにはチュッパチャプスを噛み砕き、代わりのチュッパチャプスまで咥え込んでようやく琴里は動きを止めた。

 何か、琴里の周りだけ〈灼爛殲鬼(カマエル)〉の炎が溢れ出ているのかと思える熱量だった。当の本人は、にこりと士道と二亜が慄く笑顔で声を発した。

 

「ごめんなさい。見苦しいところ見せちゃったわね」

 

「……ねえ少年。もしかして妹ちゃん、ストレスすごい?」

 

「……ああ。日頃から、苦労かけすぎたかもしれない」

 

 本日のメニューは昂った気持ちが落ち着くやつにしようとか、デザートは琴里が好きなものを用意しようとか思う士道であった。

 

「――――ま、何にせよ、あたしには過ぎた力だったってことかもねぇ。三十年近く〈囁告篇帙(ラジエル)〉と付き合ってきたけど、改めて思い知らされるよ」

 

「三十年――――あなたが精霊になったのは、そんなにも前なの?」

 

 二亜の言葉に、精霊歴が比較的短い折紙が反応する。

 

「うん。まあ、正確には二七、八年くらいだったかもしんないけど……まあ四捨五入したら似たようなもんでしょ。どう? その割には若く見えない?」

 

「多分、霊力によって体細胞の老化が抑えられてたんでしょうね。もう霊力は封印されちゃったし、これからはどんどん歳を取っていくわよ、覚悟しときなさい」

 

「うわー、そういえばそっかー。あー、やっぱり戻ってきてラジえもーん……って、結局封印されちゃってるから意味ないのかー」

 

 ううう、さよならあたしの若き美貌……とわざとらしく嘘泣きする二亜を琴里が可笑しそうに笑う。

 と、二亜が思い出したように皆を見回す。

 

「……そういえばだけど、みんなはいつ頃精霊になったの?」

 

「ああ……私は今から五年前、美九は一年いかないくらいだっけ? 折紙はごく最近で、そこのお嬢様は黙秘権行使だそうよ」

 

 じろりと琴里が目を向けるが、狂三はさして効いた様子もなく肩を竦めるばかり――――――恐らくだが、狂三は人から精霊と化した者だと琴里は予想していた。

 士道も、それは同意見だった。最もそれは、士道の記憶にない〝何か〟の直感でしかないが。士道と琴里がどう考えようと、狂三が答えないのならそれは判明しないも同じこと。

 

「で、あとのみんなは純粋な精霊」

 

「へ……?」

 

 続けて琴里がそう言うと、二亜が不思議そうな顔をする。

 首を傾げる二亜と――――狂三が、少し表情を変えた気がした。だが、二亜を止めることはせず、二亜を止めるにも至らず、彼女は次の声を発した。

 

 

「純粋な精霊……? 精霊って、基本的にみんな、元は人間だったはずでしょ?」

 

 

 その、狂三以外の全員が(・・・・・・・・)、目を丸くするような言葉を。

 

 

 






あなたは、そこにいますか?

ぶっちゃけた話、琴里のキレ芸が言いたいこと全部じゃねぇかなぁと思う今日この頃。
いつか消え行く未来を自ら定めている。だから、通りすがり。それは全て、我が女王(自らの計画)のために。
序盤からいるのに全く攻略が進んでる気がしないこの子も、いつかはその時が来るかも、しれませんねぇ。

狂三と士道の関係は進めば進むほどに、両者が頑なになっていく。はてさて、このまま行くと……? 一つだけこれからのお話を予期するなら、彼らは決して二人きりではない、ってことです。これは士道が主人公、狂三がメインヒロインの物語ですが、登場人物は彼らだけではないのですから。

そんなわけで次回は番外編。少し前に触れたやつですね。その名も華麗なるデートの記録……いやさすがにタイトルは冗談ですけど。なんというか、ノリと勢いで書きました。反省とかは次回の後書きにて。
感想、評価、お気に入りなどなどお待ちしておりますー。次回をお楽しみに!!
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