「……ふぅ」
不思議な高揚感を落ち着けるように、一息。時刻は二十三時五十七分。高校生である士道が外出するには、些か遅すぎる時間帯ではあったが……まあ、その辺は〈ラタトスク〉が何とかしてくれているだろうと投げやり気味だった。
元より、そんな事を気にしている余裕はない。以前と違い己が想いを自覚したとはいえ、油断すれば溢れ出てしまいそうな感情は変わっていないのだから。
その感情が一心に向けられる者……狂三が指定した場所は、士道だけに分かるものだった。
今なら分かる。なんであの時、あんな突拍子がない事をしたのか。自覚がなかっただけで、必死だったんだなぁと笑う。まあ、必死なのは今も同じなのだが。
「どんなこと言われんだろうな……告白の断り……だと俺が立ち直れそうにねぇや」
流石に二度目は立ち直れる気がしないなぁと、夜闇に浮かぶ星空を見上げながら苦笑い。やめやめ、会う前からネガティブな考えを持ってどうすると首を振る。
高台公園に士道は正真正銘の
狂三の目的を考えたら罠かもしれない、危険すぎる。至極真っ当な意見だ。けど、これは
それに、罠を張るつもりなら狂三はもっと周到に、狡猾に、士道たちが分からないようなやり方で行うだろう。多分、琴里も内心それを分かっているからこそ、士道の我儘を最終的には許してくれたのだろう。
流石に、危なくなったら〈フラクシナス〉で強制回収するという命令はあったが。それだって士道の身を案じての判断。白でも黒でも、リボンが似合う自分の可愛い妹は変わらないなぁと再確認した。
狂三が指定した時刻は、ちょうど日付が変わる時間。士道は迫る時を座して待つ。そして、感じる――――――
「――――――いるんだろ、狂三」
日付が変わったかなど確かめていない。ただ、士道はこの瞬間、不思議な感覚を覚えた。間違いなく、彼女が士道の近くに来た、という繋がりと確信を。
足音が暗がりに響く。幻想的な光が、夜闇から現れた。少女の情熱を象徴する紅と、宵闇の黒に彩られた美しいドレス。それを見事に着こなす、悪魔に愛されたと思える美貌。現実にこのような光景が有り得て良いのか。さながら、夢に現れた女神。
「――――――ごきげんよう、士道さん。良い、夜ですわね」
しかし、彼女が現実だと士道は知っている。あまりに美しく、あまりに恐ろしい女王の微笑。
「――――――ああ。月がすげぇ綺麗で……狂三は、それよりずっと綺麗だ」
二人が笑う。巡り巡った因果は、一人の少年と一人の少女の運命を変え――――今、交差する。
「隠れて驚かせて差し上げようと思いましたのに、どうしてわたくしに気づかれてしまわれましたの?」
「どうしてって言われてもな……勘、だな。てか、その霊装で隠れるのは難しくないか?」
「……かくれんぼは得意なのですが、違う服をご用意すべきでしたわ」
普段は気にもしていないが、霊装というのは常に淡い光を纏っているので非常に目立つ。狂三にしては珍しい盲点をつかれたミスだ。
とはいえ、狂三の霊装を
「そんなことねぇよ。俺はどんな狂三も好きだけど、霊装を着た狂三はすっげぇ綺麗だと思う。うん、似合ってる、綺麗だ」
「あら、あら。すっかり、お上手になられましたわね」
「……実は結構、無理してるけどな」
誤魔化すように頬をかく。誰の目から見ても分かるくらい、彼の顔は熱を帯びていた。
歯が浮くようなセリフが恥ずかしくない、訳では無い。狂三だからこんな言葉を自然と言えるが、きっと他の女性の前ではぎこちないままだ。
好きな人を前にしたテンション、と言えば良いか。夜空の下で二人きりというシチュエーションもあり、
「うふふ、士道さんらしいですわ。けど、それでよろしいと思いますわ。士道さんが得意げに女性を口説く姿は、少し似合いませんもの」
「……褒められてる、のか?」
「えぇ、えぇ。わたくしは、正直者の士道さんがとても好ましいと思いますわ」
「お、おう……」
そう言った意味合いではないと分かっていても、好きな人に好ましいと言われると素直に照れてしまう。
クスクスと、照れた士道を見て微笑んでいた狂三だったが、ふと憂いを帯びた表情になる。お互い隣に立っているから、顔色が変わればすぐに分かる。彼女がそんな表情になるだけで、一枚の絵画と思える美しさなのだから何度驚いて見惚れても慣れることはない。
「どうかしたか?」
「……士道さんは、どうしてわたくしを信じられましたの?」
「え……?」
どういう意味だ、と首を傾げる。士道が狂三を信じる理由は、あの時散々ぶちまけた筈だが……もしや、一番大切な理由が伝わっていなかったのか?
「もしかして言葉足らずだったか? 俺は狂三が好きだから、どんな事があっても狂三を信じるって決めたんだ。ちゃんと伝わってないならここで叫んだっていいぞ。俺は狂三の事を――――――」
「そ、そういう意味ではありませんわ!! 十分に伝わっていますからお止め下さいまし!!」
しっかり伝わっていたらしい。一安心すると同時に、慌てふためく顔を赤らめた狂三という大変貴重なものをちゃっかり脳内狂三フォルダに保存する事に成功した。脳内なので、現像出来ないのが惜しい。
しかし、自分の気持ちが伝わっているのであれば一体どういう……と、思案する士道に気を落ちつけた狂三が、また暗い表情で声を発した。
「信じる、というのはそれだけで大変な事なのですわ。自分が狙われていると知った翌日に、その狙う相手を信じる、などとおバカな考えになぜ士道さんが思い至ったのか気になりましたの」
「……狂三、なんか怒ってないか」
「あら、気のせいですわ。自分の事を考えていない士道さんのことなど、わたくしは気にしてなどおりませんわ。えぇまったく、まったく怒ってなどいませんわ」
やっぱり怒ってるじゃないか、と口に出す勇気はいくら士道といえどもなかった。しかしだ、自分の事を考えていないという部分はそっくりそのまま狂三に返してやりたい気分だった。怒っている、という事はつまり言葉とは裏腹に、士道をそれだけ気にかけてくれている裏返しだ。そして、無茶な行動をしたのは士道だけではなかった。
「自分のことを考えてないって言うなら、狂三だって同じだろ? 人を喰うとか悪ぶってる癖に、人の事ばっかり気にかけて。少しは自分の事も勘定に入れろってんだ」
「悪ぶってなどいませんし、気にかけてもいませんわ。自らをいたわらないのも士道さん程ではありませんもの」
「俺は……いいんだよ、善処するから」
「あら、あら。では、わたくしも善処いたしますわ」
口喧嘩になったら勝てねぇな、俺。そう遠い目をして敗北を認める士道。そもそも、あの時、咄嗟に互いを庇い合う形になった時点で、
けど、最初に身を呈して士道を
「……俺が狂三を好きだ、って言うのが一番の理由なんだけどさ。実は、立ち直れたのは十香のお陰なんだ」
「十香さんが……?」
驚いたように目を丸くする狂三に頷く。本来、デートの途中で他の女性の事を話すのはNG、と妹様に口酸っぱく言われていたが……好きな女の子の前で、理由を偽って彼は嘘をつきたくなかった。
「ああ。狂三に言われたこと、勿論すっげぇ効いた。何せ、告白する前に振られちまったんだからな」
「……そこ、ですのね」
「言ったろ? 俺はお前を怖いなんて思ったことないって。男って繊細なんだぜ。好きな子に振られたら、そりゃ落ち込みもするさ」
呆れと予想外といった表情の狂三を見て、おどけるように士道は笑う。実際、一番落ち込んだ理由があの言葉だった、というのは我ながらどうなのだと思う。そして、その事に気づけたのは十香のお陰なのだ。
「十香が言ったんだよ。お前の見せた笑顔が、嘘だなんて思えないって」
「……敵いませんわねぇ。純粋な子は、苦手ですわ」
口ではそう言うが、狂三の表情は苦手と言っている割には明るいものだった。士道も同じだ。十香の純真な心に、二人とも救われる形となってここにいた。
そうだ、それを
「十香がそう言ってくれたから、俺も思い出せたんだ――――――狂三が、最後に笑ってたのを」
「――――ああ、ああ。わたくし、役者には向いていないかもしれませんわ」
一瞬。ほんの一瞬だけ、狂三は油断した。真那が士道を避難させ、やり切ったのだと気を緩めた。その一瞬、彼女本人でさえ無自覚に
上手くやれた? そんな訳が無い。仕掛けた本人に見抜かれてしまうなど、三流以下も良いところだ。
「お前のあの笑顔を思い出したから、嘘をついてるって自然と受け入れられたんだ。あんな顔で笑うやつが、悪いやつなわけないってな」
「……それでも、士道さんはお人が良すぎますわ。普通、自分の命を狙う女にここまでする方はおりませんわ」
「そうだな。けどさ、命を狙うって言ってるのに俺のこと守ってくれた狂三だって大概だぜ?」
「それは……」
痛いところを突かれ、思わず苦い顔になる。言い訳はある。あの時は追い詰められて、何もかもが必死だった。理性で物事を判断しなければならない狂三が、あの一瞬だけは心で物事を判断してしまった。
……要は、身体が勝手に動いた。という言い訳のし甲斐がない結論に至るのだが。一応、合理的な判断にも出来るのだが、
「士道さんはわたくしの目的に必要なお方。あのような場で、万が一にも失ってしまえば全てが水泡に帰す。それだけですわ」
「そうか。そういう理由でも助けてもらったことには変わりない。ありがとな、狂三。それと――――無事で良かった」
「っ……」
この方はいつだって真っ直ぐだ。自分を顧みないで、人の為にずっとずっと真っ直ぐに走り抜けてしまう。
「……なら言わせていただきますと、せっかく助けて差し上げたのに、わたくしを庇おうとするのはどうかと思いますわ」
「あー……琴里にも言われたよ、バカ士道って。けど、何度やっても同じことしちまうと思う。俺の人生全部、狂三にやるって言ったしなぁ」
「――――バカな人」
「おう、知ってる」
本当に、どうしようもないお方だ。愚直で、お人好しで、命知らずで、嘘が付けない。そう、今言った言葉の全て、何一つ嘘がないと分かってしまう。
そんな人だから、狂三はきっと――――――
「では、わたくしも――――感謝いたしますわ」
「へ……?」
「身を呈して、わたくしを守ろうとしてくださったこと。本当は――――とても、嬉しかった」
初めてだった。あんな風に、強く抱きしめられたのは。誰かに、強く焦がれたのは。失いたくない、それだけを思っていた。けれど、今あの温もりを思い返して感じる事はもう一つ――――彼の想いが、これ以上ないくらい嬉しかった。
悩めば良いと、少女はそう言った。悩む事をせず、それは間違っているのだと狂三は己の想いを封じ込めていた。答えなど、精霊である以上は一つしかないのだと。そうではない……だって、精霊も少女も、その両方が『時崎狂三』であるのだから。
「ねぇ、士道さん。わたくしのこと、どれくらい〝好き〟か言ってみてくださいまし」
「は……いや、そりゃあ構わないけど」
感謝の言葉から一変して藪から棒に振られた話題だったが、狂三から言われては断るわけにもいかない。そうだなぁ、と腕を組み考える。この場合、狂三としてみたいことを上げてみるか。と士道は何やら楽しげに笑う狂三を見ながら口を開いた。
「そうだなぁ……どれくらい、って言っても言い切れねぇな。毎日一緒にいたいし、毎日他愛のない話もしたいし、毎日デートだってしたいな。色んなことを狂三と一緒にしてみたい。それから――――――」
「――――――好きです、士道さん」
――――――時よ、止まれ。
そう願ってやまないほど、時崎狂三は美しかった。花咲くような笑顔が、夜闇に輝く狂三のはにかんだ表情が、少し恥ずかしげな微笑みが――――あまりにも、綺麗で。
永遠に留めておきたくなる。世界で一番美しい光景が、今士道の目の前にあったのだ。
ああ、嗚呼。言ってしまった、言ってしまった。言葉にしただけで、こんなにもふわふわとして、不鮮明で、それでいて狂三でさえ制御出来そうにはない強烈な渇望。そうか、これが――――――〝恋〟なのか。
「…………ずっ、るいだろっ。こんなの……!!」
「えぇ、えぇ。わたくし、賢しい女なのですわ」
顔を手で覆い隠す。そのせいで狂三の表情は見えなくなってしまったが、さぞイタズラが成功したような笑みを浮かべていることだろう。
ごちゃごちゃだった。生きてきた中で一番、顔が熱いと思ってしまうくらいには真っ赤になっているはずだ。歓喜とか、色々な物がごちゃ混ぜになって全身が沸騰しておかしくなってしまいそうだ。いや、もうおかしくなっている。
そのくらい、あまりに見事な
「許されるなら、ずっとあなたのお傍にいたい。わたくしは、わたくしの目的を果たすためにこのような想いは不要なのだと蓋をしていました――――けれど、そうではないのです。士道さんを想うこの気持ちもまた、わたくしの物なのですわ」
「狂三……」
「――――士道さん。約束、覚えていらっしゃいまして?」
士道が頷く。覚えていなければ、この場に来ることすら叶わないのだから当然だ。
「わたくし、今まさにとってもとっても困っていますわ。士道さんはわたくしの霊力を封印したい。しかし、わたくしには霊力を封印されるわけにはいかない理由がある。それは、この想いを自覚したとしても変わりありませんわ――――――〝今〟は」
「……ああ、そうだろうな」
彼女にどうしても譲れない理由があるのは知っている。でなければ、あんなに辛そうな感情を発露させながら、士道の手を拒絶するとは思えなかった。
「ですから――――――わたくしに、全てを
「――――――へっ?」
いきなり話が飛躍した事で、士道は目を丸くしポカンとした顔で狂三を見やる。対する狂三は、大胆不敵で……これ以上なく、自信に満ち溢れた凛々しい表情だった。それこそ、改めて見惚れてしまうくらいには。
「勝負いたしましょう、士道さん」
「しょ、勝負……?」
「えぇ、えぇ。わたくし、必ず士道さんに言わせて見せますわ。家族、救うべき存在、ある筈の幸せな未来――――――その
「お、お前な――――っ」
そんな勝負が成立する筈がない。そう、言葉にしようとして息を呑んだ。思い出す。士道は彼女を救うという意思で事を忘れて臨んだが――――心のどこかで、彼女になら
そして、こんなバカげた勝負を仕掛けようとしている狂三は自信に満ちていて――――本気だと、告げていた。
「わたくしは全てを賭けて、士道さんを
「……!」
狂三が妖艶な手つきで士道の頬に触れる。この世で一番の愛おしいものを触る。そんな怪しい、究極的な魅了を受けながら――――士道は、真っ直ぐに狂三を見つめていた。
不敵に笑う。まるで、
「――――――受けて立つぜ。だったら、俺もお前を
「出来ますかしら? わたくしの目的は、わたくしの命と同じ――――――いいえ、それ以上の重さがありましてよ」
「ああ、ならこう言わなきゃな――――――お前の命、俺が貰う」
――――それは正しく
キザったらしく、狂三の顎をくいっと持ち上げ囁くように。その仕草に思わず、狂三も淡く頬を赤く染めてしまう。
「……あら、あら。物騒なこと。まるで
「ああ、そりゃあ少し失敗だ。これより素敵なプロポーズの言葉、考えとかないといけなくなった」
勝手にこんなこと決めて、今頃〈フラクシナス〉の方は大慌てだろうな、とか。これ映像が残ってたら、キザすぎて後で悶え苦しむんだろうな、とか士道に残された0.5割くらいの理性が囁いていたが、知ったことかと殴り飛ばす。
後の事など後で考える。今は――――目の前の愛しい少女の事しか、考えられそうにない。
「いいのか、こんな勝負して。俺は狂三が〝はい〟って言うまで絶対に諦めないぜ。狂三が嫌になるほど、しつこく付きまとってやるぞ」
「あら、わたくしだって士道さんが〝はい〟と仰るまで、絶対に諦めませんわ。士道さんが音を上げても、許してなんか差し上げませんわ」
言葉の応酬を繰り返し――――どちらからともなく、笑った。覚悟は、もう問うまでもない。
お互いを
示し合わせたわけでもなく、互いが手を差し出す。それは、差し出された手を取るものではなく、
『さあ――――――』
これは世界で一番物騒で、スリルで、命懸けの――――――
「――――俺たちの
「――――わたくしたちの
――――――長い
終わった!第一部完!!いかの次回作にご期待ください!!嘘です!!まだまだ続きます!! 一段落ということもあり、よろしければちょっと長めの後書きにお付き合い下さい。
狂三の答え、いかがでしたでしょうか。実は本来、狂三の告白はアンサーには入っていませんでした。しかし、狂三自身の答えがなければ何か違う気がするな、という思いと時崎狂三なら、こういったことには対等な条件の真剣勝負を望むだろう、という私の狂三像に従ってこうなりました。ロマンティックになってたら嬉しい。
それはそれとして、当初の予定通り士道への想いを違うものだと言い張ってからかわれる狂三も書いてみたくはありました(小声)
ここからは次章以降の話を少ししておこうかなと。本来、この次は凛祢ユートピアとなる予定……が、初期構想ではありました。あったのですが、やべぇレベルでネタバレしないとやれない展開じゃん、今これ出来ないじゃん、という事で結構早い段階でボツに。
というわけで普通に八舞編をお送りします。なんかこうライダーの映画見たく似たような展開が本編にもあったのかもしれないスタイルでお願いします。無事本編が完結したら、もしかしたら書く事があるかも。
加えて以前ちょっとだけ言ったifもこの話が終わったら書こう、と思っていたのですがなんかこれ!って感じに纏まらなくて逢えなくボツに。
それに因んで、皆さん気になっているであろう狂三スターフェスティバルは……多分、やります。このSS仕様で。私の中で完璧に構想が固まれば番外編として次章が終わったら、きっと(ハードルを下げていく)
本編の話に戻りますと、このお互いを攻略するという展開は最初からここを区切りにしよう、と考えていました。皆さんお気づきだと思いますが、やってること自体は原作の狂三リフレインと同じです。が、リフレインと違ってお互いがお互い既にデレているので、なんともまあややこしく終わりが見えない自体に。お互い好きだし言葉は直球に伝えているのにくっついたら終わり、とかいうめんどくさいね君たち状態。
このSS自体、狂三をメインヒロインとして介入を増やして士道や精霊と関わらせていく、という面がありようやくそのスタートラインに立った感じに。あ、でも私なりの解釈や展開の都合もあるので過度な期待は許してください(ハードルをry)
ではこの辺で、区切りということもあり主要人物三人の軽い紹介をしておきます。
五河士道
狂三に恋をしてしまった少年。色々とあったが、その気持ちを受けて入れてその想いで狂三を救うと誓う。それ以外の精霊に関しては原作とそう違いがないスタンスで望んでいる。どこまでも真っ直ぐで、どこまでもお人好し。
ちなみに、狂三特化仕様としてやたら彼女の目の前でカッコつける時があるが、テンションが振り切った状態での事なので後でめちゃくちゃ思い出して悶える。頑張れ士道くん、成長したら素で言えるようになるぞ。
時崎狂三
士道に恋をしてしまった少女。自身の使命、彼の命を喰らう事で〝悲願〟が果たされる。など重い決断を迫られ、追い詰められていくが……精霊と少女、どちらも自分だと受け止め、否定だけではなくもっと悩む事を教えられ、想いを受け入れながらも士道と命懸けの勝負をする事を望む。長い旅の答えが出る日は、果たしていつになるのだろうか。
能力面では原作と変わらず最凶の精霊。ただし、五河琴里との戦闘以降、何やらいくつかの変化が……?
白い精霊
不明。狂三を我が女王と呼び、付き従う謎の精霊。彼女と長く行動を共にしていること、彼女の行動を全て是としていること、狂三でさえ知らない情報を知っていることなど、謎ばかりの人物。何やら〝計画〟の為に動いているらしいが……?
能力面では最低でも解析を弾く白いローブ。神速で、刀を使う。程度の事しか分かっておらずその正体と容貌は謎に包まれている。
ではまた次回。心機一転、新章でお会いしましょう。感想、評価などなどお待ちしております!