デート・ア・ライブ 狂三リビルド   作:いかじゅん

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自覚したら自覚したでめんどくさくなる事はあるよね。けどそれが良いと私は思います。


第二十七話『女王の葛藤』

 

 

 

「続ければ良かったじゃないですか」

 

「……あなた、時折言葉が足りませんわね」

 

 藪から棒な話題に些かの既視感を覚えながら、狂三は手に持ったカップをソーサーに戻し言葉を返す。いくら狂三の察しが良いとはいえ、流石に主語が抜けすぎていてはどうしようもない。

 少女が、これは失敬、と本当にそう思っているのか怪しい声色で再び言葉を放つ。

 

「学校ですよ、学校。五河士道と距離を詰めるチャンスなのに、なんで手放したんです?」

 

「当たり前ではありませんの」

 

 それは一ヶ月近くも前の話題だ。狂三は表情を変えることなく答えた。

 

「わたくしが通い続けるなら、必然的にあなたの力を常に借りなければなりませんわ。あまり現実的な案ではありませんわね」

 

「勿体ないですねぇ……私は問題ないですよ」

 

「お気持ちだけ、受け取っておきますわ」

 

 表情こそ分からないが、この少女は冗談でもなんでもなく本気で構わない(・・・・)と思っているのだろうな、と内心ため息を吐く。

 ……凄く、物凄く魅力的な提案であるのは認めよう。が、狂三は立場上どこにも属さない第三勢力である。故に、彼女が重視しているのは〝情報〟という力。分身体を含め、その要とも言える少女を半分私情で負荷をかけさせる訳には……いや、今は別件で負荷をかけているのだが、それはそれとして受け入れる訳にはいかなかった。

 そういう問題を抜きに、少女は狂三がそう願ったら本気で(・・・)実行に移すと知っているからこそ、狂三は私情で選択を間違えるわけにはいかなかった。

 

 私情に引っ張られたから、今まさにややこしい事になっているのではなくて? そんな分身体からのツッコミは届きそうにはない。なぜなら、狂三自身がそれをよく自覚しているからである。

 

「私は本当に構わないんですけどねぇ……それはそれとして、なら普通に五河士道に会いに行けば良いじゃありませんか。いつまで私を通して時期を伺うつもりなんです」

 

「……そ、それは……」

 

 ついに切り込まれた。あまり聞かれたくないと言うように、仄かに顔を赤くし露骨な動揺を見せる狂三に今度は少女が小さくため息を吐く。前までなら物珍しい狂三だと思っただろうが、五河士道限定ならそう珍しくもなくなってきましたねぇ、と少女は考える。

 

「……士道さんはお忙しい方ですわ。そこに漬け込むのは〝フェア〟ではありませんもの」

 

「そう言ってもう数週間は経つじゃないですか。恋愛初心者ですか、我が女王よ」

 

「う、うるさいですわよ……」

 

 士道が忙しい、というのは本当だ。連日、精霊たちの機嫌を損なわないために日々努力(半強制)を行う彼は、普通の高校生とは一線を画す生活を送っている。そんな士道を気づ……フェアにはならない、という思いも本当。

 そうして機会を伺っているうちに、段々と時間が過ぎて行き宙ぶらりんな状態になっているのは、狂三としても誤算だった。

 もちろん、タイミングはあった。まさか四六時中、士道の暇がないわけではないのだから少女が様子を見に行った時に狂三が出張るタイミングは幾らでもあったのだ。

 

 あったのだが……それでいいのか、と狂三の中で囁かれたのだ。あれだけ仰々しい宣言をしたのに、最初の邂逅が普通で良いのか、という悪魔の囁きが。

 

 ――――――恋する少女、時崎狂三。昔から、凝った演出(・・・・・)が好きという意外な一面が、今は絶妙に足を引っ張っていた。

 その他、微妙な気恥しさ(・・・・)などが融合し、不覚にも狂三に少女が言う恋愛初心者のような動きをさせて今に至る。

 

「……大体、そんなに気になるなら分身体を使って、常に五河士道を見張らせたら良いじゃないですか」

 

「――――だ、ダメですわっ!」

 

「え?」

 

 しまった、という風に狂三が口を押さえる。しかし、咄嗟に出てきた大きな声はなかったことにはならない。コホン、と一つ咳払いして何事も無かったかのように狂三が言葉を発する。

 

「確かに良い案ではありますわ。ですが、それを任せるには『わたくし』は少々……その……〝若すぎる〟のですわ」

 

「……ああ、チョロいって事ですか」

 

「もう少し言い方という物がありますでしょう!?」

 

 出来るだけ包み込んだつもりだったのに情け容赦なく真っ二つに切られ、狂三が叫び声を上げて抗議する。

 狂三の分身体は【八の弾(ヘット)】の力によって生み出される過去の自分(・・・・・)。それは、寸分たがわず過去の『時崎狂三』を再現する弾丸である。故に、分身体一人一人は独立した意思を持つ狂三、彼女風に言うなれば『わたくし』なのだ。

 彼女たちにかかれば、数にものを言わせて諜報活動などはお手の物……が、過去の(・・・)という部分が狂三にとっては懸念要素となる。

 

 要するに、今の狂三ですら士道相手に絆されてしまったのに、過去の分身体を監視になど出した日にはどうなるか分かったものでは無い。ということである。

 

 ……ついでに、ほんの少し、ほんっっっっっの少しだけ、分身体ばかりが士道の顔を見るのは不平等だ、という理不尽すぎる思いが彼女にはあったりするのだが。バレるわけにはいかないので、ひっそりと胸に閉まっておいた。

 

「全く……それに、常に監視などさせたら……わ、わたくしが士道さんのことをそんなにも……す、す、す……」

 

「……ん。好きなんでしょう?」

 

「――――――好きですわよ!! ああ、もう、もう!! そういう事ではなくて……っ」

 

 なるほど、これが〝ギャップ萌え〟というやつか。なんて失礼な事を考えながら、顔を真っ赤に染めて独りでに言い訳を始める狂三を眺める。

 

 少女からすると、こういう所を五河士道に見せればイチコロな気はするが、いざ本人を前にするとしっかり元の狂三でいそうなのが簡単に想像出来てしまった。好意を認めているのに、ややこしい二人である。

 

「とにかく! 『わたくし』を使う事は出来ませんわ。あなたには、負担を強いて悪いとは思いますが……」

 

「それが我が女王の意思ならば――――まあ、実際は負担にもなってませんけどね、この程度」

 

「……なら、なぜこの話を致しましたの?」

 

「狂三の面白い反応が見たかったからです」

 

「…………」

 

 せめて取り繕って欲しかった。反省も後悔もしていないと紅茶を飲む少女を見て、軽く額を押さえた。早く慣れなければ、少女にからかわれるのを防げない。それは分かるのだがこの気恥しくも心地の良い想いは到底、慣れる気配がなく困りものであった。

 

「はあ……あなたは変わりませんわね――――そろそろ、報告をお願いしますわ」

 

「かしこまりました、女王様」

 

 和やかなお茶会。などの為に二人は揃っているのではない。休息は必要だが、取りすぎてはいけない。時間は、有限なのだから。

 雰囲気を一変させた狂三に、少女は変わらず気取った様子で声を発した。

 

「鳶一折紙の処分が決定しました。二ヶ月間の謹慎処分(・・・・)だそうです。絶賛、休暇もどきを謳歌なされていますよ」

 

「あら、あら。随分と盛大な処置ですこと」

 

「――――デウス・エクス・マキナ・インダストリー」

 

 狂三が僅かに眉を上げる。知らないわけが無い。その名は、狂三の分身体が情報収集を行う中でもかなり重要な部類に入る会社だった。

 

「……なるほど、折紙さんは目をつけられてしまいましたわね」

 

「彼女ほどの魔術師はそういませんからね。今回は、その才覚を潰さないよう一声かけたと言ったところでしょうか。トップが自らおいでになって、ね」

 

「――――十香さんは?」

 

「気づかれました。外部から霊力反応が出なかったので手は出せません……なんて子供騙しが通じる相手ではありませんしね」

 

 DEMインダストリー。表向きには一般企業を装う各国の対精霊機関の中で、特に精霊に対して興味を示し、更に顕現装置(リアライザ)の製造元という事もあり一般企業ながらASTにさえ口出しできる権力を持つ。

 精霊の力を封印できる少年がいるなど、DEM側は夢にも思っていないだろう。強大な精霊と瓜二つの少女が平然と学校に通っています。それを、はいそうですかと納得するわけがない。

 

消失(ロスト)する精霊を追うのは至難の業だ。しかし、一箇所に留まっているなら話は簡単。ASTのお膝元で派手な真似は出来ないとはいえ、やり方はいくらでもある。

 

「で、なんと面白いことに、このタイミングで来禅高校の修学旅行先が変更(・・)されたんですよ」

 

「うふふ、それは面白い話ですわね」

 

 狂三の目と唇は笑みの形を要しているが、彼女の頭の中では既にいくつもの予測が立てられている。

 

「でしょう? 偶然(・・)、宿泊予定の宿が老朽化で崩落して、偶然(・・)にも旅行会社が声をかけてくださったようですよ」

 

「――――――偶然(・・)、その幸運がDEMインダストリーの息のかかった会社だった」

 

「Exactly。偶然がここまで続くなんて不思議ですねぇ……場所は或美島。観光PRの為にカメラマンが随伴されるようですよ――――――世界最強の魔術師さんが」

 

 偶然が重なれば、それは必然となる。なるほど、霊力を封印された精霊に対して随分と大仰な人間を用意したものだ。封印されている、という事実を知っている筈がないのだから、確実性を重視して当然と言えば当然ではあるが。

 

 しかし、それが十香を狙っているというのは――――少し、面白くない。

 

「色々事情がありましてね。我儘を言わせてもらうと、私はアレ(・・)と顔を合わせるのは少し避けたいんです」

 

「あなたがそんな事を仰るのは珍しいですわね」

 

 顔を合わせるも何も、少女は顔を隠しているのだが。こういう場合は相対する事は避けたい、と言ったニュアンスだろう。

 

「申し訳ありません。狂三にかかるリスクは避けたいところですが……」

 

「構いませんわ――――――あなた、世界最強だろうとわたくしが負けると思っていないでしょう?」

 

「当たり前の事を仰いますね」

 

 あっけらかんと、そこに関しては何も心配していない風に少女は答える。少女とて、狂三が危機に陥るようなら色々な事情を無視して、件の魔術師を相手取る事に躊躇いはない。だが、初めから狂三が相手をすると分かっているなら、そんな心配は不要のものだ。

 

 

「精霊相手ならいざ知らず――――世界最強の魔術師だろうと、我が女王は負けませんよ」

 

「き、ひひひひ。その信頼、答えねばなりませんわねぇ」

 

 

 方針は決まった。本来であれば、時崎狂三はこの件に関わる理由はなかったが――――理由が出来てしまったのだから、関わるしかないだろう?

 

「太平洋に浮かぶ島……うふふ、素敵な旅行になりそうですわ」

 

「そうですね。それにしても、友人を心配する我が女王の優しさ、痛み入ります」

 

「……わたくし、そういう話はしていませんわよ」

 

 十香が狙われて気に食わない、というのはあくまで戦略上の理由であり、他意はない。友人を心配して、とか。以前、十香の前でした事を気にして、とか。そういった考えは皆無なのだ。

 苦言を呈す狂三に、ああそれは失礼しましたと軽く頭を下げる少女。見れば分かる、形だけの謝罪だ。

 

「そういう事にしておきます。ああ、ついでに五河士道とデートに洒落込むのも良いと思いますよ。そちらがメインになるかもしれませんが」

 

「な……っ!」

 

「――――気をつけた方が良いですよ。彼、これから狙われることになると思うので」

 

 またこの子は、と顔を赤くして反論しようとした狂三を遮り、少女が不穏な言葉を紡ぐ。その意味を、狂三は正確に読み取った。誰に狙われるか……決まっている、DEMインダストリーに、だ。

 

「士道さんの力は、もうDEM側に知られているのでして?」

 

「いいえ。ですが、彼の封印具合を考えるとそろそろ(・・・・)と言うべきですね」

 

「……ふぅん。そうですの」

 

 精霊の霊力をその身に(・・・・)封印する、信じられない力を持つ少年。狙われるとすれば、その力を注視されての事だろうが……方法が方法だけに、そうそうバレるものではない。実際、狂三とて少女の言葉でなければバカバカしいと切って捨てた可能性すらあるのだ。

 であれば、少女の言うそろそろ(・・・・)がなんなのか……まだ狂三の知らない〝何か〟が、あの方にはあるということか。

 

 

「では、こう聞かせてもらいますわ――――――士道さんの身に、何が起こりますの?」

 

「さて、私が言うまでもないことです。近いうちに分かりますよ――――――狂三なら、尚更ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

「ぬ……?」

 

「おい、いい加減にしろよ。いくら見たって――――」

 

「いや、違うのだシドー」

 

 十香に付き添って見事にクラスメイトとはぐれて(・・・・)しまった士道が、未だに怪訝な表情の彼女を諌める。この修学旅行(・・・・)に来てからというもの、十香が何かに見られている(・・・・・・)と言って聞かないのだ。

 

 七月十七日、月曜日。士道たち一行は無事、変更された旅行先である或美島に到着した。飛行機の中、彼の両脇に陣取った十香と折紙の大騒ぎもあり、士道本人は無事にと言っていいのか分からなかったが。

 ……折紙とは、どうにか和解という形にする事が出来た。無論、琴里を殺そうと襲いかかってきた事件の事である。気にするな、と言う事は出来なかった。それでも士道は、以前と同じように折紙と話がしたかった。折紙は納得しきった訳では無い。だが、士道を信じたい(・・・・)、士道の言う事が真実であって欲しい。そう言ってくれた折紙を、士道も信じようと思ったのだ。

 

 ――――士道。あなたは、人間?

 

 ふと、折紙の言葉が脳裏をよぎる時がある。精霊を封印する力を持ち、死の淵からすら蘇る自分は、果たして人間なのか。真っ当な生まれ方をした、人なのか――――――答えは出ない。しかし少なくとも、士道自身は人間のつもりだった。

 

 

 それに――――――この力があったから、愛しいあの子と会えたのだ。そう考えれば、こんな悩みは些細なことだと思えてしまう。

 

 

「何がだよ。あんだけ騒いだんだから誰かに見られてもおかしくないだろ?」

 

「……むぅ。さっきまでの奇妙な視線が突然、消えた気がするのだ」

 

「はあ……?」

 

 一体なんなんだ。士道は髪を雑にかいて、一転して不思議そうに辺りを見渡す十香を見やる。

 最初は、十香が誰かに見られている気がすると言ったのが始まりだった。当初それは、随行カメラマンを名乗る女性のものだと思ったのだが、十香はそれ以降も視線が残っていると言って聞かなかったのだ。

 どうしても気になると言って聞かない十香に付き合っていたら、学校の皆が先に移動してしまったので急いで追いかけているところだ。その移動中でさえ、十香が頻りに周りを気にするので更に時間がかかっていたのだが――――それが、急に無くなったというのだから士道は首を傾げる他ない。

 

「……なんだってんだ」

 

 とはいえ、十香の機嫌を考えれば無下にするのも躊躇われる。精霊としての感覚なのか、十香は妙に優れた〝直感〟と言えるものを持っているので、そんな彼女が見られているだけならまだしも、その視線が突然(・・)消えたというのは士道も少し気にかかった。

 右耳に付けられた小型インカムに触れる。司令官の琴里は本部に出向ということで不在のようだが、万が一に備えて〈フラクシナス〉は島の上空に浮遊しているという話だ。その万が一、という事もある。一応、向こうに連絡を入れておこうとして――――――

 

 

「――――――え?」

 

 

いる(・・)。漠然と、そんな感覚を士道は覚えた。これは初めてではない。だから、士道がこの歓喜にも似た高鳴りを勘違いと切って捨てることは出来なかった。

 

「……十香。ちょっと待ってくれ」

 

「む……?」

 

 様子が変わった士道を見て、今度は十香が首を傾げる番だった。う、うむ。となんの事か分からず戸惑い気味に頷く十香に、悪い、すぐ済むと言いながら後ろにいた彼女と位置を入れ替わる。

 

 士道の視線の先には、誰もいない。一つ、深呼吸。彼女がこんな所にいるはずがない、理性はそう告げている。だが士道は、心の赴くままに自然と声を発していた。

 

 

「――――こんな所で会えるなんて、奇遇だな」

 

「――――えぇ、えぇ。本当に」

 

 

 幻聴などでは無い。確実に、士道の言葉に何者かが言葉を返したのを聞いて、後ろにいる十香が息を呑んだのが分かる。

 視線の先、誰もいなかった筈の道の先に、彼女が歩いていた。この気候を気にもとめず、長袖にモノトーンのロングスカートを着込んだ彼女は、見れば精巧な人形と勘違いしてしまう人もいたかもしれない。それほどまでに場違いで、人外の美貌が彼女にはあった。

 

 そんな彼女が、少し困ったような(・・・・・・)表情をしていた。気づかれるとは思っていなかった。そんな可愛らしい表情だ。士道は、彼女がどこにいようと見つける自信があったので、得意げな顔で声をかける――――――命のやり取りを行う、愛しい愛しい、その少女へ。

 

 

「よう、お前も旅行か? それとも俺に、会いに来てくれたのか?」

 

「き、ひひひひ。この場合、どちらの答えが嬉しいのでしょう」

 

「――――もちろん、後者だ。言わなくたって分かってるだろ……狂三」

 

「えぇ、えぇ。よく知っていますわ――――わたくしの、愛しい、愛しい、士道さん」

 

 

 

 

 

 







こっからが本番!二部初対面ということもあり相変わらずお互いの名前呼ぶの好きね邂逅しました。何回やったっけなこの似たようなシチュエーション……今までと違ってお互い出会って素直に超嬉しい的なテンションなので今回は許して欲しい。ちなみに、この話の間に時系列としては狂三スターフェスティバルが挟まってます。番外編としてやる、と思いますはい。

軽く分身体に触れましたが、そんな狂三に触発された分身体のお話もいつか番外編として書いてみたいですね。流石に組み込めそうな本編のお話はないので。

旅行と言えば温泉、温泉と言えば……きひひひひ。ではまた次回。感想、評価を沢山いただき本当に感謝していますめっちゃ喜んでます(媚びていくスタイル) これからもお待ちしておりますー。次回をお楽しみに!

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