デート・ア・ライブ 狂三リビルド   作:いかじゅん

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似ているから、似すぎているから、分かり合えない。のかもしれない。




第七十九話『鏡合わせの少女たち』

 

「なぜだ……」

 

 油断なく〈鏖殺公(サンダルフォン)〉を構え、十香は自身を吹き飛ばした相手を見遣る。目は逸らさない。否、逸らせない(・・・・・)。それをしたら最後、十香の首は胴体から切り離されてしまうだろう。

 それだけの〝敵〟が、今目の前にいる。刃を振るわねば十香を含めた耶倶矢、夕弦、美九は尽く狂刃に倒れる。

 奥歯を噛み締め、十香はその殺意に彩られた瞳を真っ直ぐに睨み返した。

 

 

「なぜ、戻ってしまったのだ――――――鳶一折紙!!」

 

「…………」

 

 

 答えは、ない。あるのは、逡巡を感じさせない殺意と――――――憎悪。

 精霊を憎み、精霊を忌み、精霊を(ころ)すことが全てだと、折紙の瞳は語っていた。戻っていた(・・・・・)。憎悪が消えていたわけではない。けれども、十香たちと共に過ごした時間は、折紙の憎悪を最初の頃とは違うものに変えていたのだ。

 それが今は……感じられない。この憎悪を十香は知っている。半年前、まだ十香が世界を何も知らなかった時。十香が、全てを変えてくれた士道と出逢う前。振り乱れる髪を、舞い散る血飛沫を、熱のない瞳で流れ見ていた十香が十香になる前。

 こちらの世界に現れる度、立ち向かってきた女がいた。何度も、何度も何度も何度も、やる気のない十香があしらっても立ち向かってきた女――――――鳶一折紙は、あの瞬間の憎悪に身を立ち返らせた。

 

 なら十香はどうだろう。あの頃のように、何の感情も抱かず折紙を斬る事が出来るのか。殺意と敵意、十香達を殺すという言葉を体現できる力を身につけた鳶一折紙を、斬る事が出来るのか。

 

「…………っ」

 

 殺さなければ、殺される。士道によって、捨て去ることが出来た戦場での常識――――――しかし、今もって十香はそれを受け入れられず息を呑んだ。

 変わったのは、十香も同じこと。折紙に向ける嫌悪、敵意。それらが、折紙を殺してしまえるようなものではなくなっていた。そしてそれは――――――

 

 

「――――――何をしている、十香!!」

 

「……!?」

 

 

 鳶一折紙という最強の敵を前にして、致命的な隙となったことに、今ようやく気づいた。

 

 

「ふっ――――!!」

 

「く、あ……ッ!!」

 

 

 血飛沫が舞う。半年前とは逆。絶対の霊装を切り裂かれ――――――十香の意識は途絶えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時は遡る。折紙の手で監禁(・・)された士道の元へ。

 

「折紙……」

 

「…………」

 

 後ろ手に手錠。胴にはロープで括り付けられ、座らされた椅子の足は鋲で床に固定されており、極めつけには人が来ないような廃墟と来た。士道を絶対に逃がすまい、そんな意思を感じさせる。

 この状況下で、士道は折紙から話を聞いていた。力を、精霊を倒す力(・・・・・・)を得るためにDEMに入ったこと。士道を拉致監禁しているのは、DEMの方針ではなく折紙個人が士道を巻き込まないための仕方のない措置だったこと。その巻き込みたくないことというのが――――――十香たちを含めた精霊を抹殺することだと、折紙は自らの口で語った。

 

 精霊を、殺す。折紙は常々口にしていた。五年前の事件、両親の仇だけではない。精霊は全て許してはおけないと。だが、どうしてか……士道は、今までの折紙を見て、この行動が酷く歪だと思ってしまう。

 

「……なあ、十香がうちの高校に転入してきてから、もう半年以上経つんだよな」

 

「…………」

 

「早いもんだよな。お前らと殺し合いしてた精霊が、今じゃあんなに世界に溶け込んでるんだぜ? もちろん十香だけじゃない。四糸乃も、耶倶矢も、夕弦も、七罪も、もちろん琴里や美九だって……みんな『人間』として生きていこうとしてる」

 

 彼女たちは、慣れない日常や憧れていた日常を謳歌している。士道が彼女たちを救ってやれた一番の報酬は、その日常だった。それを見て、折紙が何も感じていないとは思わない。そうでないからこそ、折紙はこんな行動を取ったのではないのか――――!!

 

 

「折紙……お前は、こんなに長い間あいつらを見ていても、何も変わらないだなんて言うのか? 精霊は精霊でしかないなんて……危険な存在だから殺すしかないだなんて言うのかよ……っ!?」

 

「…………ッ」

 

 

 語りかけるような口調は、いつしか強い訴えになっていた。士道の叫びを聞いた折紙は、ここに来て初めて動揺を見せ――――――八つ当たりのように、壁を殴りつけた。

 

「……そんなこと、わかってる」

 

「折、紙……」

 

「夜刀神十香も、他の精霊も、皆精霊には変わりない。復讐の対象に違いない――――――そのはずなのに」

 

 微かに震えた声。滅多なことでは声に感情を乗せない折紙の動揺がわかる。士道に背を向けた後ろ姿が、とある少女と重なった。

 琴里を殺そうとした時、士道はその姿に愛しい少女を幻視した。そして今も、折紙の姿に彼女を重ねている。折紙は折紙だ、十分に理解している。けれど、どうしても……数ヶ月前、学校の屋上で対面した〝仮面〟をつけた時崎狂三が、目に焼き付いて離れない。

 

「彼女たちと日常を共にするうちに、自分の認識が少しずつ変わっていくのが許せなかった。五年前のあの日、精霊に復讐を誓ったはずなのに、次第にこの現状に慣れていく自分が……怖かった」

 

 変わる自分を許せないと語る言葉が。変わる自分が恐ろしいと言う折紙が。全てが、あの時救えなかった少女と重なり合う。

 

「私がDEMに入ったのは、ASTを懲戒処分になったからだけではない。自分のそんな現状に気づいたから――――――夜刀神十香のいる日常を、許容し始めている自分に」

 

「っ……それで、いいじゃないか!!」

 

 何が、ダメなのだ。折紙のそれは、彼女が持つ優しさだ。十香たちが精霊ではなく人間として生きていこうとしていることを、折紙は正しく理解している。それの、何がダメだというのだ。

 

「頼むよ、折紙……お前は、自分を殺しちゃいけないッ!! 殺さないでくれ、優しいお前を!! もう、狂三みたいに苦しむやつを見るのはごめんなんだよ!!」

 

「……時崎、狂三が……?」

 

「ああ、そうだよ。あの時のあいつも悩んで、苦しんで……お前みたいに、心で泣いていた。狂三だって……いつかあいつのことだって、俺が――――――!!」

 

「それは――――――不可能」

 

 酷く冷たい声だった。振り向いた折紙が、え、と呆気に取られた声を出す士道を見つめる。その表情を、士道は初めて見た。鉄仮面のような折紙が見せる、複雑な感情を織り交ぜた顔。激情、嫌悪……それだけではない何かを、折紙は葛藤しながら見せていた。

 

「時崎狂三は、夜刀神十香たちのようにはなれない。彼女を救うことは出来ない(・・・・・・・・・・・・)

 

「な……」

 

 不可能だと言う意味は、折紙を止めることではなく狂三を救うこと(・・・・・・・)だと、彼女は冷酷な瞳で言う。

 

「……なんで、そんな事がわかるんだ!! やってみなくちゃ……!!」

 

「わかる。時崎狂三は、そういう精霊。彼女は――――――」

 

 その言葉の続きを、折紙は一瞬だけ躊躇したように見えた。だが、折紙は迷いを振り切り口を開いた。

 

 

「――――――私と、同じだから」

 

「……え」

 

 

 忌むべき精霊と、同じ。そう語った折紙に、士道は返す言葉を失った。

 鳶一折紙に、士道より狂三と関わりのないはずの彼女に、こう言われてしまった気がしたのだ――――――お前は、時崎狂三の何を知っている(・・・・・・・)、と。

 折紙と重ね、折紙自身も同じと語る……憎悪の意味を(・・・・・・)、五河士道はまだ知らない。狂三が語ることを避けている(・・・・・・・・・・)から、そうやって言い訳していたのではないのか? そう、士道の中で彼自身が責め苦を囁いていた。

 

 

「私が殺すのは精霊だけではない。情に絆されようとしていた、私自身」

 

『わたくしの甘さが、わたくし自身の足を縛り付けているのなら、もう、そんなわたくしは不要でございますわ』

 

「夜刀神十香の命を以て――――――」

 

『これでわたくしは弱い自分を切り捨てる。そうすれば――――――』

 

 

 その言葉の先を、士道はあの時止めることが出来た。けれど、折紙は決して止まらない。違う。あの時だって、狂三を止められたわけではなかった。何も、変わらない。どうしても、五河士道は無力だった――――――〝答え〟を、持たなかった。

 

 

「――――――私は、私を取り戻す」

 

 

 そう言って、折紙は部屋から出て行こうと歩き出す。ハッとなり、士道はがむしゃらに身体を捩り声を張り上げる。そんなもので、折紙が用意した拘束が解けるとも、折紙が止まるとも思えない。それでも、何もしないわけにはいかない。

 

「違う……そんなの取り戻してなんかないだろ!? 今の自分を否定して、今の自分を殺すだけの自傷行為だ!! それをしちまったら、お前は……っ!!」

 

 立ち止まろうとする自分を許せなくて、殺したと思い込もうとする。でもそれは、思い込みでしかない。それをしてしまったら最後、戻れなくなる(・・・・・・)。殺して、殺して、殺して――――――いつか優しい折紙は、そんな自分を許せなくなって、折紙自身を殺してしまう。

 想いが、言葉が、通じていないわけではない。しかし、折紙の足は止まらなかった。

 

「……以前にも、言った」

 

 扉が閉まる僅かな隙間から、冷たい折紙の瞳が士道を射貫く。憎悪と衝動に彩られた瞳に、迷いはない。

 

 

「――――――私は、それを望んでる」

 

 

 あの時と、同じ言葉を。あの時とは、違う歩みを。それだけを残して、折紙は扉の向こうへと消えた。

 

「折紙!! 折紙ッ!!」

 

 声は、もう届かない。抗う身体は拘束され、声もこの廃墟に虚しく響くだけ。

 

「くそ……ッ!?」

 

 その時、士道は暴れる身体を硬直させた。諦めたからではない。折紙が選んだ誰もいないはずの場所――――――現れた、一つの気配。こつり、こつり、士道の真後ろから(・・・・・・・・)聞こえる足音。正体は、〝白〟が彼の目の前に現れた事で知れた。

 

「〈アンノウン〉……!?」

 

「……直接会うのはお久しぶりですね、五河士道」

 

 白い外装。拘束された士道を見ても、他人事のような声色を出した少女は、彼がよく知る〈アンノウン〉と呼ばれる〝精霊〟その人だった。

 直接会うのは以前の一件以来であり、確かに少女の言う通りであったが、今はそんな事はどうでも良かった。

 

「なんでここに……と、とにかく助かった。この手錠とロープを解くのを手伝ってくれ!!」

 

「…………」

 

「お、おい……どうしたんだ……?」

 

 頷くでもなく、何かの行動を示すのでもなく、白い少女はただ士道を見つめていた。

 少女の顔は、ローブの中で暗く見えない。今までもそうだったはずなのに、以前と変わることはないはずなのに……酷く、恐ろしいものを見ているようだった。

 

「……あなたでも、鳶一折紙は止められませんでしたか」

 

「く……」

 

「別に責めているわけではありません。あなたなら、僅かであっても可能性があると考えただけです……あの子と、同じように」

 

 けど、それは叶わなかった。暗にそう言っている少女に、士道は必死になって声を上げる。

 

「まだそうと決まったわけじゃない。今すぐ折紙を追いかけて……」

 

「……そうですね。我が女王なら、あなたの願いを叶えたかもしれません――――――けど、私の答えは違います」

 

「っ!!」

 

 凛とした、殺気の篭った声(・・・・・・・)。士道は経験したことがある。この少女に似合わぬ鋭すぎる明確な敵意は、士道に向けられたものではない。真那の時と同じ、他者に向けられたものだ(・・・・・・・・・・・)。誰にだなんて、考えるでもなかった。

 

 

「こうなった以上、鳶一折紙は私の〝敵〟です。私は狂三ほど優しくない。彼女がそれを選んだのなら、私も容赦はしません」

 

「お前、それは……っ!!」

 

「ええ――――――私は、鳶一折紙の命を奪います」

 

 

 最悪の、答えだった。精霊と魔術師の殺し合い。それも、士道が知っている友人同士のもの。浮かび上がる泥沼の未来を受け入れるわけにはいかない。

 

「待ってくれ!! 俺が何とかする……だから、頼む!! お前と折紙が戦ったら――――――」

 

「私が死ぬか、鳶一折紙が死ぬかの二択でしょうね」

 

「それがわかってるなら……!!」

 

「わかっているから、ですよ。もう、可能性に賭ける時間(・・・・・・・・・)は終わりました」

 

 少なくとも少女の中では、終わりを告げた。たとえ五河士道が諦めずとも、狂三がその可能性を拾おうとも、白い少女は折紙を〝敵〟と認識する。その決断は揺るがない。

 

「以前までの彼女であれば見過ごす事も出来ました。しかし、今の彼女は違う。万に一つだとしても(・・・・・・・・・)狂三に害を成す(・・・・・・・)可能性がある力を手にしてしまった」

 

「狂三、に……」

 

精霊であるならば(・・・・・・・・)。折紙はそう言った。それは、強大な力を持つ狂三も例外ではない。寧ろ、折紙からすれば優先的に倒すべき精霊だろう。

 少女の言葉を聞いて、士道はようやく少女の殺気の正体を、込められた明確な意味を感じた。少女が〝敵〟と定める人物、それは少女に敵意を持つ者ではない。

 

「お前は……お前の〝敵〟って言うのは、そういう事か……」

 

「ええ。時崎狂三に害を成す者は〝敵〟です。たとえ、誰であっても(・・・・・・)変わらない」

 

 〝自分自身〟が欠けた少女。時崎狂三を第一に考えていることは知っていた。自らを否定する少女が目指す先に、何があるのかまではわからない。だが……そうまでして狂三の〝敵〟を消し去ろうとする少女の姿が、士道には恐ろしく映ると同時に、〝狂愛〟のようなものを感じた。

 しかし、それに押されてしまっては士道が望まない結末が訪れる。奥歯を噛み、恐れを殺して士道は喉を震わせた。

 

「けど!! それなら、なんでお前はすぐに折紙を排除しなかったんだ!! 力を手に入れたって知ってたんだろ? お前なら、もっと早く動いたはずだろ!?」

 

 少女が本当に折紙を〝敵〟と判断していたなら、少女は士道の前に現れる必要はないはずだ。なのに、こうして士道と話しているということは、まだ説得できる可能性があるということだ。 行動に移さなかっただけの理由を――――――少女は、微笑んで語った。

 

「――――――あなたがいたからですよ」

 

「……俺、が?」

 

「言ったでしょう。あなたならば、と。狂三を迷わせているあなたなら……鳶一折紙が特別視している五河士道なら、或いはと思ったから私は待ったんです。私とて、彼女を殺したいわけじゃないですから」

 

 最大限の譲歩だと、少女は言う。その裏の意味は……可能性に賭ける時間は終わった(・・・・・・・・・・・・・・)。少女が口にした言葉通り、少女は士道を信頼していて、士道は少女の信頼に答えられなかった。それが、全て。

 

「もう一つ、あなたの言う〝躊躇い〟があったとしたら……知りたい(・・・・)のかもしれません」

 

「え……?」

 

 曖昧に言う少女は、士道が何をと問いかける前に言葉を続けた。

 

 

「鳶一折紙の行く末に。あなたは、考えたことがありますか? 復讐鬼が復讐を果たしたとして、もしもそれが叶ったとして、その子は何を思うのか――――――未来を、見る事が出来るのか」

 

「――――――それ、は……」

 

 

 どうしてか、それは折紙の事だけを言っているのではないと思えて、士道は言葉を失った。

 復讐の先。復讐が間違っている、だなんて綺麗事だ。士道だって、大切な人を殺されたらその道に堕ちてしまうかもしれない。それでも士道は、折紙が絶望の道を突き進もうとしているのを止めたくて――――――その果てにあるものが、絶望しかないのだと確信があった。

 思い至った士道を見て、少女が何を思ったのかはわからない。だが、士道の考えと少女の考えにそう差はないと思えてならない。士道も、少女も……愛する者が同じ(・・・・・・・)であるが故に。

 

「目指すものは同じでも、目指す手段は違います。だから、必ずしも叶った果てが同じとは限らない。それでも、知りたいと思ってしまったんです」

 

「…………」

 

「……これは、あくまで私個人の目的です。だから、鳶一折紙を討つことへの躊躇いになっても、止める理由にはならない。その為に夜刀神十香たちを殺させるわけにもいきませんから――――――もう一つ、白状するとね」

 

 扉に向かって歩き出した少女が、ふと口調を緩め立ち止まる。

 

 

「――――――私、ああいう子が好きみたいなんだ」

 

「――――――俺だって、同じだよ」

 

 

 想いは、同じであるはずなのに。答えは、こんなにも違っていた。

 

「……ごめんなさい。私はこういう生き方しか出来ない。あなたのように、全ては救えない。恨んでくれて、構いません」

 

 錆び付いた音を慣らして扉が閉められる。パラパラと、脆くなった壁材の破片がこぼれ落ちた。

 

「謝るくらいなら、行くんじゃねぇよ……バッカ野郎……ッ!!」

 

 言葉は虚しく響いて、消える。好きだと言いながら、本気でそう思っているのに、折紙を殺そうとする少女を止める術を士道は持たなかった。

 

 それでも――――――少年の心は、折れていない。

 

 

 






シリアスしてるけどこの直前に変態でHENTAIな行動してますからね折紙ちゃん。

〈アンノウン〉は好きな子はハッキリと融通効かせるけどそれはそれとして目的のためなら殺します。まあ、融通効かせてくれるところは幅広いので、即座にこんなことにはならんのですが、相手が意見を変えずそれでもそれしかないならやります。誰とは言いませんが振り切った目的意識が誰かに似てますね、HAHAHA

次回、こんな雰囲気だけどラブラブ回。誰が助けに来るかなんて、それはもうお決まりですよ。感想、評価、お気に入りなどなどお待ちしておりますー。次回をお楽しみに!

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