「はぁぁぁ!」
ザン!ザン!ザン!
カーシャの振るう剣が屍たちを薙ぎ払う。
「すげぇな。前より段違いだぜ」
ガン!
同じく剣を振るうルッツはカーシャの戦いぶりを見てうそぶく。
「ああ、ペレジアでギムレーと遭遇して以来、猛特訓したらしいからな」
ザン!
カイルも屍を切り捨てながら同意した。
「グォォォ!」
ベルモットも兎に化身してうなり声をあげながら屍を吹き飛ばす。
カイルたちは屍を薙ぎ払いながらある場所へ向かっていた。
ファルシオンは修復不可能だと判断されてもファイアーエムブレムもとい封印の盾の破片もオーブも回収できないまま、盾を抹消したと判断するほど教団も能天気ではあるまい。
つまりカイルたちが目指している場所はその二つを保管してある客間――ではなく屍を召喚している黒幕の居場所だった。
「ガァァァ!」
ゴォォォン!
客間に侵入しようとした屍は部屋から出てきた敵に吹き飛ばされる。
「この大陸に来てようやく姿を現したか。退屈だったぜ」
そう狼の形態のままひとりごちたのはオルンだった。
アイク傭兵団を離れ一時的にカイルたちと同行してもらっていた彼には会見に立ち会わせず、ファルシオンの破片とファイアーエムブレムを置いてある客間で荷物番をしてもらっていた。
ガチャガチャガチャ。
屍の歩く足音が遠くに聞こえる。
「フン」
オルンは動かない。逆方向の廊下から死臭が漂っている。殺された兵士のものの可能性もあるがおとりにおびき寄せられたオルンの留守を狙って客間に侵入しようとする生ける屍の可能性もある。
「戦いの雰囲気にのまれて持ち場を離れんようにせんとな」
ブォン!
ガチャガチャガチャ。
「神竜を殺せ」
この城の混乱を起こしていた男ティベリウスはオーブに念を込め屍を召喚していく。
彼は正気の状態ではない。クラウディウスの魔術によって神竜を殺すという暗示をかけられている。
この城に送り込まれたラーズ司祭は彼一人だ。もしカリグラのようにクラウディウスへの反感や野心を持っているものが独断でこの城にいる神竜の血を飲んだ場合、クラウディウスにとって厄介な敵になってしまう。修復したかもしれない盾を奪うことは難しくなるが洗脳した司祭と思考のない屍に任せた方が安全だった。
ティベリウスが持っているのはリーベリア大陸のシエロ地下遺跡に封印されていたゾンビの杖とスケルトンの杖をラズベリア大陸の錬金術で合成した「コープスのオーブ」。このオーブでヴァルム大陸内の別の場所で作った屍をこの城に召喚しているのだ。
ガチャガチャガチャ。
屍は誰もいないと思っている通路を歩く。
ガシャァァン。
そして屍の一体が突然粉砕し、倒れ消滅していった。
ガシャ?
残りの屍が屍を倒したものの方へ振り向くと、そこには大きな狐がいた。
「クォォォン!」
ガシャガシャ!
反応する間もなく残りの屍も破壊されていく。
「これが木の葉隠れの術を応用した新たな遁術さ」
妖狐の使う幻術「木の葉隠れの術」は昔は木々が生い茂る山や森でしか使えなかったが1600年の逃亡・隠遁生活で改良し続け、あらゆる場所で使えるようにした遁術に昇華した。欠点は一度攻撃すれば打撃音や足音を隠すことができないのでその後は姿を隠してもあまり意味がないことだが。
コイは人間形態に戻って次の場へ向かう。
「さっ、次次」
「はぁ!」
鋭い一閃が屍を切り裂き骨まで断ち切る。
リョウヤは刃を鞘に納めた。
アカネイア大陸でもヴァルム大陸でもほとんどいやすべての国、軍で戦場で刃を鞘に納めたまま歩き回るのは自殺行為だということは初期の訓練で叩き込まれる。だがかつての白夜、そして今のソンシンには鞘に納めた状態から瞬時に刃を抜くと同時に相手を切る居合という流儀がある。
無論戦場では鞘から抜いたまま移動するに越したことは無いのだが。
「うぁぁぁ!」「きゃぁぁぁ!」
リョウヤは刃を鞘から抜かずに悲鳴が聞こえた方へ向かう。
そこでは宮殿の使用人が屍に襲われていた。まだ死傷者は出ていない。
「はぁぁ!」
シュン!
瞬時に鞘から刃を抜き屍を切る。
「大丈夫か?」
「あ、ああ。ありがとう」
リョウヤの格好は異国の鎧兜なので、使用人は彼をソンシンの王だと思わず彼が連れてきた兵士だと思ってタメ口で礼を言うがリョウヤは咎めない。
「しばらくの間、俺がここで屍を食い止める。お前たちはここから動くんじゃないぞ」
「あ、ああ」
リョウヤは今度は刃を鞘に納めず使用人のいる部屋の前に仁王立ちする。
リョウヤがここに来るまで戦闘が終わる度鞘に納めていたのは襲われている者や居合わせた者たちを混乱させないためだ。彼らの前に刃を抜いた男が現れればそれが屍でなくとも襲撃者だと思われ狂乱状態になりこちらに襲い掛かる者や絶望しせめて楽に死にたいと自ら命を絶つ者もあらわれるだろう。
リョウヤにとって前者は非戦闘員の手にかかるようなら自分はそれだけの力しかなかったと割り切ることができる。だが自分のせいで戦いとは無縁のはずの人間が命を落とす後者だけは起こしたくなかった。
ティベリウスはふいにつぶやいた。
「そろそろか。兵をおびき寄せられて手薄になった神竜のいる部屋を襲うのだ」
ドン!
ガチャガチャ。
フォン! グサ!
ヴィオールの放った弓矢が屍の頭に刺さる。
ガチャガチャ。
その後ろから3体の屍が躍り出てきた。
フォン・フォン・フォン!
グチャ! ガチャ! ドサ!
ヴィオールは一度に三本の矢を放ち屍を仕留めた。
「フッ!弓ぐらい一本ずつしか放てないとは思わないことだ」
ガシャァァァン!
そこへガラスを割ってバルコニーから屍が出現した。別部屋のバルコニーからこの部屋のバルコニーに飛び移ったらしい。この部屋は3階だが見た目通り屍には転落死への恐怖はない。
「はっ!」
ブォン! ビチャ!
だが侵入した屍はキットの裏手で頭を粉砕さ倒れた。彼女の手に脳漿がかかる。
「キット!」
「ご安心を。私がいる限り不埒者を巫女様に近づけません。ただ汚物が部屋中に飛び散ることはご容赦を」
頭蓋骨をかち割ったキットの手を心配して駆けつけたチキにキットは安心させる。
「シスターだというから魔法で攻撃すると思ったのだがまさか手拳とはな」
若干引きながらヴィオールはキットに声をかける。
「詠唱が間に合わないこともありますから。巫女様の担当を拝命してから訓練を怠らず軽い武器なら扱えます」
残ったユーリとチキは隣り合いに棒立ちしていた。
「ふむ。前はヴィオール公、後ろはキット君で十分らしい。私は巫女様と一緒に大人しく守られていよう」
「あれ? ユーリって剣と槍の達人じゃなかったっけ。あなたのことはお手紙出す前に一通りノーヴァの司教様から聞かせてもらったんだけど?」
実際、ユーリの履物の帯には剣が納められていた。
「ははっ、アルム王の末裔ということで余計な箔をつけられただけですよ」
「なぜだ? 屍の減りが多すぎる」
召喚者は契約線で召喚した屍が動けるのか破壊されたのか確認できる。屍の減少を知ってティベリウスはうろたえた。
ティベリウスの予定では場内を遊撃する暇があるのはイストリアから来たカイルたち一行だけで、彼らを東西に分断して往訪に随行した部隊が駆けつける前に数で押す作戦だった。
だがこの会談に急遽リョウヤとコイが加わったことで実際には西側をカイル一行全員。東側をリョウヤ・コイが受け持ち用意した屍では彼らを倒すのに数が足りなかった。コイに至っては遁術で存在すらつかめていない。アカネイア・ソンシンの部隊も展開しかなりの屍を掃討しているようだ。
「見つけたぞ!」
そこでルッツがようやくティベリウスのいる宮殿の敷地内に建てられた塔の屋上へたどり着く。
「ここなら宮殿の様子も丸わかりってわけか」
双眼鏡を手に宮殿を眺めていた黒幕を前にしてルッツはこぼす。
「おのれ、こうなったら貴様を殺し、すべての屍を神竜の下へ向かわせるか」
『おちてつぶれろ バウクラッシュ』
そう唱えた瞬間、カイルの体が宙に持ち上がる。
「うわぁ」
ズゥゥン!
そのまま床に落ちた。
「ぐぅ」
鎧のおかげで一命はとりとめたが杖で回復しない限り動けそうにない。
『おちてつぶ』
ヒィィイン!
「?」
その時、天馬に乗ったカーシャが塔屋上に現れた。
「下に落とす魔法みたいだけど天馬に聞くかしら?」
「そうだな、バウクラッシュは空を飛ぶ者には効かぬ……」
ブォン! ジャキ!
「!」
いつの間にか召喚された弓を構えた屍がカーシャの天馬を狙っていた。
ヒュヒュヒュ!
フォン。
だがカーシャは天馬を巧みに操り放たれた弓矢をすべてかわした。
「なっ?」
ズン!
「ぐふ……! なぜ? わしは……こんな……と」
最後に暗示が解けたティベリウスは自分がなぜこんなところにいるのかわからず気を失った。
ティベリウスが気絶すると弓を射ていた屍も消滅する。召喚者なしでは召喚物を留めておけないコープスのオーブの欠点だ。
「先走って一人で行くから。待ってて召喚者がいなくなったから屍は現れないと思うけど、口封じで殺される前にこの司祭を送っていくから」
ティベリウスをペガサスに乗せ、カーシャは塔から離脱と手綱に手をかける。
「カーシャ、お前いつの間にここまで天馬を乗りこなせるようになったんだよ?」
「あはは、苦難を共にしてから通じ合うものが出来たみたい」
苦難とはカイルをギムレーの背まで送った時、さんざんギムレーの羽ばたきが生み出す暴風によって吹き飛ばされ天馬を駆使して耐え抜いた時の事だろう。あれによってカーシャは天馬と自然に阿吽の呼吸が取れるようになったらしい。
「前方の屍5体をヴィオール公爵が、後方の屍3体をシスターが倒している最中のようです」
「では中央にいるのが神竜とお飾りの剣を持って震えている王子だけか」
「はい」
事前にクライネの転移で忍び込んだ王宮の謁見の間が見える部屋でクライネは双眼鏡を片手にクラウディウスに部屋の様子を報告していた。
「そろそろか、念のためザッハークを持って行きたいところだがないものは仕方がない」
ザッハークの魔道書はギムレーの背でカイルと戦った時に彼に斬り捨てられた上、クライネがクラウディウスの避難を優先して転移したためそこに置いてきてしまった。ギムレーはその後上空を飛び回って暴れていたためもうブレスで跡形も残っていないだろう。
「そのかわり新たに手に入ったのが「ゲーティア」か。威力は申し分ないが相手の動きを封じれない分ザッハークには見劣りするな」
「……」
新たな魔導書にケチをつけるクラウディウスをクライネはいつも通り無感情で眺める。
「始めろ」
ブォン!
「!?」
突如チキとユーリの隣にクラウディウスとクライネが現れた。
「まずは神竜から」
神竜石で変身される前にカタをつける。そう思いチキに狙いを定め
『やみよ ぬりつぶせ!! ゲーティア』
「キャァァ!」
すさまじく凝縮された闇がチキを覆う。
パキン!
シュン!
「ぐぅっ」
その時ユーリの抜いた刃がクラウディウスの頬をかすった。
「この! 昼行燈が!」
『やみよ ぬりつぶせ!! ゲーティア』
すさまじく凝縮された闇がユーリを覆う。
「ぐああああ!」
「ユーリ様!」
「ああああ! ……はっ!」
ガン!
「フン」
ヴィオールがユーリを気に掛けるもユーリは気迫と精神力で闇を耐えクラウディウスを斬りつけた。
だがクラウディウスは傷ついた様子もない。
「巫女殿、ご無事か!」
「う、うん」
チキは服のあちこちが破れ、皮膚には黒い斑点がついているものの攻撃を受けていたのが一瞬のため命にかかわるものではなかったようだ。
「硬いな。ならば……」
「はっ」
ヒュン!
「! ……」
ユーリの真意を悟ったヴィオールはクライネのすぐ横に矢を射た。
「き、貴様! 私の襲撃を予期して今まで戦わずにいたのか」
「あんな術があるとは思わなかったから出遅れたが」
ユーリは憤怒の形相でにらみつけるクラウディウスの視線を受けながら剣をむける。
「やはり知らなかったようだね。ヴァルムの先王を仕留めた私の経歴を。まあヴァルムの協力が得られなかった以上、あの王もわざわざ血を分けた謀反者に父を殺されたなんて言いふらしたりはしないだろうが」
「フン! 皇帝を称するあの小僧を王と呼ぶあたり、噂通りの仲らしいがな」
皮肉を言うクラウディウスにユーリは剣を近づける。
「さて、どうするかね? 戦いに出さない以上あのお嬢さんはよほど大切な御人らしい。私ごときを殺すために彼女を犠牲にするかね?」
今のクラウディウスならクライネを犠牲にすることに目をつむればこの場にいるものを殺すことはできる。しかしクライネは死なせるなとギムレーから厳命されている。神竜を仕留めそこなう事態になってもだ。
「ぐぐ……クライネ」
命じられたクライネはクラウディウスに駆け寄り転移する。
「最低限の目的は果たしたからな」
クラウディウスは転移直前に一言そう漏らした。
「?」
「あ!」
「巫女様!」
やはり大きな傷が会ったのか? そう思って駆けつけるキットだがチキが見つけた傷は自分につけられたものではなく、神竜石についた大きな傷だった。
「ではもう何度も神竜には変身できないと?」
「うん。粉々になったわけじゃないから一度変身して工具は作れると思うけど……」
屍の掃討と召喚者の捕縛を確認し、カイルは謁見の間でチキ・ユーリたちと合流した。そこで着替えと回復を済ませたチキからひびの入った竜石を見せられ工具は作れてもそれ以後神竜としての戦力はあてにできないと言われたところだ。
「申し訳ない」
「私も付き人としてこの醜態。巫女様に合わせる顔もありません」
ユーリとキットはチキとカイルに深く頭を下げる。
「しょうがないよ。ワープなんてどこの大陸でも廃れた魔法だと言われてたし」
「そうです。それに二人とヴィオール公爵がいなければ巫女殿がどうなっていたことか」
チキとカイルは二人をそう言って慰める。
「巫女様に危害を加えられてそうおっしゃられてもな……責めていただいた方がありがたいです」
チキが襲われる場に居合わせたヴィオールも二人同様いたたまれないようだ。
「まあ教団が私を狙っている以上早く工具を作らないといけないし反省はここまでにしてキット、カイルに礼のものを渡してあげて」
「あっ、はい。カイル様、どうぞ」
チキに言われてキットはカイルに透明な球儀を渡した。中に赤い球体が入っている。
「これは?」
カイルが尋ねるとキットが説明を始める。
「これはマスタープルフと言われる。経験を積み過ぎて伸び悩んでいる兵士に新たな天啓を与え成長できるようにする宝具です。ミラ様と邪神ドーマが消滅するまで各地にあった「ミラのしもべ」なる石像も同じような力を与えることができると言われていましたが、チキ様の力でこのマスタープルフという形に変えることが出来ました。カイル様も戦闘と訓練だけでは限界を感じていたのでは?」
「それは……はい」
一瞬目が泳いだが正直に話すことにする。
「では、どうぞ」
キットからマスタープルフを受け取った。
「ありがとうございます。後で使わせていただきます」
「ではカイル殿、剣ができるまでの間この宮殿に逗留して頂きたい。……荒れた状態で恐縮ですが」
「いえ、ありがとうございます。逗留している間私たちも再建のお手伝いをしましょう」
ユーリの提案をカイルはありがたく受け取ることにする。
「いえいえ、ソンシン王も明日には帰国しますので……ヴァルムが動き始めるかもしれませんから」
「ええ?」
後日。
「陛下。アルバレアに潜り込ませている密偵からの報告でソンシン王の帰国を確認しました。」
「うむ、そうか」
ヴァルム皇宮執務室で勢力ごとに色分けされたヴァルム大陸の地図を眺めている皇帝ファルスに兵はリョウヤの帰国を報告していた。
「陛下、ひとつよろしいですか?」
「うむ、申せ」
「あの者たちに協力してアルバレアきゅうで…いや城に集まっているアルバレアの王族を始末してしまえば大陸統一は容易になるのでは? 罪はそれこそ教団に被せてしまえば…」
「む?」
ファルスの眉間にしわが寄る。兵士は青ざめ頭を下げるが謝るよりファルスが答える方が早かった。
「うつけめ、教団がやったといってもアルバレア王が死んで都合がよいのは我だ。疑うものは疑う。それに父上を討ったユーリをあのローブ共が仕留められるとは思えん。宣戦布告をし、我や我の精兵があやつらを討ち取ってこそ大陸再統一……アルム皇帝のなした偉業を再現できるのだ」
「はは、申し訳ありません」
頭を擦り付けんばかりに兵はひれ伏す。
先日ファルスにクラウディウスと名乗る男が謁見を求めてきた。軍備が整い虫の居所が良かったファルスは謁見に応じることにした。
クラウディウスという男に全く心当たりがなかったが暗殺を恐れて断っては聖帝アルムの子孫たるヴァルム皇帝の沽券にかかわる。それがファルスの考えだった。
クラウディウスはファルスにアルバレア宮殿にアカネイア王子、神竜の巫女が集まるという情報を教え、自分たちは神竜の巫女を狙っているから宮殿を襲撃するのを協力してほしい。そのかわりアルバレア王族を抹殺することに自分たちも協力しようと持ち掛けたのだが、ファルスは断りクラウディウスを追い出した。
それは自分たちの手で各国を制圧してこそアルムに近づくことができるという考えが一番大きいのだがソンシン王がアルバレアに向かっていると言う情報を得ていたのも理由の一つだ
「よい、ところで各国にこの書状を送る手配をしてくれぬか」
兵士は立ち上がり書状を受け取る。
「で、ではいよいよ」
「うむ、これは最後通牒だが、まあイストリアと特にアルバレアは飲まんだろう。……ただソンシンに届くのは時間がかかりそうだな。まあゆるりといくがよい」
「ははっ! 承らせていただきます」
それは第一次ヴァルム大戦の始まりを告げる布告だった。
ティベリウス クラス:ラーズ司祭
クラウディウスに対して野心も反意も持たずラーズへの信仰のために教団に属している司祭。神竜抹殺のための捨て駒に利用された。