ファイアーエムブレム 聖痕の覚醒   作:ヒアデス

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正史エンディング 後日談

 初代イーリス聖王 カイル

 イーリス王国初代国王に即位する。王女に王位継承権を与えたり、王女たちを一定期間自警団に入れさせるなどフェリアほど型破りではないがアカネイアは元よりどこの他国にもない帝王学を子らに施す。その結果第1王女フィオーラは大陸で三人目の女王となり父の後を継いだ。この時からイーリス王は正式な肩書として代々「聖王」と呼ばれるようになる。

 

 初代イーリス王妃 カーシャ

 イーリス建国と同時に今までの戦いを評価され伯爵位を授かった後もさらなる努力を続けた結果カイル王と結婚し、初代王妃となる。平民の視点に立った助言でカイル王を助け、彼女の存在は身分で王妃を制限する旧来の方針を見直すきっかけを与えた。生前から王妃が天馬騎士だった頃の銅像を建てる話が持ち上がり王妃は必死で中止させたが彼女の死後に実現した。

 

 イーリス自警団団長 ルッツ

 帰国後アカネイア自警団の同僚や志願者を集めのちのイーリス自警団を結成する。復興やイーリスの建国時の騒乱をついて現れた盗賊たちを赤子の手をひねるように叩き潰したという。かつてのカイル王の言葉通り20年後から彼の娘を部下に持つことになり、甘えたところのある第3王女シャニーに鬼団長と恐れられるがルッツはシャニーに一番期待を寄せていたらしい。

 

 イシュタルス侯爵 エルス

 旧アカネイアの名門貴族としてカイル王子を助けイーリス建国に力を尽くしそのままイーリス貴族となる。魔道の力や金銭で身分を問わず多くの同国人を助ける彼は人々から多大な尊敬を集めたが支出も多く、エルスの存命中はイシュタルス家の財政はこれ以上没落することはなかったが好転することもなかったという。

 

 テミス伯爵 マリアンヌ

 エルス同様、旧アカネイア貴族からイーリス貴族に名を変え自ら伯爵位を継ぎ、法服貴族として官職を得てイーリスの法律作成に尽力する。法律を重視し貴族の身分を利用した横暴を許さないため平民からも絶大な人気を誇った。王権さえ法律のもとにあると言わんばかりにカイル王にも法律の順守を守らせたという。

 

 イーリスの学者兼魔道士 サリエル

 大戦の後魔道士を辞し学者として研究に没頭する。常識が覆るような仮説をいくつも立て無数のメモや書物を残すもついにそれらの説を立証することは叶わなかったがサリエルの研究は息子に受け継がれ吟味を重ねられたという。

 

 イーリス王国軍天馬騎士団団長 ティア

 故郷に戻ってしばらくはカーシャと組んで天馬騎士団の再結成に尽くし、伯爵位を持った団長として天馬騎士団をまとめるカーシャの副官となりカーシャが王妃になった後、親衛隊に入って王妃を守ったらどうかという王の提案を辞退し、新たな天馬騎士団長となる。生涯自分はカーシャを超えたと認めることはなかった。カーシャ王妃の銅像を建てられたのは天馬騎士団長となったティアの娘の働きかけが大きいらしい。

 

 元アカネイア王国軍重騎士 バラン

 大戦後復興作業に専念するため軍を退役する。優秀な兵士だったが彼を覚えてるものはかなり少なく、イーリス王国軍創設の際も仕官の声がかかることはなかった。

 

 東フェリア王 アイネ

 東フェリアを治めしばらくは統一王としてフェリア全体を束ねていたが数年後にザンザとの一騎打ちに敗れ彼に統一王の座を明け渡す。その後も東フェリアを治めていたが次の闘技大会の前に引退を表明し後継者を指名して東の王を譲ってしまってからは街で暮らし、時には商人を盗賊から守る護衛を請け負ったという。

 

 西フェリア王 ザンザ

 西フェリアを西の王として任され、フェリア統一王兼東の王アイネに従いながら盛り立ててきたがその間も鍛錬を続け数年後に闘技大会でアイネに勝利し統一王となる。だが街の発展と他国との交易に力を入れる政策を変えることはなくイーリスともペレジアともヴァルム各国ともいさかいを起こすことはなかった。

 

 草原の民代表 ザガット

 フェリア連合王国の体制が整うとザガットは同胞を説得し草原の民という部族を解体しフェリアの一国民として同化させた。ザガット自身は王としては若く政務の経験が浅い歴代東の王の相談役として王宮に残った。

 

 ペレジア王 ジェルド

 帰国次第空位だったペレジアの王位に就き養子ユベル王子の成人までその座を守った。ただしユミル王女とジャンの婚約を認めギムレー教団なる集団を野放しにするなどの行いからはるか未来では諸悪の元凶だとジェルドをこき下ろす意見も多い。

 

 ペレジア軍将軍 ジャン

 戦争を生き延び戦勝への執念と向上心をジェルドに認められユミル王女と結婚する。品性がないと貴族の間では評判が悪かったが羽振りの良さから部下たちからは人気が高かったらしい。

 

 ペレジア王妃 ユミス

 王妃として王を支えユベル王子に次期王としての教育を施した。最後までユミル王女とジャンの結婚には反対だったという。

 

 ペレジア王女 ユミル

 各国上級貴族との縁談を断られ続けた結果ジェルドに認められたジャンと結婚する。遊び癖が抜けることはなく息子の教育も使用人任せにした結果息子は父以上に粗暴な性格になったらしい。

 

 タグエルのまとめ役 ベルモット

 戦いの後奴隷から解放された同胞たちと里に帰る。同胞や子らにタグエルを人間と変わらないと言って彼らを救ったカイル王の事を話し、一族を上げてでもあいつにいつか借りを返さなくちゃなと息巻く。ただし未来を考えればいつかのラグズの誘いに乗って彼らの旅に同行する方が正解だったのかもしれない。ベルモットにとって幸いだったのは人間たちのタグエルの里への襲撃が彼女が天寿を全うして数百年後に起こることだ。

 

 ロザンヌ地方ヴィオール領主 ヴィオール

 領主としての政務とユーリ王の補佐に励む。ノブレスオブリージュを誇りとして民を助け続けるが長子には届かずどんな時でも体裁を保つのが貴族だと曲解されてしまう。

 

 アルバレア王 ユーリ

 戦後すぐに病死した父に代わってアルバレア王となる。ファルス皇帝とはしばしば会談を設け両国の和解を目指すが突然病に倒れ崩御してしまい世継ぎのいないアルバレアは跡目争いが起きることになる。はるか未来ではヴァルム大陸の混乱を狙うギムレー教団が毒を盛ったというのが定説だ。

 

 神竜王の愛娘 チキ

 神竜の力を出し切って長い眠りにつき一度ノーヴァの神殿に運ばれたが目を覚ます気配がないためミラの大樹と呼ばれる樹の頂上に神殿を建てそこに運ばれる。数百年後にいったん目覚めたとも千年後にマルスを名乗る女剣士に会うまで眠り続けたとも言われる。

 

 ノーヴァのシスター キット

 戦後アルバレアのヴィオール領に移住しそこの教会に仕えた。子供は三人いたがどの子も聖職についたり店を建て商人になったりしてヴィオール家に仕えることはなかった。定期的に休暇をとってミラの大樹に足を運ぶがキットの生きている間に姉にして友であるチキが目を覚ますことはなかった。

 

 イストリアの魔道士 ガール

 イストリア軍を退役しアイクが新たに作った傭兵団に入る。アイクが引退した後は自身もノーヴァで余生を過ごしたという。

 

 ソンシン王 リョウヤ

 大陸の歴史やアルムとは縁が浅いがゆえにヴァルムとアルバレアのどちらにも傾くことなく中立を保つ。そんな彼はヴァルムとの外交には欠かせぬ人物だと評されそのおかげでソンシンは小国だからと侮られることはなかった。

 

 ソンシン軍総大将 ナノハ

 女ながらソンシン軍の総大将としてソンシンに盗賊を近づけさせなかった。

 

 ソンシン宰相 タクマ

 戦後宰相となってソンシンの発展と街道の整備に力を注ぎ外交の場に出されるようになったリョウヤ王をよく補佐した。

 

 ソンシンの巫女 スモモ

 戦争の傷跡が深い他国を訪問し、治癒の神通力で人々を癒した。そして神竜の巫女チキの目覚めを祈る人々に感化されともに彼女の目覚めを祈るうちそれがソンシンにも伝わってチキはソンシンでも信仰対象となった。

 

 妖狐族の長 コイ

 妖狐の一族はソンシンに残ったとも、ラグズについて新天地やテリウス大陸に行ったとも言われるが定かではない。はるか未来で起こる戦争を考えたら後者であれば幸いだが。

 

 ヴァルム軍将軍 ジーン

 傷を癒し軍務に復帰する。時に若さゆえの暴走を起こしがちなファルス皇帝を諌めるが疎まれることはなく、ジーンあってのファルス、ジーンあってのヴァルムだとファルス皇帝を含めた誰もが認める。

 

 ヴァルム軍元士官 フェイス

 戦いの後軍を退役する。その後はバレンシア教や大陸を渡ってラーマン教、イーリスで新たに興ったイーリス教の施設を訪ねて歩いたがどの宗教も深く信じることはなかった。

 

 ヴァルム皇帝 ファルス

 戦いの後激しいリハビリを行い。日常生活で使えるまで右手の機能を取り戻し民や臣下の前でも積極的に右手を使いそれを誇示して見せたが戦いに出ることは二度となく、戦前とは打って変わって歴代で最も穏健な皇帝となる。ユーリ王の死で好敵手がいなくなったことに思うところがあるのかファルス皇帝の代ではヴァルム帝国はアルバレア王国に敵意を見せることはなくなった。

 

 アイク傭兵団団長 アイク

 ヴァルム大陸に根を下ろし、どこの軍にも属さずアイクに憧れる者や彼の技を盗もうと近づく者たちと傭兵団を組織し各国を転々とする。息子が団を継いだ後はアイクの姿を見た者はおらずテリウス大陸に帰ったのではないかとの説もある。

 

 アイク傭兵団元参謀 セネリオ

 しばらくはアイクに付き従って新たな傭兵団の運営を一手に担っていたが、アイクが所帯を持つのを見届けたあとテリウス大陸に帰った。グラーヌ砂漠の混血人を集めた里が国となるまで大きくなったのはセネリオの知恵が大きいらしい。

 

 アイク傭兵団元部隊長 ウーゼル オルン

 戦後1月休んだ後アイクやセネリオと別れ新天地を目指す一派を率いて船を出す。彼らの楽園が無事見つかったのか諦めてテリウス大陸に帰ったのかは不明である。

 

 行商人 アンナ

 相変わらず行商に精を出している。戦前と違うのは彼女の活動範囲がイーリス大陸だけでなくヴァルム大陸まで広がったことだ。

 

 行商人兼団長夫人 ララベル 

 アイクと婚儀を挙げ息子をもうける。所帯を持っても行商人を辞めなかったが主婦と行商人を両立する良き妻良き母であった。夫が傭兵を引退した後は彼女も同じく行方が知れない。

 

 神竜族の生き残り チェイニー

 大戦後宴が終わってから姿を消す。千年後のギムレー復活の際になぜ彼が現れなかったのかは謎のままだ。

 

 

 

 To be continued「ファイアーエムブレム覚醒」

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