ポケモンと俺達の学校生活は   作:クラッカーV

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もうグダグダ……

タッタッタッタッタッタッ

 

「ライデン、しっかりこれ持っとけ!」

 

『ピィカ!』

 

俺はライデンにある物を手渡す

 

「そして、行くぜ皆!バラけろ!!」

 

そして手持ちを全て出し、空のモンスターボールを持たせて走らせた

 

「さあ!ボーマンダを持ってるのは一体誰でしょーか!?捕まえて確かめてみな!」

 

『お前達は向こうだ!』

 

『待てぇぇぇ!!』

 

おうおう!こんなに簡単に引っかかってくれるとはなぁ!

 

「走るぜ!」

 

そして俺は真っ直ぐ走る

 

走って、走って、走って、走った

 

 

 

 

「ぜぇ………ぜぇ………。流石に、碌に鍛えてない体にはキツイぜ」

 

俺は山の頂上まで着いた

 

それと同時にポケモン達も俺の元に集まる

 

「お帰りお前ら。ちゃんと誰も捕まらずにここまでこれたな、偉いぞ!」

 

「確かに捕まらずにここまで逃げたのは褒めてあげる。だけどもうチェックメイトじゃない?」

 

………あぁん?

 

「なんだ、あんた俺を追い掛けて来たのか」

 

「こんな美人なお姉さんに追い掛けられるなんて罪作りな男だよ君は」

 

「自分で言うのはどうかと思うぞ」

 

「それもそうね。…………それで、降伏する気はあるかしら?」

 

「な・い・ね。あっかんべー………それにチェックメイトって言ってたけど、俺はそうは思ってねえぜ」

 

「………なんですって?」

 

おーおー、驚いてんねぇ

 

「わかんない?何故俺が態々山の頂上まで走ってきたか。何故俺が疲れる事を態々してまでここまで走ってきたか…………お前は、全然わかってない!」

 

ドォォォォォォォン!!

 

ていう効果音つくよこれ

 

「いや、知らないわよ……」

 

………あれ?なんか反応が微妙だな。まあいい

 

「俺が何をしていたか、教えてやるよ。………これ、な〜んだ?」

 

俺はライデンからさっき渡したある物を受け取った

 

「…………それは、糸?」

 

「そう糸、棒に何重にも巻かれた糸だ。この棒に巻かれてる糸の束は六つある」

 

「その糸が、どうかしたの?」

 

チッチッチッ、これだから

 

「この糸はなぁ、アリアドスの糸なんだよ。アリアドスの巣に使われる、な」

 

「な、なんですって!?」

 

『なぁ、だからどうなるんだ?』

 

『さぁ?』

 

「……………おい、大丈夫かこいつら」

 

学校で習ったりしなかったのかよ

 

「…………」

 

おい、目を逸らすな

 

「まあ、そういうことだ」

 

「どういうことよ!?」

 

「こういうこと………だっ!」

 

俺はコクヤに捕まって空へ急上昇する

 

「落としなさい!」

 

「残念だったな。無駄だぜ!」

 

「なっ!?キャアッ!」

 

『おわぁぁぁ!!?』

 

『い、糸ぉ!?なんで糸が!?』

 

「お前らから逃げてる最中に仕組んでおいたんだよ!」

 

ポケモン達をバラバラに逃がしたのはこの為さ!

 

あいつらの周りには糸、身動きが出来ない状態だ

 

「さらに言うとこの糸は言うなれば"攻刃の糸"!まあワイヤーと同じくらいの強度だと思ってくれ。ああそうそう、焼き払おうとは考えない方がいいぞ。糸は森の木に繋がってるからな、火だるまになりたくないだろ?」

 

ふふん、これだけ言えばあいつらも下手な真似しないだろう

 

『ああ〜!燃えた!!熱い熱い!!』

 

「アホかお前らぁぁぁぁぁ!?」

 

俺の話聞いてたの!?聞いてたよね!その上でやるとかアホなのお前ら!?

 

『ちげえよ!俺じゃねえよ!』

 

『誰だよこら!』

 

「争ってる場合か馬鹿ぁぁ!!」

 

火が木に燃え移った!?やべえ!

 

「ああもう!スイレン、"みずでっぽう"だ!!ナイトは糸を切れ!」

 

俺はシャワーズとエルレイドを出して鎮火にかかる

 

「ワイヤーは切った!水タイプ持ってる奴は出して火を消せ!」

 

『おぉぉぉぉ!!』

 

そして俺達は消化活動を必死に頑張った

 

 

 

 

 

 

「はぁ…………はぁ……」

 

「き、消えた………」

 

『やった、やったぞ!』

 

『いやっほぉぉぉぉぉぉ!!』

 

はぁ……はぁ……

 

「やった………な」

 

「…………ええ」

 

「「『やったぁぁぁぁぁぁ!!』」」

 

俺達は、協力して見事に火を消したのだった!

 

………………って

 

「「何この状況ぉぉぉぉぉぉぉ!!?」」

 

いやいやいや!なんで敵と協力して消化活動してんの俺!?

 

「なんで私達は敵と協力して消化活動してんのよぉぉぉ!!?」

 

『まあいいじゃないっすかリーダー』

 

『そうですよ。私達、一つになれたんですから』

 

『君も、頑張ったな!』

 

「馴れ馴れしいなあんたおい!!」

 

なんなんだ!?まともじゃねえぞこの集団!

 

「あんたぁ!リーダーだろ、なんとかしろ!」

 

「なんで私に頼むのよ!敵でしょ!?

 

そりゃそうだ!

 

「はぁ………もうやだ、帰りたい」

 

「帰るんならボーマンダ置いて行きなさい。警察の手になんか渡ったら悪い組織がどんな手を使ってでも手に入れようとするんだから」

 

…………はぁ?

 

「悪い組織ってのはあんたらだろうが。自分達のこと棚に上げてんじゃねえぜ」

 

「……………は?何言ってるのよ。私達は政府公認の秘密組織よ?」

 

……………あん?

 

「ちょっと待ってくれないか?政府公認?嘘だろ」

 

「なんなら証拠見してあげるわ。ほら」

 

雁夜が懐から何やらカードみたいな物を取り出す

 

これは………確かに政府公認組織みたいだな。しかもかの超有名な会社の社員じゃねえか

 

「まさか、"アウター"の社員だったなんてな」

 

「はい。私は"アウター"所属、表は研究開発員。裏は……」

 

雁夜は二ヤァと不敵な笑みを浮かべる

 

「戦闘特化部隊隊長、雁夜 春とは私のことです」

 

わざとらしい口調だな

 

「まさか………アウターにそんな裏があるなんてな」

 

 

 

"アウター"

 

このアビノ都市では一、二を争う大企業

 

色んな事に手を出していて、ポケモンフーズの開発やらなんやらしてる。他にもトイレのスリッパ作成から他の物凄い物まで。客受けも相当良いらしい

 

 

 

「んで、その社員さんがどうしてボーマンダ達を狙ってんだ?………そういやさっき研究開発員とか言ってたな。もし、ボーマンダ達を研究にでも使おうってんならよぉ」

 

俺は、最大の殺気を込めて、言い放つ

 

「てめえらは、俺がぶっ潰すぜ」

 

「っ!(この子、この歳にして……!)……そんなこと、しないわ」

 

「本当だな?」

 

「ええ。本当よ」

 

「…………取り敢えず、着いてこい。俺の仲間達と話をしてからだ」

 

………あいつら、もう戻ってるかな

 

 

 




葉「はい始まったぜ今回のこのコーナー。ゲストはかの大企業"アウター"所属。雁夜 春さんだぜこのヤロー」

春「こんにちわー♪」

葉「はいこんちわー」

春「随分と雑じゃないかしら?」

葉「当たり前だぜ。さっきまで敵だったんだからよ、仲良くしろって言われてもなぁ」

春「そう言わずに仲良くしましょうよ。これから付き合い長くなるかもしれないわよ?」

葉「考えとくよ。それじゃー怠いんで今回はこのへんでー」

「「また次回もよろしく!」」



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