ポケモンと俺達の学校生活は   作:クラッカーV

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解決

「うぃーっす、ただいま皆〜。元気してた?お兄さんがいなくて寂しかったかなぁ?」

 

「「「………………」」」

 

おーい、なんでそんな目してるの?なんでジト目で見てるんだよ。俺何かいけないことしたかな

 

「………葉月、私の気の所為であればいいんだけど。あんたの後ろにいる人達はさっき私達が戦った相手じゃないかしら……?」

 

「なんだ椎乃。戦ったって………お前、この小説は専らバトル小説じゃ(ガシッ)いたたたたた!ちょ、マジごめん!巫山戯ただけだから!ごめんごめん!」

 

「理由を話しなさい」

 

「「……………(コクコク」」

 

ってててて………椎乃の奴、いつの間にあんなに握力が。アイアンクローとかマジやめてほしいわ

 

「えーとだな。まあ、簡単に話すとこの人達は"アウター"の社員らしい」

 

「「「………………は?」」」

 

「どうも〜、よろしくね♪」

 

…………まあ、驚いてる三人には後で納得してもらうとして

 

「さて、話してもらおうか?あんたらがボーマンダやタツベイ、バネブーを保護したい理由を。原稿用紙2枚分に収めろ」

 

「無理があると自分で思わない?」

 

思わない

 

「…………まあいいわ。私達"アウター"の戦闘特化部隊は、とある組織の密輸現場に行き、ボーマンダとタツベイ、バネブーの保護を依頼されたの。敵はどうやら大勢いるようでね。数には数、私も後ろにいる部下達と………て言ってもこいつ等とは違う部隊だけど、保護の為に動いてたわけなの。その中の戦闘で檻が壊れちゃって、ボーマンダがタツベイとバネブーを連れて逃げ出したのよ」

 

「……………それで、ボーマンダ達はここまで逃げて来たってこと?」

 

Exactly(その通り)♪虐待されてたんでしょうね。ヒドい傷を負ってるわ」

 

「そんで、皆にボーマンダ達をどうすr『Exactly♪』うっせぇよ!遮ってんじゃねぇ!!てかなんで今言ったの!?何がしたかったの!」

 

『言ってみたかった。テヘッ♪』

 

「うっぜええぇぇぇぇ!!」

 

なんなのこいつら!?なんでこんな声揃えて言えんの!なに?こいつら打ち合わせでもしてたの!?だったらすげえよ!

 

「葉月落ち着け。この人達を連れて来たってことは何かあるんだろう?」

 

…………ああ、そうだった

 

「んんっ、………あぁ〜つまりだ。この人達をここに連れて来たのはだな、ボーマンダ達を引き渡すかどうかってことだ」

 

「「「?」」」

 

俺の言葉に三人は首を傾げる

 

「もしかしたらこの人達の言ってることは嘘かもしれねえ。"アウター"の社員ってことも、ボーマンダ達を安全に保護しに来たってのも、全部な。それ等をふまえてどうするかを俺達で決めたいと思っている」

 

「「「…………」」」

 

「因みに俺はまだ半信半疑だ。この人達の全部は信じ切ってない。だから俺のポケモン、ナイトに見張らせている。気付いてるかどうかは知らねえけどな」

 

『え!?何処だ、何処だ!?』

 

『あ、あれじゃね?』

 

『馬っ鹿、あれは食い倒れ人形だろうが』

 

『てか隊長気付いてたんすかー?』

 

……………しまらねえ、てかなんで食い倒れ人形なんかあるんたよ!おかしいだろどう考えても!

 

「ま、まあね……(気が付かなかった。ていうかなんで食い倒れ人形?)」

 

気付いてたのか………、なまってんのかな

 

「(葉月、やっぱ腕がなまってるな……。てかなんで食い倒れ人形?)」

 

「(葉月もナイトもやっぱりなまってるのね。…………食い倒れ人形?)」

 

「(天野君って、学年順位最下位だよね……?もしかしたら本当は強い人なのかな。………なんで食い倒れ人形?)」

 

うーむ、皆真剣に考えてるな。やっぱこの人達怪しいし、ボーマンダは姉さんに保護してもらおうかな……、あの人育て屋やってるし

 

「…………やっぱり、信じてもらえないかしら」

 

少し残念そうな顔で言う雁夜さん。罪悪感が沸かないでもない、いややっぱ沸かない

 

「んで、どうすんの?この人達を信じるか、信じないか………三人に任せる。俺は三人で決めたことなら何も言わないぜ」

 

「って言われても…………どうする?」

 

「どうするか………」

 

「…………私は信じてみようと思う」

 

お?意外だな。榊原さんは渋ると思ったんだけど

 

「………サトシと椎乃は?」

 

「ん〜…………よし、俺も信じてみる」

 

「………私も、それでいいわ」

 

おし、これで決まった

 

「つぅわけだ雁夜さん。ボーマンダ達のこと、よろしく頼むぜ」

 

「タツベイのことも」

 

「ええ、わかったわ。私達が責任を持って保護します」

 

…………あ!バネブーどうしよう

 

「バネブーは学校に預けてるんだけど……」

 

「それはこっちでなんとかするわ。もう暗くなってきたし、君達はお家に帰りなさい」

 

「あ、そう?なら帰らせてもらおうかな」

 

あんまり遅くなるとサーナが心配するしな。それに椎乃と榊原さん送らないといけないし

 

「それじゃあ、さよなら雁夜さん」

 

「さよなら」

 

「さよなら、ボーマンダ達のことよろしくお願いします」

 

「…………さよなら」

 

「ああ、そうそう言い忘れてた。もし、あんた達が悪い奴らだった場合…………俺達、容赦しないよ?」

 

俺の言葉と共に全員で最大の敵意を向ける

 

「っ…………ええ、わかってるわ。じゃあね、若い戦士さん達」

 

なんじゃそりゃ。まあいいや

 

「帰るか。出てこいクウラ、コクヤ」

 

『チルッ!』

 

『ホー!』

 

俺は空を飛べる二匹を出す。椎乃と榊原さんはクウラに乗ってもらい俺はコクヤに掴まる

 

「俺、新の家でポスター受け取ってから帰るから。じゃあな三人共」

 

なんだ、一緒に帰らないのか。新の家は俺達が帰る反対側にあるからな。俺達はサトシに別れを告げて飛び立つ

 

……あ、そう言えば榊原さんの家何処らへんなんだろ

 

「榊原さんって家何処?」

 

「私の家は椎乃の家のもっと向こう」

 

へぇー、けっこう遠いんだな

 

「それじゃあ先に椎乃から送るぞ」

 

「ええ、ありがとね」

 

 

 

 

 

 

「とーちゃーく」

 

「ありがと葉月」

 

いやいや。…………それにしても、椎乃の家に来るのはホント久振りだな。なんら変わってないようで安心だぜ

 

「それじゃあ榊原さん送らなきゃ駄目だから。じゃあな椎乃」

 

「あ、ちょっと待ちなさい葉月」

 

ん?なんだ?

 

「あんた、陽菜と二人きりだからって変なことするんじゃないわよ」

 

………え、えぇ〜……。そんな指をビシッと突き付けられても

 

「しねえよ、てかなんだよ変なことってよ」

 

「そ、それは…………。とにかく!陽菜に手を出したら承知しないからね」

 

ちょ、鼻に突き刺すな。痛い痛い

 

「あいあい、わーりましたよ。また明日な、椎乃」

 

取り敢えずわしゃわしゃと頭を撫でてやる

 

「…………ん、また明日」

 

椎乃は恥ずかしいのか顔を赤らめなが言った

 

何この可愛いの、もっと撫でてたい。なんだ、何か俺の中の熱い衝動が………!これが妹萌えというやつか

 

「………?どうしたの?」

 

はっ!いかんいかん

 

「それじゃな」

 

そして俺は椎乃と別れ榊原さんの家を目指した

 

 

 

 

 

「えーっと、あそこであってる?」

 

「うん、あってる」

 

俺は今榊原さんの家の上空まで来ている。榊原さんを下ろしクウラをボールに戻す。しかし大きい家だ、榊原さんの家はお金持ちか大家族か?

 

バタンッ!

 

ドアの開く音が鳴った。その方向を見てみると、発生源は榊原さんの家のドアだったらしい、中から沢山のポケモンが出てくる

 

「ただいま、皆」

 

榊原さんのポケモンなのか?

 

「榊原さんも沢山のポケモンと住んでるんだなぁ。うちにもいるぜ」

 

「そうなの?………この子達、私の友達なんだ。私のポケモンってわけじゃないの」

 

へぇ、そうなのか。だったら近くの草むらのポケモンか?よくこんなに集まったもんだ

 

「私………ずっと一人だったから」

 

……………あ?

 

「どういうことだ?」

 

「両親がいない。ただそれだけ」

 

両親が、いない?

 

「ふ〜ん、そうなのか」

 

「……………」

 

ん?なんでそんな変な顔してんだ

 

「どした?」

 

「………いや、てっきり理由を聞いてくると思ってたから」

 

「へぇ、聞いて欲しかったり?じゃあ聞いてあげy「いらない」ははっ!そうかい」

 

はっははは!まさか断られるとは!なんだ聞いて欲しいんじゃなかったのかい。てか普通聞かねえだろ、だって………

 

「悲しそうな顔してたからよ。聞くのはヤボかなと思っただけだ」

 

「!………そんな顔、してた?」

 

おお、榊原さんの驚いた顔初めて見たぜ

 

「してたしてた。半ベソかいてた」

 

まあ嘘だけど

 

「嘘……!」

 

慌てて頬に手をやる榊原さん

 

「うん、冗談」

 

「…………天野君のいじわる」

 

「はっはっはっ!ごめんごめん、でも悲しそうな顔してたってのはホントだぜ?」

 

「そう……」

 

そうなんだよ

 

………今何時だ?確か今日は新ゆるキャラの青い色違いのチャオブー、青チャオ君特集やってた気がする。正直言ってゆるキャラってのに興味無いんだけどな………

 

あっ、でも姉さんがこの前青チャオ君でテンション上げて「絶対に見なさいっ!」って言ってたから見なきゃなんねえんだよな。感想とか聞かれるし、見とかないと殺される。いや、殺されるまでいかなくても姉さんの特訓フルコースとか嫌だよ?この四年間一回も受けてないのに急にあんなルナティックモードやるなんてそれなんて地獄だよ

 

「どうしたの?顔色悪いけど」

 

「え!?あ、ああ………いや、なんでも」

 

やっべー、そんなに顔色悪かったか?どんだけ姉さんの特訓嫌なんだ俺

 

「………そう」

 

「ああ…………んじゃ、そろそろお暇するわ。また明日な」

 

俺はクウラに飛び乗る

 

「うん、また明日」

 

「じゃねー」

 

手を振って飛び立つ

 

さて、今日は色々あったな。帰ったらぐっすり眠れそうだ

 

 




葉「さーて、今回も気張って行こうかこのコーナー。ゲストはタケこと真田 武だ!」

武「…………よろしく」

葉「こいつは今、ユキこと名塚 優希と同じ高校に通ってんだ。ここアビノ都市北地区では一番頭の良い所なんだぜ」

武「勉強のレベルも、トレーナーのレベルも高いぞ」

葉「へぇ〜」

武「興味無さそうだな」

葉「そりゃだって、今はバトルに興味無ーいしー♪」

武「…………自分に正直になれよ。本当はどうなんだ」

葉「……うっせ」

武「はぁ………。サトシに聞いたぞ、椎乃と仲直りしたらしいじゃないか。だったらもういいじゃないか」

葉「……………(プイッ」

武「こら、こっちを見ろ。大体お前は昔から頑固すぎる。その上俺達のリーダーという存在としての責任とかあるんだろうが、そんなものこの際関係無いだろう?昔はあんなにバトルを楽しんでいたじゃないか。だから「あー!もううるせー!今日はここで終わり!!また読んでくれよな!!」おい、まだ話は終わってn」







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