「ふぁ………ねみぃ」
俺は今、学校に向かって歩いてるわけだが………如何せん眠すぎる
『ピィ………カァ……』
ライデンも眠そうだ
くっそぉ、なんで青チャオ君特集が19時から23時まであんだよ。その後ポケモン達に念入りにブラッシングしてだな………。てか、どんだけ大長編だよ。てか青チャオ君特集とか言いながら全然青チャオ君のこと収録してなかったよ。いいのかあれ、詐欺にならねえかあれ
「「…………ふぁ」」
また欠伸が出た。…………ん?誰かと欠伸が重なったような
「ん?…………どわぁ!?」
ふと右を向いてみると日ノ丘さんがこちらを凝視していた
「な、何かな日ノ丘さん」
「い、いえ………なんでもないわ(欠伸が、重なった………)」
「ん?………日ノ丘さん、少し顔赤くないか?」
風邪でも引いたのか?
「そんなわけないじゃない。天野君、眼科に行くことをお勧めするわ」
「なんでそこまで言われなきゃならないんだよ!?」
「朝から煩いわ、天野君」
ひどくね!?この人朝からひどくね!?
「…………今日は一人なのね」
ん?ああ、サトシと椎乃がいないのが気になるのか
「昨日夜更かししたからな、今日は先に行っててもらったんだ。………ったく、あの番組全然青チャオ君のこと特集して無かったじゃねえか…………はぁ、ったく」
「今、青チャオ君って言ったかしら」
「え?ああ、言ったけど………どした」
「…………なんでもないわ」
「ふ〜ん、…………そうだ日ノ丘さん。日ノ丘さんは部k「おーい、葉月!」あ?………ハッチーか」
窓からハッチーが手を振ってる。やめろ、他からの目線が痛いからやめろ
『………あの子、一年よね。名前はなんなのかしら……ハァハァ』
『ハァ………ハァ………男の友情……』
やべぇ、この学校やべぇ、腐ってるよ。ごく一部だろうけど腐ってやがる!しかもあの人達先輩じゃねえか…………あ、あの先輩アニ研の部室から出入りするの見たことある。こう見えて記憶力は良いんだよね
………………アニ、研?
やめよう、もう何も考えるな。何も考えるんじゃあない
「………あれ、日ノ丘さんもういないや」
ガラララララ
女子の先輩達の視線を必死に耐えてなんとか教室についた
「おはよう、葉月」
「………おはよう」
椎乃と榊原さんだ
「おはよう、お二人さん」
軽く挨拶をして自分の席へ。いつの間にか消えていた日ノ丘さんは座って本を読んでいる
「おっす葉月ぃ!お前なんでさっき無視したんd「そぉい!!」ぐっはぁ!!」
取り敢えずハッチーは殴り飛ばしといた
「おはよう葉月」
「昨日は大変だったみたいだな」
「よっすサトシ、ナナ。昨日は大変ってほどでもなかったぜ?」
「そうだぜ!なんで昨日俺達を置いて「そぉい!!」あべしっ!?」
うるせぇ奴は眠っとけ
「まあまた詳しくは昼に話すからよ。一時間目なんだっけ?」
「数学だ。二時間目はポケモン実習だぞ」
うへぇ、ポケモン実習かよ。あれバトルとかコンテストの実習とかやらせるからなぁ。コンテストならまだ良いんだけど、バトルは出来るだけやりたくないな
「まあいいじゃないか。葉月も昨日バトルしたんだろ?サトシが言ってたぞ」
「いや、してねえよ」
「あれ?してなかったのか」
「昨日は罠にハメた」
でもさぁ、あの下っ端共馬鹿だからせっかくの罠を台無しにしやがって………しかも森が燃えたんだぞ、少しだけ
…………まあ取り敢えず、昼までゆるりと過ごすかね
「い〜や〜だ!」
「我儘言うなよ葉月。今日の実習内容がバトルだからって」
「ナナ、俺とバトルしようぜ!ダブルバトルな!」
「たまにはお前以外の人とバトらせろ。お前とだけじゃ飽きるんだよ」
ただいま俺はサトシに引きずられて体育館に連行されている。体操服も無理矢理着せられた。ここで豆知識として言っておくが、この学校の体育館は校舎より強い作りで出来ているらしい、窓ガラス以外は
…………何故窓ガラスは普通なんだろう。金が無かったのかね
「サトシィ〜、尻痛いから離せ」
「離したらお前サボるだろうが。ちゃんと出席しなきゃ留年することになるぞ」
むぅ、留年か。それは嫌だな
「しゃあない、出るだけ出ようか。バトル相手はハッチーな」
「お、やるかぁ!手加減しねえぞ!」
「やっぱナナしようぜ」
「わかった。俺も今日は怠いと思ってたからな」
流石ナナ、わかってるぜ。あとハッチーは手加減をしろ手加減を、俺はバトルする気なんて無いんだから
「んじゃあ、ダラダラと時間潰そうかぁ」
「行くぞサトシ、本気で来いよぉ!」
「OK、ハッチーも手加減するなよ?」
今からハッチーとサトシのバトルが始まる。バトル実習は男女混合、体育館にある二面のバトルコートで行うもので、二人一組作り割り当てられた時間内ならコートを好きに使ってバトルでもなんでもしていいってわけだ
俺達の時間もポケモン達と戯れて終わり、今はギャラリーと言う名のクラスメイトに見守られながらハッチーとサトシの時間だ
「ナナ、どっちが勝つと思う?俺はサトシがああは言ってるが本気を出さずに負けると思う」
そもそもあいつの手持ち自体本気じゃねえからな
「じゃあ俺はサトシが勝つ方に賭けよう」
「じゃあ私もサトシの方に賭けようかしら」
「…………じゃあ、赤崎くんに賭ける」
あれ?椎乃に榊原さん、いたのか
「賭けに負けた方は購買でなんか奢れよ。あ、でもこのルールは俺とナナだけ適応な」
「わかってる」
流石に女の子に奢らせるわけにはいかねえぜ。………そろそろ始まるな
「行くぜカゲボー!」
「出てこい、ブルー!」
ハッチーはカゲボウズ、サトシはグランブルか。これは面白い戦いになりそうだ
そしてハッチーとサトシのバトルが始まった
……………俺はこの時知らなかった。このバトルの後、とんでもなく面倒臭いことになることを
葉「さってと、今回もやって来たぜこのコーナー。えぇっと、今日のゲストh『ドガァァァァォン!!』な、なんだぁ!?」
優「やあ葉月!久しぶりだね!」
葉「あ、ああそうだな。はい、ということで今日のゲストは名塚 優希ことユキだ」
優「よろしくね」
葉「ユキは前回説明したように、タケと同じ学校に通ってるんだ。頭も良いしバトルも強い、顔は中性的で偶に女に間違えられるんだ。そして……」
優「ねぇ葉月!椎乃と仲直りしたんだって?だったらもうバトル出来るよね!僕この四年の間、葉月とバトルしてないからやりたいんだぁ」
葉「戦闘狂《バトルジャンキー》だ………」
優「ねえ、バトルしようよ!ねぇねぇ!」
葉「だあぁぁ!うっさい!バトルはしないっての!」
優「えぇ!?なんで!?」
葉「なんでもだ!」
優「ちぇ〜、なんだ。バトルしないならいいや、僕帰るね。今日見たいテレビあるし」
葉「え!?おい!…………行っちまった………
あぁ〜、んじゃまた次回!またな!」