ポケモンと俺達の学校生活は   作:クラッカーV

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宿泊研修に行こう

♪〜〜〜♪♪〜〜♪〜ん?おぉ、おいっす、葉月です

 

今俺、宿泊研修の用意してんだよね。て言ってもあと10分で行かなきゃなんないんだけどね、今は点検してんだよ、持ち物の

 

え?なんでそれだけでご機嫌なのかって?それがね聞いてよ

 

今日の宿泊研修はさ、アビノ都市を北に出てスメラギの森ってとこに行くんだけど、俺一回行ったことあんのよ。そこでさ、森がすんげえ綺麗なわけよ、だからだよ

 

……………あ?俺が森林浴が好きそうに見えねえ?喧嘩売ってんのか、拳での語り合いなら買ったるぜ

 

…………まあ確かに、そう言われればそうなんだよ。森林浴は俺が好きなんじゃないんだよね

 

好きなのは俺のポケモン達なんだよ、森の中でさ、ライデン達が楽しそうに遊んでるのを見て…………ニヤニヤするのが好きなんだよ!

 

ま、そういうことで。え〜としおりよーし、筆記用具よーし、着替えよーし、体操服よーし、トランプよー「しゅばっ」あっ!取らないでサーナ!それはあれなんだ!……………勉強道具なんだ…………あぁ〜、あ〜あ……………カメラよーし、お菓子よーし、弁当よーし、水筒よーし、おしOK!

 

「皆、お留守番頼むぜー!連れて行ってやれねえのが残念だけど、明日の夕方には戻ってくるからな!!行ってきます!」

 

そして俺は学校へと向かうのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

「♪〜♪♪〜「おはよう葉月、朝からご機嫌だな」おっ、よおサトシ!おはようさん。ご機嫌なのは当たり前だぜ!お前なら知ってるだろ?」

 

なんたってお前は俺の幼馴染みなんだからな!

 

「わかってるよ、森で遊ぶポケモン見てニヤニヤできるからだろ?」

 

さすがだな!よくわかってるぜ

 

「(こいつ、それの所為で女子からの人気があまり好評じゃないってことに気付いてるんだろうか?まあこいつは昔からそういう奴だから気にする事はねえか、顔は良いのにねぇ…………)」

 

…………こいつ、なんか失礼なこと考えてるな。そんな顔してるよ

 

「おいサトシ、言いたい事あるんならお兄さんに言ってみなさい、今なら怒らないであげるよ?特別大サービスだよ?」

 

「(まあ、人気が無いわけじゃないしな)いや、なんでも?それより体は大丈夫か?」

 

「ああ、大丈夫だぜ。どした?」

 

「いや、昨日バトルしただろ?あれから帰って拒絶反応起こしてないかなって」

 

いや、俺そんなにあれじゃないから。そんなバトルアレルギーみたいなのじゃないから

 

「んなわけねえだろが、一晩寝たらもうすっかりだぜ」

 

「そうか……そうだ、バスの座席、隣同士になろうぜ」

 

「OKOK、お前に俺のスペシャルなお菓子を分けて「おっす葉月ー!サトシー!」…………よぉ馬鹿!今日も元気だなロリコン馬鹿野郎!」

 

笑顔で言ってやったぜそら見ろ馬鹿ー

 

「ちょっと待てやぁぁぁ!!ロリコンまではまだ許そう、だがロリコンに馬鹿を付けるのは(ry」

 

そしてバスの中〜

 

「サトシ、ここにしようぜ」

 

「了解、俺窓側な、酔うから」

 

あっ、こいつの酔い薬持ってくんの忘れた

 

「まあいいや、吐いたら窓から捨てるから」

 

「おい、捨てるってゲロをだよな、俺じゃないよな!?」

 

それは貴方次第です

 

「お、二人はここか。おい八幡、この後ろにしようぜ」

 

ちょうど俺達が座った時にナナとハッチーが入ってくる

 

「えー、皆で一番後ろでいいじゃんよ〜」

 

「じゃあ一人で座れよ」

 

「えぇ〜、わあったよ」

 

ハッチーは渋々俺達の後ろに座った

 

「皆さんちゃんと席に着きましたか?」

 

『は〜い!』

 

………………小学生かっ!

 

「それでは出発しましょうか。お願いします」

 

先生は運転手に合図を出す

 

そして俺達を乗せたバスはスメラギの森を目指し出発した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さぁ〜て、出発したことだし

 

「菓子でも食うか」

 

「おお、そうだな!俺も持ってきたんだぜ!」

 

「一応俺も」

 

お、気が合うねハッチー、ナナ

 

「お前ら…………持ってきていいものに書いてなかっただろうが」

 

は?何言ってんだよサトシ

 

「「「持ってきちゃいけないとも書いてなかっただろ?」」」

 

「…………………はぁ、俺にもくれ」

 

何やら呆れてるようだがそんなの知らねえ

 

「「ふっふっふ、やっぱり旅と言えばぁ〜」」

 

俺とハッチーは声を合わせて言いながら鞄を探る

 

そして、同時に鞄の中から引き抜いた

 

「「トッポでしょ!/ポッキーでしょ!」」

 

……………………あ?

 

「おい葉月ぃ、旅っていやぁポッキーだよな?」

 

「なぁに言ってんだよハッチー、旅と言えばトッポと相場が決まってんじゃねえか」

 

………………

 

「馬鹿野郎!トッポなんてそんなチョコを中に封入した軟弱な食べ物、旅には不適切なんだよ!このポッキーの様に外にあるチョコがスティックの外側に頑張って引っ付いてるこの感じ、この逞しさこそが旅には相応しいに決まってんだろ!!」

 

な、なんだとぉ!!

 

「はっ!馬鹿はどっちだ変態馬鹿野郎!ポッキーなんて外に付いてるチョコの量が明らかに少なく、そしてすぐに折れてしまう、それこそ軟弱な食べ物じゃねえか!トッポを見てみやがれ!このちょうどいい太さにしっかりした体躯!食べた時のさっくり感!決め手は最後までチョコたっぷりだぞこの野郎!!トッポの方が相応しいに決まってんだろ!」

 

「「あぁ〜ん?」」

 

メンチを切り合う俺とハッチー

 

「まあまあ二人とも落ち着けって、ここは間をとってこんにゃく畑にしようじゃないか」

 

「「ナナは論外!!」」

 

「んだとてめぇらぁ!!」

 

「「「あぁ〜ん?」」」

 

「てめぇら………くだらねえことで喧嘩してんじゃねぇぇぇぇぇぇ!!」

 

「「「サトシは黙ってろ!!」」」

 

「んだとゴラァァァァァァァ!!」

 

『うるさい!!』

 

「「「「すいませんっ!」」」」

 

……………怒られちったよ

 

「はぁ……………仲良く皆で食べりゃいいだろうが。どうせお前ら人数分持ってきてんだろ?」

 

「「「もちろん」」」

 

わお、お前らもかよ

 

「そうだな、仲良く食うか。ほら葉月、これお前の」

 

「サンキュー。はい、これお前の」

 

「サンキュー」

 

俺達はそれぞれお菓子を手渡していく

 

「……………葉月、俺………酔ったから前の席に移動するわ」

 

よし、ちゃんと行き渡ったな。あ、そうなのサトシ?行ってらっしゃい

 

サトシは前の席へ移動して行く

 

よし、ちゃんとついたな。そんじゃいただきまー…………あ?

 

「………………(ジー」

 

「………………」

 

なんだろ、俺の前の席の人が俺をすんげえ見てる。てか見てんの俺のお菓子じゃね?

 

………試しに左右に動かしてみるか

 

「……………(サッ」

 

「……………(チラッ」

 

うん、確定だね。お菓子見てるね

 

そしてさ、あまりに信じ難い真実なんだけどね。俺の前のこの人……………榊原さんなんだよね

 

「あー……………どした?榊原さん」

 

「……………別に」

 

いやいや別にじゃないでしょう。思いっきりお菓子ガン見してんじゃん、欲しいオーラガンガン出してんじゃん

 

「……………お菓子、いるか?」

 

「いいの?」

 

食いついてきたなぁ、ここまで来たらあげるしかないよな

 

「いいぜ、昨日の功労賞っつうことで」

 

「……………ありがとう」

 

俺は榊原さんに俺のお菓子の半分を進呈した。あなたはよく頑張ったで賞だな

 

「……………天野君」

 

ん?まだ何か用があったのかな?

 

「どした?」

 

俺が聞くと榊原さんはトッポの袋を開封する

 

そして一本のトッポを取り出して俺の方に手を伸ばしてこう言った

 

「…………あーん」

 

………………what?

 

「え、えーと…………どゆこと?」

 

もしかしてこれ、あれ?よく恋人同士とかがよくやるあれ?

 

「あーん、だよ」

 

やっぱそれなのねぇ!?いやいや、おかしいでしょうよ!昨日、いや、一昨日知り合ったばかりだよ!?それはあまりにも突然すぎやしませんかねぇ!?

 

「……………」

 

やべえよ、なんか顔色曇っちゃったよ。これあーんしなきゃならんパターンだよこれぇ!!こんなとこ誰かに見られたら俺死ぬぞ!?男子とかに見られたら死ぬぞ!?一生付け狙われちゃうよ俺!

 

…………………どうすりゃいいんだよぉ

 

「……………天野君」

 

……………なんすかぁ?(泣)

 

「えいっ」

 

「もがっ!」

 

「これでよし」

 

…………………最終的には口に突っ込まれたよ!

 

そしてこれでよしじゃないからね!?そんなやり切った顔で自分の席に座り直さないで!!……………はっ!誰も見てないよな!特に男子と…………か………

 

「…………………」

 

「…………………(ニヤァ」

 

……………………終わったぁぁぁ!ハッチーに見られてたぁぁぁ!!

 

俺…………この宿泊研修から生きて帰れるかな………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「は〜い、着きましたよ〜!前から順番に降りてくださいね?降りたら宿まで少し歩きますよ〜」

 

『は〜い!』

 

…………………小学生かってんだ…………はぁ………

 

「どうした葉月?珍しくお前も酔ったのか?」

 

……なんだ、サトシか

 

「いや、色々あって…………」

 

「?よく分からんが、まあいいか」

 

ああ、そっとしといてくれ……………

 

…………しかし、ここは前来た時と全然変わってないなぁ

 

そうだ、死ぬまでポケモン達を愛でておこう。写真いっぱい撮らなきゃなぁ…………はは、ははははは

 

 

 

……………ポケモンと俺達は宿泊研修に来た

 




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