やあこにゃにゃちわー、葉月です
では前回のあらすじへ行こうか
前回のあらすじぃ!
俺はここ、スメラギの森へ宿泊研修に来ていた!ボランティア活動へ向かおうとした俺だったが、ハッチーもといポッキー軍のロリコンスパイに捕まってしまった!
俺はポッキー軍への勧誘に驚いた、どれくらい驚いたかというと……………寝癖が直らないくらいに驚いた!
そして勿論俺はトッポ主義者なので奴らの軍に降るつもりはなかった。だがしかし…………!
なんとも卑劣なことに奴らは俺の弱味を握ってやがったのだ!どこの精鋭がいつの間にそんなものを…………
俺は悩んだ、自分の命をとるかトッポの命をとるか……………
だがトッポキング様が言ってくれたのだ、行ってこいと
だから俺はポッキー軍に降った。そして今現在、ボランティア活動場所へと向かっているのだが……
これを読んでる皆に一つ問いたい
トッポとポッキーのくだり…………しつこくね?
「そう思わんかねハッチー二等兵」
「は?何がだよ。てかハッチー二等兵ってなんだ」
なんだ、話を聞いてなかったのか馬鹿め。まあ無理もない、だって声に出してないもん
「ちなみに俺は軍曹だ」
「俺より上っ!?」
まあね
「……………さて、そろそろ行かなきゃ怒られそうだ」
「ああ、そうだな。野生のポケモンに襲われる前に行くか」
野生のポケモンと戦うとかマジ勘弁だわ。あ、でも可愛いのとか全然OKだよ?てかなんでもOKだけとバトルはNGだぜ
いや、この森のポケモン達がそんなに人を襲うほど血の気があるわけじゃないぜ?ただな、そういう奴もいるんだよ
ホントはそんな時の対処の為に安全が保証されてるこの森には専用の通る道っつうのがあんだが…………ハッチーに連れられてきたのはその道から少し横にズレた場所。他の人に話を聞かれないようにとか、そんな変な気を効かせたんだろうな
……………まあ、何が言いたいかっつうとだな、特に安全でもないこの場所で話してりゃあ
『ぐるるるるる…………るあぁ!』
こうなるわけだ
「チッ、たく…………ハッチーがフラグ建てるからこんなことになるんだぜ」
「俺の所為じゃないよな!?……………グラエナか、どうする?」
『ぅぅぅぅぅぅ………………』
グラエナはこっちの様子を伺ってるみたいだ
どうするかだって?そんなもん決まってんだろ
「ほ〜ら、おいでおいで。恐くないぞぉ」
手懐ける!
「ちょ、馬鹿葉月!噛まれるぞ!?」
馬鹿言うな馬鹿!グラエナだぞ!?可愛いじゃないか、お持ち帰りしたいじゃないか!それに………
「噛まれやしねえさ、だいたいここら辺に住んでるなら人間くらい飽きる程見てるだろ、ここは有名だからな」
俺はゆっくりと態勢を屈め、グラエナに近付く
そしてポケットから小さい袋を取り出した、中身はポケモン用のおやつ少量
「ただ何時も遠くから見てた人間が急にこんな近くに来たから驚いたんだろ。少し臆病な奴みたいだ…………ほら、これやるよ」
俺は袋から取り出したお菓子をグラエナの前に放る、流石に直接食べさせようとすれば逆に俺の手がパックンチョされかねん
グラエナはお菓子を少し見つめ、そして匂いを嗅ぐ。食べられると判断したのかお菓子を食べた
『カリ………コリ………カリ………ゴクン…………わふ♪』
……………あまり噛まない奴だな
ま、でも気に入ってくれたみたいだしいいか
「さて、行くぜハッチー」
俺は立ち上がってハッチーに言う
「え、いいのか?そいつ」
「いいのいいの、行くぜ、早くしないとホントに怒られる。特にサトシから」
「そりゃまじい!早く行くぜ葉月!!」
ハッチーは聞くが早いか走り出した。ちょ、俺置いて行くなって!
「ちょ、待てよハッチー!…………グラエナ、あと数個お菓子やるよ、ほら!』
俺は去り際にグラエナにお菓子を数個放りハッチーを追いかける為に走り出した
「はぁ………はぁ…………くそ、何故に俺達だけがこんなことを」
「ぜぇ………ぜぇ………、全くだぜおい。しかもポケモンに手伝ってもらうの無しって、鬼かあんの糞教師」
俺達はボランティア活動に急いで向かった結果、結局間に合わなかった。そのことで担当の…………誰だっけ?体育教師の荒島先生だっけか?が遅れた罰として掃除の後に山のようにある木材の運搬を俺達に押し付けやがった!しかもサトシとナナの見張りつきだ
「お前らが遅れて来るのが悪いんだぞ。直ぐに来るとか言っていた癖に、途中何処で道草を食っていた?」
「ちょっとポケモンに出くわしてただけだぜ…………よっと!」
……………まだあと三分の一もある
「そうそう、葉月がグラエナを手懐けるからびっくりしたぜ。ナナ!水筒取ってくれ!」
「自分で取れ」
「ひでえなおい!」
何休んでんだこの野郎
「野生のポケモンを手懐けるなんて流石だな葉月。昔からそうなのか?」
ナナが俺に聞いてくる
「ん?ああ、まあな。昔から野生のポケモンとはまず触れ合ってからにしてんだ。一方的ってのは良くねえ」
これが俺の方針だ
「へぇー……………お、あとちょっとじゃないか。ほら八幡、休まずに働け」
「葉月も頑張れ、そろそろ日が沈み始めたから早くしてくれ、てかしろ。腹減った」
にゃにおう?だったらてめえらも手伝えってんだ
「ハッチー!ラストスパートだ!!ほら、早く動け!!」
「おう!おおおおおぉぉぉぉ!!」
俺達二人はラストスパートをかける、全力で木材を持ち上げ全力で運び木材を放り捨てて次の木材へと向かっていく
そして木材はみるみるなくなり
「最後の一個ぉ!!ハッチー頼む!」
「いや、葉月頼む!」
「「………………………」」
俺達はしばし顔を合わせる
「「一緒に運ぶか」」
そしてやっと木材を運び終えた俺達だった
「仲良いことは良きことだ」
「うんうん」
木材を運び終えた俺達は荒島先生の元へ行き報告をした。なんかご褒美にチョコを貰った、案外良い先生なのかもしれない
そしてやってきたのは食堂。既に他の生徒は集まっている
「遅えぞお前ら〜」
「うっせ」
こいつは藤田、きっともう出てこないだろうから説明はいらないだろう
「やっと飯だぁ…………なんでこんなにも疲れなきゃならんのだ?」
「自業自得だ」
むう、解せん
「そんなことよりも何処に座るよ?早く飯食いたい、はよ決めろ」
「じゃあお前は床で食ってろ」
「ごめんなさい!」
んー、どこがいいかね。……………「お、あっこ丁度四つ空いてんじゃん」ん?どこだ?
「ほら、あの六人席のところ。二人女子座ってるけど」
「ああ確かに空いて………………」
なんか見覚えのある人が座ってる……………
「どした葉月?」
「……………いや、きっと大丈夫だ。あ、俺達のポケモンよろしくお願いしまーす」
ま、まあ気にする必要はないよな
俺は食堂の人にポケモンを渡す。ここじゃ別々に食べるみたいだな
そして俺達は夕食を受け取り席へと向かった
「相席いいか?俺達四人」
サトシは女子二人に声を掛ける
その女子二人というのが……………
「ええ、いいわよ。陽菜は?」
「私も構わない」
朝月さんと榊原さんなんだよねぇ……………
榊原さんはまだいいよ、でも朝月さんとか気まずいでしょ、どう考えても
てかサトシ、回り見てみろよ。男子からの殺気やべえぞ、残りの席がここしかないから許してやるよ的な感じだから攻撃はしてこねえけどさ
てか殺気飛ばすんなら何故にお前らが相席しないわけ?あれか、照れてんのか
「んじゃ、お邪魔させてもらおうぜ」
そう言って榊原さんの隣に座るサトシ
気にするな、気にする必要はない。いつも通りの俺でいい
「…………へーい」
「お、おぉう」
「りょーかい」
ハッチーが少しパニクってんな、ナナは案外冷静なのな
「葉月、俺の前に座れよ。ちょっと話がある」
「話ぃ?………OKOK、お兄さんが相談にのってあげましょう」
こいつ、絶対俺を朝月さんの隣にさせる気だな。何を考えてるのやら
「自分のことお兄さんって言うところ、変わってないのね」
「………………たった四年じゃ人はそこまで変わらねえだろ。んで?話ってなんだ?」
「…………………?知り合い?」
「まあな」
今気付いたけど、ハッチーとナナが空気になってるよな
「「ほっとけ!」」
「まあそこの空気のお前らも「「空気言うな!」」まあ取り敢えず聞け」
おい、全員に話すんなら何故に俺を正面に座らせた?
「ああ、まあこれは葉月の決定によるんだが…………」
サトシは少し身を乗り出し俺の目を見て言う
どうやら目を見るに大事な話らしい
「ったく、昔から俺に決定を委ねるんじゃねえっての……………で、なんだ?」
俺もサトシの目を見つめる。他の四人は俺達を見据えていた
……………そしてサトシが口を開いた
「もう一度……………俺達で部活を作ろう」
!?…………………部活!?え、何この急展開!
「……………もう一度っつうことは、あの部を高校で作ろうってことか?」
中学時代に、俺とサトシとあいつらで作ったあの部を………
「ああ、そういうことだ」
…………………ハッ
「く、くっくっく、くははははは!」
笑い出す俺にサトシを除く他の四人は注目する
「くっくっくっ……………メンバーが俺とお前以外全く違うが、それでもやるか?」
「ああ」
サトシは即答した
俺はそれを聞いてまた笑う
「あっはっはっは!上等上等!いいぜ、作ろうぜ!!もう一度!」
「そう言うのを待ってたぜ!」
パンッ!
俺達はハイタッチし、そして笑い合った
…………なんでだろうな、とっても愉快だ。まだ俺はあの部で楽しくやっていたかったんだろうな、きっと
「えっとぉ…………なあ二人とも」
「んあ?どしたハッチー」
「いや、どうしたも何もよぉ…………話が見えないんですけど」
「部活を作ろうってことだよ」
そうだぜ、理解力ねえなぁ
「俺は構わないよ。お前らと部活なんて面白そうだ」
流石ナナ!話がわかる奴だ
「いや、部活に入るのは俺もいいんだけどよぉ。でもあの部ってなんd「榊原さんと椎乃はどうだ?」っておい!?」
「私達も?」
ハッチーの声を遮ってサトシが聞く。てかあれだろ?この二人確か七輪花だったよな、色々と大丈夫なのか?今は回りに声が聞こえてないからいいけど
「……………てか、え!?二人も誘うのか!?」
「当たり前だろう?俺達四人じゃ人数足んないし」
ごめん、お前の言ってることワカラナイ
「んで、どうなんだ?」
そのまま進めんのかよ!…………もういい、勝手にしろぃ!
「それって面白い?」
おぉ、まさかそんな質問が返ってくるとはな
「きっと面白いと思う。少なくとも中学時代はそうだった」
「そう……………なら、入ってみようかな」
「そうこなくっちゃな!んで、椎乃は?」
俺達は朝月さんの方へと一斉に向く。朝月さんは少しビクッ!とした
「私が入っても…………いいの?」
朝月さんは俺に答えを求める
「………………………」
俺は眉間に皺を寄せた
………………何も問題は無い、問題は無いんだ。いつもの俺でいればいい、そうクールに、クールに
「……………葉月」
わかってる、わかってるんだ
「………………やっぱり」
違う、違うんだ。そんな顔しないでくれ
「…………………だ……」
…………よし、言える。言え、言うんだ
「だ、だいじょ『恐い』…………!」
『恐い…………』
「あ……………う……」
「………?葉月、どうしt「ハッチー、すまないが少し黙っててくれ」…………おう」
『やめて………こないで……』
……………やめろ、あれはもう終わったことなんだ。今更思い出すな
言えよ、言え!!四年前の過去に囚われるな!一言言えばいいんだ、大丈夫だ、一緒に部活しようって!
「………………私は遠慮しとくわ。ごめんなさい……………ご馳走様、お先に失礼するわね」
待てよ!………お願いだ、待ってくれ!
「……………だい、じょうぶ………だ」
「………………え?」
「だいじょ、うぶだ…………一緒に部活、しようぜ?
……………言えた、よかった…………
やっと、俺は……………
そして俺は意識を手放した
感想待ってます!