ALOを初めてから数日が経った
俺達はこのゲームにどっぷりハマってしまった
飛行する気持ちよさ
実際の自分の手でモンスターを倒した時の爽快感
それがたまらなく気持ちよかった
八幡「はぁ…結局生徒会の仕事手伝わされた…」
放課後奉仕部の部室に行こうと思ったは途中に一色にあい力仕事を押し付けられた
一応雪ノ下に連絡したが「貴方最近一色さんに甘すぎよ彼女の成長の為にならないから少しは考えて行動しなさい」って言われた
何で俺が雪ノ下のアドレス知ってるかって?
ALO買う時にいろいろ相談受けていて
その時に交換したのだ
八幡「うーす」
気だるそうな声を出しながら部室に入る
結衣「ヒッキーおつかれ!」
雪乃「ちゃんと、仕事は終わらせてきたのかしら?」
八幡「おぉ、終わらせてきたぞ 力仕事なんてやっぱしたくねぇわ」
雪乃「そう、お疲れ様紅茶淹れるわね」
八幡「サンキュ ユキノ」
雪乃「えぇ、ハチマン君」ニコ
ALOを始めてから互いに名前で呼ぶようになった
一色はいいが、雪ノ下は何度かリアルネームで呼んできたことがあったから厳重注意したのだ
そしたらなんと次はリアルの方でハチマンと呼び出してしまった 彼女曰く使い分けるのがめんどうだかららしい その条件に俺も雪ノ下の事をユキノって呼ぶようになった
平塚「ちょ、ちょっと待て!お前ら今!」
そう、今ここには珍しく平塚先生が来ていた
どうも、職員室に居たら仕事を押し付けられるらしくここで休憩しているらしい
八幡「何ですか?平塚先生?」
平塚「いつから名前で呼び合うようになったんだ!?」
雪乃「確か四日前だったかしら?」
八幡「あー俺がユキノって呼び出したのが五日前だからそんなもんだな」
平塚先生がガクッと膝から崩れ落ちた
平塚「わ、私は君らが変わってくれればいいと思ってたが、そんな関係になれとか思ってなかったんだぞー!
グスッ結婚したい」
そう言いながら平塚先生は走り去って行った
八幡「おい、何かあの人勘違いしてねぇか?」
雪乃「そうね、わ、私は別にいいのだけれど」
あれ、そう言えば由比ヶ浜が全然喋ってないがどうしたんだ?
ふと思って由比ヶ浜の方を見ると
結衣「スー スー」
眠っていた
八幡「こいつが部活中に寝るなんて珍しいな」
雪乃「貴方と一色さんが12時頃に抜けたあと私達2人で練習していたから」
そういう事か 全く慣れないことするからだ
八幡「でもどうして2人で?言ってくれれば俺も残ってたのに」
雪乃「貴方と一色さんどんどん上手くなっていくじゃない だから私達も少しでも追いつきたかったから」
なるほどな、確かに俺達は初心者だ
それに俺はまだしも何故か一色も初心者とは思わせないようなプレイをしている 後衛でサポートもできるし
前衛で攻めに転じる事もできる
全く器用なやつだ
別にこいつら2人が下手なわけではないが
どうも動きがぎこちない
慣れてないからだろうが
2人にはそれが気に食わないらしい
由比ヶ浜結はともかく雪ノ下は負けず嫌いだからな
結衣「やっはろー!ヒッキー!」
八幡「よう、ゆいゆい」
いつも夜の7時半に約束をしているのだが今日は
由比ヶ浜に7時に来てと言われたのだ
八幡「どうしたんだ?」
結衣「私前衛じゃなく 中衛?ってのやってみたい!
弓を使ってスパーっ!て感じで貫いてみたい!」
目をキラキラさせながらそんな事を言っていた
八幡「そうか、なら武器屋行ってみるか」
そういい、武器屋に足を運ぶ
由比ヶ浜はそんなに持ち合わせがないが
俺は大量って程じゃないが金を持っていたので
代わりに買ってあげた
結衣「ヒッキーありがとね!」
八幡「おう、エリアに出て試し打ちしてみるか?」
結衣「うん!」
まだ、約束の時間まで15分ほど余っていたので
弓の練習をしてみた
結衣「結構難しいね…でも楽しいかも!」
最初は木に向かって撃って練習をし
ある程度なれたら雑魚モンスターで練習をした
八幡「あぁ、中々上手いぞ」
そろそろ時間だな
八幡「それじゃ、そろそろ待ち合わせの場所に行くか」
結衣「うん!」
雪乃「あら、ハチマン君にゆいゆいも早いのね」
八幡「おう」
結衣「ヒッキーに射撃の練習してもらってたんだ〜」えへへ
雪乃「そう、良かったわねゆいゆい」
雪乃「それで、ハチマン君私には何も無いのかしら?」
八幡「おい、俺はお前らの財布じゃ無いんだぞ
まぁ、金溜まった時に何か欲しいものあるなら言え
買える範囲なら買ってやるから」
雪乃「ええ、分かったわ」フフッ
ユキノが嬉しそうに微笑んだ
こいつアバターとリアルの素顔が似てるから
こういう姿を見るとこっちが恥ずかしくなるんだよな…
八幡「あれ?いろはすは?」
雪乃「少し遅れるみたいよ 先に始めてましょ」
そんな時サラマンダーのごつい兄ちゃん二人組みがやってきた
モブ1「おぉ、可愛い姉ちゃんを2人も連れてよ
そんなヒョロいやつより俺らと遊ぼうぜ?」
モブ2「俺ら結構前からやってるから強えんだぜ」
ゲームの中でもこんなやつ居るのかよ…
雪乃「結構です、ハチマン君一人で充分ですので」
こういう時雪ノ下が居ると頼もしいな
モブ1「じゃあ俺らがそのハチマン君とやらをぶっ倒してやるから その後一緒にやろうぜ!」
なんだコイツらしつこいな
八幡「そうかよ、ならさっさと始めようぜ」
モブ2「雑魚がイキってんじゃねぇぞ!」
八幡「ユキノ剣一本貸せ」
雪乃「え?」
八幡「いいから!早く」
雪乃「わ、分かったわ」
ユキノが剣を抜こうとしたが
向こうが先に仕掛けてきた
モブ1「おい!何コソコソやってんだよ!」スバッ
八幡「っと、危ねぇ」
モブ2「どこ見てんだよ!」ザクッ
くっ、掠ったか…
ユキノ「ハチマン!」
こっちに剣を投げてきた
ナイスだ!
モブ1「トドメだ!」
モブが斬りかかろうとした瞬間に
幻惑範囲魔法を唱えた
モブ2「なんだ!何も見えない」
モブ1「くっ!目くらましか!」
そうだ、ただの煙幕だ だがその一瞬の隙が命取りになる…
八幡「はぁぁぁあ!」
ユキノの剣をモブ1の頭に突き刺し
俺の剣でもう1人の胴体を切断した
雪乃「ゴホッゴホッ…何よこれ」
結衣「ゴホッ ヒッキー!大丈夫!?」
2人も巻き込んでしまったな…
効果範囲がよく分からなかったが
結構広範囲だな
八幡「大丈夫だ、二人とも倒した」
雪乃「そのようね…貴方本当に卑怯な手しか使わないのね」
結衣「それでも!二人相手に圧勝したんだよ!
凄いよヒッキー!」
そんな褒めるな、照れちゃうだろ
八幡「サンキュ それにユキノこれ」
雪ノ下に剣を返す
八幡「お前の剣が無かったらどうなっていたか分からなかった ありがとな」
雪乃「えぇ 」
その頃少し遠くで
「へぇーあのスプリガン中々面白い戦い方するな」
「そうだね、キリト君とは正反対みたい」
「あ!でもでも昔にキリト君あの煙幕の魔法使って
二刀流で戦ったよね!」
「あぁ、あったなそんな事も」
その後一色がやって来て、4人でクエストをこなしていった。俺はどうも対モンスターより対人戦の方が得意なみたいだ