一日の授業を終わらせた僕らは第三アリーナにいた。
はいじゃあ、ロッカーに行きますからついてきてください。」
山田先生の後ろをとことこついていくと、アリーナの観客席が目に入った。
「おい一夏見ろよ、あそこ。」
「なんだよ、れい・・・げっ、何だよあの人数。」
「世界始めての、男性IS操縦者の戦闘なのでみんな注目してるんですよ。」
と、すかさずフォローする山田先生。
「はいっつきましたよ、中に入ってください。」
山田先生の空けたドアの中に入ると、そこにはたくさんのロッカーと千冬さんがいた。
「あれ?なんで千冬さんが・・・まさかのぞ『ゴッス』・・・ごめんなさい。」
ありがたい出席簿チョップが脳天に直撃した、この手のジョウダンはプライベートのときだけにしよう。
「学校では織斑先生だ、何度言ったら解るんだ?」
そういって千冬さんが頭を押さえる.
「織斑付いて来い、霧森は着替えてピットへ向かえいいな?」
「了解であります、織斑先生。」
ビシッと音がなるような敬礼をする。
「じゃあ着替えるんで、みんな出てね。」
といって服を脱ぎ始める。
「もちろん一夏も出てけよ、たぶん今からお前の専用機が届くから、急いで最適化処理をしろいいな。」
「おっおう、わかった。じゃあ頑張れよ。」
「当たり前だ、おまえもがんばれよ。」
服の下はISス-ツなので、シャツを脱ぎ捨てる。
「こい、ケンタウロス。」
体にハニカム超合金の鎧が装備される。
「じゃあ、行こうか。」
ピットに行くと意外な人物がいた。
「やあ、盾無。なんのつもりだ?」
「なんのつもりもなにも、ただの応援よ玲哉君。」
「そうか、篠ノ之博士はいなかったか?」
「いたわよ、さっきまでけど『私金髪嫌いだからボコボコね』って伝えるようにって言われたわ。」
「ありがとう。」
「あら、あなたがお礼を言うなんて珍しいじゃない。」
「まあ、一夏に影響されたかな。」
「そろそろ時間よ、じゅんびはいい?」
「もちろんだ、問題ない。」
「カタパルトにセットして。」
「OK、霧森玲哉、ケンタウロス発進する!!!」
「あら、逃げずに来ましたのね。」
フィールドに出ると、セシリアがプライベートチャンネルを使って話しかけてきた。
「あたりまえだ、逃げるわけがない代表候補生ごときにな。」
「どっどういうことですの?」
「もう一度言ってやるよ、代表候補生ごときに負けるわけがないと言ったのだよ。」
「私はエリートですのよ?」
「ドイツの国家代表がなぜメディアに出てこないか教えてやるよ。」
「なぜですの?」
セシリアはそう言ったがもう解っていた、だが解りたくなかったのだ。
「俺が、そのドイツ代表なんだよ!!!」
玲哉はわざとオープンチャンネルで大声で言った。全世界に発信されるように。
「さあ、ここから始まるのは戦闘ではなく一方的な暴力だ!!」
「冗談じゃありませんわ!!」
キュインッ!とBT兵器独特の音を立て、セシリアの機体「ブルー・ティアーズ」のもつライフルからビームが撃たれる。
「そんな攻撃あたると思ったか!」
・・
掌を突き出しビームを受け止める。そして反射した。
「次は、こっちからだ!!実弾兵装パーティクル構成、ミサイル発射。」
「実弾兵機なんて、ブルー・ティアーズの敵ではありませんわ。」
と言いながら、ピットでミサイルを撃ち落していく。
『もう墜とせるが、まあ一夏のためだ。』
「クレイモア展開。」
言葉と同時に切りかかる。
「くっインターセプター、とっておきですわ喰らいなさい、ブルー・ティアーズはミサイルもありましてよ!!」
「ドイツの三世代兵器はPICだぞ。わすれたか?」
ミサイルを止め、クレイモアで切りかかる。
「単一能力発動、幻影連牙(ミラージュ・ファング)!!」
斬撃が七つに増え、ブルー・ティアーズを引き裂く。
「これで終わりだ、破城弓シロガネ、ゼロ距離シュート!!」
セシリアのシールドエネルギーを削りきり俺の勝ちとなる。
「セシリア、これがお前の馬鹿にした男の力だ。」
『勝者・霧森玲哉!!』
やっぱり戦闘シーンは難しいですね笑
次は一夏対玲哉です