導入章とでも言うんですかね?
オリ設定!
オリ展開!
嫌いな人は読み飛ばし!
第17話
「そのような感じで私リアス・グレモリー
もこの兵藤家に住まわせてもらうことと
なりました。ふつつか者ですが、どうぞ
よろしくお願いしますわ。お父様お母様」
・・・俺の日常はどんどん賑やかになって
いくようだ。
―――――――――――――――――――
ーーシロネコ視点ーー
「と言うわけで、何故か無能が駒王町に帰還してきました」
いや、なんでコッチ来てるの?アイサツ回りとかしなきゃ駄目なんじゃないの?
「うわぁ~もう嫌だぁ~~冥界帰るぅぅぅ~」
あぁ!簪姉様がっ?!
『ぐろぉぉぉぉりあぁぁぁすっ!』
神野さんもなんか反応してるし!
「だから、笑い事じゃないですよ~!」
いや、やっぱりソレって笑ってたんですか?!
『いやいや、かんちゃん。落ち着いて考えなよ』
いきなりテンション変わるし。
相変わらず簪姉様には嫌味も言わないし
からかわないんですよねぇ。
「落ち着いて考えたって無能は無能ですよぉ」
ごもっとも。何か良いことでも有るんですか?
『それはそうだけどさ?無能さんが眷属
を連れて帰ってきたなら、阿呆さんは夜の
割り当てから解放されるんじゃないかな?』
おぉ!ソレは確かに!
「え?家に逆らって来たくせに管理者はその
ままなんですか?兵藤家に行くのって家を
出たか追い出されたんじゃ無いんですか?」
普通に考えればそうですよねぇ。
「いえ、無能は未だにグレモリー家の次期当主のままです」
有り得ないことですが・・・
「な~ん~で~さ~」
わっかんないですよねぇ。
『ん~そりゃアレだろぉ?当主がミリキャス
とか言うのに家を継がせたく無いんだろぉ?』
家を継がせたく無いって・・・あぁ。
「可愛い孫にあんな家を継がせたく無いと言うことですか」
そんでもって、サーゼクスのコネでどこか
別の家を興せとか?
『当たりだよ白音ぇ~君も成長してるようで何よりさぁ~!』
う~む。私がアレだと簪姉様が困るから
扱いを少し良くしてくれてるんですかね?
「あぁ、そ~言えばメイド気取りはルキフグスだし、ソッチ方面も行けるもんね」
「ですね。つまりグレモリーは全ての負債を
無能に押し付ける、いえ、無能に清算させる
つもりなんですね?」
そもそも無能が表に出てきてからの三年で
積み上げましたからね。
特に今年度なんて2ヶ月でコレですよ。
『そぉだねぇ。しかも主がサーゼクスと契約を
交わして、無能さんの監視体制を強めたって
言うじゃないか?つまり僕らは日中、人数が
増えて余裕が出来た阿呆さんのフォローだけ
してれば良いんだよぉ』
そう考えれば、無能の帰還も悪くは無いと
言うことですかね?
「あ~なるほどな~。それならコッチは神野
さんが増えた分だけ楽になりますよね?」
普通ならこのヒトの相手って心労が増すと
思うんですけど・・・流石簪姉様です!
『そぉだよ!そぉ言うことだよかんちゃん!』
うんうん。とりあえずお爺ちゃんの機嫌も
良いみたいだし。暫く夜は休めそうですね。
「あ、そういえば神野サンは補佐官様の
ところには戻らなくて良いんですか?」
そういえばそうですよね。出張なのか
出向なのかはアレですけど、無能が帰って
きたなら向こうに行かなきゃ駄目なんじゃ?
『中々良い着眼点だけど心配無用さ~。
なんたってまだまだコッチで問題が起こる
みたいだからさぁ』
いや、嬉しそうに言われましても・・・
神野サン的には簪姉様と居れるから良い
ことなんでしょうけどね?
「問題って無能絡みで何か有るんですか?」
そーゆーことですよねぇ。このヒトの諜報能力は
異常ですから。一体何を掴んだのやら。
『うん。コレが詳細。今ごろ主が奥さんと
対策を考えてるんじゃないかな?』
ほうほう。お二人が絡むのも確定ですか。
まぁだからと言って私たちが知らなくても
良いと言うわけではありません。
しっかり予習はしておかないと、ご主人様や
奥様の足を引っ張ってしまいますからね!
と言うか、なんでわざわざ焼鳥の娘なんか
預かったんでしょうね?
人員が足りないって言うのもわかりますが、
あんなヤツがご主人様の側に居るって言う
のがなんかムカつきます。
いや、奥様の決めたことに文句をつける
つもりなんて有りませんけど。
「へぇ?ご当主様と奥様がねぇ」
おっと。簪姉様も資料を確認するみたいです。
ではいつも通り膝の上にシツレイして、私も
資料を確認させていただきましょう!
「「どれどれ?」」
・・・・・・・・・
「「マジですか?」」
『もちろん。本気と書いてマジさぁ~』
あ、有り得ませんって。ほら、私の頭を
撫でてた簪姉様の手が止まりましたし!
「大佐殿~もう無理~!」
あ、とうとう大佐殿が出ましたよ!
簪姉様も限界ですかっ!
『どっちかって言うと大尉って感じだけどねぇ』
神野サンも妙な納得をしてないで、簪姉様の
ストレス発散を手伝ってください!
ほら簪姉様!猫ですよ~可愛い白猫ですよ~!
―――――――――――――――――――
ーー奥様視点ーー
「つまり植物の部分には細胞壁が有ったが、魚部分には無かったと言うことが判明したわけです」
なんか以前簪が纏めたレポートに、旦那様が
生物学的な見地から意見を追加した資料を
作ってたと思ったら・・・あの資料、完成して
たんですねぇ。
簪が言うには、なんでも普通の顕微鏡では
見えないようにモザイクみたいなモノで
隠されてたらしいですけど。
アレにそんなプロテクトをかけて、一体誰が得をするのやら。
『ほほう。流石簪殿ですね。あぁいや、オセさん
の着眼点もお見事です。・・・コレは今回の学会
いけるかも知れませんね?』
いやいや、どこに行く気ですか。
たしかに生物学上の難題と言われればそうかも
しれませんが・・・そもそも地獄の
そう言うの当て嵌めるだけ無駄じゃないです
かねぇ?
お二人に説教喰らうから口には出しませんけど。
「あの、奥様?」
ん?あぁそう言えば金髪螺旋鳥頭もいましたね。
「良いですか?あの鬼ぃさんと旦那様の会話に
口を挟んでは行けません。死にますよ?」
冗談でも何でもなく。いまのコイツだと、
鬼ぃさんの視線から来る重圧だけで死にます。
「あ、いえ、当主様の会話に口を挟むような
真似はしませんが・・・」
ふむ。そのくらいは弁えてますか。
ならば何が言いたいのでしょう?
「それ以前に、当主様と普通に会話をしている
あの方は誰なのかな~と思いまして」
何を言ってるんだコイツは?
「なんで悪魔である貴女があの方を知らないのか
わかりませんが・・・あぁまだ子供でしたね」
鬼ぃさんに対してシツレイ極まりないですが、
子供が無知なのは当たり前です。
直接ナニかやらかす前にそれが知れただけ
良しとしましょう。
「は、はい。申し訳ございません!」
うむ。わからないことを謝罪出来るならまだ
見込みはあります。
「シカタナイ。これ以上のシツレイを重ねる前に
しっかりと教えるので、今後もわからないことが
有ったらキチンと聞くように」
旦那様関連は「知らなかった」じゃ済まない
方が多すぎますからねぇ。
「はい!よろしくお願いします!」
素直なのは良いことです。私も金髪螺旋頭に
対する評価を改める必要が有るようですね。
コレもまた我知無知の教えなのでしょう。
・・・
「つまり、冬虫夏草の虫が生きていて、植物と
完全に融合してしまってる状態に近いのでは?」
『ふむ、新しい意見です。卵の段階で精子か
卵子に植物の種も付着していて着床の手助けを
していると?・・・ほほぅ。コレが霊視顕微鏡
の映像ですか。なるほどなるほど』
・・・あの金魚のような華についてはどう
説明したものでしょうか。
アレは見て触って食べてみないとなんとも
言えないですし。
後で鬼ぃさんに頼んでコヤツにも食べさせて
もらいましょうか?
と言うか、簪・・・アレをあそこまで真剣に
調査してるって。そんな暇は無かった筈なん
ですがねぇ。
まぁ旦那様と鬼ぃさんの趣味と考えれば、
こちらも真剣にやらざるを得ないのは確か
ではあるのですが・・・
うむ、もう少し仕事を回しても良さそうですね。
丁度良く堕天使と天界、いえ教会がナニかしてる
ようですし。向こうには神野も居ますから、特に
問題は無いでしょう。
あぁ、そう言えば鬼ぃさんに好きな具とお酒の
銘柄を聞いておいた方が良いですね。
簪に持たせても良いし、クロネコを逝かせる
のも良いでしょう。
なんにせよ、正妻たるもの旦那様の憩いの一時を邪魔してはいけません。
お仕事お仕事っと。
「つまり・・・」
『いや、答えを急ぐのは・・・』
・・・あのお二人クラスになると、どーでも
良いこと以外に全力を注げませんからねぇ。
うむ。趣味と言うのは大事です。
――――――――――――――――――
リアス・グレモリーが関わる事案で発生した
被害・損害に対する賠償責任はグレモリー
ではなく魔王が負うこと。
その後始末をオセ家に依頼する場合の料金は
その修繕の度合いによって割り増しとする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーアジュカ視点ーー
・・・なるほど。サーゼクスでは無く
「ん~まぁ、これなら良いんじゃない?」
セラフォルーは納得か。つかコレを否定したら
妹が巻き込まれた時に問題が生じるからな。
この契約なら自分が庇うこともできるし。
「だねぇ。特に問題無いと言えば問題ないかなぁ?」
ファルビウムは関係ないもんな。
「そ、そうだろう?!そうだよなっ!」
この野郎・・・
「サーゼクス。セラフォルーとファルビウム
も一応納得しているが、これはあくまでオセ
との契約と言う括りで見た場合だ。
今後勝手に契約することは絶対に許さん」
オセにしては良心的って感じで思ったより
普通の契約だったからとやかく言わんが、
せめてサインする前に一報よこせよ。
「だねぇ。今後リアスちゃんがナニカ
やらかす度に私たちが面倒見るって
言ってもさ、コレって言ってしまえば
グレモリーじゃなく悪魔勢力として責任を
取れって話だよね?」
うむ。正確にはリアスが関わったことに関してだが、同じことだろう。
「つまり~対外的にクレームを言うべき
相手が僕たちになったけど~サーゼクスが
きちんと責任を取れば問題ないわけだね~」
そうだな。普通に考えれば我々の政治構造
なんざ他所には関係が無い。
悪魔がやらかした事なんだから悪魔が責任を
取れ。と言われればそれまで。
グレモリー家を挟まずに済むだけ話の解決は
簡単だし。・・・こいつらの面子は潰れるが
そもそもやらかさなければ済む話。
「罰則にしても、オセ家に後始末を依頼
した場合の料金割り増しくらいだからな。
オセ家としては当たり前の話だろう」
それでも料金さえ支払えば後始末はして
くれるのだから破格の条件だな。
「オセちゃんも悪魔社会を滅ぼしたいワケじゃないからねぇ」
そうだな。【悪魔は悪魔らしくあるべき】と
言う理念から天界や堕天使との戦争を推進
しているが、だからと言って自分から堕天使
勢力に攻め込んだりはしていない。
種族として緊張が重要だと考えているのだろう。
「って言うか今のオセ家の戦力って
どうなってるの?シロネはサーゼクスや
アジュカには及ばないけど、セラフォルー
や僕より強いよね?」
う~む。最近シロネと接触したアザゼルの
見立てでは、カンザシには勝てず、シロネ
相手でも相当苦戦するとのことだが・・・
「彼女は10年でアソコまで行くんだから、
もっと前から鍛えてた子が居たらって考えたら
・・・もうやばいよねぇ」
だな。相当ヤバイ。少なくとも国境警備を
担う兵士は最上級悪魔クラスの実力者だろ?
指揮官に必要なのは個の力では無いが、
個の力が無ければ何も出来んからなぁ。
「少なくとも奥方とカンザシは俺やサーゼクスと戦えるレベルだぞ」
オセに至っては・・・わからん。ソレを
考えれば無駄に敵対することは避けたいな。
「そうだな。それにこれだけの戦力が我々に
あるのだから、主戦派が騒ぐのもわからない
では無いのだが・・・」
俺とサーゼクスを合わせて考えれば、圧倒的な
個が少なくとも5つだからな。
そりゃ勝てると思うし、勝てるなら戦いたい
だろうさ。
・・・自分でヤれって話だがな。
「オセもねぇ~彼は売られた喧嘩は買うし、
買った以上は叩き潰すんだろうけど~
その後の統治とかを考えてるからねぇ~」
そうだ。アイツが望む戦争は殲滅戦では
なく、中途半端な休戦をヤメロと言う感じ
だからな。
ーーーーー
種族的に天敵なんだから見敵必殺で良い
じゃ無いですか。別に天界や堕天使の
領土に攻め込めとは言いませんよ。
政治?そんなの連中相手に気にすることじゃ無いですよね?
平和?悪魔の駒を造って戦争を助長させた
陛下が言うことではないでしょう?
攻め込まず、攻め込ませず、かといって
慣れ合わずに殺し合う。このくらいが我々
として丁度良いと思いませんか?
下手に談合してると見られたら他の勢力も
黙っていないでしょうし。
あぁ、もし陛下が本気で戦争を望んで無い
なら悪魔の駒は没収すべきですね。
大王派の貴族?言われれば殲滅して
回収してきますよ?
王の駒が邪魔なら私が残らず破壊しましょう。
千の老害貴族と100万の民。魔王陛下が
どちらを選択するかは知りませんが・・・
それとアグレアスも封印すべきでしょうね。
アレが諸悪の根源です。
誰かに利用される前に潰した方が良い。
ーーーーー
と俺に対して面と向かって言うくらい、
今の状況が気に入らんらしいし。
言いたいことはわかるし、悪魔として
過激と言うほどのモノでも無い。天界や
堕天使に対してそのくらいの態度を見せれば、
我々が他の神話勢力との戦争は望んでいないと
言う証明になる。そして戦争の火種も消せる。
だがサーゼクスは納得してないんだよなぁ。
別に旧魔王派だろうが何だろうが負けを
認めずに逆らうなら殺せばいいし、大王派
のように過去に生きる老害よりも未来ある
若者を優先するのは王として間違ってはいない。
汚名を被るのが嫌なのか覚悟が無いのか
知らんが、あまりにも中途半端。
とはいえ、これに関しては技術にしか目を
向けない俺や、自らを軍事機構の一つと
割り切るファルビウム。
力ある女性悪魔で先代レヴィアタンの娘を
打倒したことで魔王となっただけの
セラフォルーも同じだから文句は言えん
結果我々は老害に迎合しているように見える。
そりゃ老害を嫌う若手がオセに憧れるさ。
…今後の事はコレから考えるとして、だ。
「とりあえずリアス・グレモリーの監視の
強化は絶対だ。婚約破棄の責任も取らずに
地上に逃げて、参列者や関係者に謝罪も無い
と言うのはありえん」
家族はともかく、本人が謝罪もしないで謹慎もしないって何だよ!
今この時にやらかして無いか不安でしょうがない!
「だね。正直グレモリー家は信用できない!
これじゃソーナちゃんもどうなるか・・・」
そう、リアスのこの行動を許すって時点で
グレモリーは駄目だ。
ソレにソーナも阿呆と言われてるからなぁ。
巻き込まれたらどうなるか・・・
「だねぇ。監視は僕の眷属にさせる?
それとも地上に居るソーナにさせる?」
ふむ。監視役としての実績を積ませてやろう
と言うことか?
いや、関わるのが面倒だと思ってるだけだな。
「りーあたんに監視だと?!そんなの許さんぞ!」
「「「お前は黙れ!!!」」」
監視しねーと駄目な風にしたのはお前らだろうが!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「は?リアスの行動監視任務?」
・・・どういうことなの?
「はい、それもベルゼブブ様。アスモデウス様。
更にレヴィアタン様からの連名での任務です」
・・・どういうことなの?
三巻は地上がメインなので、当然この三人がメイン。
CV子安は暫くお休みです。
まぁ原作3巻以降は神野サンが大活躍
する予定ですけどね!
オセ君は鬼ぃさんとナニカを研究しているようだ。
魔王との契約。まぁ基本的に
当たり前のことを当たり前にヤレって
感じです。グレモリー信用出来ないから
魔王が責任持て。担保は国家予算。
こんな感じの契約ですな。
サーゼクスが隠したのは担保が国家予算の部分がアレだからです。
他の三人の心境としては、なんだかんだ
言っても小娘の出す損失くらいなら、
各々の魔王家の予算でなんとかなるから
大丈夫だねって感じです。
阿呆が無能を監視して何になると言うのか・・・ってお話