とある師弟のD×D   作:カツヲ武士

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最初と最後が堕天使サイド。
真ん中は・・・

新たなオリキャラ?!

オリ設定!
オリ展開!

嫌いな人は読み飛ばし!


第24話

 

ーーアザゼル視点ーー

 

「コカビエルが・・・」

 

あのバカ野郎。

 

「アザゼル、問題はこの報告がサーゼクスから

来たモノであり、オセが対処することになった

と言うことです」

 

だな。このままじゃ確実にコカビエルが

殺されっちまう。

しかもアイツはソレを覚悟してる節が有るし。

 

「とは言え俺たちがコカビエルを止めるわけ

にはいかねぇ」

 

見つかる前ならまだしも。いや、それだと

アイツが命を懸けてる意味が無くなる。

 

俺たちに出来るのは精々が殺される前に

回収して命を助けてやるくらいだろうよ。

 

「・・・ですね。ではオセに連絡を取り、

『コカビエルを殺さないように』と言う依頼

を出しますか?」

 

普通ならヤツもそんな依頼は引き受けねぇ

だろうが今回のケースなら有り得るか。

 

サーゼクスはサーゼクスで自分の妹に手柄を

やりたいってんで、手加減を依頼してる

みたいだし。

 

・・・まぁコレは自分がただの妹魂のピエロ

になってでも、コカビエルは生かして返すって

言う堕天使陣営への配慮だろうがよ。

 

しかし手加減したって死ぬときは死ぬんだ。

ここはしっかりと「殺さない」と言う確約が

必要になるだろうな。

 

悪魔連中も他の神話勢力の干渉には気が

ついてる。だからこそ魔王が動かずに対外的

には1悪魔に過ぎないオセを使うんだろ?

 

当然天界もそのことは知ってるが、下手に

動けば教会のエクソシストが全員敵に回る。

 

連中は悪魔や堕天使を滅ぼすために産まれて

教育と訓練を受けてきた連中だからな。

 

今の消極的な態度だって許せんだろうさ。

 

コッチにしてみても、まだ和平が成ったワケ

じゃねぇ。

戦争になった際に他の神話勢力との繋がりが

なけりゃ順調に数を増やしてる悪魔に負ける。

 

て言うか、そもそも連中の後ろ楯が無きゃ

俺たちは勢力として成り立ってない。

 

今は親父も初代のルシファーも居ないが、当時

の大戦時は俺たち堕天使が最弱の勢力だった。

 

メタトロンにすら勝てない俺たちじゃ魔王は

ともかく、親父が出てきたら戦いにすらなら

なかったからな。

 

だが、それで戦争が早期に終結するのを嫌った

外の連中が手を貸してくれたからこそ、俺たち

はこうして生きている。

 

しかし、俺たちが和平を結ぶなんてことに

なったら当然連中は面白くは無いだろう。

 

だから主戦派の堕天使を煽り、エクソシスト

を煽り、聖剣の実験をしたい皆殺しの大司教

を使って事を起こさせようとした。

 

コカビエルはそれに気付いたんだろうな。

それとも主戦派から説得を受けて知ったか。

 

どちらにせよ、現状俺たちは他の神話勢力との

繋がりを切るわけにはいかねぇ。

 

かと言って戦争なんかしたら連中の思うがまま。

 

ならどうする?

 

堕天使幹部のコカビエルが動き、堕天使にも

和平を望んで居ないヤツが居ると言うことを

諸勢力に見せた上で、エクソシストや堕天使を

操り、戦争の一歩手前って所で潰される。

 

これしかない。

 

サーゼクスとセラフォルーの妹が居る地に

居ながら一切手を出してないことも、外には

『小娘が援軍を呼ぶのを待っている』と言う

ことが出来るし、主戦派の仲間にも同じ事を

言って行動を押さえさせることが出来る。

 

ついでに天界と教会への離間計とでも言うか?

 

とにかく時間をかければソレだけ教会の

エクソシストが来るし、ソレを潰すだけでも

戦争の火種と戦力の各個撃破には十分。

悪魔と戦わせることが出来れば最良と言えば

戦争を望んでる連中全員を誤魔化せる。

 

後は幕の引き方だが、そこで出てくるのが

オセだ。ヤツは伯爵ではあるが、他の神話勢力

から見たら所詮悪魔の中の1貴族にすぎん。

 

格としては堕天使の幹部と同格かやや下。

 

コカビエルに対してぶつかってもおかしく

ないし、その結果コカビエルが負けても

違和感が無い。問題は一方的に殺られた

場合だがアイツはソレも覚悟している。

 

つまり最終的にどうなろうと、俺が動いてケツ

拭く形で事態を収めると確信してるんだろう。

 

・・・馬鹿野郎が。そんな信頼は要らねぇんだよ。

 

とは言えだ、ダチの献身を知りながら下らねぇ

プライドを引き摺るわけにもいかねぇ。

 

「シェムハザ、ヤツに連絡だ」

 

何を対価にされるかわからんが、ダチの命とは

比べるまでもねぇ!

 

それにヤツも戦争は望んでも、他の神話勢力

の都合での戦争なんざ御免だろうさ。

 

その方向でなんとか交渉を纏めねぇとな。

 

――――――――――――――――

 

ーーゼノヴィア視点ーー

 

 

うむ。悪魔が用意したとは言え金と食べ物に

貴賤はないし、普通に美味い。

 

情報は上に報告したし、現在は指示待ちだ。

久々にゆっくり休めそうだな。

 

まったく、悪魔が教会の上層部より現場に

優しいと言うのもどうかと思うが・・・

これも我々を堕落させるための罠か?

 

いや、しかし戦いが有るとわかっている

のだから万全の状態で望むのは当然。

 

つまり食事の後でフカフカのベットに横に

なるのは間違いではない。

 

「ねぇゼノヴィア?これからどうするの?」

 

どうするもこうするも。

 

「私は上層部からの指示待ちだ。コカビエル

の拠点が隣町にあると言うのは悪魔からの

情報に過ぎんからな。きちんと調査した上で

動かんと無駄に敵を警戒させることになる」

 

あの様子ではおそらくこの情報は正しいの

だろうが、裏を取らないなんて有り得ん。

 

かと言って援護も何も無しに挑んでも無駄

死には目に見えてるし、上層部はソレも

望んでいるのだろうが・・・ストラーダ師

にも連絡を入れたから、あまり酷いことには

ならんと思いたいな。

 

「なるほどね。私としてはさっさと殺して

終わりにしたいけど、そんな簡単な相手じゃ

ない。下準備が必要だって言うのはわかるわ」

 

その下準備をするための資金を使い込んだ

阿呆が居るがな。

 

アレは普通に着服だよな?金にだらしない

奴は信用しては駄目だとシスターにも言われ

てるし。つまりコイツは信用できん。

 

今まではサポートスタッフがいたし、敵も

弱かったからまだしも、全身全霊を掛けて

戦うべき時に横には居て欲しく無いぞ。

 

「とりあえず私はヴァチカンから指示と援軍

が来るまでは待機だな。

・・・待機とは言え悪魔が管理する土地での

潜入任務だ。一切気は抜けんし、今後が有る

ならこの経験は今後の為にも役立つだろう」

 

今回を生き抜く事が出来たらの話だがな。

 

「そんな寝転がってキリッて顔されてもねぇ」

 

ふっ、何と言われても私はこのフカフカから

出る気はないぞ!

 

「何を言ってるんだ。体調管理は戦士の基本。

食えるときに食って寝れるときに寝るのは

間違いではないだろう?」

 

ついでに言えば予算や安全を気にせずにこんな

ホテルに泊まれる機会なんか二度と無いんだ。

 

シスターへのお土産もシトリー家の金で買えて

発送出来たし。金を使えば使うほど悪魔の財力

を削れると言うことだしな。

 

だからと言って室内の調度品やら何やらを

破壊するつもりもないが・・・

 

「確かにその通りでは有るんだけどね」

 

何か不満そうだが、まぁ悪魔の用意した拠点が

気に食わんて言うならそれでも良いさ。

 

「そもそもイリナにはイリナの部屋が有る

だろう?どうせ上からの指示が来るまでは

待機なんだから、部屋で休むか赤龍帝以外

の知り合いにでも会ってきたらどうだ?」

 

幼馴染みが一人と言うことは無いだろうし、

流石にあんな釘を刺された以上は赤龍帝の

ところに行って無駄に無能を刺激するよう

なことはしないだろう。

 

わざわざ他人の休息を邪魔しに来るなよ。

 

「・・・それもそうね。コカビエルが動くの

は夜らしいし、10年振りの駒王町を堪能

するのも悪くないか。流石に幼馴染みと接触

したら悪魔に目をつけられちゃうから、今は

会えないけどね」

 

ま、コカビエルが本当にレヴィアタンを警戒

してるならそうなるな。

 

実際は今の段階で悪魔を敵にすれば、堕天使が

我々と悪魔の両方に潰されると言うことを

警戒してるのだろうが・・・それでも夜には

平然と動いていると言うのだから、夜を担当

すると言うリアス・グレモリーの無能さが

良くわかる。

 

イリナの言う通りに赤龍帝の家に行っていたら

どうなって居たことか。

最初にソーナ・シトリーの眷属と接触出来た

ことはまさしく神からの恩恵。

ならばこの恩恵を堪能せねば不敬と言うもの。

 

それに悪魔の管理する土地に住む者が我々と

繋がりが有ると思われるのは宜しくないと

言うのもわかる。

 

「ま、私は戦うべき時が来たら動く。イリナは

イリナで好きにすると良いさ」

 

予算もないし。今の私が外を出歩いても何も

出来ずに腹を空かせるだけだもんな。

 

・・・追加で予算が貰えるとしたら絶対

自分で管理しよう。

 

 

――――――――――――――――――

 

ーー赤おじさん視点ーー

 

『死んでくれる?』

 

「「「「「うわぁぁぁぁ?!」」」」」」

 

おや、今日は悲鳴が多いな?それに若い声。

彼女に新しい友達でも出来たかな?

 

「おやべリアルさん。今日も面会ですか?」

 

いつの間に・・・オセ殿と言い彼と言い、

やはり私とは桁が違うな。

 

「ご無沙汰してます補佐官殿。そうですね。

淋しい思いはしていないと言うことは理解

しているのですが・・・いつまでも妹離れ

出来ない兄でお恥ずかしいことです」

 

クレーリアを殺した老害どもは許せんが、

こうして会うことは出来てるし、何より

その理由がな。

 

まったく、王の駒だのゲームのイカサマだの、

そんな事を探っていたとは。

 

オセ殿にも言われたが、貴族の秘密など

探ったら殺されても文句など言えん。

 

私たちが甘やかしたのが死因と言われて

しまえばな。

 

さらにクレーリア本人からも謝罪され、ここ

でヤエガキと仲良くやれてるなら言うことは

無いさ。

 

・・・王の駒を使ってイカサマしている連中を

正面から迎え撃ち、勝利する私を見るのが最近

の趣味と言われてはゲームから降りるワケにも

いかないしな。

 

「故人を想う気持ちに良いも悪いも有りません。

ココにもちゃんと臨死体験して来てますし、

オセさんからも迷惑料は頂いてますから、

お気になさらず」 

 

うん。そうなんだよな。普通じゃこれない

から、しっかりと殺さない程度に殺されて

るんだよな。

 

それに迷惑料か。

 

「そう言って頂けると助かります。それと

奥方殿より補佐官殿へ此方を預かってます。

ご本人からも直接お会いできない無礼を

お許しくださいと言う言伝も預かってます」

 

あの奥方殿も補佐官殿には礼を尽くすからな。

恐ろしい方だ。

 

と言うか、服が持ち込めるなら土産品も行ける

だろうと言う発想がスゴいよな。

 

「ほほう。ご丁寧にありがとうございます。

お米が三種にお酒。さらに・・・炊飯器?」

 

うん。何で悪魔が地獄の補佐官に炊飯器を

贈るのか良くわかりませんよね。

 

「まずお米はアキタコマチとササニシキ。

それに青天の霹靂と言う銘柄ですね」

 

何で米にこんなに種類が有るのやら・・・

流石は神秘の国ジャポン。

 

「青天の霹靂とは・・・また何と言うか」

 

うむ。補佐官殿もリアクションに困ってるな。

気持ちはわかります。

 

「なんでもオソレザンが有るアオモリの特等米

だとか。アキタコマチより粘り気が少なく、

ササニシキより固めらしいですよ?」

 

良くわかりませんが、そうらしいです。

 

「ほほう。青森は津軽ロマンだけでは無いと

言うことですか。流石は奥方殿」

 

津軽ロマンって何?いや、深く考えたら

駄目だろうから、さっさと解説をして目録

を渡してしまおう。

 

「そ、そして、この炊飯器ですが、なんでも

第二夫人のカンザシ殿が造ったモノで、米の

銘柄に併せて水や空気、熱量などを自動調節

して最適で最高の状態に炊きあげる機能が

付いてるんだとか。無論手動調節も可能です」

 

コレを聞いたときに、無価値!と言おうと

した私は悪くないはずだ。

 

「ほほう。ソレは凄い。流石は簪殿。お米に

かける情熱は素晴らしい。そしてオセさんは

『弘法も筆に拘る』と言いたいのでしょうね。

一流の素材を一流の料理人が一流の器具を

使って調理してこそ超一流の料理となる。

あの若さでこの領域に来るとは・・・」

 

み、妙に感心してるが、言ってることは

間違いではないから何とも言えん。

 

『あ!赤おじさんだ!』

 

む、これは好機!

 

「あぁ気付かれてしまったか。では補佐官殿、

私はこの辺でシツレイします」

 

この方は子供に甘いからな。それにアイサツ

は済んだし、炊飯器と米に興味津々だから

この辺がちょうど良いだろうさ。

 

「ん、あぁ。そうですか。このようなモノを

頂き有り難うございましたとお伝えください」

 

良し!

 

「えぇ、確かに伝えましょう。さて待たせたね」

 

大人の事情で子供を待たせてはいかんよな。

 

『大丈夫!黒おじさんは居ないけど、今は

こうして赤おじさんと遊べるし、あそこに

新しいお友達も出来たの!』

 

うむうむ。最初は私をおじさんと呼ぶから

クレーリアの子供と思い、ついヤエガキを

殴り倒したが、この子はどうもべリアルの

血に反応しているらしいんだよなぁ。

 

初代が何かしたのかも知れんが、とりあえず

今はオセ殿の眷属として日本地獄でお手伝い

しているらしい。

 

オセ殿からも仲良くしてやってくれとは

言われてるし、こうしてなついてくれる子

を無下にする気はないから良いのだが。

 

そして新しいお友達か。基本的にココでは

殺しても死なないから彼女の呪いやら何やら

を受けて死んでも問題ないからなぁ。

 

むしろ死んでから立ち上がるだけで魂が

鍛えられていくんだから、有る意味お得な

鍛練法ではある。

 

私もずいぶんと世話になったモノだよ。

 

さて、そのお友達はどんな連中かな?あまりに

アレなら距離を取らせるが・・・

 

新しい囚人ならお友達とは言わないだろ

うし補佐官殿も近寄らせまい。

 

奥方殿かオセ殿に友達と紹介されたんだろうか?

 

「「「「「・・・」」」」」

 

ふむ、見たところ若手の悪魔だな。ならば

オセ殿関連か。いやはやこの年でこんな英才

教育を受けれるとは羨ましい限り。

 

頑張って強くなるが良い。

 

少なくとも彼女の呪いに耐えれるなら、

その辺の上級悪魔など話にならんくらい

強くなれるからな。

 

「何寝てるか、さっさとオキロよ」

 

・・・。止めにしか見えんがアレが

中殿の気付けだ。起きないと血の池に沈め

られるから、早く起きた方が良いぞ。

 

「「「「「はいぃぃ!」」」」」

 

・・・うむ。彼らは強くなる。間違いない。

 

レーティングゲームに参加するかどうか

は知らないが、もしも参加してくるなら

近い将来の脅威となるのは間違いないな。

 

「若者よ、私の所まで駆け上がって来るが良い」

 

その時は絶対王者として迎え撃とう!

 

『あ~か~お~じ~さ~ん!』

 

「おにいさま~」

 

「お義兄さ~ん」

 

おっと。今は皇帝ではなく、おじさんで従兄

だったな。と言うかヤエガキ!貴様に義兄

呼ばわりを許した覚えはないぞッ!

 

 

――――――――――――――――――

 

ーーコカビエル視点ーー

 

「フリードのヤツはまだ帰ってこんのか?!」

 

フリードと言うよりは天閃の聖剣だろうが。

まぁどうでも良いがな。

 

「殺されたのだろう?管理者は無能でも、

無能だからこそ優秀なサポート要員を配置

するのは当然だ」

 

オセとかな。

 

「くっ!あのような精神破綻者に聖剣を持た

せたのが間違いだったかっ!」

 

それはそうだろう。いくら適性があるとは

いえ、誰でも良いと言うモノでもなかろう。

 

しかしコイツの後ろにいるヤツがわからん。

 

ハーデスのように分りやすい接触も無いし、

コレではアザゼルに中途半端な情報しか

渡せんではないか。

 

ここでコヤツを殺せば完全に裏が取れなく

なるし。はてさて、どうしたものか。

 

「・・・教会から聖剣持ちが二人派遣されて

来たのだろう?とりあえずソチラを回収

しつつフリードの末路を調査してみては

どうだ?殺したのが教会からの追っ手ならば

ソイツが天閃の聖剣を持ってるだろうし、

お前が持つ聖剣も狙って来るだろう?」

 

アレにソコまでの価値が有るとは思えんが、

まぁ面子の問題だよな。

 

「むぅ・・・確かにそうだ。ならば私は囮の

拠点を造り待ち伏せるべきか?」

 

まぁココに追っ手が来られても掃除が面倒だ。

 

俺の目から離れたら連中の後ろにいるヤツ

が接触して来る可能性も有るか。

 

「それが良いだろう。工房を構えて待ち構える

のが貴様らの遣り方ならば、そうした方が

違和感が無い。俺は小娘を相手にする気は

ないから、精々頑張って聖剣で悪魔を殺して

上の連中を誘い出してくれよ」

 

いくらなんでも小娘相手に全力を出したら

あちらが蒸発して終わりだからな。

連中にしてみたらソレこそが狙いだろうが、

わざわざ狙い通りに動く気も無い。

 

「ふん!わかっておるわ!まずは聖剣使いの

追っ手に餌を撒くとしよう。それから・・・」

 

・・・・・・

 

捨て台詞を吐いて独り言を言いながら消えたか。

 

アザゼルもそうだが、研究者と言うのはああいう生物なんだろうなぁ。

 

「さて、邪魔者は消えたぞ?話が有るなら

聞こうじゃないか」

 

建物全体を覆う俺の結界に被せるようにして

新たな結界を張ったか。

 

コレだけの力量にコレだけの気配を隠蔽出来る

相手。ようやく来たか?

 

「流石に気付きましたか。私はオセ様が眷属、

白音・オセ。主人の使者として参りました。

堕天使幹部の良心にして最後の常識人と言わ

れるコカビエル殿にお逢いできて光栄です」

 

「・・・そうか」

 

コレがシロネ・オセか。単独で俺の前に

立ちながらも一切の気負いがない。

 

確かに強者。アザゼルが警戒するのもわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、堕天使の良心にして最後の常識人て。

コレでも戦争狂とか言われてるんだがなぁ。

 

否定が出来んのがまた何とも・・・




コカビーは堕天使の将来の為に粉骨砕身(物理)
して頑張ってます。

会長眼鏡一同修行中。
最初は魂の強度を高めるもよう。

専門家の監修の元、安全を確保した上で
殺してます。素人の方は真似しないで下さい。

新たなオリキャラ・・・一体何スなんだ?

ゾンビだから悪魔にしても大丈夫。むしろ
結界が亡くなっても生きていけるように
なりました。ってお話。

シェムハザ?この時期に悪魔の嫁さん孕ましてる
時点でダメでしょ?

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