後半主役?登場!茶番を演劇に変えるには
一流の演出家と一流の俳優が必要なのです。
オリ設定!
オリ展開!
嫌いな人は読み飛ばし!
ーー兵藤一誠視点ーー
正面から堂々と乗り込む俺たち。学園の
敷地に入った途端、俺はプロモーションで
『女王』に昇格して力の底上げをしている。
鳥野郎のときみてぇな真似されても困るしな。
だけど悪魔歴の浅い俺の『女王』は朱乃さんに
比べるとまだまだ力が弱い。
「・・・っ!」
俺たちは校庭の異様な光景に言葉を失った。
まず校庭の中心に魔法陣が一つ。その魔法陣を
囲むように無数の魔法陣が展開していて、それ
ぞれが光を放っている。
夜の静寂と合わせてある種幻想的で神々しい
とも言える光景が広がっている。
「ようやく来たかグレモリーの娘。無能は
時間を捨て有能は時間を買うという言葉が
あるが、まさしく今のキサマらは無能そのものだな」
なんだとっ!上から目線で偉そうに!
声のした方向を見上げると、空に浮いた
椅子に腰掛け、余裕そうに足を組みながら
俺たちを見下すコカビエルがいた。
「さて、ゲームを始める前から爆破などして
は興醒めだから今まで待ったが漸く動ける。
で、小娘。これからココに来るのは
サーゼクスか?それともセラフォルーか?」
コイツ・・・完全に俺たちなんか眼中にねぇ
って言いたいのかよ!
「お兄様とレヴィアタン様の代わりに私たちが・・・」
ヒュッ!ドォォォォォォォォ!
風きり音のあと、爆音が辺り一帯に爆風と
ともに広がっていく。
爆風が発生した先にあるのは・・・いや、
あったのは体育館だった。
か、影も形もなくなってる!消し飛んだ
って言うのか?!
「つまらん。まぁいい。余興にはなるか」
体育館のあった場所には強大な光の柱が
斜めに突き刺さっていた。
あ、アレもしかして堕天使の光の槍か?
で、でかすぎだって!堕天使の姉ちゃんが
放った槍なんか爪楊枝じゃねぇか!
『ビビったか?』
俺の心に直接ドライグが語りかけてくる。
って言うかビビるだろう?あんなの見せられたら!
『あぁ、アレが堕天使の幹部。古の大戦を
生き延び聖書に名を残す本物の堕天使だ』
本物の堕天使・・・
『まぁいざとなったらお前の体の大半を
ドラゴンにして、一時間は動けんような
ダメージを与えてやるよ。
そのあとは魔王に任せればいい』
・・・そこまでの相手なんだな。
てか鎧の具現化は最終手段だ。鳥野郎の
ときは不発だったが、アレは10秒間の
間しか強くなれない。
体力・魔力・それらの限界を無視して得られる
俺の禁手の力はほとんど無敵だ。
けど、使用後に丸三日神器が使用不可能となる。
使用するのは一か八かの瀬戸際だろう。
『・・・(今回は大丈夫だよな?悪いのは
堕天使だし、ここで戦わなきゃさらに地上に
被害が出るんだもんな。だが「五月蝿い」と
言われて問答無用で殺されるかも・・・)』
ん?コイツ何か言ったか?
「さて、まずは余興だ地獄から連れてきた
俺のペットと遊んでもらおうかな」
コカビエルが指を鳴らすと、闇夜の奥から
ズシンズシンと地を揺らしながら何かが
近づいて来るのがわかった。
「な、なんだありゃ?!」
10メートルは有る黒い巨体に4本の足。
血のような真紅の双眸。そして三つの頭!
「・・・ケルベロス」
忌々しそうに部長が言う。部長はコレが何か
知ってるんですか?
「ケルベロス?」
「えぇ、地獄の番犬の異名を持つ有名な魔物よ」
じ、地獄の番犬?!そんな物騒な異名をもつ
バケモノなんですか?!
「本来は地獄・・・冥界へ続く門の周辺に生息
してるのだけど、まさか人間界に持ち込むなんて!」
「やばいんすか?」
まぁヤバくないわけ無いけど!
「やるしかないわ!消し飛ばすわよイッセー!」
おおっ、部長。気合が入ってるぜ!俺も気合を入れる!
「いくぜ、ブーステッド・ギアァァァ!」
躾がなってないようだから俺が調教してやる!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーコカビエル視点ーー
いや、全員でケルベロスに当たられてもなぁ。
「イッセー今回は私たちが貴方をフォローするわ」
「力を溜めて俺がトドメですか?」
作戦会議なんかしてる暇ねぇだろ。
ほら、ケルベロスが黙って待ってるぞ。
ソレを不思議に思わんのか?
そもそもケルベロスを普通に生息してる野生
の獣みたく言うんじゃねーよ。
ギリシャ神話の獣だろーが。ほら、この
情報が有れば俺の背後に居る組織はわかる
だろ?もう良いよな?情報はやったし、
このまま生きて帰れば、小娘にしては十分
な実績だろう?
つーか。もうめんどくせぇ。なんか教会の
エクソシストも来たし。
・・・結界はどーした結界は。下手に結界に
衝撃を与えれば余波で街が吹っ飛ぶんだぞ?
普通に聖剣で破壊しやがって。
デュランダル使いらしいが、自分が
ストラーダと同じ領域にいるとでも
勘違いしたか?
「とりあえず死ね」
エクソシスト。今回の茶番、貴様に回す役はない。
光の槍を展開。数は・・・まぁ10で良いか。
ん?シロネ・オセから通信?
『そのエクソシストは奴の餌に使えます。
殺さずに動けない程度のダメージで抑えて
もらえませんか?』
・・・なるほど。信仰心に篤く、聖剣を持った
乙女か。奴の大好物だな。餌は多いに越した
事はないと考えればこの判断は妥当だろう。
「了解した」
なら出力を抑えて・・・まぁこの程度
なら大丈夫か?
死ななければ向こうがなんとかするだろうしな。
さぁ未熟者。堕天使幹部の光の槍を味わえ。
「なっ?!コチラに気付いていただと?!
う、うわぁぁぁぁぁ!」
雑魚が、俺相手に奇襲が出来るとでも
思ったか?そのまま寝てろ。
元々コイツ等なんざどうでも良いんだ。
まぁ聖剣だとケルベロスもダメージを
受けるから、早めに戦闘不能にした
方が良いというのはあったが。
もし失ったらハーデスが堕天使陣営に
クレームを入れて来るだろうし。
「喰らいなさい!」
小娘が。なんで態々声を掛けるのやら・・・
『ぐるぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
ふむ。現状で無能の魔力はケルベロスの
火炎弾一つと互角程度か。
サーゼクスと同じ滅びの魔力と言うなら
その属性は同じなはず。
アザゼルもオセも研究しているだろうが
こう言った明確な指標はありがたいだろうな。
つまりアレは全てを滅ぼすのではなく、
自分の魔力の質量と同等のモノしか滅ぼせん。
いや、ケルベロスの魔力と今のアレの魔力を
比べればケルベロスの方が上だ。
つまり属性的にほとんどのモノに対して有利
に働くということか。
コレをサーゼクスが使うというのは
まさしく脅威よな。とは言え、
『『『ぐるぁぁぁぁぁぁ!』』』
ケルベロスの頭は三つ。さて、この火炎弾をどう防ぐ?
「くっ!!」
「リアスっ!これでも喰らいなさいっ!」
雷・・・アレがバラキエルの娘か。
父親に似なくて良かったな。
しかしこの期に及んで堕天使の力を使わんだと?
手を抜いて勝てる相手と思われたか、それとも
死んでもバラキエルの力には頼らんと決めたか。
後者ならまだマシなんだがなぁ。
「くっ!押し負けるっ!」
当たり前だ。小娘の手を抜いた一撃でどうにか
なるほど、地獄の門番は甘くない。
「いくぜ、ブーステッド・ギア!ギフト!」
『
ほう。赤龍帝の譲渡か。まぁそれなら今の
連中でもケルベロスの火炎弾を跳ね返す
ことも出来るだろう。
「コレならっ!さぁ喰らいなさい!・・・え?」
「は?」
「い、犬コロが居ない?!」
火炎
動かないと決めつけた?
『『『ぐらぁぁぁぁぁぁぁぁ!』』』
「「きゃぁぁぁぁぁ!!」」
「部長!朱乃さん!!」
未熟。あまりに未熟。戦場が自分の
思い通りになると思ったか?
「すぐに回復を!」
元聖女アーシア・アルジェントか。
その回復技術は貴重で稀少。さらに指示を
守ることが出来る性格。つまり無能のメンツ
で前線で使えるのはコイツくらいだろうよ。
だがな?
『ぐるるるるるるるるる』
「なっ!もう一匹居たのかよ?!」
ケルベロスが1体だけだと誰が決めた?
戦場での奇襲など常識。さらに相手が
作ったフィールドなら尚更だ。
偵察も何もなしで正面から突っ込んでくる
のが許されるのは明確な強者のみ。
「あ・・・」
未熟な赤龍帝頼りの小娘どもが、俺と
同格とでも言うつもりか?
「クソっ!アーシアッ!」
護衛も無く、身を守る術も持たぬ回復役など
タダの雑魚だ。
俺が動いていたら一瞬で終わってるぞ?
『『『ぐるるるるるるる』』』
「クソっ!コレがケルベロス・・・」
「あ、甘く見てましたわ」
まぁ本気では無いから逃げに徹すれば
そこそこは大丈夫だろうさ。
深手ではあるが死ぬような傷でもない。
元聖女に関しては・・・
『ぐるらぁぁぁぁぁぁぁ』
「アーシアには指一本触れさせねぇ!ぞぉぉぉぉ!」
「い、イッセーさん!!」
赤龍帝が傷を負うごとに回復か。・・・まぁ
そうしなければ赤龍帝が倒れて終わるからな。
戦闘継続と時間稼ぎだけをするなら
ソレでも間違いではないが。
俺が動いたら終わるということを理解
しているか?
情報もやった。敗北の経験も与えた。
命もある。もう十分だろう?
「輝きやがれ!オーバーブーストォッ!!」
『Welsh Dragon over booster!!!』
ん?赤龍帝の禁手か?今代は未熟でいまだ
10秒限定の強化らしいが・・・強化率は
変わらんのだろ?一撃の重さは増えるかも
しれんが、今更アレが出てきたところでなぁ。
別にアレが世界で最強と言うわけでもなし。
ケルベロスでは荷が重いだろうが、元が
雑魚すぎる。今までの赤龍帝の強化率を
考えれば、あの程度なら話にならんよ。
それにそろそろ来てくれるんだろう?
飽きてコイツらを殺すかもしれんぞ?
「だらしねぇッ!!!」
『ギャウン?!』
「「「「?!」」」」
ふ、漸く来たか。さて、余興は終いだ。
待たされた分、精々楽しませてもらうぞ?
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーー兵藤一誠視点ーー
クソっ!部長も朱乃さんも怪我のせいで
動きが鈍ってる!
向こうの奴が遊んでるみたいだから
なんとかなってるけどよ!
『がぁぁぁぁぁぁ』
「クソっ!」
助けに行かなきゃダメなのに、二匹目の
コイツをなんとかしないとアーシアが
殺されっちまう!
かといって俺一人じゃコイツは倒せねぇ!
木場が居れば・・・勝手に動いて勝手に
殺されやがって!ソレでも部長の騎士かよ!
「イッセーさん!」
いや、今はそんなことを言ってる場合じゃねぇ!
ドライグ!禁手すればコイツ等には勝てるな!?
『無論だ。だがここで使えばコカビエルの相手は出来んぞ』
・・・そうだ、コレはアイツにとっては余興!
だけど温存して部長や朱乃さんやアーシアを
失うわけにも行かねぇ!
・・・ここで使うぞ!後のことは後で考える!
『まぁ、それもまた良いだろう』
相手が相手だ。最初から温存することを
考えてたのが間違いだった!
「輝きやがれ!オーバーブーストォッ!!」
『Welsh Dragon over booster!!!』
コレが俺の禁手・赤龍帝の鎧!!
行くぞワン公!覚悟しやがれっ!
「だらしねぇっ!!!」
『ギャウン?!』
『「・・・は?」』
ケルベロスが・・・消えた?
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ーーシロネコ視点ーー
「輝きやがれ!・・・」
漸く来ましたか。ご主人様からはマダオに
邪魔をさせないのと経験を積ませないように、
アレを無駄打ちさせろと言われてますからね。
「では行きなさい。今のアレは10秒限定
らしいですから大見得を切れば終わります」
まさかこんな方法で10秒潰されるとは
マダオも思わないでしょうねぇ。
茶番も真剣にやれば立派な演劇です。
せめて簪姉様を楽しませてくださいよ?
「了解っす!動物殴んのはアレっすけど、
今回はシカタナイっすね!」
不良が動物好きって本当なんですねぇ。
「下手に殴りすぎると補佐官様に殺されます。
一撃で終わらせなさい。
ダメージを受けたアレの回復と転送はコッチで
しますから、殺さないようにミネ・ウチを
するように」
「ガッテン承知の助っ!そんじゃ行ってきやす!」
そのサンシタムーヴは止めましょうよ・・・
だから何時まで経っても自称弟子なんです。
まぁいいや()
「だらしねぇ!!!」
『ギャウン?!』
うん。今の無能を評価するにはこれ以上の
言葉はありませんね。
とりあえず最高の登場シーンです。
精々大見得を切ってくださいよー。
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ーー兵藤一誠視点ーー
な、何が起こった?いきなり砂埃が舞ったと
思ったらケルベロスが宙に浮いて、消えた?!
驚きに身を固めていると、徐々に砂埃が晴れていく。
まさかコレも何かの演出なのか?
砂埃が晴れたところに居たのは呆然と
する部長と朱乃さん。それに・・・頭巾?
2mくらいの体格で、頭巾をしてて、
特攻服って言うのか?ソレを着てるな。
真ん中に雷の模様?雷の中は漢字で
戦・国・鬼・神・参・上!って・・・
ヤンキーかよ!
・・・・・・で、結局コイツは何なんだ?
「我こそはぁ!堕天使のぉドクーガよりぃ!」
なんだ?急に両手を広げて腰を落とした?
確かアレは・・・歌舞伎の大見得?だっけ?
「この神秘の国!エキゾチックなジャペェ~ンを救うためぇい!」
いや、なんで態々溜めるんだよ!それとジャパンの発音良いな?!
「冥府の底より蘇った戦国の鬼神!
Oh!YOSHITUGUなりぃッ!」
えっと・・・ん?ヨシツグって言ったか?
「お、Oh!YOSHITUGU?ま、まさか?!」
朱乃さん?何か知ってるんですか?
「知ってるの朱乃?!」
部長も驚いてるよ!つかコカビエルも
ケルベロスも固まってるよっ!
「ここが天下分け目の関ヶ原ぁ。堕天使死すべし慈悲はないっ!」
せ、関ヶ原?いや、まぁ、言いたいことは
なんとなくわかるけど・・・
「関ヶ原・・・やはり彼はっ!」
朱乃さん、何か知ってるんですね?!
「And now you gon`be with me for the last ride
(さぁ俺と一緒に最後のドライブに出かけようぜ)」
なんでソコは英語なんだよ?!
『・・・相棒』
ん?どうした?お前もツッコミたいのか?
『・・・時間切れだ』
・・・は?
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーー???ーー
「決まったぁーーーーーーーーー!!」
『ぐろぉぉぉぉりあぁぁぁぁぁす!!」
(ΦωΦ)・・・ナニかキメたの間違いじゃないかにゃぁ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーアジュカ視点ーー
「「「「せ、戦国鬼神?!」」」」
な、なんだアレは?!
「くっ!悔しいけど見事な入り方!残心にも
隙がない!コレはプロね!一流、いえ超一流のプロが監修してるのねっ!」
いや、気にするのそこなのか?
マジカルなんとかの演出じゃないんだぞ?
「えっと・・・いや、なんだろ~
彼?どっかで見たような気が・・・」
ファルビウム。お前アレと知り合いなのか?
どこで知り合ったんだ?
「くっ!サタンレンジャーも負けてはいない!
だが・・・悔しいがアレは完璧だ!
姿勢・発音・タイミング・音楽・角度・口上!
さらに実力!その全てに無駄がないっ!」
いや、まぁ。隙だらけに見えてコカビエルに
は隙は見せてないし、ケルベロスを一撃で
葬るだけの力もある。
いや、葬るというよりはアレはもともと
一定のダメージを受けたら帰還するように
なっていたんだろうが・・・
このタイミングで来たってことはオセの部下だろ?
たしかにリアスは傷を負ったが、アレ
なら問題なく回復出来るし、実戦で格上と
戦うという経験も積めた。
手柄と言えばこの映像がすでに偵察兵
としての手柄となる。
うん。条件は全部満たしてるんだが・・・
なんだかなー。
ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーアザゼルーー
「戦国鬼神だと?!まさかアレをロボットじゃなく
特撮でヤるとは・・・カンザシめやってくれるっ!」
「・・・アザゼル、変な対抗意識持たないで下さいよ?」
FGOじゃねーんだよ。敵だって回避するんだよ!
なんで火炎弾放ってからボーッとしてんだよ!
撃ったら動くのは基本だろーがっ!
破壊魔さん、一撃。まぁ当然ですな。
配慮する必要がないんだもの。
戦国鬼神・・・何者なんだ・・・
もちろん登場曲はG○ショーグンですってお話