つまり説明回!
オリ設定!
オリ展開!
オリキャラ?クロスオーバーキャラ?
とりあえず他作品のキャラ登場!
嫌いな人は読み飛ばし!
無能が合宿に行って早3日・・・阿呆が
夜に人員を割り振ってるせいで、日中の
負担が酷いことになってますねぇ。
まぁ堕天使やら教会勢力が動くのも基本は
夜だから、ソッチに注意を向けるのも
わかるし?もしかしたらシトリー家から日中に
関しては手を抜くように指示が出てるかも。
阿呆は私たちの事を知らなくても、
あ、そうだ。前々から聞きたいって
思ってたんだけどすっかり忘れてた。
「そーいえば簪姉様?」
合宿と言えば、そもそもの疑問があったんだよね。
「ん~どうしたの白音ちゃん?」
お疲れですねぇ。
まぁご主人様が交わした契約では、
阿呆が日中手を抜いたとしても職務放棄
してるわけじゃないから、コッチは
ちゃんとフォローしなきゃいけないし。
夜に関しても本来は契約外だけど、
あまりに杜撰な管理だから放置したら
鬼ぃさんに迷惑がかかって、ご主人様に
クレームが入っちゃいますからね。
そりゃストレス溜まりますよ。
「いや、人員の補充ってないのかなぁって」
本題はちょっと違うけど、まぁ多少はね?
「あぁ、ソレね?今後がどうなるかわから
ないから、今後のことも考えて奥様に
援軍要請したよ。
はぐれ悪魔の討伐に行ってる方は無理だけど、
他所に出張してるヒトを送ってくれるってさ」
確かに今後のことを考えたら・・・
もしかしたら契約継続とかなる
可能性も有りますか。
そうなった時にいきなりコッチに派遣
されても困るだろうし?
それにはぐれ悪魔討伐班はねぇ。私とか
黒歌姉さまみたいにアレを使えないと
イロイロ困るから、そりゃアッチからは
来ないですよねぇ。
それで、コッチに来るのは出張から帰って
きたヒトになるのか・・・
「出張班ですか。基本はその中でもご主人様の
眷属の方が来るんですよね?」
私たちの応援だし、家の人たちは領地経営に
忙しいからなぁ。
他に出張してる家臣団のヒト達も忙しいだろうし。
「だねぇ。向こうは向こうで忙しいし、
阿呆のフォローの為に領地経営に支障が
出たら本末転倒だからね」
ごもっともです。
「そのために眷属の方が来るのはわかる
んですけど、そもそもご主人様って
悪魔の駒は嫌いなんですよね?
それなのに眷属って良いんですか?」
いや、まぁ眷属にしてもらった私が言う
ことじゃないんですけどね?
なんて言うか信念的なヤツで。
「あぁご当主様は何事もヤリたいようにヤる
ヒトだから、有る物は何でも使うよ?
ソレに悪魔の駒が嫌いと言うより、その中身
って言うのかな?そういうのが嫌いなだけだし」
「中身?」
悪魔の駒の中身ってなんですか?
「あ~それは『ふ~む。白音は不勉強だねぇ』」
む、この簪姉様が浦安で大騒ぎしてるときに
一緒に騒いでそうな声は・・・
「神野サンですか。お久しぶりです。
フンコロガシ屎泥課のお手伝いは終わったんですか?」
まぁココが日本で『出張してるヒト』を応援に
出すって時点でなんとなくわかってましたけど。
『だねぇ。主からコッチの手伝いしろって
言われてさ。鬼ぃさんにも、コッチがアレだと
無駄に忙しくなるからフォローして来てくれ
って言われてねぇ。許可が出たんだよぉ!』
なるほど。理屈はわかります。ソレにコッチには
簪姉様が居ますからね。相手も堕天使だの教会
だし神野サンなら適任でしょう。
「あ、お久しぶりです神野サン」
『おーおー久しいね、かんちゃん!
相変わらず憑かれてる顔してるねぇ!』
うん。このヒト何故か簪姉様が大好き
なんですよね~。
好きと言っても男女の仲じゃなく、孫娘に
接する感じですけど。つまり・・・ダダ甘です。
「お話は聞いてると思いますけど阿呆が
あまりにも阿呆でして。正直神野サンが
来てくれて助かりますよ~」
・・・このヒトにそんな事を言えるのは
簪姉様とご主人様くらいですよね。
なんたってこのヒト、奥様を相手にからかって遊ぶヒトですから。
『うんうん。そぉだろうそぉだろう!
ココに空君が来たら大変だからねぇ!』
いやー何というか、まんま孫娘に頼られて喜ぶお祖父さんですよ。
それに確かに空さんは地上に出たら危険ですよね。
まぁそれはそれとして・・・
「神野サン?私が不勉強なのはわかり
ましたが、出来たらご主人様の悪魔の駒
についての価値観を教えて欲しんですが」
本題はコレですよね。
自分が未熟なのは知ってますけど、だから
と言って未熟を理由にしてご主人様を理解
することを諦めちゃダメだと思うんです。
『おぉぅ。素直で勤勉だ。悪魔としては
どうかと思うけど、ソーユー悪魔も居ても
良いよね。
なんたって主が主だもの!だって悪魔だもの!
さんたまりあうらうらのーべす!!』
うーん。相変わらずひゃっはーしてますねぇ。
突っ込んだら負けだから突っ込みませんが、
これでは何時まで経っても問題が解決しません。
「あ~神野サンがアレだから私が教えるけど、
ご当主様が悪魔の駒が嫌いな理由は幾つか
あってね」
ほうほう
『まず第一に、意味のわからないモノだからだねぇ』
いきなり入ってきやがったっ!でも・・・
「意味がわからないですか?」
適用者を強制的に悪魔に変えるんですよね?
でもって使った駒によって様々な力を得る。
ある意味わかりやすいのでは?
「そうだね。わかりやすいところだと・・・騎士の駒かな」
「騎士の駒?」
速さを増すんですよね?
『アレは速さを増すって言うけど、そもそも速さって何さ?』
ん?うーん。んん?言われてみれば・・・
「脚力から生まれるモノなら脚力。
動体視力から生まれるものなら視力。
体の反応速度を上げるなら神経だよね?」
確かに・・・
『でも力を上げるなら戦車がある。魔力で
強化するなら僧侶がある。なら騎士って
何を強化してるんだい?』
思考・・・では無いですよね。
動体視力は視力だし・・・アレ?
「同じように戦車もだね。筋肉密度を
上げてるわけでも無ければ、魔力量も
変わってない。重さも変わらない。
それなのに頑丈になって力が増す?
意味がわからなくない?」
確かに・・・
『つまり他種族を悪魔にするだけなら
兵士で良いのさ!
それなのに、種族を変えるだけじゃなく
わけのわからない力を後付けするの
は彼の美学に反するんだよぉ』
それはそうですよね。自分自身を磨き
技術を磨くのがご主人様です。
悪魔になったら肉体強度が変わったり弱点が
出来ますけど、ソレは種族の問題ですし。
有る物は全部使うと言っても、僧侶の駒
みたいに魔力を外付けHDみたいに
増やすのならまだしも、戦車とか
騎士って何を強化するの?って話ですか。
そんなわけのわからないモノを眷属の
体の中に入れたくないってことかな?
「第2に眷属と家臣の違いも出てくるね」
あぁ、ソレはわかります。
『そぉう!貴族として家を保つためには
譜代の家臣は必要不可欠。けどソレって
15人で足りるかいぃ?』
足りませんよねぇ。
「しかも眷属として強化されるのは戦闘力だけ。
領地運営に必要な力ってそういうのとは
全く違うでしょ?なのに眷属は自分が主君に
選ばれたって優越感を覚えちゃうし、眷属に
なってない家臣の人は劣等感を覚えちゃう」
領地運営には戦闘に向かない純粋な文官の人
たちが必要なのに・・・
『そうなったら家の統治が乱れる。だから
彼は悪魔の駒を使って眷属を増やすのは
良いことではないと思ってるのさ!』
なるほど・・・奥様や簪姉様は政治も
戦闘も出来る万能の天才ですから特に
問題にはなりませんけど、もしも眷属が
サーゼクスみたいな脳筋揃いなら家を
保つどころじゃありませんね。
「基本的には力こそ正義っていうのが
悪魔社会だけどね?法の下で領土を
運営するなら、力より文官として信用
出来る人を眷属にするべきなんだよ」
けどそんなことしてる悪魔はいませんよね?
『まぁ眷属が領地を守護する為だけの
存在ならソレで良いんだけどねぇ』
主君にそういう扱いされたら、ほとんどの
眷属は「眷属である自分を差し置いて、
主君が戦えない文官を特別扱いしてる!」
って騒ぎますよねぇ。
力を重視するが故の、武官と文官の軋轢
ですか。駒を持つのは貴族であると言う
ルールを考えれば軋轢を助長するのは
良いことではないと。
「第3にソノ理念がおかしい」
あぁなるほど。ソレはご主人様も良く
言ってますよね。
『元々少子化を改善する為に造ったモノ
なのに、あきらかに他の勢力に喧嘩を
売って戦争を助長してるじゃないか。
コレで堕天使やら天使を悪魔にするなら
まだしも、君みたいな妖怪や他の勢力の
神獣だの神使を眷属にするんだよ?』
ダメですよねぇ。
「まぁご当主様は戦争上等っ!てヒト
だから他の勢力の連中を眷属にすることは
否定して無いけど、製作者の意図から
完全に外れてるよね。
それなのに何の修正もしないアジュカに
関しては・・・馬鹿だと思ってる」
文句のつけようがないくらいの馬鹿です。
政治家としても技術者としても中途半端なんですね。
『さらに無責任だ!主君は眷属に
対する責任を負うべきなのに、
はぐれ悪魔やら何やらは全然減らない!』
うん。全くそのとおりですよねぇ。
「この問題を解決する方法に関しては、
私たちはすでに対処法を確立してるけどね。
他の連中は何も出来てないでしょ?
老害が眷属をペットとして考えたとしても問題
だし、配下と考えてるとしてもまともに管理でき
ないような連中に駒を渡しちゃダメだよね?」
あきらかにダメですよね。
それこそ他の勢力に喧嘩を売って
戦争を吹っかけるつもりなら問題
無いんでしょうけど・・・
今の魔王は戦争に反対してますもんね。
意味がわからないよ。
「でもって奥さんとかを強化する為に
使ってるヤツが居るじゃない?」
・・・居ますね。
『おかしいよねぇ?悪魔を増やすための
駒なのにドーピングに使うんだよ?
主が大っ嫌いなパターンだよねぇ?』
そうですよね。そもそも悪魔以外のモノを
悪魔にする為のモノなんだから、悪魔に
適用されるのはおかしいんですよね。
「他にもいくつかあるけど、まぁ
簡単に説明できるのはこれくらいかな。
あとはご当主様の口から直接聞いてね」
むぅ・・・他にもあるんですか。
『そうだねぇ。主のお考えは勝手に考察
するんじゃなく、本人に聞くべきだよ?
どこぞの神みたいに死んでるわけじゃないんだからさぁ』
「・・・それもそうですね」
現状でわかったのは、ご主人様は他種族を
悪魔にする為の手段としてなら悪魔の駒を
使うけど、眷属の強化とかに使うのが嫌い
ってことなんですよね?
もし違っても、ソレはソレでご主人様との
会話の種になるからおっけーです!
『さてかんちゃん?白音も納得したところで現状を教えてくれるかなぁ?』
おぉ、そうですよね。神野サンはお仕事で
来てるんだから、そっちをちゃんとしないと。
あ、でも先に
「神野サン。イロイロ教えてくれてアリガトウゴザイマス」
ちゃんとお礼を言わないとシツレイですよね!
『・・・ん~そんな純粋に感謝されるとアレだけど・・・まぁお仲間だから良いか!』
あれ?このヒトも悪魔の中の悪魔だから、
感謝とかしたら逆にシツレイだったかな?
まぁいいや()
白音は悪魔だからヤリたいようにヤるんですよ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「はぁ?グレモリーがオセと断交だと?!」
どういうことだ?サーゼクスはそんなこと
一言も言ってなかったぞっ!
「えぇ。妻の実家からの情報で、主な
貴族家の当主には通達されている
らしいので嘘や虚報ではないでしょう」
シェムハザの奥方情報か・・・それに
貴族家当主に通達したってんなら嘘でも
策でもなく本当か。
「しかしなんでまたいきなり?」
俺が悪魔領に無断侵犯したことについては
カンザシ・オセも政治の問題として直接
サーゼクスと話せって言ってきたし・・・
そもそも俺が行ったのだって、日本神話群の
鬼面仏滅絡みってわかってたよな?
もしもアレを理由に政治的なナニかをしたら、
『勝手に利用するな』って言われて折檻
されるから、アレが理由ってわけじゃねーだろ?
「何でも職務放棄による契約違反だとか」
「はぁ?」
契約違反?オセに対して?馬鹿じゃねぇ?
「職務の内容が良くわかりませんが、
どうやら完全に決別したようですね」
「そりゃそーだろ」
悪魔にとって契約は絶対遵守が基本。
人間が契約の裏をかいたりした場合は
裏をかかれた悪魔が阿呆なのであって、
契約違反とは違うからな。
しかし家ごと断交するってことは悪魔の
貴族家同士が結んだ契約ってことか?
二重にダメじゃねーかよ!
「・・・そういえばアイツの妹が結婚
するって話だったよな?」
それ関係か?
「あぁ、相手は確かフェニックス家の三男坊
でしたっけ?長々と愚痴ってましたよね?」
ホント長々とな。他の悪魔の手前愚痴だの
文句が言えないのはわかるが俺に言って
なんになるってんだ。
もんだが、そういえばアイツらのことを
カンザシ・オセは無能と阿呆と言ってたな。
まさかとは思うが無能が何かやらかした?
そのせいでオセがブチキレたってのは・・・あるかもしれん。
無能だろうが阿呆だろうが無礼や
不敬が許されるわけじゃねぇ。
ガキが馬鹿やったら保護者の責任だって言われたらどうなる?
あの身内に甘いグレモリーが娘を
切り捨てることが出来るか?
・・・無理だろうな。
あとは赤龍帝か。アレも白龍皇もこれまで
4代に渡って奥方に仕留められてるから、
今回顕現したことで殲滅対象になった?
・・・ありえる。
そうなるとウチもヤバイか?
「とりあえずヴァーリに暫く表を
出歩くなって伝えなきゃな」
強者との戦いがどうとか言ってるが
相手が悪すぎる。
まさかヴァーリの趣味に堕天使全部を巻き込む訳にはいかねぇからな。
和平が成立すればオセの矛先はコッチ
から外れるんだ・・・
頼むからもう少し大人しくしてろよ?
ーーーーーーーーーーーーーー
「イッセー!魔力の一撃を撃ってみなさい!
魔力の塊を出すとき、自分が一番イメージ
しやすい形で打つの!」
「え!え?えええええええええ!?」
とりあえずオセ君的には駒のドーピング性能は嫌いだけど、
「他種族を悪魔にする為の方法としては有り」と言う考えです。
感想で話を膨らます卑怯者?
褒め言葉ですなっ!!
神野=サン。一体何者なんだ・・・
かんちゃんと仲がいい理由?
欲に忠実なのと中のヒト関係ですかねってお話。
オセ君のモデルや見た目は当然某作品の大尉ですよ?
鬼ぃさん≧空くん≧ご主人様>>>>>神野サン>>超えられない壁>>奥様>>>>>>簪姉様>>>超えられない壁>>>白音
鬼ぃさん強すぎぃ!
まぁコレはアレですよ?冗談みたいなモノですし、
相性とかもあるので、あんまり参考にならないと
思ってください