とある師弟のD×D   作:カツヲ武士

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92話で間違ってません。

91話に該当する文章が書けない・・・英雄達が、英雄達がぁぁぁ!!

原作7巻導入回!

謎に満ちてた世界観が明らかに?

オリ設定!
オリ展開!

嫌いな人は読み飛ばし!


原作7巻
92話


ーー奥様視点ーー

 

「まったく!ぷんすかですよ!」

 

狐殿が来たと思ったら急に愚痴り始めましたね。

 

まぁ彼女もお疲れでしょうし、我々にも

その責任の一端が有ります。

 

事の発端はオーディンが訪日すること。

 

その目的は駒王学園でコカビエルが

試した魔法陣と詠唱の実験ですが、

ソレだけだと流石に失礼と思ったのか

それとも周囲にそれらしい理由をつける

為なのか、自分が日本を訪れる理由を

日本神話群の主神である天照大神様に

挨拶する為とか言い出したんですよね。

 

もうこれだけで開いた口が塞がりません。

北欧の神如きがなんたる不敬。

 

その原因を作った我々に対して、問答無用で補佐官様が殴り込みに来ないだけマシと思うべきでしょう。

 

「オーディンが日本に行って、術式の再現

実験をするのは知っていたが・・・まさか

その口実に天照大神様を使うとはな」

 

話を聞いた旦那様も驚いていますね。

 

ソレはそうでしょう。天照大神様は曙光の号を持ち『八百万』の理を以て神座に君臨する方。

 

旦那様が言う主人公を守ると言う意味の管理者ではなく、本当の意味での世界の管理者とも言えるお方です。

 

世界に造られ、北欧と言う地域に縛られた

オーディン如きが面会できるような方では

無いと言うのに、一体何を考えているのか。

 

「そうなんです!そもそも天照大神様は

『勝手にすれば良いんじゃないかの?』

って感じで容認してるんですよ?

あの方々が気にするのは化生。つまりは

旦那様のような方が独自の理を持つことを

恐れているのであって、元々が理の化身とも

言える神野サンのような集合無意識から

生まれた方や、空さんのような守護者の方に

対して含むところは無いんです!」

 

狐殿が旦那様に抱きつきながら愚痴ってますけど、さらりと旦那様が高天原に警戒されてると言ってますよ?ソレ、言って良いんですか?

 

旦那様も苦笑いです。まぁ向こうの方々が、

旦那様のように力を持ち、神の次元に

到達するモノを警戒するのは当然でしょう。

 

そもそも旦那様が持ちうる理と似たような

モノが既に有るらしいですから、警戒も

それほど本気では無いらしいですがね。

 

悪魔は万年生きると言いますが、向こうの

方々には寿命が有りませんし、旦那様は

「限りが有るからこそ輝く。だから寿命が

無くなるのは困る」と言う持論の持ち主。

 

それ故に旦那様と彼らは相性が良いのです。

 

向こうにしてみたら旦那様は新たな存在に対する試金石。

 

もしも旦那様を打ち破る存在が現れたら

向こうも本気で動くのでしょう。

 

その扱いには思う所も有りますが、旦那様がソレを認めてますからね。

 

ならば私は正妻としてソレに従うまで。

 

ソレはともかく、オーディンに対しての対応ですが・・・

 

「とりあえず現状において駒王町の

管理者はソーナ・シトリーだ。

オーディンの案内には彼女を付けることになるだろうな」

 

まぁそうなりますか。

 

「護衛に関しても、現地が悪魔の領土である

以上は悪魔から出すことになる。

アジュカ、いや、ファルビウムだな。彼が

誰を任命するかは知らんが、現状で可能性が

高いのはゼファードルだろうな」

 

そもそもが自分たちを上回る実力者で一つの勢力の主神ですからね。

 

本来なら最高戦力の魔王が出て護衛する

のが正しいのですが、サーゼクスは廃人で、

アジュカやファルビウムは神野やオーフィス

への対処が有るし、セラフォルーは外交官

として各地へ動く必要が有るので地上に

出てくる余裕が無い。

 

ソレに連中は自分たちと彼らが同格と

勘違いしてる節がありますからね。

 

我々は聖書陣営の中の一勢力。いわば陪臣。

対してオーディンは神話群の主神です。

 

格として見れば魔王は彼らよりも格下なんですがねぇ。

 

その魔王の更に下の連中を護衛に付ける?

間違いなく無礼ですよねぇ。

 

グレイフィアなら魔王の代行として丁度

良いかもしれませんが、サーゼクスが

アレですからねぇ。

 

旦那が動けないときこそ奥方が動くべきでしょうが、所詮は家を投げ捨てた貴族の小娘。

 

母親としても貴族としても足りません。

 

ソレを考えれば、魔王の親族であり、先の戦で

白龍皇を討ち取り、堕天使の幹部と五分に

戦った自称弟子は使い勝手が良いでしょうが、

アレが護衛と言われると・・・

 

「我々に依頼は来ませんか?」

 

実力で言えば我々に来そうな気もしますがね?

 

そう聞けば旦那様は狐殿を撫でながら

苦笑いをしている。

ふむ?何かおかしなことを聞きましたかね?

 

「俺達は戦争推進派だからな。下手に護衛

にした場合、オーディンを狙った連中を容赦

無く殺すことになるだろう。

無論、護衛という大義名分は有るが、現在の

悪魔陣営は立て直しの真っ最中だ。

下手に戦争の引き金は引けんだろうよ」

 

なるほど。北欧神話群やオーディンを狙う連中に

対して自称弟子では力不足と思いましたが・・・

護衛と言うより案内の方が意味合いが強いと

言うことでしょう。

 

ついでに言えば、魔王から見ても、旦那様は

悪魔の貴族では有りますが頭ごなしに命令

できるような関係では有りません。

 

貴族家当主に、護衛をしろ!などとは言えないのですよね。

 

中途半端な貴族主義の弊害です。

 

「そう言えば日本神話群はオーディンの

扱いをどうするんだ?勝手にしろとは

言うが、天照大神様の性格ならば会談を

無視すると言うことも無いだろ?」

 

あぁ、確かにそうですよね。

普通に考えれば代理の者を出すことになるでしょうが・・・

 

「あ!それなら不肖、この私が天照大神様の

代理として連中と会談することになりました!」

 

誇らしげに胸を張る狐殿。

 

旦那様は狐殿の頭を「凄いなー」と言いながら撫でてますが、コレは一大事ですよ。

 

狐殿とて無力では有りませんが、何か有って

怪我でもしたら大変です。

 

コレは万全の準備を整えねばなりませんね。

 

「狐殿の護衛には伯師妹を付けましょう。

青いのと黒いのが居るのでその辺の神

如きならば殺せます。

それと雑魚対策にアリスですね。彼女の

殲滅力が有れば雑魚がいくら居ても問題

ありません。

後は、オーディンの方で邪魔をしないように

ソーナ・シトリーにはシロネコを監督に、

警備の総指揮は簪に任せましょう」

 

本当は私が担当すべきですが、私が出ては簪が

後ろに下がれません。そうなると狐殿と簪と

言う形で護衛対象が増えてしまいますからね。

 

その点シロネコならソーナ・シトリーと

知り合いですし、簪の付き人です。

 

一応簪の側にクロネコも控えさせれば問題無いでしょうね。

 

シトリー家はとはいまだに補佐の契約が

継続してますから補佐ならば問題ありません。

 

もしも魔王たちから協力要請が来ても、

シロネコと簪が動いていると言うことに

すれば良い。

 

あとはオーディンを狙う連中に舐めた

真似をさせないように、神野に病でも

ばら撒いて貰いましょうか?

 

それとも空殿に見張って貰い、何か有ったら

即座に異界を展開してもらうべきか?

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

( ´・ω・)?

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「せ、正妻様!大丈夫ですよ!私の護衛には

補佐官様が付くことになってますし!」

 

「鬼ぃさんが?」

 

旦那様もビックリですが、さすがに予想外です。

あの方が護衛?まぁ補佐と言えば補佐ですが・・・

 

「はい!オーディンとも知らぬ仲では無い

そうなので、天照大神様に対する無礼を

しっかり理解させると仰ってました!」

 

「・・・そうか」

 

あぁなるほど。我々は悪魔勢力と言うことも

有りますが、補佐官殿は日本地獄の所属。

 

天照大神様の配下でも有りますから、

ココで地上に出ても特に問題は無い。

 

オーディンが知り合いなら猶更ですね。

 

奴を見せしめにすることで、今後勘違いした

連中が現れないようにするつもりでしょう。

 

例えば悪魔陣営が彼らに協力を要請したり、

他の聖書の陣営の連中にも新たな土地の

借り入れの要請をしたりさせないように

する気でしょう。

 

ですが、補佐官殿が来るなら猶更警護に気は抜けません。

 

あの方は金棒を構えただけで伯師妹が死を

覚悟するレベルですからね。

 

我々が天照大神様を軽く見てる等と

思われたらどうなることか。

 

旦那様が折檻を受ける可能性も有ります。

伯師妹にはしっかりと言い含めましょう。

 

自称弟子にも油断はさせません。

 

魔王共はこのことを何処まで理解してるのやら。

 

何も知らないようなら魔王を護衛に付ける

ように話を通す必要が有りますね。

 

オーディンはともかく、狐殿への不敬は許しません。

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

ーーシロネコ視点ーー

 

ず~いぶん久し振りな気がします。

 

こんな事を簪姉様に言えば「メメタァ!」って

言われて吹っ飛ばされますから言いませんけど。

 

でもって奥様からの緊急連絡です。

 

オーディンがココに来ることに関係してる

んでしょうけど、簪姉様が眉を顰めてるのを

見ると、黙って実験して帰るってだけじゃ

無いんですね?

 

「とりあえず白音ちゃんは、オーディンの

案内役になるだろうソーナ・シトリーの

補佐になるね」

 

「なるほど~」

 

まぁソレは問題ありませんよね?多少の教育

を施して、少しはマトモな考えを持つように

なりましたけど、やっぱりまだまだ若手で

未熟ですからね。

 

領主としての仕事と案内役を兼ねるには

まだまだ実力不足です。

 

ソレはそれとして、連中の補佐は仕事のウチだし、特に問題無いのでは?

 

「問題はココからでね?オーディンが何をトチ狂ったか、天照大神様との会談を要請したらしいのよ」

 

「えっと、北欧神話の主神が日本を

訪れるなら挨拶くらいは普通なのでは?」

 

最低限の礼儀だと思いますけど・・・何か

問題が有るのでしょうか?

 

首を傾げる私に対して苦笑いする簪姉様。

 

むぅ。何か私の知らないことが有るのでしょうね。

 

「白音ちゃんはまだ知らないか~。

天照大神様はね?とっても偉いの」

 

ん?ソレはそうですよね?何しろ日本神話群の主神ですし。

 

簪姉様が何を言いたいのか良く分からないのですが・・・

 

「それでね?今の天照大神様は厳密には

イザナギ様とイザナミ様の子ではなく、

曙光と言われる方が太陽の化身である

天照大神様と同化したって感じの方なんだ」

 

む?

 

純粋な太陽の化身ではないと言うことですかね?

 

「世界の創造と言うか管理と言うか、そう

言うのをしてる方でね?

わかりやすく言えば補佐官様の上司の上司。

その理は世界を覆うの」

 

「スゴク・偉いどころじゃ無いですよね?!」

 

理についてはあんまり詳しく無いですけど、

補佐官様の上司の上司って!

明らかにソッチが問題ですよ!

 

「そうだね。お参りするなら「良く来た」

って感じで終わりなんだけど、同格面して

会談なんか申し込んで来たじゃない?」

 

あぁ、補佐官様が素振りしてるのが想像できます。

 

「本来なら格下だから「寝惚けるな田舎者が」

で済む話なんだけど、天照大神様は基本的に

そう言うのに無頓着な方でね」

 

あぁ、日本神話の方ってスサノオ様みたいな

ヒトたち以外は基本的に大らかですよね。

 

日本で悪魔や堕天使が騒いでも気にしないし。

 

「人を見守り、国を見守り、世界を見守るのが

あの方々だからね。態々小物の粗相に目くじら

を立てることは無いけど、今回はソレが響いた

形かな?」

 

「まさか・・・会談を受けるのですか?」

 

ソレはシカタナイにしても、場所は何処に

なるんでしょうね?

 

流石に高天原に他の神話群の神様を招きはしないですよね?

 

まさかオーディンが用のある駒王町?

こんなところに補佐官様の上司の上司が来るの?

 

半ば絶望を覚えながら確認すれば、簪姉様

は頷いてしまいました。

 

ですがまだです!まだ絶望する時間では有りませんでした!

 

「流石にご本人様は来ないで、代理の神使様が来るってさ」

 

ま、まぁそうですよね。

ですが神使の方とて神様です!粗相なんか出来ません!

 

「でもってその代理の方が狐様なんだってさ」

 

「・・・マジですか」

 

真顔で頷く簪姉様。つまり奥様からの緊急連絡

とは狐様の護衛に関することなのですね!

 

「狐様の護衛には、ウチからウィーネちゃんと

アリスちゃんが付く。当然ティアマットと

クロウ・クルワッハも一緒」

 

「なるほど。ウィーネ様は強力な神が来た

時で、アリスさんは雑魚が来た時のためですか」

 

戦いは数と言いますが、アリスさんの呪詛は

数を無効化するだけの力が有りますからね。

 

ウィーネ様に関しては相手がシヴァクラスで

無い限りは後れを取ることは無いですし、

お付きの二人もその辺の神様くらいなら

瞬殺できるらしいです。

 

「そうだね。ソレでオーディンの方には

ソーナ・シトリーと自称弟子がつく予定。

ソレを白音ちゃんがフォローする形だね」

 

むぅ。扱いが微妙ですが、連中が特に面倒なことをしなければ、後は全部ウィーネ様が片付けてくれますかね?

 

いや、あくまで狐様の護衛ですから、私たち

には関わらない可能性も有ります。

 

「まぁコレは予定だから、他の連中が

オーディンの護衛につく可能性が有るけど、

私たちは護衛と言うよりは周囲がおかしな

真似をしないようにすることが仕事だね」

 

「なるほど・・・狐様にご迷惑をかけないこと

が第一と言うことですね?」

 

その為ならオーディンが死んでも構わないと。

 

「そうだね。何せ狐様の護衛には補佐官様

も付くみたいだから。ただでさえ油断

慢心は駄目だけど、一切の手抜かりは許され

ないからそのつもりでね」

 

おぉう・・・まさかの補佐官様出陣ですか。

 

稀に視察みたいなことをしてるのは知って

ましたけど、そうかぁ狐様の護衛かぁ。

 

とりあえず会長眼鏡と自称弟子にはキツク言って置きましょう。

 

「ウィーネちゃん達や白音ちゃんへの指示は

私が出すことになるよ。

黒歌さんも私の補佐としてコッチに来ること

になるから、いざと言うときは確実にフォロー

する。だから白音ちゃんが一人で苦労する

ような事にはならないから安心してね」

 

そう言って簪姉様が指揮官の顔を見せました。

 

狐様は奥様と並ぶ重要人物ですからね。

ご主人様の眷属として粗相を許すわけには

行かないと言うことでしょう。

 

そしていざとなれば簪姉様と黒歌姉様が私のフォローに回ると言うのも心強いです。

 

面倒事を持って来たオーディンには

何かしらの嫌がらせをするとして・・・

 

まずは準備ですね。

 

軍勢を動かすことは有りませんから、

駒王町の警備に関する引き継ぎくらい

でしょうけど。

 

無様を晒したら補佐官様とウィーネ様に

殺されると分かれば、自称弟子も学園に

戻ったソーナ・シトリーも素直に言うことを聞くでしょう。

 

・・・聞かなかったら聞かせるまでですが。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ?オーディン様が駒王町に?!」

 

「そう☆だからソーナちゃんに案内役を頼みたいんだ♪」

 

 




91話は後で書きます。いつか。きっと、多分。

拙作の世界の理は曙光八百万であるってお話。
お父さんやお母さんは出てきません。

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