奮い立てテキサス・ブロンコ   作:遊人

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書きたくなったから書きました

反省していますが後悔はしていません

何でも飲み込める猛者以外は戻ることをおすすめします


本編
転生するテキサス魂 の巻


病院の一室

 

ここで一人の偉大なる男が最期の時を向かえようとしていた

 

 

ドタドタドタドタ バンッ

 

「テリーマン!!」

 

「病院では静かにしてください!」

 

一人のヨボヨボな男が病室に駆け込んできた、それをナースが制する

 

「この状況で落ち着けるか!テリー、しっかりせんかゴホッグヘッウ~ン苦しい・・・。」

 

「落ち着いてください!あなただって体の調子でいったらいつこうなってもおかしくないんですよ!あまり興奮すると二人で旅立つことに成ってしまいますよ!」

 

「ハハハ、そいつは困るな。」

 

ベッドで寝ている男が口を開いた

 

「入ってくるや病室がニンニクの臭いで充満するようなブタバナ野郎と天国までの道を二人旅とかお断りだぜ。」

 

「テリー・・・、ナツコさん。」

 

ベッドの横で静かに座る彼の妻ナツコ婦人に声をかけるも彼女は悟った目を見せた後目を伏せ静かに首を横にふった

 

「すまないな、キン肉マン。先に迎えが来ちまったぜ。」

 

「・・・なにを弱気なことを抜かしておる。いつものような不滅のテキサス魂はどうした。」

 

「フフッそんなのあのバカ息子が受け継いでいるさ、そしてそれはまた次の世代のものたちが継いでくれる。お前のとこもそうだろ?」

 

「ああ、そうじゃったな。今はあいつらの時代だ。そしてそのつぎの世代たちも順調に伸びておる。」

 

ガチャ

 

「遅れてすまない。」

 

二人が語り合う病室に鉄仮面をつけた男を先頭に複数人が病室に入ってきた

 

「みんな来てくれたんだな。」

 

「当たり前ズラ。」

 

「我らの友情はどれだけ老いても不滅だ。」

 

「コーホー」

 

彼と共に幾多の厳しい戦いを乗り越えて来た戦友達が顔を揃えた

 

「・・・やっぱ俺は幸せ者だ、こんなにも素晴らしい仲間達と愛するワイフに見送られて旅立てるのだから。」

 

彼らの心意気に思わず涙が溢れそれを隠そうと憎まれ口がでできてしまう。そしてそれを誰もが怒る訳でもなく慈愛の目で受け止めた

 

「・・・思えばいろんな奴等と闘ってきたな、悪魔超人、完璧超人、邪神の使いそして始祖。」

 

 

それぞれが脳裏に幾多の激闘を描く

 

「その中で唯一の心残りがキン肉マン、お前と正式な決着をつけれなかったことだな。」

 

良き友としてそして最高のライバルとして互いを叱咤激励しあい高めあった両者だが正式な決闘というのは一度たりともなかった。

 

「そういや一回やろうとして無理やり海を泳いで渡るなんて無茶もしてたな。」

 

大柄な男が懐かしそうに呟く。

 

「今度実現するとしたらあの世でだな、あまり早く来るなよ。あの世で先にトレーニングしまくって強くなって出迎えてやるから。あっ、でもお前は地獄行きか。」

 

「なにおぉ~!!」

 

ドワッハッハッハッハッ

 

「笑い過ぎじゃ!特にお前は!!」ペチ

 

「コーホー」

 

死を前に控えた者の病室とは思えない明るい笑い声が響いた

 

「・・・さて、バカみたいに笑ったところで時間の・・・ようだな。」

 

「テリー!」

 

「先に、行って待ってるぜ。

 

あばよ・・・みんな!!」

 

そう力強く別れを告げると男は目を瞑った。

 

「・・・ご臨終です。」

 

部屋の外で待機していた医師が入ってきて確認してそう告げた

 

「・・・さらばだ、テリーマン。

 

我が生涯のライバルにして最高の友よ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

一人の英傑の死を窓の外から空中で佇み眺めていた男がいた。

 

男は一部始終見終わると飛び上がりどこかへと飛んで消えていった。

 

 

~???~

 

「・・・・・・。」

 

「ザ・マン。」

 

先程空から眺めていた男が降り立つとその先に座している男の背に声をかける。

 

「テリーマンが亡くなりました。予ての約束通り・・・。」

 

「・・・フゥーッ、わからぬものだな。あのジャスティスが一人の超人にそこまで入れ込むなんてな。」

 

男は振り返ることなくぼやく

 

「・・・わかっておる。奴の魂を新たなる世界へと送る。これでよいのだな?」

 

「ありがとうございます。」

 

「しかし聞かせてくれ、何故あの男なのだ?」

 

「あの者の魂はここで終わらせては私が勝ちを譲ったことの賛否を見極めることができません。なればこそ異なる世界でもあの魂が輝くか見届けたいのです。」

 

「フンッ、変わったな。お前は・・・」

 

男はそれだけ告げると立ち上がり水鏡の前に立つ

 

「では始めよう。

 

テリーマンの魂を別の世界へと送る。

 

新たなる歴史を紡いで見せろ、ジャスティスに一度は認められし英傑よ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

・・・HEY!

 

・・・HEY!テリー!

 

起きて!テリー!!

 

「・・・ハッ!?」

 

「やっと起きたわね・・・。」

 

辺りを見渡すとここは・・・飛行機のなかだった。

 

そうだ、これから二人はプロヒーローになるためにテリーの母の祖国日本に向かいその国の最高峰【雄英高校】の試験を受けに向かう途中だった。

 

その道中の飛行機で居眠りをしていたようだ

 

「なんだよ。まだ空港に着いてないじゃないか、空港に着陸してから起こしてって頼んだじゃないかポニー。」

 

金髪の男は窓側で自分を起こした女性

 

角取ポニーにぼやくも

 

「だってあなたは寝起きが特別に悪いから早めに起こしてあげたんじゃない、それよりも見て!JAPANが見えて来たわ。」

 

窓の外を指さし可憐な笑顔を見せた。

 

「本当だ・・・それよりも腹が減ってきたな。」

 

「もう!テリーったら相変わらずね!でも私もその意見には賛成よ。JAPANに着いたら私、牛丼ってやつを食べて見たいわ。」

 

スマホで画像を検索し見せるポニー

 

「なんだよ、これ。

 

こんな薄切りビーフの汁かけライスなんざ旨いわけないって、それよりもハンバーガーにしようぜ。」

 

「もう!それはアメリカでも食べれるでしよ、牛丼で決定よ。いいわね!」

 

結局ポニーに押しきられテリーはオーマイガッとぼやいた。

 

 

 

 

翔野テリーのコスチュームについてどれがいいか悩みましたので皆様のご意見をいただきたく思います。票が多いのが絶対というわけではなく参考材料の一つとさせていただきます。ご了承ください

  • 1ショートパンツ、リングブーツ手袋のみ
  • 21の上に初期の保安官タキシード
  • 31の上にマシンガンズの入場コス
  • 4その他
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