「お前のこの世界の記憶は奥底に封印させていただく。」
だれだ?
「そして、見させてもらおう。お前の持つ不屈の魂とそれにより磨かれゆくーーパワーを、貴様らが培い種の新たなる可能性を広げたーーパワーを・・・」
なんの話をしている!?
「・・・テリー!!」
「ハッ!?」
「もう、また寝てたんですか?」
空港から一路雄英高校の受験のため最寄りのホテルに向かう二人
その道中でまたも寝てしまったようだ
「すまない、どうやら時差ボケみたいだな。」
「大丈夫ですか?テストは明日ですよ?」
そんな会話をしていると最寄りの駅に着いたようだ
二人は電車を降り改札にめがけて歩く
「テリー、さっき寝てたときとても苦しそうでした。
何か嫌な夢でも見ました?」
「・・・悪夢って程じゃないさ、ただ不思議な夢ではあったな。」
ここ最近になり見るようになった夢
内容は目覚めた時にはおぼろげだが誰かに何かを語られている
雄英を志望しヒーローになると決めたときから、
「大丈夫さ、テリー様はそんなにヤワじゃない。
だからそんな心配そうな顔をしないでくれ、ポニー。」
不安そうに見つめるポニーの頭を撫でる
「あっ・・・もう、また子供扱いして、私達は同い年ですよテリー?」
「ソーリー、ソーリー。」
むくれるポニーの頭から手を離し歩く二人
(リア充爆発しろ・・・!)
(なんか日本に来てからやたら視線を感じるな・・・?)
ーホテル到着
隣同士の部屋をとった二人はそれぞれの部屋に入り荷物を広げ明日の準備をしていた
それも一段落した頃
コンッコンッ
扉をノックされた覗いてみるとポニーがいた
「ディナーに行きましょ。」
どうやら荷物整理に気をとられ気づけばいい時間になっていた
二人はホテルで夕食をとらず外で取ることにした、と言うのも・・・
「ここでーす。」
牛丼 善野家
「ポニー?牛丼は今日の昼に空港のフードコートで食べたじゃないか。」
「何でも真の牛丼はここでしか食べれないそうなのでーす。」
スマホのページを見せてくるポニー
『牛丼愛好会』
「な・・・なんだぁ~、このふざけたページは!?」
絶句するテリーを横目にオレンジの看板に吸い込まれるように入ってしまったポニー
たまらず後を追うことになったテリーだった。
ーーーーーーーーーーーーーーー
雄英高校入試当日
「いよいよね、テリー。」
「ああ!」
さすが倍率300倍という難関高だけあって受講者の数も一際多く、
ドン、
「きゃあ!」
人混みでぶつかってしまうポニー
「大丈夫か?」
他よりも大柄なテリーにとって人混みはそれほど苦にならなくてもポニーからすれば移動も一苦労という有り様だった
そこで
スッ
「?」
「ほら、いこうぜ!」
テリーはポニーに手を差し出し先導することにした
「センキュー、テリー。」
ポニーもテリーの手を取り応じた
(なんだあのバカップルは・・・!?)
(うらやましい・・・!)
(爆発しろ・・・!)
(・・・またすごい視線を感じるな。)
構わず二人は歩き出し
ようやく筆記試験の会場に着き各々の席に着いた
・・・筆記試験終了後
やたらテンションの高い説明を聞き終え今度は演習テスト
「私達は別々のエリアのようですね。」
「ああ、でもポニーなら大丈夫さ。自信を持って行ってきな。」
「サンキュー、テリー。あなたもね!」
一時の別れ、互いの健闘を祈りハグでお別れをする
(はわわ、さすが外国人やなぁ。こんな大胆な・・・)
(スゴーい、海外ドラマみたい!)
(見せつけやがって!このヤロおぉぉぉぉおおお!!)血涙
(・・・もう放っておこう。)
ーーーーーーーーーーーーーーー
演習場に足を踏み入れたテリー。
中には独特の緊張感が溢れていた
当たり前だ。この試験で己の運命が左右されてしまうのだから
(・・・しかし、この違和感はなんだ?仮想といえど戦いのフィールドに入っているのに間がありすぎる!まさか、)
そう思った瞬間テリー走り出していた
「ハイ、スタート」
直後聞こえてきた気の抜けた試験官の言葉に大慌てとなる受験生達
「ヘイヘイ、どぉした?実践じゃカウントダウンなんてしてくれないぜ!走れ走れ!もう一人先に始めてる奴がいるぜ!」
「はあっ!」バコッ
次々と仮想敵を殴り壊していくテリー
「まだまだ!テキサスの荒野で育まれたタフネスはこんなもんじゃないぜ!」
試験会場を縦横無尽に走り回りあれよあれよとポイントを獲得していくテリー
そして試験終盤
ゴゴゴゴゴゴゴ
巨大な仮想敵、0P敵が会場に現れた
あまりの大きさにパニックになり尻尾を巻いて逃げ出していく受験生達
テリーは
「ポイントは十分に稼いだし0Pじゃ倒す意味なんてないな。俺は無駄に力を使わない主義なんだ。」
そういって背を向け他の受験生と共に安全な場所に避難しようとしたとき
「っ!?」
みんなと反対にあの巨大な仮想敵に向かって走っていく者が現れた
(あのグリーンヘアーは!?)
忘れもしない試験の説明時に叱責されていた男だ。
気弱そうで頼りなさそうな男だったが歯を食い縛り息を切らしながらも仮想敵に向かい走る少年を目にした瞬間
ーキィィィイイイン
あの少年の後を追わねばならぬような気がした。
二人の男が対峙していた
「まて、ーー、おまえは国外追放者だ!今いけば国防軍の攻撃を受けることになるんだぞ!」
???「大和魂が守ってくれるさ!」
ダッ
そういって男は戦火に身を投じていった。
「・・・そうだよな。敵に背を向けるなんざ男のすることじゃねぇ!!
俺様は、テキサスで鍛えられたこのハートは何者にも屈しない!逃げることはない!!」
そういって再び振り返り少年の後を追う
ーーーーーーーーーー
試験を受けに来た少年・緑谷出久は気づいたら走り出していた。
試験のポイントなど度外視して理由はただ一つあの仮想敵の足元にいた一人の少女が目に入ったからだ
ー危ない!!
朝自分に話しかけてくれた少女が今、危機に瀕しているこれを助けなくてどうするのか!
全速力で少女の近くに駆け寄る
「大丈夫っ!?」
「あっ足が・・・、」
どうやら瓦礫に足を取られ挫いてしまった様だ
「なら・・・これで!」
少女の挫いた足側に回り込み脇から肩を貸し立たせようとする
「ちょっと大変だろうけどこれで・・・。」
「そんな!?君まで危ないよ!私の事は放っておいていいから早く逃げて!」
申し訳ないと口にする少女だが
「助けてって顔をしている君を放っておくくらいなら、僕はヒーローになれなくていい!」
少女の体重を支え懸命に安全な場所に運ぼうとする姿に少女の心は揺れ動いた
「ふっ、ぐぅ、はぁはぁ・・・。」
「頑張って、もうちょっとだから。」
少年の心意気にうたれ懸命に足を引きずりながらでも前へ進む少女とそれを寄り添い必死に鼓舞する少年
しかし、
フッ
「「っ!?」」
突如として影に覆われる
今は室内にいるはずなのに・・・
二人が目線を上へあげると
「うわああああああ!?」
「きゃああああああ!?」
巨大な仮想敵の足が二人の上から踏み潰さんと落ちてきたのだ
ガッ ドサッ
更に視線を上に向けたことに寄りこけてしまう二人
(不味い、このままじゃ・・・。)
(あかん、二人とも・・・。)
ついに二人は目を瞑り最悪のシナリオに備えた
「「・・・?」」
しかし来るはずの衝撃が来ないことに疑問を感じる二人は目を開けたそこには・・・
「グウウウウウウウウ・・・」
金髪の偉丈夫が踏ん張り足を塞き止めていた
「ハリーアップ!!ボーイアンドガール!!」
偉丈夫の言葉にハッと我に帰った二人は体勢を建て直し再び影の外へ向けて進みだした
そして二人が影の外へ出ると
「まったく、とんだじゃじゃ馬だぜ!だかなぁテリー様にかかれば!!」
グググ・・・
「乗りこなせない馬はないのさ!」
グオッ ドドドドドン
テリーは仮想敵の足をそのまま押し返し転倒させてしまった
しかし・・・
ギギギギギ・・・
再び立ち上がり暴れ回ろうとする仮想敵
「ハンッ、だったら今度は立てないようにッ!?」
すると近くのビルからなにかが飛び出してきた
(あれはさっきのグリーンヘアーボーイ!?)
「SMAAAAAASH!!」
引き絞られた拳から放たれた一撃は仮想敵を木っ端微塵に破壊してしまった
(しまったあああアアア!降りることを考えてなかった!)
仮想敵を豪快にぶっ飛ばした後少年は重力のままに落ちていた
このままでは地面にぶつかる!
そう思っていたとき
「ハッ!」
ガクンッ
何者かが自分を受け止めくれた
(さ・・・さっきの外国の、)「エ~ッサ、サンキューベリーマッチ・・・。」
たどたどしく英語でコミュニケーションをとろうとする少年
「ハハッ、日本語で大丈夫だよ。」
その気遣いに感謝しながら尋ねる
「しかし、あのあのガールを助けようと真っ先に動き出したかと思えば最後はあのデカブツを一撃K.O.かよ!最高に熱いぜサムライボーイ、気に入ったよ!名前教えてくれよ。」
(サ、サムライボーイ・・・。)「い、
「ミーはテリー!
~~~翔野テリー
出身 アメリカ合衆国
身長190cm
体重95㎏
個性・・・『超人』
キン肉マン連載開始から40周年だそうです。
皆様の好きな超人は誰ですか?
感想・アドバイス・評価その他諸々お待ちしております。
翔野テリーのコスチュームについてどれがいいか悩みましたので皆様のご意見をいただきたく思います。票が多いのが絶対というわけではなく参考材料の一つとさせていただきます。ご了承ください
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1ショートパンツ、リングブーツ手袋のみ
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21の上に初期の保安官タキシード
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31の上にマシンガンズの入場コス
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4その他