また置いてかれた…!
どうしてなんだ…俺はそんなに頼りないのか…!
俺はダイの大冒険のファンだ
いつも少年ダイや彼の仲間達の活躍を見て興奮していた
だからこそあの最終回
ダイが世界を救うため一人で消えたあのオチは感動はしたがだからこそ許せなかった
何故だ!?
今までダイは頑張って来た!
だからこそあいつは幸せにならなきゃならない!
そんな想いを抱いた
その後俺の想いが届いたのか俺の願いが叶うチャンスが訪れた
ある日買い物の帰り赤信号を飛び出す子供を見た
トラックが走って来る
テンプレにも程があるが気が付けば俺は子供を助けに行きトラックに轢かれてしまったらしい
その後白い世界で俺は目覚め神を名乗る人物に出会った
特典付きで転生をさせてくれると言うそいつに俺は言った
ダイの大冒険の世界にダイの弟として転生させて欲しいと
ダイと同じ竜の騎士バランの息子ならダイの助けになれる
そう思ったのだ
願いは聞き届けられ俺は転生した
だが…
向こうに着いた俺は最悪の事実を知った
俺は確かにブラスにダイの弟として育てられたが俺はダイの少し後にダイのように小船に寝かされた状態で島に流れ着いていたらしい
……そう、俺は竜の騎士とは血縁関係の無い
ただの一般人だったのだ
その事実を知った俺はそれこそ我武者羅という言葉が似合う程身体を鍛えまくった
デルムリン島は割と広く今の俺のような子供が暴れるのにはもってこいだ
島でランニングを行ったり、仲良くなったモンスターを組手を行ったり知識にある魔法の契約を試みたりしてみた
結果剣技も体力も遊んでいただけの筈のダイに負けた……
しかもダイにとって俺は庇護の対象らしく無茶をやる度に窘められた
……というか何かダイが原作よりしっかりしてるような……
どうも俺がいた事で精神の成熟が原作より早いらしい……
これではいけないと更に自分を追い詰めるもダイとブラスに止められてしまい過度に自分を鍛えるのは止めさせられた
ちなみにダイの方は魔法を早々に諦め剣技を磨いている
将来は戦士を目指すそうだ
我流の筈なのに明らかに洗練されていってるのはやはり血筋なのだろうか……
俺はどうすればいいんだ……
やがてニセ勇者でろりん一行が来た際俺はダイにどう扱われているのか改めてはっきりと自覚した
そう俺はダイに置いていかれたのだ
半ば消えかけている原作知識を頼りに島を飛び出し勘で海を進み何とかロモスに辿りついた俺を待っていたのは友人のモンスター達と協力し実力ででろりんを下したダイの姿だった
設定
主人公 ダイの大冒険の世界にダイの弟として転生した一般人
ダイを助けるためダイの弟として転生したが竜の騎士との血縁関係は一切無かった
武術の才能はダイやヒュンケルに遠く及ばず(それでも比較的素質はある方)
魔法は紋章の力を使わないダイより可能性があるがポップの方がはるかに上
結果ダイにとっては守るべき存在として定着してしまった
基本ダイには無意識に足手纏いとして扱われるため旅の最初の時点から置いていかれた
おぼろげに残っている原作知識を使い追いかけるもその度に撒かれている