ネタ帳   作:三和

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ハイスクールDxDにクレイモアがいたら8

「…おい、リアス?どう考えても歓迎ムードには程遠いんだが?」

 

「…さっき言ったでしょ?貴女がやり過ぎるから警戒されてるのよ…。…一応言っておくけどチラッとは説明してあるからね、貴女の事。」

 

主の口から説明してこれなら本人とは言え何言っても無駄だと思うがな…。

 

「…テレサだ。私の事は聞いてるとの事だからな…まあお前らが聞きたいのは一つか?…私が敵か?味方か?」

 

「……」

 

誰も何も言わないがその沈黙が雄弁に語っている。

 

「…結論から言えばどちらでも無い。私はサーゼクスの庇護を受けているが、別に悪魔には転生してないし、悪魔陣営に積極的に関わるつもりもない。…サーゼクスと個人的に付き合いがあるだけだ。…つまりお前らが私の邪魔をしないなら私からは何もせんよ。」

 

「…テレサ、貴女…」

 

「リアス、私は歩み寄る気の無い奴におべっかを使う気は無い。…私も暇じゃないんだ、手っ取り早く行こう…今更隠す事も無い…私がどんな種族か教えておく…それで今日は帰る。」

 

私は魔術を解き人に近い姿からクレイモアとしての姿に戻ると、着ているジャージの前を開け、中のシャツを捲り上げる

 

 

「テレサ、貴女何して…!それは!?」

 

「…これが妖魔の血肉を入れる際に着いた傷だ。これだけは何があっても治らん。…それから…」

 

私はポケットに入れっぱなしになっていたカッターを取り出す…警戒度が上がるが気にせず作業に移る。

 

「…悪魔は傷の治りも早いし割と丈夫だそうだな…では…!」

 

私はカッターを腕に当てると力を入れ横に引く。…意識して攻撃に対する耐性を上げなければこんなチャチで大して斬れ味の良くない刃でもクレイモアの身体を傷付けることは出来る。

 

「何してるの貴女!?」

 

「黙って見てろ。…見ろ、もう治り始めて居るだろう?これが妖魔の血肉をその身に取り込んだ人間、半人半妖のクレイモアと呼ばれる化け物の身体だ。…分かったか?」

 

言葉も無い、か。さて…

 

「もう良いか?私は帰りたいん「お待ちなさい!」ん?お前は?」

 

姫島朱乃か。何か言いたい事でもあるのか?

 

「確かに貴女の事をろくに知ろうともせず敵意を向けた私たちが悪いのかも知れません…ですが!説明だけなら斬らなくても良かったでしょう!?自分の身体を傷付けるなんて何を考えてるんですの!?」

 

何を言ってるんだ、こいつ?

 

「…別に良いだろう?治るんだから「そういう問題じゃありませんわ!」何なんだ…?」

 

「貴女は…女性でしょう?」

 

「…私はただの化け物だ。それ以上でも以下でも無い。」

 

「違います!貴女は人間です!人を愛する事の出来る人間です!」

 

「…リアス、何なんだこいつ?」

 

「…ハア…ここまで貴女が自分を蔑ろにするなんて思わなかったわ…言っておくけど朱乃はこうなると長いわよ?クレアを迎えに行くわね?大丈夫。クレアの携帯の番号は聞いてるから…」

 

「何が大丈夫なんだ、おい!?「テレサさん!?聞いていますの!?」…何なんだ、本当に…。」

 

この後私は姫島朱乃に散々説教をされた…途中で逃げようにもクレアが見ているんじゃそうもいかないしな…全く。来るんじゃなかった…。

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