ネタ帳   作:三和

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ハイスクールDxDにクレイモアがいたら25

オカルト研究部の部室…相変わらず塔城小猫と姫島朱乃の二人にくっつかれながら私は考え事をしていた…

 

…この後はどうなるんだ…?

 

ハイスクールDxD原作の始まりは簡単に言えば堕天使レイナーレに主人公の兵藤一誠が殺される所からスタートする…そこにやって来たリアス・グレモリーの手によって悪魔に転生し、と言った所だ…既にこの流れが私の介入で壊れている…そもそもその後平たく言えばアーシア編にて再び対峙する筈の堕天使四人の内リーダーのレイナーレと部下のカラワーナを既に倒してしまっているからな…

 

つまり通常通りアーシア編に移行するか分からない…更に不安要素がもう一つ…残り二人の堕天使、ミッテルトとドーナシークの所在は不明のままだ…アザゼルの話によるとレイナーレとカラワーナ曰く、『アジトにいなければ何処にいるか分からない』だそうだ…

 

ドーナシークはともかく、ミッテルトはそこまで優秀では無かった印象があるのだが…

 

……仮にこの二人が地下に潜るとして…その目的は何だ?次はどう動く?…やはりアーシア・アルジェントの神器「聖母の微笑み」が目的なのか?…駒王町界隈の教会など当にアザゼルが押さえてる筈だ…アーシアをここに呼ぶ名目が無い…分からん…まあ良いか。私は頭脳労働は余り得意な方じゃない…なる様にしかならん…大体今日まで動きが無いんだ…ずっと何も無い訳は無いがしばらくは様子見で良いだろう…

 

「…テレサさん?」

 

「ん?何だ?」

 

「…何か考え事ですか?…それもかなり深刻そうな…」

 

「大した事じゃない…大丈夫だ…。」

 

「…テレサさん…」

 

「ん?」

 

「…何かあるなら何時でも言ってくださいね?…それとも私はそんなに頼りないですか?」

 

「…ありがたいが…まずは自分の事を何とかした方が良いぞ?大体、お前は何時まで私にくっ付いてる気なんだ?」

 

「…良いじゃありませんの。」

 

拗ねたような声音でそう言う姫島朱乃…これで頼りになるわけ無いだろう…取り敢えずオカルト研究部に広がるこの緩み切った空気も問題だな…この後問題が起きても全く対応しきれないぞ…そう言えばこいつら最近はぐれ悪魔狩りはしてるのか?…後でリアスに聞いてみるか…

 

 

 

 

「…依頼が無い?」

 

「…そうよ。…ここの運営程度なら資金源にはそこまで困ってはいないけど…正直このままだと有事の際に対応出来ないわね…テレサ、最近は「最近の私ははぐれ悪魔狩りをしていない」…そう。」

 

最近は姫島朱乃が泊まりに来ていたしな…

 

「…でもそれ以前に今ならはぐれ悪魔にも勝てるかどうか…イッセーはまだ戦った事が無いから他の皆に任せるのは当然としても…」

 

「…今のあいつらは緩すぎるな…そもそも連携も一切取れんだろ。」

 

戦いの際数の利点を活かすにはお互いの事をどれくらい知っているかは戦闘経験と同じくらい重要なファクターだ…緩いのはまだ良いとしても…姫島朱乃と塔城小猫は私にくっ付くばかりで兵藤一誠とも、リアスとも会話しようとしない…木場祐斗は完全に孤立している…相手が弱いなら良いが…格上の相手なら無理だな…

 

「…正直に言えば…チームとしては私に初めて会った時の方がずっと強いだろうな…リアス、どうする気だ?」

 

「……」

 

「早い内に答えを出せ。…何か起きてからでは遅いぞ。」

 

私はリアスにそう告げると背を向ける…私はクレアを守りたい…ただそれだけだ…こいつらに手を貸すのも所詮それが理由だ…

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