ネタ帳   作:三和

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ハイスクールDxDにクレイモアがいたら66

「…ん…むっ…朝か…いや…今何時だ…?」

 

明らかに何時もより多めに寝てしまった事を察知し起き上がろうとして…顔が柔らかい物に触れている事に気付く。

 

「…そうか…昨夜は結局あのまま寝てしまったんだな…」

 

目の前にある物が黒歌の胸である事に気付き昨日の記憶が蘇る…いくら柔らかいとはいえ、ずっと顔に押し付けられていればさすがに寝苦しさで目を覚ますと思うが夜中に目覚めた覚えは無い…つまりこいつは寝ながら私をずっと絶妙な力加減で抱き締めていた訳だな…器用な奴だ…

 

「…ありがとな。」

 

…小さい声で礼を言う…私も面と向かっていい寝心地だったとは言えん。気恥しいにも程がある…さて、このまま惰眠を貪りたい所だが…

 

「…そろそろ起きなければ…く…。」

 

名前を呼んで起こすのを寸前で踏みとどまる…昨日は黒歌も大変だった筈だ…朝食までまだだいぶ間がある筈…ギリギリまでは寝かせてやりたい。

 

「…むっ…!…ダメだな。」

 

力加減が絶妙で身動ぎは出来るがさすがに起きるにはこの手をどうにかしなければ…だが無理に退けようとすれば黒歌は起きてしまうだろう…

 

「…どうすれば「テレサ?黒歌?入りますよ?」あ…」

 

部屋に入って来たグレイフィアと目が合う…気まずい沈黙の後…

 

「…遅いから呼びに来たんだけど…お邪魔だった?」

 

「…ニヤニヤしながら戯れ言を抜かすな…ちょっと手を貸してくれ…」

 

その一言で何をしたいか察したのだろう更に笑みを深くしながらこう言って来た。

 

「あら?もう少し堪能してても構わないわよ?朝食までもう少し時間あるし。」

 

こいつは…!

 

「…真面目に困ってるんだ…!早くしてくれ…!」

 

焦る私を後目に奴はデジカメを…おい!?それどっから出した!?待て!?撮るな!?撮るなよ!?おい!?

 

「記念に一枚♪」

 

やめろ!?

 

……黒歌を起こしたくないが為に大声を上げる事も出来ず結局散々写真を撮られた後「朝食出来たら呼ぶからごゆっくり♪」の一言と共にグレイフィアは出て行った…

 

 

 

「…えっと…何かあったの、テレサ?」

 

「……何でもない。」

 

「…そっ、そう…」

 

リアスが声をかけてくるが私は真面に返事をする気力も無かった…朝食も味がろくに分からなかった…くそっ!どうして私がこんな辱めを…!

 

その日の訓練はついつい力が入った。兵藤や木場が何度か宙を舞ったが…その都度すぐに復帰してくる辺りやはりこいつらも見込みはあるな…私は冷静になってからそんな事を考えていた…

 

 

ちなみに…

 

「おい!あの写真を消せ!」

 

「嫌ですよ♪」

 

結局あの写真はサーゼクスとリアスと眷属全員、それからクレアにもアーシアにも回された…

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