「…っ…!やはり無茶だったか…」
……数千度の炎を纏ったライザーを殴った私の手は炭化こそしてないが重度の火傷を負っていた…良く見れば先程確認した時計は腕に張り付いている…止まってないのが不思議なくらいだな…
「…足は黒歌のおかげで無事だな…こういう時はこの身が人でなくて良かったと思うよ…」
最もまた説教されるんだろうな…クレアとアーシアに試合を見せなくて良かった…無茶した事を知られるのもそうだがあんな蹂躙劇見せられん…
「…手を治しておきたいが…まずこの時計を削ぎ落とさなければ…」
「テレサ!?どうしたのその手!?」
「ライザーを殴っただけだ…あー…説教は勘弁してくれ…疲れてるんだ…」
リアスからの言葉を聞き流し、剣で腕に癒着した時計を皮膚ごと削り落とし、妖力解放をして手を修復する…
「…それじゃあ私は寝る。終わったら起こしてくれ。」
その場で横になる…さすがに疲れた…スタミナ不足をどうにかするのもこれからの課題だな…
「テレサ!?「お休み」…もう…」
その後、兵藤は見事ライザーを屈服させたらしい…と言ってもダメージの七割方は私が与えたものらしく本人はかなり不満そうだったが知らん。…やり過ぎたとは思うが反省はしない。兵藤としてはどうか知らんが私はあいつが嫌いだからな…
「…さて、これをクレアたちに見せるかどうかだが「ダメだ」しかしだね、二人は君の活躍を見るのを楽しみにしてるんだが…」
「…黒歌がリアルタイムで見たのは仕方無いとはいえ、あんな物見せられるわけないだろうが。」
今、私はサーゼクスの部屋にて黒歌と共に今ゲームの映像を見せられていた…やってる当初はあまり気にならなかったがこうやって改めて見ると私にやられてるライザーがとにかくグロい…こんな物二人に見せられるわけがない…
「…私にゃら良いって言うのは納得いかないにゃ。」
「そもそもお前まだ病み上がりだろう?無理して動かないで休んでれば良かったんだ…別にこんなの見なくてもだな「家族の晴れ舞台を見に来ちゃいけにゃいの?」…そういう言い方は反則だろう…」
「…改めて聞くけど…他にやりようは無かったの?」
「…無いな。ライザーは弱くは無い。あの時も何時の間にか私のスピードに追随していた…私が剣で攻撃出来るギリギリのスピードなら何れ攻略されていた…私自身長期戦は苦手だしな、さっさと決めるならあれしか無かった…」
「…そもそもあんたはにゃんでライザーとしか戦ってにゃいにゃ?」
「私が出るとあいつらの成長の妨げに「理由はそれだけ?」……寝てた…何故かリアスは起こしてくれなくてな…」
「リアスちゃんに聞いたら起こしたけど起きなかったって聞いたけど?」
「……先にあいつに聞いたなら私に聞く必要無いだろうが…」
「その辺の話は今は置いておこうか。…それでどうするのかな?編集しようにも君が参加したのはこの一戦のみだからそれも難しいのだが…」
「…二人には見せない。悪いがカメラのトラブルで映像が無いとでも言ってくれ。」
「…個人的には私もこれは見せられないと思うからね…二人にそう伝えておくよ…」