「…で、襲撃とは言ってもだ、三勢力のトップが揃い踏みして一応護衛も付いてる状態でいきなり正面から来る程連中も馬鹿じゃなかった…まぁそれでも特攻かけて来そうな狂人がいるわけだがそれはもう良いな…」
オフィーリア…実際一人でも何とかなりそうな実力を持ってるからタチが悪い。
「そこで奴らが考えたのが…今、私たちがいるのとちょうど同じ屋根の下にいる…とある転生悪魔の力を使う事だ。」
「まさか…!」
「おい?どういう事なんだ?この建物にいるってのは…」
「サーゼクス、本当に言っていいんだな?…一応考えてから言ってくれよ?…アザゼルは神器マニアだ。」
「…この状況で言わないのは無理だろう?構わない。」
「本当はリアスにも許可を取りたいんだがな…一応あいつの眷属だからな…まぁ仕方無い…その悪魔の名はギャスパー・ヴラディ。…転生前は言い方は悪いがダンピール…要するに吸血鬼と人間のハーフだ。」
「で…問題のそいつの神器ってのは?」
「本人の視界に入る者の時間を完全に止める『停止世界の邪眼』…ここまで言えば危険性は分かるな?しかもこいつは現状自分での神器の制御が一切出来無い…だから、今もこの旧校舎の一室に封印されている。」
「では、彼が敵に回ったと?…さすがにそれは…」
「…いや、本人に制御出来ないのを良い事に利用された…」
「…なら、話は早えな…そいつも会談の場に召還すりゃ良いだろ「いや、それが駄目なんだ。」何でだ?」
「彼はそもそも極度の対人恐怖症なんだ…だから封印と言っても実際は旧校舎内ならある程度行動していい事になっているんだが…」
「本人は自分の部屋に引きこもって絶対に出て来る事は無いんだよ。ちなみに会いに行っても無駄だぞ?時間を止められて逃げられる…本人の恐怖心に同調して無差別に発動するからな…恐らく私たちの誰が行っても話は出来ない。」
「参ったな「そう言えば」何だ、まだ何かあんのか?」
「良く考えたら私も止まってしまうだろうな…これを何とかしないと私は最悪戦力から外れてしまうな…」
「マジかよ…」
「しかし、それであればオフィーリアも「そうとも限らない」何故かな?」
「前にも言ったが、そもそもクレイモアが魔力なんて持ってる筈無いんだよ…だが、私は微量だが魔力を持っている。」
「おい、だとすると…」
「私は何も出来ないが、仮にオフィーリアが相当量の魔力を備えていたら、自分で対策を取れるかもしれない、という事だ…つまりだ、私が一切動けない状態のまま、奴と戦わなくてはならない可能性が出て来るわけだ…」