「邪魔するぜ」
俺は依頼人の部屋の前のドアを開ける
「…ノックくらいしたらどうですか?相変わらずガサツなのですね」
ドアを開けてすぐ銀髪の女が青筋立てて小言を言ってくる
「…良いだろ、別に。大体そっちが呼び出したんだろうがよ。それともアレか?二人きりの時間邪魔されてキレてるとかか?」
俺はその女を煽る
正直これが割と楽しいのだ
向こうでは感じられなかったことだな
「!あなた……!」
おーおー怒ってる怒ってる
「グレイフィア。私の顔に免じてここは退いてくれないか?エルクも会う度彼女を怒らせるのは辞めて欲しい。それに彼女は僕の女王で妻だ。あんまりからかわれると黙っていられなくなるのだかね」
「サーゼクス様がそう仰るなら…」
「…悪かったよ…で、依頼の内容は?」
俺は形だけ謝罪を入れると用件を聞く
「私の妹の事は覚えてるかな?以前話したと思うんだが?」
「…ああ。確かリアスとかって言う名前だっけ?それがどうした?」
「うん。彼女は今日本の駒王町という場所で領主をしている」
「ほう…それで?」
「彼女の護衛をしてもらいたいのだ」
「…どれくらい?」
「期間は特に決めてない。まあ彼女が一人立ちするまでと言ったところかな」
「待てよ。確かそいつ学生だろ?さすがに四六時中張り付いてるのは無理だぜ?大体俺は長期依頼は受けるつもりは無いんだが?おまんまの食いあげだからな」
「君の駒王町での生活費は払おう。それから何も一日中監視してろとは言わない。空いてる時間は他の依頼を受ければいいしね」
「いや。だからどうやって護衛すんだよ?俺は部外者だ。学生の護衛なんて…」
「その点は心配要らない。もう君の転入は決定しているからね」
「……は?」
「ほらこれが生徒手帳だ。」
「…ふざけんなよ。俺はまだ受けるなんて…」
「頼む。」
俺に頭を下げるサーゼクス。チッ!
「わぁーったよ。……てか何から守れって?仮にも一人前になるため奮闘してる奴に横から手助けは不味いんじゃねぇのか?」
「…うむ。そうなんだがどうにも駒王町で異変が怒っているようなのだ。彼女では手に余るかもしれない。」
「過保護すぎじゃねぇのか?俺はそいつの思う通りにやらせるべきだと思うがな」
「そうは言ってもだな……身内としてはやはり心配なのだ。エルク頼む」
「…だから頭下げんなって。へいへい。分かりやしたよ。だが一つ条件がある」
「何だい?」
「俺は俺のやり方でやる。それが条件だ」
「ああ。それで良い。頼んだよエルク」
「んじゃ必要なもんは後で送ってくれ。俺も準備しとくわ」
「…彼に任せて大丈夫なんですか?」
「彼は信用出来る。それに実力は知っているだろう?」
「…」
「彼なら必ずリアスの成長を促してくれる。何せ背負ってるものが違うだろうからね……」
エルク
アークザラッドシリーズのキャラ
とある遺跡を調査中にハイスクールDxDの世界に転移した
現在は依頼を受けはぐれ悪魔を狩りながら生計を立ててる
設定に無理が……