始まりは些細なことだった
正義の味方の味方になると誓ったあの日からしばらく経った頃の話だ
重い荷物を持って酷く疲れているらしいおばあさんがいた。
俺は持ちましょうか?と声をかけた
初めは渋っていたが彼女はやがて折れた
荷物を持つだけでなく俺は更に彼女を背負った
結局俺は彼女の家まで荷物と彼女を運んだ
その時彼女は執拗にお礼がしたいと俺を家に上げようとしたのだ
結局断りきれず彼女にお茶とお菓子をご馳走になり彼女の家を辞するとき俺がポロッと漏らした今は一人で暮らしているという話を覚えていたのか彼女は俺に半ば強引に俺に自分が作ったという惣菜を渡したのだ
それからというわけでは無いが俺は明らかに変わったのだ
俺もどこかで気づいていたのだろう
無償で人を救い続けるなんて不可能だって
人を助けていくには必ず先立つ物が必要になってくるのだ
俺には金が無いわけじゃない。でも湯水の如く使っていれば直ぐに底を突く
俺が倒れれば人を救えない、それは許容出来ない
だから……
「遠坂、俺と同盟を組まないか?報酬は要相談って事で。これなら未熟者の俺と組む理由が出来るだろう」
「……いいわ。同盟成立よ」
「慎二、俺と組もう。メリットは……分かるだろ?」
「……ふん。僕じゃ半端者のお前相手でも勝てないな。ましてやお前は取引で嘘は付かない。何を考えてるかはしらないけど。いいさ、乗ってやる。僕もあの爺さんの顔を見るのに飽き飽きしていた所だ」
「キャスター…お前はマスターといられればそれでいいんだろう。なら俺の手を取れるだろう。俺は聖杯に興味が無いからな。最もセイバーは別だろうが」
「……坊や、貴方には甘さがある。少しでも油断したら貴方の首を取るわ」
「アーチャー!これが俺の答えだ!我武者羅に周りを顧みず戦闘機械となったお前とは違う!」
「御託を並べる暇があるのならその力を証明して見せろ!」
「英雄王。お前から見て俺はどうだ?薄汚く生き足掻く俺はどう見える?……答えろよ!裁定者!」
「吠えたな!身の程知らずの贋作者が!」
「セイバー…俺はお前の願いは否定しない。過去をやり直したいと思うのは英雄でも人間でも変わらない自然な事だ。……唯、俺はそうしたいと思わないだけだ。何か間違ってるか?」
「シロウ…貴方は…」
「言峰…お前には分からないだろうな。人として壊れているお前には」
「……衛宮士郎、何を考えている?」
「聖杯は破壊する。皆、力を貸してくれ」
多くの敵だった者さえとも肩を並べられる
ああ……きっとこれが本当の……
衛宮士郎の魔改造
要するに救う目標に自分が入っていることと救うために手段を選ばなくなっただけ
ついでに言えば魔術も多少上方修正入ってるから原作以上に無茶が出来る
単なる俺TUEEEE系
実は途中で何を書きたいのかわからなくなったのが本音
最後のシーンは普通に言峰やギルガメッシュ、アーチャーまでいたり
……実際どうすりゃこういう展開になるんだろうか?