「…聞いて、良い…?」
「ん?」
「貴女は…今までも…何人かの戦士と関係を持ったんでしょ…?」
「そうだな。」
「…貴女から、誘ったの?」
「…私が自分から誘ったのは二人目だけだ…後は…全員相手からだな…」
「そう…」
「…私の経験人数なんて確認する必要も無いだろう?…あいつは初めてだった様だしな…」
……女同士でするのは。
「…さて、もう良いか?」
「ええ…ホント…悔しい…私ばっかり…」
「何言ってる…お前がされたかったんだからそれで良いだろう?」
「だって…」
「私はもう戻るからな。」
ジャージのチャックを閉め、ドアに向かって行く…
「ねぇ!」
「何だ?」
「また…付き合ってくれる…?」
「…あいつか、黒歌に頼め。」
「あの子はともかく、黒歌は何で…?」
「お前割と黒歌を気に入ってるだろ?」
「…正直、揶揄うと面白そうだとは思ったわね…」
「あいつ自身、同性同士は経験少ない様だからな…中々可愛い反応を返してくれるだろうさ…」
「あらそう?…ちょっと楽しみになって来たわ…今夜辺り誘おうかしら…私にあんまり警戒してない様だし。」
そう言って舌なめずりするオフィーリア…
「程々にしておけよ、色魔。」
「あら…ちょっと人聞きの悪い事言わないでよ。」
「数日と我慢出来なくて色魔じゃないわけだろ。…ちなみに黒歌はそれを嫌がってるから多分、手を出そうとしたら猫に戻るぞ。」
「えー…でもなら、その状態で手を出してみたいわね…」
見境の無い奴だ…
「どちらにしろ、黒歌に手を出すなら抵抗に気を付けろ…黒歌はあいつとある程度互角に戦えるからな?相当骨が折れるだろうさ…」
「え!?…そっ、それって…性的によね…!?」
「馬鹿か。戦闘の話に決まってるだろ。」
「……」
「じゃあな、もう行く。」
オフィーリアの部屋を出た。…既に日が昇っている…
「あっ、帰って来たにゃ?」
「ん?起きてたか。」
「もう朝九時よ?一般的にこの時間起きてなかったら問題じゃにゃい?」
…こいつの口調…普段から統一してくれないと気になって仕方無いのだが…最も真面目な話してる時にこの口調だとキツい物があるが…妹の方は基本、標準語だから単なるキャラ付けの為なんだろうな…
「ん?にゃに?」
「いや?何でもないよ。」
「ふ~ん…で、何処行ってたにゃ?」
「……分かるんだろ猫又?オフィーリアの所だよ。」
出る前にシャワーは一応浴びて来たが、こいつなら鼻が利くから分かるだろ。
「……責めるつもりは無かったけど…何かそう開き直られると何かムカつくにゃ…」
「同僚…というか後輩を慰めに行っただけだからな、別に責められる謂れは無いな。」
「確かに貴女の話聞いたら仕方無いのかもって…思うけど…」
「寂しかったなら丁度良かったな、お前に朗報だぞ?」
「……寂しかったつもりは無いけど…何?」
「オフィーリアは…今夜はお前を誘うそうだ。」
「へっ?……えっ!?どういう事にゃの!?」
「いや、だから今夜は多分お前がオフィーリアに襲われる事になる、と「いやいやいやいや!?にゃに言ってんの!?」だからだな…」
「何回も言わなくても分かってるにゃ!だから何で私がその、オフィーリアと…!?」
「あいつがしたいからだろ?嫌なら断れば良い。」
「どうやって!?馬鹿な事言ってないで助けて!?」
「嫌だ「何で!?」面白そうだからに決まってるだろ。」
「お前最低だにゃ!?…あっ、そうだ猫に「オフィーリアはその状態でもヤる気だぞ?」嘘でしょ…!?」
「良いから黙って食われろ…その方が…私は楽しい。」
「この鬼!悪魔「違う、私は化け物だ。」何言ってるにゃ!?」
ギャーギャー騒ぐ黒歌を無視して私は黒歌が作った朝飯を皿に盛り付け、食べ始めた。