『…そうか…確かに…その可能性を考えていなかったな…』
「まぁ私も昨日まで忘れていたからな…リアスたちには予定変更を伝えておいてくれ。」
サーゼクスにギャスパーが会談の場に出席する事の問題点を電話で伝える…取り敢えずこれで唐突な予定変更でリアスと揉める事も無いだろう…
『しかし…彼だけにクレアとアーシア、自分も含めて三人分の身を守らせるのは不安だね…』
「一応、私かあいつのどちらかが、ギャスパーの所へ向かうつもりだ。」
『まだ、どちらが行くのか決まって無いのかい?』
「そもそも明日、私の魂の定着に成功しなければこの身は一人分しかないからな…最悪そちらの守りはオフィーリアが居れば十分だろう?」
そもそもあの場に揃うのは、相当の実力者ばかりだ…私たちの力が必要かどうかも分からん。……それにしても明日か…改めて、もういよいよ時間が無くなって来たと感じるな…
『そうだね、戦力的には十分過ぎるくらいだ…最も、ハッキリ言って私はまだ彼女を信頼しきれないからね…監視役として居て貰いたい所だけど…』
「黒歌とアザゼルの仕事が上手くいくのを祈れ。…悪いが、私とあいつは基本的に三人を守るのを優先させて貰う。あいつはともかく、私はギャスパーを信頼しきれないからな…」
サーゼクスに多少皮肉を込めて返してやる事にする…そもそもギャスパーがどれだけ上手く立ち回ろうとアーシアを守れるかは分からん…クレアの為なら平気で死を選べるのだからな…
『そうか…まあ仕方無いね「そんなに気にする事も無いだろう?お前ならすぐにオフィーリアを止められるだろう?」…彼女クラスだと最悪殺す必要があるのだが…』
「殺せば良いだろう?オフィーリアが本気で暴れたら野放しに出来ないのは想像出来る筈だ…何だ?情でも移ったか?」
『…たった三日間彼女と接しただけだが…実は破綻者でも無ければ、単なる悪人でも無い事はすぐに分かってしまったからね…』
「そうか…お前がそう言うなら良いんじゃないか?」
今の私も十分に甘いからな。
『さて、では失礼「悪い…一つ相談しても構わないか?」何かな?あまり時間は無いから出来れば手短に頼むよ?』
「実はな…」
私は昨日の黒歌とアーシアとの一件を話してみた…
『成程ね…そんな事が…』
「お前にどうする事も出来ないのは分かるが取り敢えずグレイフィアには話しておいてくれないか?あいつは個人的に黒歌と仲がいいみたいだしな…」
『伝えておこう…後でグレイフィアから連絡があると思うから出られる様にして置いてくれ…では、また…』